注目のリターン
みなさん、こんにちは。
このページをご覧いただきありがとうございます!
プロジェクト実行者の梅津久代(うめつひさよ)と申します。
わたしはコーヒー店勤務やバンド活動を通して、コーヒーや音楽、本といった文化に支えられてきました。
そしてこの度、地元である山形県米沢市にコーヒーとリトルプレス(個人制作の本やZINE)が楽しめるお店「COFFEE ENERGY(コーヒーエナジー)」をオープンすることしました。

わたしはこれまでカフェや喫茶店で働いてきた経験から、喫茶文化や人が集まりつながる場づくりに興味を持つようになりました。
自分で手網焙煎を始めて約7年。
コーヒーは、環境や土壌、精製方法などによって風味や個性が大きく変わります。
知れば知るほど奥深く、その多様さにどんどん惹かれていきました。
また、コーヒーをきっかけに人と会話が生まれることも、わたしがコーヒーを好きな理由のひとつです。
そしてもうひとつ、私が惹かれているのが、リトルプレスやZINEなどの小さな出版物です。
知らなかった考え方や、新しい視点に出会わせてくれる本。
そんな本とコーヒーがあり、人が気軽に立ち寄って、自然と会話が生まれるようなお店を、いつか自分でつくりたいと思っていました。
けれど、思いながらもなかなか一歩を踏み出せずにいました。
そんな中、いくつかのきっかけが重なり、周りの方々に相談する中でたくさんの後押しをいただきました。
そのおかげで今回、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。
ここまで関わってくださったみなさん、本当にありがとうございます!
コーヒー提供の最初のきっかけ
焙煎したコーヒーを自分以外の人に飲んでもらうようになったきっかけは、2020年の新型コロナウイルス感染症でした。
コロナの感染症発生後、クラスターにより最初に規制され始めたのは文化施設でした。
わたしは10代からバンドをしており、ずっとお世話になってきた地元ライブハウスも、例にもれず扉を閉めざるを得ませんでした。
ライブハウス存続のため何かできることはないか。
考えたところ、多くの人が家にいる時間が増えたことにより、家で過ごす時間のお供にしてもらおうと、焙煎したコーヒー豆をオンラインで販売しはじめました。
コーヒー豆袋のプリントは、全て自作の木版画で刷っていました
嬉しいことに、それにはたくさんの方が賛同して購入していただき、そのおかげで集まった売上をライブハウスへ寄付することができました。
自分ができることで行動し、形にしていく。
今振り返ると、それがCOFFEE ENERGYとしての活動の原体験でした。
COFFEE ENERGYのスタート
その後は、主にライブハウスやクラブでの音楽イベントでコーヒーを提供する活動をはじめました。
これまでのバンド活動や日々の様々な繋がりによって出店の声をかけてもらい、人と関係して生きているいることを実感しました。
塩釜市 美術館でのライヴへの出店時
イベントに誘ってもらえるのがとてもうれしかったです。
みんなで好きなことを持ち寄って、いい空間を作っていく。
それは自分たちの暮らしを自分たちで豊かにしていこうとする有機的な取り組みで、そこに混ぜてもらことで、現場での経験を重ねる機会をたくさんいただきました。
誘ってもらった際には、みんなに喜んでもらえるよう、自分も美味しいと思えるコーヒーを提供できるよう、毎回注力してきました。
みんなが楽しんでいる場にわたしの淹れたコーヒーが存在しているということ。
こんな風に社会と繋がっていきたいと強く思うようになりました。
仙台市でのイベント出店時(フード提供も)
イベントへの出店活動を続けることで、日常で誰もが立ち寄れて、少しでも言葉を交わすタイミングが生まれる場所、且つ焙煎もできる拠点を作りたい。
そう思うようになりましたが、ずっと自分を信じることができませんでした。
飛び込む勇気が出ず足踏みをしていた中で、実店舗開業を決意するきっかけになったことが2つあります。
実店舗開業を決意したきっかけ
1つ目は、「コーヒー屋にはそれぞれ役割がある」という言葉。(出典失念!)
開業地である米沢市にはすでに複数の喫茶店・カフェが存在しています。
その中で自分がやる必要があるのか?人が来てくれるのだろうか?
