埼玉県西所沢にボードゲームの博物館(シリアスゲームミュージアム)を作りたい!

今年の11月に、埼玉県西所沢にボードゲームの博物館(特に、シリアスゲームに特化した博物館)をプレ開館予定。 開館準備のための費用を集めたい。

現在の支援総額

379,500円

37%

目標金額は1,000,000円

支援者数

30人

24時間以内に8人からの支援がありました

募集終了まで残り

32日

埼玉県西所沢にボードゲームの博物館(シリアスゲームミュージアム)を作りたい!

現在の支援総額

379,500円

37%達成

あと 32日

目標金額1,000,000円

支援者数30人

今年の11月に、埼玉県西所沢にボードゲームの博物館(特に、シリアスゲームに特化した博物館)をプレ開館予定。 開館準備のための費用を集めたい。

自己紹介

こんにちは。私は合同会社ゲーミフィ・クリエイティブマネジメンツの石神と言います。

ボードゲームの編集者として、教育・研修・社会課題をテーマにしたボードゲーム(シリアスゲーム)の企画・制作協力をしています。編集者になって約10年、これまでに150件以上のボードゲーム開発に参画してきました。

シリアスゲームの開発手法の研究や、認知の拡大、活用の広がりに向けた活動として、『Play&Learn』の共催や、『シリアスゲームサミット』への登壇などを行ってきました。

Play&Learnやシリアスゲームミュージアムについて、メディアにも取り上げていただきました。

- 4Gamer.net「面白さの一段上に、どうしても伝えたいものがあるのがシリアスゲームの本質。」(Play&Learn主催インタビュー)

- 4Gamer.net「博物館を作るために学芸員資格を取得した石神康秀氏が語る。」

このプロジェクトで実現したいこと

シリアスゲーム、特にボードゲームを作る人は、確実に増えています。

(※私が収集しているリストには、すでに600件以上のシリアスボードゲームが載っています。ニュースなどに取り上げられないものを含めれば、これは氷山の一角だと思います。)

ただし、その大半は、正直に言えば「安易に作られた、学びの薄いゲーム」になってしまっていると感じています。

理由ははっきりしています。シリアスボードゲームの作り方を、体系的に学べる場がないからです。

シリアスボードゲーム開発を教える教育機関は増えつつありますが、まだ第一世代です。つまり、今教えている人自身が「独学」であり、誰かから体系立てて学んだわけではありません。

これでは、良いゲームがたくさん生まれていかないだけでなく、生まれた良いゲームを見つけてもらうことも難しくなります。せっかく数が増えている今だからこそ、良いゲームを作ってほしい。そのためには、お互いに学びあえる環境が必要です。

私たちは、こうした状況を解決したいと考えています。

シリアスゲームミュージアムを作ります

その手段として選んだのが「博物館」という形です。

日本の博物館法は、博物館の役割として「資料の収集」「保管」「調査研究」「展示・教育普及」の4つを定めています。この国の基準に沿ったサイクルをきちんと作り、回し続けることで、シリアスゲームは一過性のブームではなく、蓄積されていく「文化」になれると考えています。

逆に言えば、このサイクルを誰も回さなければ、同じ課題はこの先も繰り返され、放置されたままになってしまいます。だから今、ミュージアムが必要だと考えています。

現時点では、このミュージアムは博物館法に基づく「登録博物館」ではありません。1号館を将来「登録博物館」として認めていただけるよう、実績を積み重ねていきます。

◆1号館の概要

・場所:埼玉県西所沢「アクウカン」内のレンタルスペース

・運営:完全予約制

・プレ開館:2026年11月中旬/正式開館:2027年2月(予定)

シリアスゲームミュージアム設立準備室 ホームページ

現在の準備状況

場所は、西所沢にある「アクウカン」内のレンタルスペースをお借りする形で実現を目指しています。博物館を「完全予約制」とすることで、開館日にはこのレンタルスペースを博物館として使わせていただき、展示物を持ち込んで見ていただけるようにする予定です。

