8月のはじめに、スリランカへ行ってきました。
山口さんと会って、今回お届けする紅茶の茶葉を一緒に飲み比べるためです。
テイスティングの部屋には長い台があって、白いカップがずらりと並んでいました。
この日飲み比べたのは、今回のティーバッグに使う茶葉の候補でした。香りをつけたものと、つけていないもの。香りをつけていない紅茶は、産地や等級、つくり方の違いがそのまま味に出るので、その違いを楽しむものなんだそうです。
スリランカには代表的な産地が7つあって、標高やつくり方が変わると味わいも変わります。同じ植物の茶葉なのに、育て方や土地によって、味や香りにこんなに違いが出るんだと驚きました。甘く感じるもの、渋みを本当に感じないもの、香りが強いもの・・・。なかには黒糖のような甘い香りのするものもあって、ほかのカップとははっきり違いました。
試飲用の紅茶は、茶葉の特徴をつかむために、ふだん飲むよりもかなり濃く淹れます。カップから直接は飲まずに、スプーンですくって口に含みます。このとき、香りをしっかり感じるために「ズッ」と音を立てて、一瞬で吸い込むんです。私もやらせてもらったのですが、これが本当に難しくて・・・。飲み込まずに味と香りを確かめたら、次のカップへ。それを何杯も続けていきます。
茶葉によって、ミルクや砂糖との相性まで変わるそうです。ストレートで飲むのがいいもの、ミルクを入れたほうがいいもの。山口さんや現地の方々の説明を聞きながら飲み比べてみて、実際にその違いを感じました。
ページにも書いたとおり、ひとつの商品をつくるために、山口さんは200〜300種類の茶葉を試飲します。ただ、一つひとつの違いを正確に感じ取るのは本当に難しくて、200〜300杯の中から選ぶというのは、すごい味覚の技術なんだと思いました。
次回は、私たちが選んだハランガラ茶園のことをお話しします。



