第83回ヴェネチア国際映画祭 Venice Immersiveでの展示を無事に終え、帰国しました。
ヴェネチアでは、世界各国から訪れた多くの方々に『Nox』を体験していただき、9月3日にはレッドカーペット、9月4日にはCreators Talkにも登壇しました。
そして、ヴェネチアはゴールではなく、本当に「世界への入口」になりました。
10月には台湾・高雄映画祭XRコンペティションでの展示が決定。そして11月には、再びヨーロッパで『Nox』を展示する予定です。
作品を海外へ届け続けるためには、渡航費だけでなく、展示用PC・VR機材の維持や輸送、現地での設営、映画祭への出品費など、これからも継続して費用が必要になります。
皆さまのお力で達成した最初の目標200万円に続き、現在はネクストゴール250万円に挑戦しています。
クラウドファンディング終了は9月27日です。
最後まで、『Nox』がヴェネチアのその先へ進んでいく挑戦を応援していただけましたら嬉しいです。
新しいリターンを追加しました
ヴェネチアから帰国後、新たに2つのリターンを追加しました。
①【限定10名】ヴェネチア帰国報告会+『Nox』体験会 30,000円
ご好評につき完売した「ヴェネチア帰国報告会」に、『Nox』国内体験会を組み合わせた追加リターンです。
ヴェネチアで実際に作品を発表して見えたこと、現地での反響、世界各国のクリエイターや映画祭関係者との交流、展示の舞台裏、そしてこれからの『Nox』について、ナカダリオ本人がお話しします。
さらに、約22分間のXR作品『Nox』を実際にご体験いただけます。
「作品について聞く」ことと、「作品の世界へ入る」ことの両方を体験していただける特別なセットです。
②【CAMPFIRE限定30冊】『Nox』公式アートブック 12,000円
『Nox』初の公式アートブックを制作します。
作中に登場するドローイング、未公開スケッチ、絵コンテ、3DCG・Unityの制作画面、Gaussian Splattingによる空間表現、各シーンのビジュアル、人格デザイン、白い花をはじめとするモチーフ、そしてヴェネチア国際映画祭での展示写真などを収録予定です。
A4サイズ/フルカラー/48ページ。
初版50冊のみ制作し、そのうち30冊をCAMPFIRE限定でご用意します。すべてにナカダリオ本人の直筆サインとシリアルナンバーを入れてお届けします。
プレミアム・プライベート体験会に、公式アートブックを追加します
③【アートブックを追加】50,000円の「プレミアム・プライベート体験会」をご支援くださる皆さまへ、今回新たに制作する『Nox』公式アートブックもお付けすることにしました。
すでにこのリターンをご支援いただいている方にも、追加でお届けします。
予約時間中の会場を貸し切り、周囲にほかの鑑賞者がいない静かな環境で『Nox』を体験していただいたあと、その世界観や制作の背景を一冊にまとめたアートブックを、作品の記憶とともにお持ち帰りいただけます。
アートブックには、作中ドローイング、未公開スケッチ、絵コンテ、3DCG・Unity制作画面、各シーンのビジュアル、人格デザイン、ヴェネチア国際映画祭での写真などを収録予定です。
もちろん、プライベート体験会のアートブックにも、ナカダリオ本人の直筆サインとシリアルナンバーを入れます。
これにより「プレミアム・プライベート体験会」には、
・会場貸切での『Nox』鑑賞・アートプリント・サイン入り『Nox』公式パンフレット・『Nox』公式アートブック(直筆サイン&シリアルナンバー入り)・オリジナル・サウンドトラック Special Edition早期視聴・エンドクレジットへのお名前掲載(希望者のみ)が含まれます。
🎯 ネクストゴール:250万円に挑戦します
皆さまの温かいご支援のおかげで、当初の目標金額である200万円を達成することができました。
ご支援くださった皆さま、応援し、拡散してくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。
現在、『Nox』は第83回ヴェネチア国際映画祭 Venice Immersive コンペティション部門で上映・展示されています。このヴェネチアでの挑戦を、ここで終わらせるのではなく、さらにその先へ、世界へとつなげていきたい。そのため、新たにネクストゴール250万円を設定し、もう一歩先への挑戦を続けることにしました。

ヴェネチアから、さらに世界へ。
『Nox』は、ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミアに続き、台湾・高雄映画祭「XR DREAMLAND」国際コンペティションへの選出も決定しました。
さらに現在、ヨーロッパをはじめとする海外の複数の映画祭・展示関係者から、『Nox』の今後の上映・展示についてお声がけをいただいています。
19歳の監督による初監督作品として始まった『Nox』が、ヴェネチアを起点に、少しずつ次の場所へとつながり始めています。
この機会を一つひとつ形にし、より多くの国、より多くの方々に『Nox』を届けていきたいと考えています。

ネクストゴールの使いみち
ネクストゴールで追加していただいたご支援は、主に今後の国内外での上映・展示を実現するための費用として大切に使わせていただきます。
・海外映画祭・展示への渡航費、滞在費