「アクウカン」のある建物外観

初期収蔵品については、本格的な収集活動はまだこれからですが、私自身がこれまで手元に集めてきたシリアスゲームに類するものを、一旦取りまとめました。

初期収蔵予定品の一部

実際にこの場所でゲームを遊んでみる会も行っており、少しずつ「ここでゲームを囲む」という光景が生まれ始めています。

すでに多くの方から「自分のゲームもミュージアムで扱ってほしい」「寄贈・協力します」というお声をいただいており、これから少しずつ集めていければと考えています。

◆メンバー紹介

常田 卓磨…1号館館長、アクウカンゲームズ 代表/株式会社コト・エージェンシー 社長

石神 康秀…事務局長、合同会社ゲーミフィ・クリエイティブマネジメンツ 代表(本文の執筆者)

また、協議会委員を以下3名にお願いしています。

- IGDA日本 佐藤 翔氏

- 立教大学 古澤 輝由氏

- 認定NPO法人サービスグラント 上原 一紀氏

なぜ私たちが、今やるのか

私はもともとITシステム開発の仕事をしていました。大学時代からソフトウェア工学を学び、現場では特に「要求定義・要件定義」の重要性を意識しながら、コンサルタントのような役割も担ってきました。その考え方でボードゲーム開発に関わったとき、伝えたいメッセージを表現する手段としてボードゲームがとても向いていると感じ、ボードゲームの編集者になりました。

編集者になって約10年。この間に、大学の授業、研究、学習塾、地域の街おこし、NPOの啓発活動など、多くの場でボードゲームが作られるようになりました。これはとても喜ばしいことだと思っています。

ただ、ゲーム作りには決まった作法がなく、どのやり方が正しいわけでもありません。そのぶん、多くのやり方と多くのゲームのパターンがあること自体が、まだ十分に知られていません。もっと現場に合った作り方があるかもしれない。すでに同じ、あるいは似たゲームが存在するかもしれない。そうした気づきを得られないまま、多くの人がバラバラに開発しているのが現状です。

たとえば次のような例があります。

・クラウドファンディングで新しいシリアスゲームが登場するとき、「みんなで仲良くなれます」「コミュニケーションが広がります」という説明をよく見かけます。ほとんどのボードゲームに当てはまる言葉で、そのゲームならではの優れた点が伝わっていません。

・地域・大学・企業研修のように単年度予算で作られたゲームは、予算が終わると同時に消費され、歴史に残らないまま消えていくことが少なくありません。次の担当者はおろか、他の組織も参考にできません。

・学会では発表や論文が増えていますが、多くはアンケート結果などの成果報告やルール紹介にとどまり、ゲームの仕組みそのものや他のゲームとの比較まで踏み込んだ議論は、なかなか進みません。

評価軸を作ること、開発環境を整えること、開発手法を共通言語にすること。やるべきことはたくさんありますが、その前に、まず「今どんなゲームが存在し、どんな仕組みが使われているのか」を整理することが必要だと考えました。そのためにはアーカイブが必要です。しかも、一人で完結するものではなく、多くの人が共同で関わっていくものです。そこから、アーカイブのための物理的な場所、つまり博物館という形に行き着きました。


博物館には、集めて保管するだけでなく、調査研究を行い、展示を通して見て触れてもらい、教育につなげていく文化的な役割があります。この仕組みをちゃんと学ぶために、1年かけて博物館学芸員の資格を取得しました。学んだ知識と、学芸員同士の横のつながりを、ミュージアムの運営に活かしていきます。

シリアスゲームには、今のところ明確な定義がありません。目的やテーマを持って意図的に作られたものであれば、ボードゲームに限らず、デジタルゲーム、謎解き、ARGも含めて、すべてシリアスゲームと呼べると考えています。それらの間には、共通する設計手法や考え方があるはずです。まずは自分の領域であるボードゲームから収集を始め、将来はデジタルゲームや謎解き、ARGにも広げていきます。デジタルゲームのアーカイブの取り組みはすでに別の場所で始まっていると聞いているので、連携しながら進めたいと考えています。

