はじめに|新潟の老舗料亭「山重」で、一夜限りのライブを
はじめまして。このプロジェクトを企画している高橋秀幸です。
新潟県燕市吉田出身で、現在は神奈川県逗子市を拠点に、フリーランスのグラフィックデザイナーとして活動しています。
今回、高校時代の同級生でもある新潟県加茂市の老舗料亭「山重」の女将・霜出朋子とともに、音楽ライブを企画しました。
開催日は、2026年12月5日(土)。
会場は、山重が所有する、かつて酒蔵として使われていた建物を改装した「山の蔵ホール」です。
ライブ会場となる「山の蔵ホール」
今回のクラウドファンディングで実現したいことは、大きく二つあります。
このライブを映像として記録し、多くの方に届けること。
そして、
地元の高校生をこのライブに無料招待し、プロミュージシャンの生演奏を間近で体験してもらうこと。

なぜここでライブを開催するのか。
なぜ、その演奏を映像として残したいのか。
そして、なぜ高校生を招待したいのか。
ここから、このライブとクラウドファンディングを企画した理由をお話しします。
2|なぜ、山重でライブを開催するのか
山重は、新潟県加茂市で江戸時代末期から続く老舗料亭です。建物は、国の登録有形文化財です。
江戸末期創業「山重」のエントランス
山重のある加茂市と、その隣の三条市
山重は、長い歴史と伝統を大切にしながら、その時代に合った新しい取り組みも重ねてきました。
現在では、料亭として日本料理を提供するだけでなく、「YamaCafe」というカフェの運営やウェディングなど、人が集い、山重を楽しんでもらえる場づくりにも取り組んでいます。
山重が運営するカフェ「YamaCafe」の中庭
その山重が所有する「山の蔵ホール」は、もともと酒蔵だった建物を改装した多目的ホールで、この建物も国の登録有形文化財です。
音楽ホールではないので、音響設備が常設されているわけではありません。
それでも、歴史を重ねた木造の広い空間には独特の雰囲気があり、やわらかく温かみのある音の響きも、この場所の魅力です。
ライブ会場となる山の蔵ホールの内観
私が山重でライブを開催したいと思ったのは、この場所の魅力だけが理由ではありません。
近年、長年にわたって音楽ファンやミュージシャンに愛されてきたライブハウスやライブレストランが、少しずつ姿を消しています。
私は以前、逗子の「surfers」という店で、スタッフとしてライブの告知デザインなどに関わっていました。そのsurfersも、2025年12月に惜しまれつつ閉店しました。
2025年12月に閉店した逗子「surfers」
surfersだけではありません。南青山「BAROOM」は2026年2月に閉店し、横浜「THUMBS UP」と渋谷「BODY&SOUL」も、2026年9月末での閉店が決まっています。
私の身近なところだけでも、音楽を楽しめる場所が次々となくなろうとしています。
そんな状況を見てきて、なくなっていくことを残念に思うだけではなく、自分にも何かできないだろうかと考えるようになりました。
山重のような、これまでライブ会場ではなかった場所でも良質なライブを開催できたら、音楽を楽しめる場所を少しでも増やしていけるのではないか。
山の蔵ホールのエントランス
山重をライブハウスにしたいわけではありません。
長い歴史を大切にしながら、人が集う場所であり続けてきた山重だからこそ、ここでしかできないライブをつくりたい。
そんな思いから、今回のライブを企画しました。
3|その日、その場所でしか生まれない音楽
今回、山重に迎えるのは、小沼ようすけ、Kai Petite、沼澤尚による「The Timeless Nation」と、新潟県三条市出身のTOKU。
ジャズ、ロック、ソウルなど、さまざまな音楽を背景に持つ4人のアーティストが集まります。
The Timeless Nation(左からKai Petite、小沼ようすけ、沼澤尚)
TOKU
私は、逗子surfersをはじめ、さまざまなライブハウスでThe Timeless Nation、そしてTOKUのライブをそれぞれ何度も観てきました。
The Timeless Nationの演奏の魅力は、その即興性にあります。
その場の空気や会場の響き、お互いの音を感じながら、演奏そのものが変化していきます。
一方、TOKUも少人数でのライブでは、あらかじめセットリストを決めず、その場の雰囲気を感じながら演奏する曲を決めることがあります。
今回お招きする「The Timeless Nation」の3人とTOKU
この4人が山の蔵ホールに集まったとき、どんな音楽が生まれるのか。
予定調和ではない、その場で生まれる音楽。
山の蔵ホールでライブを開催するなら、この4人がふさわしい。
そう思いました。
長い年月を重ねてきた歴史ある木造の旧酒蔵。
そこで、その一夜にしか聴くことのできない音楽が鳴る。
この場所で、この4人の音を聴いてみたい。
そう思ったことが、今回のライブにつながりました。
4|一夜限りの音楽を、映像として残したい
The Timeless NationにTOKUが加わる、この日限りのライブ。
その一夜にしか生まれない音だからこそ、映像として残したい。
そう思ったきっかけは、逗子のsurfersでの経験です。
私はsurfersで、約150本のライブを映像として記録してきました。
YouTubeチャンネル「surfers Live」
そのときは目の前のライブを記録しているだけだった映像も、5年、10年と時間が経つと、その日の演奏、その場所の空気、そこにいた人たちの姿を残す、大切な記録になっていきます。
映像は、時が経てば経つほど、その価値が増していく。
これまで残してきた映像を見返すたびに、そう感じています。
今回のライブも、映像としてしっかり残したい。
そのために、都内からプロの映像クリエイターを招き、撮影・編集をお願いする予定です。そして、完成した映像はYouTubeで公開する予定です。
ライブに来ることができなかった方にも、この日の演奏を届けたいと考えています。
5|地元の高校生をライブに招待したい
今回のライブでは、もうひとつ実現したいことがあります。
地元の高校生を、このライブに無料で招待することです。