・PCやVR機材など、展示機材の輸送費
・現地での展示・セットアップにかかる費用
・国際映画祭への出品・参加に伴う諸経費
・今後の国内外での体験機会を広げるための費用
今後の映画祭や展示について、正式に発表できるものは、順次活動報告で皆さまにお知らせしていきます。

ヴェネチアで、いま起きていること
9月2日に開幕したヴェネチア国際映画祭では、『Nox』の体験予約が連日埋まり、世界各国から訪れた観客、クリエイター、映画祭・文化関係者の方々に作品を体験していただいています。
9月3日にはレッドカーペット、9月4日にはCreators Talkへの登壇も経験しました。日本で、ほぼ個人制作から始まった小さな作品が、いま世界の観客の前に届いています。けれど、これはゴールではなく、始まりだと思っています。ヴェネチアの先へ。『Nox』を、さらに世界へ。
ネクストゴール250万円への挑戦にも、引き続きお力を貸していただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
19歳、世界最高峰の舞台へ。
“Her work shines a light that the world needs.” — Audrey Tang
監督のナカダリオです。 このたび、私が監督・開発をしたイマーシブ映画『Nox』が、第83回ヴェネチア国際映画祭 Venice Immersive コンペティション部門に公式選出されました!
世界三大映画祭のひとつであり、世界最古の歴史を持つヴェネチア国際映画祭。そのXR・イマーシブ作品のコンペティション部門で、現在、『Nox』が上映・展示されています。
こんな夢みたいな報告ができるなんて、胸がいっぱいです!
本当に嬉しい!!!

photo by KAORU IZIMA
XR映画『Nox』について
『Nox』は、複雑性PTSDや解離、不思議の国のアリス症候群といった当事者の実体験から生まれた、約20分間のVR/MR作品です。
現実と自分との境界が揺らぐ感覚や、記憶・意識の分断。言葉だけでは説明しきれない感覚を、体験者自身の手や視線を通じて追体験します。スクリーンの向こう側の物語を鑑賞するのではなく、テクノロジーによって「誰かの心の内面世界」へ直接没入する、新しい試みの映像作品です。
オードリー・タン氏からのコメント
Her work shines a light that the world needs.
彼女の作品は、世界が必要としている光を照らし出しています。
台湾の初代デジタル担当大臣を務めたプログラマー・政治家のオードリー・タン氏からコメントをいただきました!
ご本人より『Nox』クラウドファンディングページへの掲載許可をいただきましたので、ご紹介します。
Photo: Rosiestep / Wikimedia Commons / CC BY 2.0
『Nox』について
『Nox』が、精神疾患をめぐって生まれがちな距離を拒んでいる点に、私はとても惹かれました。
リオさんは、トラウマ、PTSD、解離、そして不思議の国のアリス症候群(AIWS)という自身の実体験をもとに、この作品をつくっています。だからこそ、手の歪み、断片化された記憶、生き延びるために分裂する自己が、外側から想像されたものではなく、内側から感じられるものとして伝わってきます。
ソフトボディ表現を用いたハンドトラッキングから、触れたり形を変えたりできる無重力の水の身体へと移行するVRからMRへの展開に至るまで、その技術や表現は、感情とは別のものとして添えられているのではなく、感情そのものを伝えるために機能しています。
作品の核心について
それでも、この作品の核心にある『経験によって変化した身体を通して、再び世界とつながることとしての癒やし』という考えを、私はとても大切に感じています。
そこには、孤立を生むスティグマを、テクノロジーによって他者と共有できる理解へと変えていくための誠実さがあります。
クラウドファンディングへのメッセージ
リオさんのノミネートとクラウドファンディングの資金調達が素晴らしい結果になることを心から祈っています。彼女の作品は、世界が必要としている光を照らし出しています。
それでは。Audrey
About Nox
I really like how Nox refuses the distance that usually surrounds mental illness. Rio built it from her own lived experience of trauma, PTSD, dissociation, and AIWS, so the hand distortion, fragmented memories, and a self that splits to survive are felt from the inside, not imagined from the outside. The craft, from hand tracking with soft-body effects to the VR-to-MR shift into a zero-gravity body of water you can touch and reshape, serves the feeling rather than sitting beside it.
