はじめまして。株式会社arikata(arikata)の代表、渡部和香子です。
私たちは、「暮らしの中の小さな困りごとに寄り添い、誰もが自分らしく過ごせる選択肢をつくる」ことを目指し、商品開発を行っています。
主力商品である「muneposiタオル」は、乳がんを経験した二人の「温泉をあきらめたくない」という想いから生まれました。
人前で裸になることへの不安に寄り添い、胸元をさりげなくカバーできるタオルとして開発し、これまで多くの方にご愛用いただいています。
活動を続ける中で、乳がん術後の方だけでなく、思春期のお子さま、帝王切開や手術痕をお持ちの方、介護の現場、高齢の方など、私たちが想像していなかった多くの方々から「この商品に出会えてよかった」という声をいただくようになりました。
「隠したい」という気持ちに理由はありません。
だからこそ、この商品をもっと多くの方へ届けたい。
その想いで、今回あらためてクラウドファンディングに挑戦します。
このプロジェクトで実現したいことは、「muneposiタオル」をもっと多くの方へ届け、必要としている方が必要なタイミングで出会える環境をつくることです。
muneposiタオルは、乳がん術後の方をはじめ、人前で裸になることに不安を感じる方のために生まれたタオルです。しかし活動を続ける中で、思春期のお子さま、帝王切開や手術痕をお持ちの方、介護の現場、高齢の方など、私たちの想像以上に多くの方から必要としていただける商品へと成長してきました。
一方で、まだこの商品の存在を知らず、不安や我慢を抱えたまま過ごしている方がたくさんいます。
今回のクラウドファンディングでは、限定デザインを含む新しいmuneposiタオルを製作・量産し、受注生産だけでなく今後のEC販売分も確保することで、より多くの方へ安定してお届けできる体制を整えます。
さらに、この挑戦をきっかけに、SNSやメディア、イベントなどを通じて認知を広げ、「こんな商品があったんだ」と一人でも多くの方に知っていただく機会を増やしたいと考えています。
私たちが目指しているのは、タオルを販売することだけではありません。
「人前で裸になることへの不安」を理由に、温泉や旅行、修学旅行、介護などをあきらめる人を、
一人でも減らすことです。
この挑戦を通して、今必要としている方へ、そして未来に必要になるかもしれない方へも、
安心という選択肢を届けていきたいと思っています。
プロジェクト立ち上げの背景
「隠したい。」
その気持ちの理由は、人それぞれです。
共同開発者の三上は、乳がんを経験し、手術によって胸を失いました。
大好きだった温泉へ行っても、人目が気になり、以前のように心から楽しむことができなくなりました。
一方、私は乳がんではありませんでしたが、昔から胸にコンプレックスがあり、人前で裸になることに抵抗を感じ、温泉を避けてきました。

理由は違っても、私たちの想いは同じでした。
「隠したい。でも、かわいく、自分らしく過ごしたい。」
ところが、当時の世の中には、その想いに応えてくれるものがありませんでした。
胸元をカバーするものはあっても、見た目や使いやすさまで含めて、「これを使いたい」と思える選択肢がなかったのです。
だったら、自分たちでつくろう。
そうして生まれたのが、「muneposiタオル」です。
では、muneposiタオルがどんな商品なのか、少しご紹介させてください。
見た目は一枚のタオルですが、実際に使う方の声を聞きながら、
入浴時の「ちょっと困る」を一つひとつ考えてつくってきました。


使う方の不安を少しでも減らせるように。
muneposiには、小さな工夫をいくつも詰め込んでいます。

素材: 表地.裏地 綿100%
メッシュ ポリエステル100%
サイズ: フリー(110×25)
ロング (160×25)



私たちがつくりたかったのは、ただ胸を隠すためのタオルではありません。
「隠すこと」も「隠さないこと」も、自分で選べる。
そんな自由を届けるための、新しい選択肢です。
何度も試作を重ね、使いやすさや透けにくさ、肌触り、デザインにもこだわり、ようやく今の形へとたどり着きました。