1号館は、西所沢の「アクウカン」の常田さんが場所の提供に名乗りを上げてくださったことで、この場所からスタートすることになりました。所沢市民の方々への地域貢献も意識して進めます。

シリアスゲームを専門に収集する博物館は、私たちが調べた限り、世界的に見てもほぼ例がないようです。だからこそ、物を集めてデータベースを作っていくことに意味があると考えています。

シリアスゲームへの関心は、世界的にも高まっています。アメリカに拠点を置く「Games for Change(G4C)」は、社会的インパクトを持つゲームを表彰する世界的なアワードを主催しており、最近になってボードゲーム部門が新設されました。2026年のファイナリストには、日本のボードゲーム『アンクラ!』が選ばれています。受賞こそ逃しましたが、世界のファイナリストに残ったこと自体が快挙です。開発者の大下さんは、開発の過程をご自身のブログに綴っています。


こうした動きは、日本のシリアスボードゲームが世界に通用する水準にあることを示しています。だからこそ、良いゲームを見つけ、正しく評価し、次につなげていく仕組みが必要だと、あらためて感じています。(『アンクラ!』を体験しながら開発者にお話を伺えるリターンもご用意しています。くわしくは「リターンについて」をご覧ください。)

クラウドファンディングに込めた思い

具体的な構想を持ち始めたのは、2年以上前のことです。それから、アカデミアの方々、企業、自治体など多くの方に、シリアスボードゲームの収集と、それを使った分析・研究の必要性をお話ししてきました。必要性そのものは、多くの方にご理解いただけたと感じています。

一方で、なかなか場所が決まらず、「場所の提供は難しい」と言われることも多くありました。そうした中で「アクウカン」が名乗りを上げてくださり、ようやく具体的に動き出せることになりました。

「必要だ」という声はいただけた。では、それを私たちがやっていいのか。今やっていいのか。今回のクラウドファンディングは、それを皆さまに判断していただき、託していただけるかどうかを問うものだと考えています。

◆基本ゴール100万円の意味

100万円は、シリアスゲームミュージアムが必要かどうかを、皆さまに判断していただくための金額です。100万円が集まれば、開館に向けて動き出せます。

・調査・研究・収集活動を進める(開発者の方々との交渉、情報収集、視察)

・資料を適切に保管するための施錠管理棚などの什器・備品を整える

・2026年11月のプレ開館、2027年2月の正式開館に向けて準備を進める

小さく開館するだけなら、場所をお借りして開けるだけなので、大きなコストはかかりません。それでも今回クラウドファンディングを行うのは、今後の運営資金を皆さまから先にお預かりし、負託を受けた者として、より充実したサービスを提供したいからです。

なお、リターンは物品ではなく、ミュージアムのメンバーシップ制度とサポーター制度への先行参加が中心です。くわしくは次の「リターンについて」をご覧ください。

リターンについて

基本的なリターンは、ミュージアムのメンバーシップ制度「リサーチ・アソシエイツ・プログラム(RAP)」への先行参加と、開館後も継続して募集する「サポーター制度」への先行応募です。物品をお渡しするリターンではありません。

◆リサーチ・アソシエイツ・プログラムとは

ミュージアムで、ゲームの研究・分析に協力していただくメンバーシップ制度です。研究者に限らず、教育実践者、活用者、作者、批評者、アーカイブや展示に関心のある実務者の方を想定しています。

・年会費:通常10,000円(クラウドファンディング限定で9,000円から)

・有効期間:毎年2月22日を基準日とする年度制です(暫定)。クラウドファンディングでお申込みいただくと、2026年11月のプレ開館から有効となり、2028年2月21日までご利用いただけます(通常の1年間より約3か月長くなります)

・できること:収蔵されたすべてのゲームの体験(一般の来場者が体験できるのは、関係者の展示許可と最低限の整理分析を終えたゲームのみです)

・研究への参加:データベースの全情報を閲覧できます。また、プレイ記録を入力して、分析・研究に参加できます(オンラインからでも可能です)

※リサーチ・アソシエイツ・プログラムは、ゲームの研究・開発・活用に関わる方が対象です。ミュージアムとの関連性を確認のうえ、登録の可否を判断します。クラウドファンディングでのお申込みも同様です。登録が認められなかった場合は、返金いたします。