On the Heart of the Work
That said, I deeply value how the heart of this work—healing as reconnecting with the world through a body transformed by its experiences—captures the kind of honesty that allows technology to transform isolated stigma into a shared understanding.
A Message for the Crowdfunding Campaign
Wishing Rio the very best with the nomination and the crowdfunding raise. Her work shines a light that the world needs.
Cheers,
Audrey
株式会社STYLY 代表取締役CEO・山口征浩氏からのコメント
『Nox』に救われた人間の一人として
株式会社STYLY 代表取締役CEO・山口征浩さんより、『Nox』のヴェネチア国際映画祭 Venice Immersive選出に寄せて、コメントをいただきました。
山口さんは、XR/空間コンピューティングプラットフォーム「STYLY」を率い、XRクリエイターの発掘・育成プロジェクト「NEWVIEW」などを通じて、テクノロジーとアート、カルチャーが交差する新たな表現領域を切り拓いてこられました。
ナカダリオさん、『Nox』のヴェネチア国際映画祭選出、本当におめでとうございます。
痛みを作品にすることは、傷口を他人に見せることとは違う。その形も温度も、触れたときの恐怖さえも、誰かが入れる世界として設計し直すことなのだと思う。その世界を深部まで自分の手で組み上げた。テクノロジーが表現を支えるのではなく、テクノロジーそのものが彼女の言葉になっている。
『Nox』に触れたことで、言葉にできなかった自分の感覚も、ここに存在していいのだと思えました。
『Nox』に救われた人間の一人として、この作品がヴェネツィアまで届いたことを、とても嬉しく美しいと思います。
株式会社STYLY 代表取締役CEO 山口征浩

【作品概要】・作品名:Nox(ノックス)
・体験形式:Meta Quest 3(VRヘッドセット)装着による没入体験
・体験時間:約20分
・推奨年齢:16歳以上
(※心理的な不安、孤立感、解離的な感覚を扱う演出が含まれます)
『Tactus』から『Nox』へ
2024年にクラウドファンディングで130人の方々にご支援いただいた前作『Tactus』は、私の聴覚過敏と母のAPD(聴覚情報処理障害)をきっかけに制作したインタラクティブアート作品でした。個展や学会発表(NICOGRAPH2024デモ展示賞受賞)を経て、『Tactus』で培った技術と経験を土台に、より深い内面の世界へ踏み込んで完成させたのが本作『Nox』です。

制作の舞台裏
監督・脚本・演出・CG・プログラミング・サウンドなど、制作の大部分を自分で手掛けました。もちろん、自分ひとりの力だけではありません。企画や脚本は母に壁打ちになってもらい、インタラクション設計はメディアアーティストの先輩に相談し、軽量化や仕上げをエンジニアの方にサポートしてもらいながら、そして困った時はプロデューサーに助けていただきながら完成させました。
体調や薬の副作用と戦いながら、執念で完成させた作品がヴェネチアまで届いたことを、本当に嬉しく思います。
ヴェネチアから、その先へ。そのために必要なこと
夢のような機会をいただき、さらに今回の選出をきっかけに、多くの方から支援の手を差し伸べていただいています。
プリンシパルパートナーとしてケイエスティ・イベンツ株式会社様より大きなご支援もいただけることになりました。このご支援がなければ、ヴェネチアへの挑戦そのものが非常に難しい状況でした。心より感謝しています。
一方で、『Nox』をヴェネチアへ届け、そこで終わらせず、次の国際映画祭へ展開し、さらに日本で多くの方に体験していただくところまで実現するには、まだ大きな費用が必要です。
今回のクラウドファンディングは、ゼロから渡航費を集めるためだけのものではありません。
ヴェネチア選出という一度きりの機会を、Noxが世界へ進んでいくための出発点にするためのプロジェクトです。
① ヴェネチアへの渡航・滞在
