地元では買い手がつかないブリを商品化!
「変わりゆく海に適応する漁業」を応援していただけませんか?
こんにちは!
私は北海道白糠町(しらぬかちょう)でシラリカという水産加工場を営んでいる黒田です。白糠漁業協同組合の”名ばかり”顧問も務めています。
近年、北海道では秋鮭の大不漁に見舞われています。
2009年には15万トン取れていた鮭が、昨年2025年は0.7万トンと1/20まで落ち込んでしまいました。白糠でも秋鮭がメインの定置網漁業(漁師)は苦しい状況になっています。
この状況を打開するために目をつけたのが、近年取れ始めたブリ。
地元の市場でほとんど値段がつかず、行き場がありませんでした。漁師にとっては「取れても利益にならない魚」であり、でも網に「入ってしまう」存在。
私たちは、この魚を厄介者から希望に変えることはできるのか?という課題に向き合っています。この漁業の実態や、白糠のブリの美味しさを少しでも多くの方に知ってもらいたいと思い、クラウドファンディングを立ち上げました!
網に入る「厄介者」を商品に。
定置網で水揚げされるブリ
白糠のブリは、近年、急激に取れるようになりました。
鮭の中にブリがポツポツ入ってくるんだよねぇ、と話していたのはほんの5年前くらい。そこから、いきなり100t超え(1尾5kgだとしたら、2万尾で100tです、すごい量!)。町内では食べる習慣がないため、買う人もいない。そして放置され、安価で取引されていました。
白糠のぶりの水揚げ推移。万全な生産体制を敷くと、パッタリ来なくなります(笑)。
赤身と脂のバランスの良い白糠のブリを、ブリしゃぶや漬け丼の素に。
「極寒ぶり」というブランドで取り組んでいます。今年で4年目の取り組みとなりました。
極寒ぶりの取り組みは、私たち水産加工業者だけのものではありません。
良い魚体、良い処理が、良い鮮度をつくる。そんな考え方のもと、漁師からブリを高く買うことを前提に、船の上での血抜きをお願いし、水揚げ後、市場ですぐ冷やし込み。漁協内の加工場で頭や内臓を取り除き、商品にしています。
船の上で1匹ずつ血抜きをするのは、とても大変な作業。
水揚げから、1度も冷凍せずにつくるブリしゃぶは最高です!
次の課題は小さいサイズ
5kg以上のブリが少しずつ取引されていく中で、次に着手したいのは3kg前後の小さいサイズです。定置網は「待つ漁業」であり、小さいサイズも混獲されてしまいます。上がってしまうのなら、ちゃんと処理して、美味しく食べたい。
そんな思いから、現在、開発したのが「天然ぶりフレーク」です。
9/30にリリースしたばかりの、出来たてほやほやです。
ぶり(魚)の香りが強く、料理に合います!
白糠のブリを、水揚げ後すぐに冷やし込み、町内の加工場で丁寧に処理。最終工程は町外で実施しますが、水揚げから商品まで一気通貫で弊社が担うことで、できるだけ地域にお金を落とし、中間流通を挟まない流れに出来ました。浜の鮮度の良さそのままに、他の魚介加工品と並んでも遜色のない価格でお届けできます。
「小さいから」「今まで値段がつかなかったから」こそ買いつけ、前浜で取れたばかりの魚だからこそ出せる美味しさを実現。さらに漁師と漁協の魚づくりに活かしていく...それが、このフレークに込めた考え方です。
サイズごとや処理に応じた最適なレシピづくりをしています。
食べて応援してくれませんか?
ご支援は、そのままブリの買い付け資金になります。
・市場にとっては、これまで値段がつかなかった魚に値段がつく!
・漁師にとっては、取った魚を無駄にせず収入につなげられる!
・そして、白糠の「美味しい!」をあなたにお届けすることができる!
そんな三方よしの関係が、さらなる白糠漁業の「生産リレー」に繋がります。
小サイズのぶりを工場で捌いている様子。
リターンについて
今後のスケジュール
・クラウドファンディング公開:10/1
・クラウドファンディング終了:10/31
・リターンの実施や送付:11月中旬〜末にかけて
※商品の発送時期は、変更になる可能性があります。活動報告を通じて、進捗と今後の予定をお知らせします。
さいごに
水揚げが減り、漁師が減り、魚を買う人も減ってきています。
「子や孫に美味しい天然の魚が食べられる海を残したい」という思いで日々活動していますが、海の変化はとても早くで、とても大きいです(線状降水帯が発生したり、川の土砂で鮭の遡上が難しくなったり、たくさんの困難が立ちはだかっています)。
一方で、東京など消費地においては、この飽食の時代に、なかなか産地の現状を知る機会すらないかもしれません。鮭の激減や値段の高騰といった変化は、小売店側の努力によって気づきにくくなっていると思います。
私たちシラリカは、白糠の漁師と食卓をつなぐ編集者的な立場です。北海道の道東の地で、どんな生産活動があるのかを知ってもらうことが、子どもたちに残す豊かな海づくりにつながると信じています。新たなご支援・協働の機会が生まれるきっかけになればと、願いを込めて。





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