
こんばんは。
秋雨前線が西日本から東日本にかけて連なり、日本全体を覆う週明けですがいかが、みなさんいかがお過ごしですか?
さて、元のままの社屋、素材庫で2022年に復活したD-N(旧デルタ)は、残っていたパーツが利用できていたことから2017年以前と、ほぼ変わらない価格を維持しながら今日まできました。
今年に入った頃から、ペン先の金とイリジウムの価格の高騰が続く中、ペン先在庫量の状況から値上げの可能性を告げられ、3月くらいから本格的にコスト・アップの交渉が始まりました。
他国の輸入代理店、特にアメリカ中心にそれぞれの国の状況を鑑みながらバランスをとり値上げのタイミングを測っていました。
今ままで経験のないコスト・アップ率に、さまざまな影響を慎重に検討しながら、やっと日本での定価を決めた直後、銀の高騰の影響で、定番のDVオリジナルのキャップ・リングの価格改定の必要がある旨の知らせが届きました。

個人的には、シルバー925のキャップ・リングはDVオリジナルらしさを具現化している大切なパーツです。
「デザインはそのまま、素材を替えるだけ」・・という簡単な問題ではないので、もう少し様子を見たい。
何度かやり取りを重ねましたが、「今、素材を手当しないと、欠品する恐れが出て、迷惑をかける期間が長くなる」ということで、仕方なく状況を受け入れることになりました。
最終的にDVオリジナル・コレクションの全モデルのキャップリングをシルバー素材にした場合、2万円の追加費用がかかることとなりました。
そのため高騰した14金ペン先と合わせると・・・11月中旬〜下旬の価格改定では下記となる予定になりました。
DVオリジナ・ミニ万年筆 14金ペン先
メタルキャップ→ 120,000円+消費税
DVオリジナ・ミニ万年筆 14金ペン先
シルバー925→ 140,000円+消費税
今のところ日本では、14金ペン先のモデルにはシルバー925のキャップ・リングを、スチールペン先にはメタル・リングを定番品とする予定でいます。

上記事情で、遅れに遅れていた価格改定予定を11月中旬から下旬には実施する予定です。
・・輸入筆記具に本格的に携わるようになって、前職と合わせて25年以上となりますが、とにかく今まで経験したことのない環境変化に価格改定のタイミングが遅れに遅れてしまったこと、重ねてお詫び申し上げます。
先ほど、手元の現行タイプの在庫3本、リターンに追加しました。価格改定直前の、DVオリジナル本来の仕様を、この機会にお見逃しのないよう、よろしくお願いします。