選出が発表された7月時点で、今回のヴェネチア渡航に利用でき、選出後でも申請可能だった公的助成制度は、私たちが確認した範囲では実質1つでした。その申請予定の支援も、対象経費の2分の1、上限30万円です。
ヴェネチア国際映画祭では渡航費は支給されず、Venice Immersive Grand Prizeにも賞金はありません。宿泊サポートも2名分・各3泊です。
監督・プロデューサー・スタッフで渡航するため、それ以外の航空券や宿泊費、現地交通費などは自分たちで負担する必要があります。
② レッドカーペットの衣装
レッドカーペットや公式行事のための衣装も課題でしたが、今回の挑戦を知ってくださったご縁から、東京・恵比寿のブライダルサロン MAISON TRACY(メゾン・トレイシー) さんにドレスをご協力いただけることになりました。
多くの方の力を借りながら、ヴェネチアへの準備が少しずつ整っています。本当にありがとうございます。
③ ヴェネチアの先へ――他の国際映画祭への展開
ヴェネチアへの選出をきっかけに、台湾・高雄映画祭への選出が決定したほか、複数の海外映画祭・展示関係者から今後の上映・展示についてお声がけをいただいています。
映画祭によってはデータを送るだけで上映できますが、機材や展示スタッフが必要な場合もあります。また、上映だけでなく、現地での商談やネットワーキングも国際展開には重要です。
今後も世界各地での上映・展示の機会を広げ、ヴェネチアをゴールではなく、『Nox』を世界へ届けていく出発点にしたいと考えています。
大手資本と国家プロジェクトがひしめく世界最高峰に挑む
Venice Immersiveには、国の文化政策や公的ファンド、大手企業の資金を背景に、数千万円、時にはそれを大きく超える規模で制作された作品が世界中から集まります。
過去に日本から選出された作品も、WOWOW、バンダイナムコ、SONY、講談社など、日本を代表する企業がバックアップしてきました。
その舞台に、『Nox』は個人制作の作品として挑みます。
もちろん、『Nox』も完全な自己資金だけでつくった作品ではありません。経済産業省のコンテンツ制作支援事業「創風」に採択されたことで、制作を実現することができました。この支援には心から感謝しています。けれど、作品を完成させることと、完成した作品を世界へ送り出すことは別の挑戦でした。
ヴェネチアに選ばれた瞬間から、渡航、滞在、現地での活動、次の映画祭への応募と出展――今度は「世界へ届けるための資金」が必要になります。
そしてその先でも、大企業や国家規模の支援を受けた作品たちと、同じ舞台で競っていくことになります。
せっかく開いた世界への扉を、ヴェネチアだけで終わらせたくありません。
ここから先へ進む力を、どうか貸してください。

クラウドファンディングで実現したいこと
海外へ作品を届けること。
そこで起きたことを、日本の皆さんへ持ち帰ること。
そして、ヴェネチアを一度きりの出来事にせず、次の国際映画祭、次の作品へつなげること。
そのためにクラウドファンディングに挑戦します。
ご支援いただいた資金は、以下の用途に大切に使用させていただきます。
資金の使い道
・監督・プロデューサー・スタッフの航空券、現地滞在費、交通費
・海外渡航時の保険・通信費
・機材輸送費
・今後の国際映画祭への応募費・出展費・渡航費
・MAISON TRACYさんよりお借りする衣装のクリーニング費
・帰国後の国内体験会の会場費、設備費、人件費
・パンフレット・リターン制作費、発送費
・CAMPFIRE手数料
※目標金額を超えた場合は、追加の国際映画祭への応募・出展や、国内体験会の拡充に充てさせていただきます。
帰国後の『Nox』国内体験会について
ヴェネチア国際映画祭選出作品『Nox』を、日本で体験できる機会をつくります。
形式:Meta Quest 3を装着し、一人ずつ体験
所要時間:約30分(装着・説明含め/本編約20分)
会場:東京都内
時期:2027年1〜2月(前期)
募集人数:前期100名
※海外映画祭への参加日程や会場の状況により、開催時期が変更となる場合があります。出展予定や運営体制を確認したうえで、2027年4月以降に後期体験会の追加募集を検討します。
※『Nox』は1名につきMeta Quest 3とハイエンドPCを1セット使用するPCVR作品のため、通常体験会では2台同時稼働を予定しています。
※貸切で周囲を気にせず鑑賞できる「プレミアム・プライベート体験会(1台稼働)」もご用意しています。
※大きなフレームの眼鏡は装着できない場合があります。コンタクトレンズまたは裸眼での体験を推奨します。
