酢の物、サラダ、煮物、お味噌汁。
海藻は、私たちの食卓に昔から登場してきた食材です。

でも今、その「当たり前」が少しずつ変わっています。
日本人1人あたりの海藻消費量は、平成初期のピーク時から半分以下に減少しています。
栄養価・健康効果の面だけではなく、サスティナブルな資源として今や世界から注目されている食材ですが、このままだと「食べられなくなる未来」が来るかもしれない。
だから私たちは、海藻を守るだけではなく、海藻を食べる人を増やすことからはじめたいと考えました。
はじめまして。宮城県南三陸町にある「海藻専門店SEASON」です。

私たちは、希少海藻であるマツモの陸上養殖を事業化するために2020年にスタートしたブランドです。海藻をつかった食品製造や、海藻をコンセプトにしたカフェの運営をおこなっています。
ミッションは、海藻との新しい出会いで ココロ躍る体験を。
現在は、国内初となる「マツモ」「タオヤギソウ」の陸上養殖に挑戦しています。
私たちの想いや事業内容をまとめたブランドムービーを、ぜひご覧いただけると嬉しいです。
私たちが暮らす南三陸町は、海と山が近く、自然の恵みを身近に感じられるまちです。
海では、牡蠣やホタテ、サーモン、ワカメなどが育ち、昔から海藻も日々の食卓に並んできました。中でもマツモは「三陸の春の海藻」として、地域の人々に親しまれてきた食材です。
けれど、海藻を食べる人もつくる人も、少しずつ減っています。
私たちは、昔から続いてきた食文化を「守る」だけではなく、今の暮らしの中でも海藻を楽しめる、新しい食文化をつくりたい。
そのスタートを、ここ南三陸からはじめていきます。


私たちの仕事場の目の前には、伊里前湾という海が広がっています。
海にロープや筏が並び、その横で船を動かしながら作業をする漁師さん。このロープや筏に、ワカメやコンブなど海藻の種苗を設置し育てていく方法が海面養殖です。
国内で生産されるワカメの約70%は、南三陸を含む三陸沿岸で育てられています。ワカメの他にも、コンブ、ノリ、ヒジキ、フノリ、アカモクなど。海藻を食べる文化がもともと根付いている地域です。
しかし、海の環境はどんどん変化しています。
ウニが海藻を食べ尽くしてしまう食害や、高水温による海中の栄養塩の低下、自然災害や天候のリスクなど。暦や経験則での養殖が難しくなっている今、生産者は減少しているのが実情です。

海面養殖で海藻を育てる生産者数は、1998〜2023年までの25年間で約56%減少し、半数以下にまで減少。海藻消費市場が長期的に縮小するなか、作り手の数も減っています。
これまで南三陸の海を守ってきた、地元漁師さんたちの競合にはなりたくない。
ライバルではなく、一緒に海藻を盛り上げていけるような、プラスになる事業ができないか。考えてたどり着いたのが、海藻市場ではあまり出回っておらず、新規性の高いマツモとタオヤギソウの陸上養殖でした。
海藻に限らず、ウニやエビ、サーモンなど、国内でもさまざまな魚介類の陸上養殖が進められています。
⚫︎環境変化や天候に左右されづらい
⚫︎異物混入のリスクを抑えられる
⚫︎年齢や性別を問わず、多くの人が携われる
私たちの会社は元々建設業を営んでおり、海藻を育てるノウハウはありませんでしたが、企業や大学の力を借りて6年越しに陸上養殖をスタートするに至りました。

私たちの施設では、半閉鎖循環式という方法を採用しています。
目の前の伊里前湾から海水を汲みあげ、浄化装置をつかってタンク内の水を繰り返し使いながら、一部を海に戻すという仕組みです。水質を一定に保ちながら排水量を減らせるため、効率的かつ環境への負荷も抑えやすいのが特徴です。
施設稼働の際には、メディアにもご紹介いただきました。
▼KHB東日本放送さま
https://news.yahoo.co.jp/articles/315d15d5da048e33b815b745acf1d616cbcf29f9
「この料理に海藻が入っているの?」
「海藻のイメージが変わりました!」
カフェにいらしたお客様との会話の中で、1番嬉しい言葉です。
海藻=和食、というイメージが強いかもしれません。
でも、ワカメのソーセージや海藻パフェなど、少し視点を変えてみると、海藻にはまだまだたくさんの楽しみ方があります。
また、マツモとタオヤギソウは広く知られている海藻ではありません。
マツモって、どんな味?
タオヤギソウって、どんな食感?
生で食べたら?加熱したら?パスタにしたら?スープにしたら?
この海藻たちには、私たち自身も知らない表情がまだまだあります。
だから今回、陸上養殖で育てた2つの海藻の初回生産分を、皆さんにお届けすることにしました。