2021年、前回のクラウドファンディングでは、多くの皆さまに支えていただき、この商品を全国へ届けることができました。
その後も改良を重ねながら、温泉施設やホテル、病院、学校、介護、防災など、少しずつ活躍の場を広げてきました。
そして活動を続ける中で、私たちは大きな気づきを得ました。
乳がんを経験した三上の想いから始まったmuneposiタオルは、乳がんを経験された方だけではなく、思春期のお子さま、帝王切開や手術痕のある方、介護を受ける方、高齢の方など、さまざまな理由で「人前で裸になることに不安がある」という方に必要とされていたのです。
「このタオルがあったから、また温泉に行けました」
「ずっと大浴場を避けていたけれど、旅行を楽しめました」
そんな声をいただくたびに、私たちはこの商品をつくった意味を感じてきました。
しかし、多くの方に知っていただけるようになるにつれ、私たちが時間と想いを込めてつくってきたmuneposiタオルを模倣した商品が、市場に出回るようになりました。
正直、最初はとても悔しかったです。
何度も試作を繰り返し、二人で悩みながらつくり上げてきたものが、簡単に真似されてしまう。
小さな会社である私たちにとって、その影響は決して小さなものではありませんでした。
でも、本当に苦しかったのは、売上のことだけではありません。
あるとき、模倣品をmuneposiタオルだと思って購入された方から、悲しいご連絡をいただきました。
私たちの商品だと思って選んでくださったのに、実際に届いたものはmuneposiタオルではなかった。
そのご連絡をいただいたとき、悔しさ以上に、
「必要としてくれている人を、こんなことで悲しませたくない」
と強く思いました。
胸元をカバーしたいと思う理由は、人それぞれです。
乳がんを経験した方。手術痕が気になる方。人前で裸になることが苦手な方。
中には、大きな勇気を出して「もう一度温泉に行ってみよう」とmuneposiを探してくださる方もいます。
そんな方が、私たちの商品だと思って別の商品を手に取り、悲しい思いをする。
それだけは、どうしても避けたいと思いました。
だから私たちは、muneposiタオルをきちんと守ることを決めました。
決して余裕のある状況ではありませんでした。
小さな会社にとって、知的財産を守るためにかかる費用や時間は大きな負担です。
「そこまでして守るべきなのか」と悩むこともありました。
それでも、
必要としてくださる方に、これからも安心してmuneposiタオルを選んでもらいたい。
この商品を、ここで終わらせたくない。
その一心で、諦めずに進めてきました。
そして2026年。
私たちは、muneposiタオルの特許を取得することができました。
私たちにとって特許は、単なる「権利」ではありません。
この商品と、muneposiを必要としてくださる方を、これからも守り続けていくためのものだと思っています。
決して簡単な道のりではありませんでした。
模倣品の影響もあり、売上が大きく落ち込み、二人でこの事業を続けていけるのか、不安になったこともあります。
それでも私たちは、ここまで守り抜いてきました。
なぜなら、
「このタオルのおかげで温泉へ行けました」
「旅行を諦めずに済みました」
「こんな商品をつくってくれてありがとう」
そんな言葉を、これまでたくさんいただいてきたからです。
必要としてくれる人が一人でもいる限り、私たちはmuneposiを届け続けたい。
そして、必要としている方を、誰一人として悲しい気持ちにさせたくない。
それが、今の私たちの一番の想いです。
そんな中、前回のクラウドファンディングのページには、
「もう一度クラウドファンディングをやってほしい」
というリクエストを、133名もの方が残してくださいました。
その数字を見たとき、
「まだ待っていてくださる方がいる」
「もう一度、挑戦してもいいんだ」
と、大きな勇気をいただきました。
私たちは、大きな会社ではありません。
企画も、開発も、営業も、発送も、お客様対応も、二人で力を合わせながら続けています。
だからこそ、皆さまからの一つひとつの声や応援が、私たちが前へ進む大きな力になります。
今回のクラウドファンディングは、単に事業を立て直すための資金を集めることだけが目的ではありません。
私たちが守り抜いてきたmuneposiタオルを、これから先の未来へつなぐこと。
今まさに必要としている方へ届けること。
そして、まだmuneposiという選択肢を知らず、温泉や旅行を諦めている誰かに、
「こんな選択肢もあるよ」
と伝えていくこと。
そのための、もう一度の挑戦です。
隠したっていい。隠さなくたっていい。
大切なのは、自分で選べること。
その選択肢を、これからも守り、届け続けていきたいと思っています。
どうか、私たちと一緒にmuneposiの未来をつないでいただけたら嬉しいです。
現在の準備状況
今回のクラウドファンディングに向けて、私たちはこれまでになかった
新しいチェック柄のmuneposiタオルを制作しています。
実は、このチェック柄は以前から挑戦したかったデザインでした。しかし、チェック柄は直線を美しく表現するため、生地選びや縫製の精度が求められ、小さな会社である私たちにとってはコスト面でも大きなハードルがあり、これまで実現することができませんでした。
それでも、「隠すためのタオル」ではなく、「かわいいから選びたい」「お気に入りだから持って行きたい」と思っていただける一枚を届けたい。その想いを形にするため、今回思い切って挑戦することを決めました。
現在は、生地や配色など細かな調整を重ねながら、皆さまに「これが欲しかった!」と思っていただける
デザインを目指して準備を進めています。
さらに今回は、完成した商品をお届けするだけではなく、Instagramライブなどを通じて、刺繍の色など一部のデザインについても皆さまのご意見をいただきながら、一緒に完成させていきたいと考えています。
「この色が好き!」「こっちの組み合わせがかわいい!」
そんな皆さまの声も、このタオルの一部になれば嬉しいです。
このクラウドファンディングを通して生まれる一枚は、私たち二人だけで作る商品ではなく、応援してくださる皆さまと一緒に育てていく、特別なmuneposiタオルにしたいと思っています。