リターンについて
【オンラインで応援する】
・ヴェネチア現地レポートコース 5,000円ヴェネチアでの展示の様子や、現地で起きたことを、写真と文章、動画配信でお届けします。
【ナカダリオと直接交流する】
・ヴェネチア帰国報告会+サイン入りパンフレット 18,000円
帰国報告会では、映画祭の舞台裏、現地での反応、制作ノートや映画祭用資料の抜粋などを共有します。
体験会チケットを含みません。
【日本で『Nox』を体験する】
・【早割】体験会+パンフレット 9,800円
・『Nox』前期体験会+パンフレット 10,000円
・プレミアム・プライベート体験会 50,000円
プライベート体験会では、予約時間中の会場を貸切にし、最も静かで深い鑑賞環境をご用意します。
【企業・団体として支援する】
・ブロンズスポンサー 100,000円
・シルバースポンサー 300,000円
・ゴールドスポンサー 1,000,000円
小規模企業、店舗、個人事業主の方にも参加していただけるコースから、支援企業内での出張体験会を含むゴールドスポンサーまでご用意しています。

これまでの歩みと今後のスケジュール
2024年7月:創風採択により『Nox』制作開始
2026年1月:第55回ロッテルダム国際映画祭 IFFR CineMart Lightroom 選出
2026年3月:Beyond the Frame Festival 2026(東京藝術大学)展示
2026年8月 クラウドファンディング開始
2026年9月2日〜9月12日 第83回ヴェネチア国際映画祭
2026年9月末 クラウドファンディング終了
2026年10月〜11月 国内外の国際映画祭・展示への参加予定
2026年12月 帰国報告会
2027年1月〜2月 『Nox』前期体験会、プレミアム・プライベート体験会
2027年3月 リターン履行完了予定
※『Nox』は、ヴェネチア以外の国際映画祭にも応募しているため、アジア、欧州などで開催される映画祭への出展が決まる可能性があります。新たな選出が決まり次第、活動報告でお知らせします。
クリエイター
ナカダリオ
メディアアーティスト/エンジニア/映像作家
小中高を通じて長期にわたる不登校を経験。自宅で過ごす長い時間のなかで、プログラミングや映像制作、コンピュータグラフィックスを独学で学び、テクノロジーと表現への関心を深めてきた。その経験を創作の原点に、没入型テクノロジーを用いて、知覚、意識、記憶、身体感覚を探究する作品を制作している。 インタラクティブアート作品『Tactus』では、その成果を筆頭著者として芸術科学会NICOGRAPH2024で口頭発表、デモ展示賞を受賞。作品制作と学術研究の両面から、没入型テクノロジーによる知覚や身体感覚の表現を探究している。 現在、慶應義塾大学環境情報学部に在籍。
最後に
『Nox』は、一人で体験する作品です。
けれど、この作品をここまで運んでくれたのは、一人の力ではありません。
制作を支えてくれた人、作品を体験してくれた人、言葉をかけてくれた人、前回のクラウドファンディングで応援してくれた人。そして今回、ヴェネチアへの挑戦に手を差し伸べてくださった企業や助けてくださった皆さん。
多くの方の力によって、『Nox』はここまで辿り着きました。
そして今、ヴェネチアはゴールではなく、次の始まりになっています。
この先、どんな人と出会い、どんな反応が生まれ、『Nox』がどこへ進んでいくのか。まだ誰にもわかりません。
だからこそ、その過程を、応援してくださる皆さんと一緒に歩みたいと思っています。
『Nox』をヴェネチアへ、その先の世界へ。
この挑戦を一緒に送り出すチームの一員になっていただけたら、これ以上に心強いことはありません。
ナカダリオ
ご注意事項
・ご支援確定後の返金・キャンセルには対応できません。やむを得ない場合はお問い合わせフォームよりご相談ください。
・イベント、体験会は完全予約制です。
・交通費・宿泊費等は、各リターンに明記されている場合を除き、支援者様のご負担となります。
・本作の推奨年齢は16歳以上です。
・本作には、心理的な不安、孤立感、解離的な感覚を扱う演出が含まれます。体調に合わせてご判断ください。
・天災、感染症、交通機関の停止、本人の体調、映画祭・会場の都合など、やむを得ない事情が生じた場合は、日程の変更・延期・代替内容での実施となる場合があります。
・エンドクレジットや企業名等の掲載内容は、法令、公序良俗、第三者の権利を侵害しないものに限ります。