ぜひ、まずは一度食べてみてください。
そして、
「こんな食べ方がおいしかった」
「こんな料理に合いそう」
「もっとこうしたら面白そう」
そんな声を、私たちに聞かせてください。
あなたの食卓から、海藻の新しい楽しみ方がはじまります。
マツモとタオヤギソウ。初めて聞く方も多いかと思います。

マツモは、三陸地方で昔から食べられてきた海藻です。高級海藻として知られ、乾燥1kgあたり30,000円を記録することもありました。地元では、かつて年間300kgほどあった収穫量は、今では数十kgにまで激減しています。
タオヤギソウは、北海道から本州、九州まで全国的に広く自生していますが、養殖されている事例は少なく研究が進められている最中です。
この2つを通年で生産できればベストですが、それぞれ好む環境が異なります。
マツモは、水温10℃以下の冷たい水を好み、夏場は苦手。
タオヤギソウは、夏の暑さに強く、多少の寒さなら耐えられる。
「三陸の春の海藻」として大切に食べられてきたマツモを守りながら、地域の新しい食材としてタオヤギソウを育てていく。
陸上養殖の施設を年間通して活用するため、農業でいう二毛作の考え方で「海藻の二藻作」の実現を目指します。


私たちがつくりたいのは、海藻を育てる場所だけではありません。
海藻が育つところを見て、触れて、食べて、「海藻ってこんなに面白いんだ」と感じてもらえる。
そんな体験が生まれる場所を、ここ南三陸につくりたいと思っています。
年明けには、その第一歩として、陸上養殖施設のそばで民泊の営業をスタートする予定です。
海藻が育つ場所を見て、南三陸の海を感じて、実際に海藻を食べてみる。
生産から食卓まで、海藻をまるごと楽しめる場所を少しずつ形にしていきます。
そして、いつか。
「海藻を食べに行こう」「海藻を見に行こう」
そんなふうに、海藻を目的に人が集まる場所をつくりたい。それが、私たちの夢です。
この場所の名前も形も、まだ決まっていません。
でも、今回皆さんにお届けする2つの海藻も、その未来につながる最初の一歩です。
まずは食べてもらうことから。
そこから生まれる「おいしかった」「こんな食べ方もできそう」という声を、次の挑戦につなげていきたいと考えています。
ただ、私たちだけでは海藻の食文化はつくれません。
海藻を食べる人。海藻を料理する人。海藻を売る人。海藻を研究する人。そして、海藻に魅力を感じて面白がってくれる人。
そんな人が少しずつ増えていけば、海藻の楽しみ方は、もっと広がっていくはずです。
その一つひとつの「おいしい」「面白い」が、海藻の未来につながっていくと私たちは信じています。
南三陸から、海藻をもっと自由に。
一緒に、海藻を楽しむ人を増やしていきませんか。
さいごに
皆さんからいただいた支援は、海藻を「育てる」だけでなく「食べる人を増やす」ために使わせていただきます。
⚫︎マツモ・タオヤギソウの商品開発
⚫︎新しい食べ方やレシピの開発
⚫︎海藻を楽しむ体験づくり
⚫︎海藻を知ってもらうための情報発信
⚫︎民泊を含めた、海藻と出会える場所づくり

- (南三陸の料理人にご協力いただき、レシピ開発を進めています!)
この先も長く、南三陸で続く産業をつくりたい。そして三陸で育まれてきた海藻食文化を、未来にも残していきたい。
私たちの想いに共感いただき、次世代へつなぎたいと考えてくれる仲間が増えたらとても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
ご支援・リターンに関する注意事項
- ⚫︎本プロジェクトはAll-In方式です。目標金額に達しなかった場合も、プロジェクト終了時までにいただいたご支援に応じてリターンをお届けします。
- ⚫︎食品リターンは「冷凍便」でのお届けとなります。詳細な保存方法・賞味期限等は各リターン詳細をご確認ください。
- ⚫︎商品は生産状況等により、お届け時期が変更となる場合があります。
- ⚫︎陸上養殖施設の見学は、事前予約制です。詳細は支援者の方へ個別にご案内します。
- ⚫︎民泊モニター体験は、住宅宿泊事業法に基づく届出等の手続き完了後に実施します。手続き完了は、2027年1月に完了予定です。
- ⚫︎民泊の営業開始時期や施設・サービス内容は、準備状況により変更となる場合があります。
- ⚫︎各リターンには、それぞれ利用条件・注意事項があります。詳細は各リターン詳細をご確認ください。














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