昨年末プロジェクトを立ち上げ好評いただきましたウールコアコットン襟巻きを冬用に厚手でふわふわにした新作を発表いたします!
こころばせの繊維製品は日本製。独自に開発した糸を使って、日本全国の繊維産地で製品にするのがこころばせ流。全日本繊維産業協業プロジェクトです。前回は奈良で靴下をそして今回は繊維の街八王子で大判ストールを生産します!
プロジェクトがサクセス致しましたら、検品と出荷はこころばせの大窪が一枚一枚、八王子の事務所で行います。ぜひ皆様の熱いご支援をお願い申し上げます!
八王子は繊維の町。その八王子において最高の織物工場が澤井織物さんです。社長の澤井さんは伝統工芸士ですが、新素材の開発にもとても熱心な方。なんとあのGoogleのウェアラブルデバイスのためのテキスタイル開発(プロジェクト名ジャカード)にも参画されています。
この八王子が誇る織物技術者の澤井さんにも絶賛いただいているのが、こころばせ開発のウールコアコットン糸。最高の技術と気合いで今回の襟巻きも作っていただきました!
織機は旧式のシャトル織機。これがいいんです。糸に負担もかけず、ゆるいテンションで織るので優しい肌触りになります。
シャトル(杼)
もう一つ。通常生地を織る時は力がかかる経糸(たていと)に糊付けをして切れないよう補強します。糊付けした生地は織った後、糊を落とさねばならず、柔らかい織物の場合は風合いを少し損ねてしまうことがあります。対して今回の襟巻は2本を撚りあわせて強度もアップしている双糸を使っていて糊付けは不要となり、風合いの良さが際立っています。
今回のウールコアコットン大判ストールはシャトル織機で糊なしという究極のやさしい生産ですので、素材の良さをそのままお届けできます。
今回のウールコアコットン 大判ストールは伝統的な千鳥格子とブロックチェックを組み合わせたちょっと凝った柄にしています。
【ウールコアコットン大判ストールサイズ感】
かなり大判です!
ボディの先端までの高さが約150cmです
【首に巻いたらこんな感じ】
赤と黒の格子柄
白と黒の格子柄
ウールコアコットン糸とはウールを芯にふわふわなコットンを巻きつけた特別な糸。ウールが真ん中で熱を貯めてほかほかになって、ふわふわサラサラなコットンがお肌にあたり蒸れない構造です。今回はそんなウールコアコットン糸を二本撚り合せた双糸にしました。温かさ厚さ倍増の襟巻きです。ちょうどこんな感じです。
ウールコアコットン糸のイメージ(双糸)
ウールコアコットンが温かなのはデータでも明らかなんです。
暖かさを測る指標として吸湿発熱性能というのがあります。上図の一番上の線が中心羊毛綿紡糸、一番下が同じ太さの綿100%の糸です。この差が最大で0.5度以上あれば体感出来る暖かさの差があるといえるのですが、綿100%と比較して約1度の差がありますので、ウールコアコットン襟巻が十分温かいことが分かります。
プロジェクトがサクセスしたら、2柄を生産します。
サイズ 約75cm×182cm(ふさ部分を除いた長さ)
重さ 220g
混率 ウール50% 綿50%
白と黒の格子柄
赤と黒の格子柄
長文を最後までお読みくださり誠にありがとうございます。!こころばせの自信作です。どうぞご支援賜りますようお願い申し上げます。
こころばせ 大窪裕美
最新の活動報告
もっと見るウールコアコットン ストール復刻プロジェクト第2弾開始しました!
2018/09/23 19:13かつて、くびまきとして販売されていたウールコアコットン糸で作ったストールを復刻します。昨年末のプロジェクトでは薄手で初春でも使えるタイプ。 今回は糸を2本撚り合わせた双糸でふっくら厚手にした冬本命の大判ストールです。 ぜひみなさまのご支援で、このストールを生産させてください! どうぞよろしくお願い申し上げます。 こころばせ 大窪 もっと見る
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