今回のクラウドファンディングでは、新作チェック柄のmuneposiタオルをはじめ、
定番タオル、ロングタイプ、今回のためにつくったオリジナルTシャツやラグランTシャツなど、
さまざまなリターンをご用意しました。
また、「商品は必要ないけれど活動を応援したい」という方のための応援プランや、
企業・施設の皆さまに向けたプランもご用意しています。
気になるリターンがありましたら、ぜひ各リターン欄の詳細をご覧ください。
皆さまそれぞれの形で、このプロジェクトに参加していただけたら嬉しいです。

「タオルは今は必要ないかな」という方にも、このプロジェクトに参加していただけるように、
今回のためにつくったオリジナルTシャツやラグランTシャツ、リターンなしの応援プラン、
私たちがお伺いするトークセッションなど、muneposiタオル以外のリターンもご用意しました。
「それなら応援してみようかな」と思っていただけるものが見つかったら、とても嬉しいです。




2026年10月17日・クラウドファンディング開始
・新作チェック柄のお披露目・Instagramライブで刺繍カラーなどの打ち合わせを随時開催
2026年11月末・クラウドファンディング終了
2026年12月~2027年2月・最終デザイン決定・生産開始
2027年3月~4月上旬・リターン発送
2027年春以降・新作チェック柄 一般販売開始


最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
muneposiタオルは、一枚のタオルではありません。
「人前で裸になることが不安。」「でも、本当は温泉へ行きたい。」
そんな言葉にならない想いに寄り添い、「隠すこと」も「隠さないこと」も、自分で選べる選択肢を届けたいという願いから生まれました。
活動を続ける中で、私たちは本当にたくさんの方と出会いました。
「このタオルのおかげで温泉へ行けました。」「修学旅行を楽しめました。」「もっと早く出会いたかったです。」
そんなお声をいただくたびに、この商品には、誰かの日常を取り戻し、一歩踏み出す勇気につながる力があることを実感しています。
その一方で、小さな会社だからこその現実にも直面しました。
時間と想いを込めて開発した商品が模倣され、売上が落ち込んだ時期もありました。
二人だけで企画し、開発し、営業し、発送し、お客様対応まで続ける中で、不安になる日もありました。
それでも、必要としてくださる方の存在が、何度も私たちを前へ進ませてくれました。
毎年、新たに乳がんと診断される方がいます。
そして活動を続ける中で、「隠したい」という気持ちは乳がんだけではなく、思春期のお子さん、帝王切開や手術痕をお持ちの方、介護を受ける方、高齢の方など、本当に多くの方が抱えていることを知りました。
だからこそ、私たちはこの商品を未来へ残したいと思っています。
そして、私たちがもう一つ大切にしたいことがあります。
それは、今は必要ではない方にも、この商品の存在を知っていただくことです。
人生には突然、病気やケガ、手術など、これまで考えもしなかった出来事が訪れることがあります。
また、思春期を迎えたり、年齢を重ねたりする中で、初めて「人前で裸になることに抵抗がある」と気づくことがあるかもしれません。
そんなとき、
「あ、あの商品があった。」
そう思い出していただけたら、とても嬉しく思います。
そして、そのときには一人ではありません。
同じような想いを経験した人たちがいて、その気持ちに寄り添って生まれた商品があることを知っていただけたら、それだけでも少し心が軽くなるかもしれません。
今回のクラウドファンディングは、これからも必要としている方へ、この商品を届け続けるための挑戦です。
そして、私たちがまだ出会えていない、「隠したい」という気持ちを抱えた方も、きっとたくさんいます。
その方たちが、必要になったその時に安心して選べる選択肢を残していきたい。
その未来を、皆さまと一緒につくっていきたいと思っています。
私たちがずっと伝え続けてきた想いがあります。
「隠すことも、隠さないことも、自由。」
隠したいと思う日があってもいい。
隠さないと決める日があってもいい。
どちらが正しい、間違っているではなく、自分自身の気持ちを大切にしながら、自分らしく選べること。
私たちは、その自由をこれからも届け続けたいと思っています。
私たち二人だけでは、この商品を守り続け、届け続けることはできません。
だからこそ、ご支援という形でも、SNSでシェアしていただくことでも、「こんな商品があるよ」と誰かに伝えていただくことでも構いません。
その一つひとつの行動が、まだこの商品に出会えていない誰かへ届き、その人が自分らしく過ごせる未来につながっていきます。
どうか、この挑戦の仲間になっていただけたら嬉しいです。
皆さまと一緒に、「隠すことも、隠さないことも、自由。」と言える社会を、これからも広げていけることを心から願っています。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。