・ヴェネチア展示版へのクレジット掲載は、指定期限までに掲載名等をご提出いただき、映画祭側の規定・技術的事情・提出期限等の条件を満たした場合に限ります。掲載ができない場合は、帰国後の展示版から掲載します。
【Principal Partner】
- COCOCHIMADE Online Community for Japanese Acupuncturists
- 【Bronze Sponsor】
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サポートエンジニアが見た『Nox』制作の舞台裏
2026/09/27 11:15『Nox』の制作を最も近くで支えてくださった、サポートエンジニアの佐々木さんに、制作の日々を振り返る記事を書いていただきました。ロッテルダムからヴェネチアまで、締め切り直前の制作風景や、近くで見てくださっていたからこそ書けるエピソードが綴られています。アーティスト・ナカダリオの素顔と、『Nox』がここまで育ってきた過程を垣間見ていただける記録です。ぜひご一読ください。(左から佐々木さん、待場さん、リオ)ーーーーーーーーーサポートエンジニアの佐々木です。私がNoxのプロジェクトに参加してからのことを振り返ってみたいと思います。去年の4月頃、プロデューサーの待場さんから相談をいただいたのがきっかけで、Noxプロジェクトに関わることになりました。当初は技術アドバイザーとして、質問に答える役割でした。制作途中の作品を初めて体験したとき、赤い海と女の子のシーンがとても印象的だったことを、今もよく覚えています。▼XRCアワード10月くらいからは、制作をすこしずつお手伝いするようになりました。その頃リオさんから「AIXRクリエイティブアワードのファイナリストに選ばれた」という連絡が届きました。振り返ると、これはNoxという作品が大きく変わるひとつのきっかけだったように思います。Noxの完成版は20分の作品ですが、アワードの審査の都合上、7分にまとめる必要がありました。これをきっかけに、リオさんは作品のシーンの「順番」を大きく組み替えました。それまでは、魅力的なシーンがそれぞれ独立して存在しているような印象だったのですが、この瞬間、一続きの物語として組み合わさったような感覚がありました。ちなみに、最終的な並びは「シーン4、3、5、6-2、6……」とバラバラで、その番号は完成まで振り直されませんでした。本人的にはそのままの方がイメージしやすかったみたいです。「シーン1についてなんですけど……」「シーン1?」「あ、シーン4のことです」といった感じで、慣れるまではシーンについて話すだけでひと苦労だったのもいい思い出です。さらに、XRCアワードの審査員だった落合陽一さんから受けた指摘をきっかけに、リオさんは作品の背景部分を大幅に修正することを決断しました。それはつまり、多くのシーンを作り直すということを意味します。▼ロッテルダム国際映画祭ちょうどその頃、Noxがロッテルダム国際映画祭のマーケット部門に選出されました。初めての国際映画祭への選出で、出展は1月末。当時はすでに12月でした。正直なところ、すべての修正を間に合わせるのは無茶ではないかと思いました。しかし、やると言ったらやるのがリオさんです。今年に入って1月の後半、ひと通りの作業を終えたとの連絡を受けて確認すると、すべてのシーンが修正され、作品はさらに進化していました。聞けば、XRCアワードで知り合ったVoxelKeiさんにアドバイスしてもらったとのこと。さまざまな出来事をプラスに変えていく、リオさんの底力を感じた瞬間でした。そして出展間近。リオさんの真骨頂は、締め切り直前にあります。この頃には私もそれを心得ていて、「詰めの作業」は直前期のお決まりになっていました。なかでもロッテルダムは大変でした。リオさんとお母様の弥生さんのフライトが直前に迫っており、午前8時には家を出なければならないとのこと。しかし、リオさんとのブラッシュアップ作業は終わる気配がありません。修正を重ね、最終版が上がったのは当日の午前7時。作品は仕上がった。けれど、おふたりが無事に会場までたどり着けるのかが心配でした。結果、おふたりは無事に会場へ到着し、作品も非常に好評でした。私も後日合流し、現地で立ち会わせていただきました。Noxが「国際的にも評価される作品」なのだと、実感できた瞬間でした。▼ベネチア国際映画祭ノミネートそしてついに、当初の目標だったベネチア国際映画祭の時期がやってきました。完成版と呼べるクオリティに仕上がったNoxは、私が関わり始めた頃とはほとんど別の作品となっていました。