くわしくは、準備室のサイトをご覧ください。

◆サポーター制度とは

資料の保存・研究・公開、アクセス環境の整備といった活動を、資金面と連携面から支えていただく制度です。法人・団体の方を想定しています。

・年会費:100,000円(通常の年会費です。クラウドファンディングでも同額です)

・有効期間:毎年2月22日を基準日とする年度制です(暫定)。クラウドファンディングでお申込みいただくと、2026年11月のプレ開館から有効となり、2028年2月21日までご利用いただけます(通常の1年間より約3か月長くなります)

・特典:サイトへのロゴ・団体名の掲載(ご相談のうえ決定します)

・特典:「リサーチ・アソシエイツ・プログラム」の申請者をご紹介いただけます(1団体あたり100,000円のご支援につき、ご紹介者5名まで、年会費が半額になります)

※現時点では、寄附金控除等の対象となる寄附としては取り扱いません。

◆あなたに合うリターンの選び方

各リターンの詳しい内容は、一つひとつのリターン説明をご確認ください。

・お名前プレートなどを追加したい場合は、1回のご支援で複数のリターンを選べないため、お手数ですが分けてご支援ください。

・体験会・読み解きイベントへの交通費・滞在費は、各自でご負担ください。

支援金の使い道

集まった支援金は、次のとおり使わせていただく予定です。

※割合は、目標金額100万円に対するものです。

これらの什器・設備を整え、収集活動を進めていくことは、将来的に国の「登録博物館」として認められることを目指す、最初の一歩でもあります。

ネクストゴール

基本ゴールの先にも、安定して運営を続けるために必要な規模があります。場所を充実させ、収蔵品を増やしていくには、さらに資金が必要です。年間300万円ほどの規模感があれば、1年を通じて運営を回していけると考えており、そこまでをネクストゴールとして掲げます。

スケジュール

この先のビジョン

まずは、身近なボードゲームを集めることから、ミュージアムを充実させていきます。ただし、私たちが実現したいのは、あくまで「シリアスゲームミュージアム」です。デジタルゲームも、謎解きも、ARGも、伝えたいメッセージや想いを持って作られた作品であれば、同じ「シリアスゲーム」というくくりの中で、少しずつ対象を広げていきたいと考えています。

・1号館を、博物館法に基づく「登録博物館」として認められる形を目指す

・2号館、3号館を全国に作っていく(メンバーシップは共通で利用可能)

・Games for Change(G4C)など世界の組織と連携し、国際的な存在感を高める

・大学と連携する

・ボードゲームの枠を超えて、デジタルゲーム・謎解き・ARGなど、多様なシリアスゲームに対象を広げる

最後に

シリアスゲームがこれから発展していくために、ミュージアムは必要だと確信しています。あとは、「今、必要か」「どんなものであるべきか」「私たちがやってよいか」の3点について、皆さまにご判断をいただきたいのです。

シリアスゲームの開発や活用に関わる皆さま、ご興味のある皆さま。ぜひ今、私たちに任せてみてください。まずは西所沢の小さな1号館から始めます。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • 26日の17時に公開し、本日3日目となります。クラウドファンディングは30%を超えました。ありがとうございます。昨日はPlay&Learn2026#06というイベントにて、シリアスゲームミュージアムに関する15分プレゼンをしてきました。スライドはこちらです。多くの方に共感いただいてありがたいことにご支援もいただきました。このまま少しずつ広げて行きたいです。お話しさせていただい方にはそれぞれ「シリアスゲームミュージアムが出来たらこんなことをしたい」というのがあるというのが分かりました。皆さんの実現の基盤づくりとなれるように、ミュージアムの仕組み作りをこれからも考えて行きます。引き続き、応援よろしくお願いいたします。<質問募集>「こんなことはどう考えていますか?」のような質問をいただくと、そこから話を広げやすくてありがたいです。コメントでも直接でも構いませんので是非ご連絡ください。活動報告でお答えしていけたらと思います。 もっと見る

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