と、自分のこととなると自信がなくなってしまうのが常でございます。
「コーヒー屋にはそれぞれ役割がある」という言葉を知ったとき、固くなっていた頭がふっとゆるんだ感じがしました。
そして、自分の店を作ったときに役割となり得るものがあるとすれば、自分の経験をもって、自分が大切だと思うことを軸にした、自分固有の立場からの提示だと気づきました。
今まで見てきたこと、聴いてきたこと、経験してきたこと。
様々なものに影響を受けてきた自分だからこそできることがあるかもしれない。
ENERGYのカフェオレ
2つ目は、エスプレッソマシンを譲り受けたこと。
2025年末、仙台市のコーヒーショップが閉店するためエスプレッソマシンの行く先を探しているという話を聞きました。
新品で購入するよりも安価でエスプレッソマシンが手に入るかもしれないということよりも先に、このタイミングで買った方が面白いのでは…!ということが頭に浮かびました。
これを買えばもうやるしかない、という状態に自分を追い込みたかったんだと思います。
悩んで悩んで、エスプレッソマシンを譲り受けることを決め、2026年に入ってからは店舗開業に向けて本格的に動きはじめました。
現場から運び出されるエスプレッソマシン
場所について
前述の通り、2026年に入り本格的に現実的に場所を探しはじめました。
お借りすることになった場所は、米沢市の中央エリアに位置しています。
紳士服店として建てられ年月を重ねた建物の1階。交差点の角にある、ランドマークのような佇まい。
テナントを探している中でこちらの場所を知り、大家さんに見せていただきました。
実際にお借りする場所。コンパクトでかわいい空間。
2026年6月、建物の説明をしていただいている中、大家さん家族の一人がおっしゃった言葉でとても印象的なものがありました。
「この場所の灯を消さないように」
この言葉はきっと、この建物のことでもあり、このエリアのことでもあり、この街のことでもあると受け取れました。
米沢市はこの25年間で人口が24%減少しています。
人口の減少は、現在どこのローカルも抱えている問題であり、急に改善されることではありません。
そんな中でも、田舎だからと諦めてしまわないで、よいと思う方へ行動し、できるだけ楽しくやっていこう。
そのような意図から(かなり希望的な解釈)、古い建物を壊さず、新しい人が利用することによって生かし続けていらっしゃるんだと感じ、この場所を借りようと決めました。
地元の灯が消えてしまわないよう、同じ気持ちを持っていらっしゃるこの場所でお店をやりたいと思いました。

本(リトルプレス)について
「リトルプレス」とは、個人や団体が自分たちの手で作った少数発行の出版物のことです。
発行だけでなく本人たちで販売までを行うことも多く、昔から脈々と息づいている「同人誌」や「ミニコミ」「自費出版」「ZINE」と同義と認識しています。
実店舗を作るにあたって、コーヒーを主軸としながら本(リトルプレス)の取り扱いも実現させたいもののひとつでした。
出店時に配布していたエナジーの通信
なぜリトルプレスを扱いたいのか。
わたし自身、イベントや独立系書店で出会ったリトルプレスやZINE等から、多様な視点や価値観を学びました。
各々が制作した出版物に触れるたび、みんな自分の好きなように書いていて、新しい視点や考え方や価値観を知ることができる。
言葉が想像力の糧となり、音楽同様、わたし自身が救われてきました。
それらの出版物はまだ米沢の書店で取り扱いの無いものばかりなので、米沢で購入できるようになれば多様な選択肢として裾野を広げることになります。そして、願うことなら少しでも誰かの人生が豊かになる一助になればと思っています。

また、コーヒーショップで出版物の取り扱いをするということについて。
ただコーヒーを飲みに来た人が偶然立ち読みした本にピンと来たり、自分がなんだかモヤモヤしている感情をまるで代弁してくれているように言葉で言い表されていて、自分が何に引っかかっていたのかが明解になったり。はたまた、見たことのない世界観のビジュアルブックに衝撃を受けたり。
そのような経験をしたことがある人は少なくないと思います。
そういう偶然性をとても大切なことだととらえているのは、やはり自分がそうだったから、ということでしか説明はできませんが、誰にでも訪れる可能性がある「偶然出会う」という面白さを設置しておきたい。
全員には引っかからないが誰かには必要、という出版物・創作物を届けられる場所を目指します。
仙台市 出店の様子
さいごに
コーヒーは嗜好品で、生活に豊かさをくれるものだと思っています。
そして本も同様、そこにあることで日々が少し豊かになるものです。
自分がたくさんの人やカルチャーに影響され救われてきたように、コーヒーや本も、まだ見ぬ誰かを少し支えるものになり得ると信じています。
わたしの好きなコーヒーを入口として、街を構成する点の一つとして存在し、願わくば誰かの幸せに寄与できる店になれれば幸いです。
今回皆様にご支援いただいた資金は全て設備工事費、特に水道工事と電気工事の費用が想定より掛かってしまい、そちらに使用させていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
みなさまのお力をどうかお貸しくださいますよう、よろしくお願いいたします。
♦スケジュール♦
2026年9月中 店舗改装工事スタート
2026年10月中 店舗営業スタート
2026年10月末頃 クラウドファンディング終了
2026年11月~ リターン順次発送
最新の活動報告
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本の販売イメージを!