紆余曲折はありましたが無事に応募を終え、結果、コンペティション部門にノミネートされました。当初の目標を、完璧なかたちで実現しました。これは何より、リオさんの実行力によるものだと思います。Noxは、その制作の大部分をリオさんが自分の手で作り上げた作品です。新しいテクノロジーや発想を柔軟に取り入れる姿勢と、私なら躊躇してしまうようなところも大胆に乗り越えていく推進力。精神的に苦しい場面もあったなかで、作品を完成まで導いた粘り強さを心から尊敬します。そして、その粘り強さを支えたのが弥生さんです。リオさんが制作に集中できる環境を整えながら、最終的には制作まで参加していました。締め切り直前にDiscordでやり取りしていると、リオさんが寝落ちしたあとに、同じアカウントのまま、弥生さんがシームレスに会話を引き継いで、確認作業を進めてくれることが何度もありました。頼もしくもあり、面白くもありました。Noxは、大きな変化を繰り返しながら成長し、完成した作品だと思います。その制作を近くでお手伝いできたことは、本当に贅沢で貴重な経験でした。▼ベネチア国際映画祭への出展8月、ノミネートされたベネチアでの展示に向けていくつか修正を加えたいとのことで、リオさんから最新版が届きました。確認した私は、深夜の部屋でひとり悲鳴を上げました。今までなかったインタラクティブなシーンが、突然追加されていたのです。悪夢のようなシーンでした。幻かと思ってもう一度見直しましたが、やはり増えていました。ノミネートが決まった以上、本来大きな変更は必要ないはずです。後日、本人に聞いてみると、返ってきたのは「言うと止められるから内緒で作った」。この人は、よくわかっているなと思いました。ありがたいことに、ベネチアにも同行させていただきました。Noxに関わり始めた頃から心に残っていた、赤い海と女の子のシーン。煌びやかなレッドカーペットを歩くリオさんの姿が、なんとなくそのシーンと重なって見えました。微力ながら制作に携わらせていただいた一人として、この作品がたくさんの方に届くことを願っています。 もっと見る
とある不登校児が映画を作ってヴェネチアに行く話
2026/09/26 22:02母が、私のこれまでの道のりを40秒の動画にまとめてくれました。小中高と学校に行けない時期が続き、メンタル不調(広場恐怖症)で電車とバスに乗れなくなり、現在大学を休学中ですが、創作は続けています。中学生でApple WWDC Swift Student Challengeを受賞。高校では文化庁・経産省のクリエイター支援事業に採択され、研究・作品制作・展示を続けました。19歳の今年、「Nox」がヴェネチア国際映画祭Venice Immersiveに公式選出され、ヴェネチアで展示されました。現在、「Nox」の海外映画祭への展開と、帰国後の国内体験会を実現するためのクラウドファンディングを実施しています。この活動報告はまだ支援をしていない方も見ているそうなので、お知らせしますと、このクラファンは明日9/27 23:59で終了です。最後まで応援していただけたら嬉しいです。▼『Nox』クラファンhttps://camp-fire.jp/projects/971537/▼元曲はこちらいい曲です。和訳つき動画です。https://youtu.be/IWC2sfwdK40?si=Fbm48IRRAbjt3I6V もっと見る
【クラファン終了まで、あと2日】
2026/09/25 06:43『Nox』のクラウドファンディングは、9月27日(日)で終了します。この夏、『Nox』は第83回ヴェネチア国際映画祭 Venice Immersive コンペティション部門で11日間展示されました。次は10月、台湾・高雄国際映画祭XRコンペティションへ、さらに11月には再び欧州へ向かいます。ありがたいことに、帰国後も海外から複数のお声がけをいただいています。その対応や国際映画祭への応募、助成金申請が重なり、クラファン最後の追い込みの発信に十分な時間を使えていないのが、正直悔しいです。新たに、「ヴェネチア帰国報告会+『Nox』体験会」「『Nox』アートブック+ヴェネチアレポート」のリターンも追加しました。プライベート体験会にはアートブックが追加されることになりました!終了まで、あと2日。どうか最後の2日間、シェア・拡散に力を貸していただけたら嬉しいです。※画像は新たなプロジェクトのテスト投影の様子です。AI画像ではありません。 もっと見る













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