私自身もそうでしたが、加茂や三条に暮らす高校生にとって、第一線で活躍するミュージシャンのライブを地元で観られる機会は、決して多くありません。
今回は、The Timeless Nationに加え、三条市出身のTOKUも出演します。
三条から音楽の道へ進み、国内外で活躍するミュージシャンの演奏を、地元で観ることができる。
そんな機会をつくりたいと考えました。
今回は、会場のある加茂市の「新潟県立加茂高等学校」と、私と山重女将・霜出の母校である「新潟県立三条東高等学校」から、計12名の高校生を無料で招待する予定です。
写真提供:新潟県立加茂高等学校
写真提供:新潟県立三条東高等学校
音楽をやっている高校生はもちろん、普段はライブに行く機会がない高校生にも来てもらえたらと思っています。
その時間が、いつか大切な記憶になったり、何かを始めるきっかけになったりするかもしれません。
そんな機会を、地元の高校生につくりたい。
それが、今回高校生を招待したいと思った理由です。
6|なぜ、クラウドファンディングなのか
今回のライブを実現するためには、出演料や交通費、宿泊費、音響機材費、映像制作費など、さまざまな費用が必要になります。
山の蔵ホールの収容人数では、チケットの売上だけですべての費用をまかなうことは難しいのが現状です。
ただ、今回クラウドファンディングに挑戦する理由は、費用のためだけではありません。
このライブを、アーティストと高校生、そして私たちスタッフだけでつくるのではなく、このプロジェクトに共感してくださるたくさんの方と一緒につくりたい。
そう考えています。

今回のリターンでは、ご支援いただいた方のお名前を、完成したライブ映像のエンドロールに掲載するコースをご用意しています。
ライブ映像のエンドロールに掲載する、支援者のお名前のイメージ
それは単なる特典ではなく、
「このライブを一緒につくった一人」として、映像の中に名前を残してほしい。
という思いからです。
そして、高校生の招待も、私たちだけで行うのではなく、たくさんの方の力で実現したいと考えています。
地域や音楽を大切に思う大人たちが、次の世代に音楽を体験する機会をつくる。
そんなかたちで、皆さまと一緒に高校生をライブに招待したいと考えています。
7|リターンについて
今回のクラウドファンディングでは、「ライブ映像の制作」と「地元高校生のライブ招待」への応援を中心に、さまざまなリターンをご用意しています。

ライブ映像の制作を応援する
完成したライブ映像のエンドロールに「ビデオ・サポーター」としてお名前を掲載し、一般公開前に映像をご覧いただけるコースをご用意しています。

高校生のライブ招待を応援する
ライブ終了後、招待した高校生たちからのメッセージ(寄せ書き)を書いてもらい、その画像データにしてお送りします。そして、ライブ映像のエンドロールに「スチューデント・サポーター」としてお名前を掲載します。

ライブに参加する|最前列席の先行予約
クラウドファンディングでは、前方席32席のうち、最前列席14席を限定で先行予約いただけます。

一般発売に先がけて、いちばん前のお席を確保できるリターンです。

さらに大きなご支援で応援する
より大きなご支援をいただける方に、「スペシャルサポーター」「プレミアムサポーター」「プラチナサポーター」もご用意しています。
支援金額に応じて、完成したライブ映像のエンドロールやパンフレットに、それぞれのサポーター名でお名前を掲載します。
詳しい内容は、各リターンをご覧ください。
8|実施スケジュール
2026年9月11日 クラウドファンディング開始
2026年10月19日 クラウドファンディング終了
2026年10月下旬 先行予約(最前列席)の詳細をメールでご案内
2026年12月5日 ライブ開催
2026年12月中旬 お気持ち支援のお礼メール送付
2026年12月中旬 高校生招待「寄せ書き」画像データ送付
2027年1月中旬 パンフレット発送予定
2027年1月下旬 ライブ映像先行視聴開始予定
9|ライブ開催概要

The Timeless Nation feat. TOKU
開催日:2026年12月5日(土)
会場:清雲亭 山重・山の蔵ホール(新潟県加茂市)
OPEN 16:30 / START 17:30(予定)
出演
小沼ようすけ(Guitar)
Kai Petite(Bass VI / Electric XII / Voice)
沼澤尚(Drums)
TOKU(Vocal / Flugelhorn)
チケット
前方席:11,000円
一般席:9,000円
全席指定/お食事付き
※受付にて1ドリンク代(800円)を別途頂戴します。
※当日券はございません。
チケット販売
クラウドファンディング先行予約(最前列席):9月11日(金)~10月19日(月)
一般発売:10月21日(水)~12月3日(木)
クラウドファンディングでは、前方席32席のうち、最前列席14席を限定で先行予約いただけます。
残りの前方席18席と一般席は、一般発売開始後に山重オンラインショップにて販売予定です。
10|最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
山重という歴史ある場所で、4人の素晴らしいアーティストによるライブを開催する。
その場で生まれる音楽を、映像として残して多くの方に届けたい。
そして、地元の高校生にも、プロの生演奏を体験してもらいたい。
私たちだけでは難しいことも、このプロジェクトを応援してくださる皆さまの力が加わることで、かたちにできるのではないかと思っています。
12月5日、山の蔵ホールで生まれる一夜を、皆さまと一緒につくることができたらうれしいです。
このプロジェクトに共感していただけましたら、ぜひ力を貸してください。
高橋秀幸 / 霜出朋子
※本プロジェクトは、出演アーティストの皆さまにご承諾をいただいた上で実施しています。