2026/10/04 08:08こんにちは!皆様のおかげで、現在プロジェクトの達成率は約35%になっています。ご支援はもちろん、拡散にご協力いただいたり、応援の声がけをしてくださる皆様、本当にありがとうございます!お店のカウンター作りも進み、あとは設置をするのみの段階まできました。(写真を撮り忘れてしまいました…)設置したら今のガランとした空間がどのように変わるのか、とても楽しみです。イメージの一環として、販売用の本を実際に設置してみました。今手元で取り扱わせていただいているものを本棚に並べる。まだ量は多くないのですが、この店にあったらいいな、誰かに(もちろん自分にも)必要なんじゃないかな、という本を少しずつ増やしていきたいです。気軽に読めるボリュームであることが多いという点が、リトルプレスやZINEの良さのひとつだと思っています。それらを実際に手に取って、のぞいて、どんな気分になるんだろう。誰かの心に、何かが沁み込んでいくような、そんな機会になれば幸いです。この本達がどんな人に読まれていくのかを想像しながら、並べた本を眺めていました。 もっと見る
活動の報告ではないのですが…
2026/10/04 07:47わたしが20代半ば頃、土日営業を任せてもらっていた喫茶店【COFFEE HEAVEN】私は最初はお客さんで通っていました。中心市街地からは少し離れていたが、そこでコーヒーを飲みながら、カウンターに立っている店主と話をするのが楽しかった。言葉を投げて、また返ってきて。何でもないことのようでいて、穏やかに過ごした時間は私の中でとても大事なこととして根付いていたようです。その後、週末担当として声をかけてもらい、今度はカウンターの中の人としてお店に立つことになりました。まだ新参者のわたしに、ずーっとずーっとHEAVENに通っているお客さん達がいろんなことを教えてくれたりしました。曜日ごとに来てくれるお客さんや、ほぼ毎日来てくれる常連さん、はじめましての方。喫茶店での横の繋がり。外で見たら謎の集団に見えるようなコミュニティができていて、それがとても好きでした。(みんな特徴が強くて面白い)COFFEE HEAVENは今はもうなくなってしまいましたが、みんなそれぞれ街に点在し、生活をしている。あんな穏やかな繋がりが、いたるところでまた形成されていったらいいな。懐古ではなく、創造という意味で。そう思っていることも、お店をやろうとしているきっかけのひとつでした。活動報告ではないのですが、お読みくださりありがとうございます! もっと見る
カウンター作りスタート
2026/09/26 08:09シルバーウィーク最終日、カウンター作りが始まりました!友人から強力な助っ人を紹介していただき、作り方の相談から実際の作業も教えてもらって大きく助けられながらぐっと進めることができました。久しぶりな晴天の下、グローブの跡くっきりと日焼けをし汗をかいて、なんだか爽快感。あせる気持ち心臓ドクドクが少し散りました。やれることからひとつずつ!なんてありふれた言葉をちゃんと味方につけていたい。誰かが手を繋いでくれるおかげで、自分ひとりでは到底およばないところまで連れていってもらえています。ありがとうございます!引き続き、2026/10/30までクラウドファンディングを実施していきます。気軽でナイスな場所にするぞ!どうぞよろしくお願いします! もっと見る




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