※目標金額を達成しました!皆様ご支援誠にありがとうございます。
予想外の早い段階での達成にあたり、第2目標金額(ストレッチゴール)を30万円で設定する事といたしました。
元予定していた滞在期間を2倍の10日間に延長する関係上、滞在費、取材費(インタビュー用)、雑費として使用させていただきます。リターンの種類を拡大するというよりは、レポートの内容や報告会で話せる内容を濃くするという方向で延長した滞在期間を活用します。延長した期間での具体的な予定や資金の使い道に関しては、本文中をご参照ください。
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皆様初めまして、藤井友輝(ふじいともき)と申します。1994年北海道出身の24歳です。「Edtech活用で日本の教育をより良いものにして行きたい」という思いで将来的にEdtechでの起業を考えています。今回はその想いを達成するための第一歩として、当プロジェクトを立ち上げました。
▼僕の夢
唐突ですが、僕はこの日本という国が好きです。だからこそ、今までもこれからも、国際社会の中で存在感を放っていられる、力強い国であり続けて欲しいと思います。
しかし、日本の将来を危惧している人はおおいのではないでしょうか?
日本の未来が明るい希望に満ちていると感じる人はそんなに多くない一方、日本の未来に閉塞感を覚える人は多いのではないかと感じます。少子高齢化、人口減少、都市一極集中、国防、歴史問題・外交、自然災害など、抱える問題は数えきれず、しかもそれらは非常に複雑に絡み合っています。こういった問題と向き合い、解決まで至らずとも最適解を求め続ける努力は怠ることができません。
教育の変革で未来を良い方向に向けられると信じています!
日本という国に誇りを持ち、上記のような希望を抱いている僕ではありますが、それらの問題は到底僕の手に負えるようなシロモノではありません。そこで僕が着目したのは教育です。国防や外交に関わる政府の人間も、自然災害を未然に防ごうとする研究者も、地方創生を志す起業家も、基礎に持っているものが(形は様々ですが)教育です。
自分自身がEdtechで起業し、教育に良い影響を。
Edtechを活用したビジネスにより、一起業家としてその根幹となる教育の部分において、”良い”影響を与えることで、そういった問題に向き合って効果的な施策を打ち出し実行する様な将来の人材育成に貢献する。そうすることで、間接的ではありますが日本社会の発展に貢献することが僕の夢です。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
さて、未来の話をするときに必ず抑えなければならない点があると思います。それは現状です。
過去から脈々と受け継がれてきた現状をしっかりと分析しないことには未来は語れません。
世界でのEdtechの動向を把握しきれていない現状。
「Edtech関連で起業し日本に貢献したい」とは言っても、そもそも世界のEdtech市場でどのような動向があるのか、把握しているとは言えません。そしてそれは僕だけに当てはまることだとも思いません。
教育現場の方々、Edtech企業に勤められている方々、公的セクターで教育政策に関わる方々など、教育に関心のある・実践されている方々は多くいらっしゃるとは思いますが、僕と同じように世界の動向把握は苦心している方は多いのではないでしょうか。
中国というEdtechにおける最大級の市場の情報が少ない。
その大きな理由の一つとして、「日本語で情報があまり出回っていないから」があると思います。Edtech市場が大きいと言われている国に米国・中国・ヨーロッパ諸国があります。米国やヨーロッパ諸国の情報に関してはある程度日本語での流通もあると思いますが、特に中国に関しては非常に少ないという印象があります。実際、今回訪問予定である、中国最大級Edtechカンファレンスの”GETChina”ですらもほとんど日本語での情報がありません。
バブルの様相を呈するほどの、中国Edtech市場。
一方で中国は市場規模も投資資金も桁違いであり、Edtechのユニコーンが5社(世界では米国3社・インド1社を加えて計9社)あります。さらにアリババ会長のジャック・マーが教育支援の財団を設立するとの発言をしたなどで、これからますますEdtech市場が盛り上がっていくと予想されます。
↓アリババの先にある人生、「ジャック・マー財団」通じ教育の世界へ↓
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-07/PENSTP6S972801
中国Edtechの情報を、日本で教育に関心のある皆様に共有したい。
この盛り上がりを見せる中国のEdtechの情報を徹底的に調査したいと思います。そしてこれが重要な点ですが、それを日本語で教育に興味のある皆様にお届けすることで、みんなで一丸となって将来に向けての効果的な施策を打ち出して行きたいのです。そんな想いで今回のプロジェクトを行います。
▼Edtech(Education Technology)とは?
Edtechはあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、”Education Technology”をくっつけて短縮した言葉です。僕は割と広義で捉えておりますが、「教育を質的・根本的に変える可能性を持った新技術による商品やサービス」かと考えています。
改革の遅れていた教育分野。
インターネットの普及によってここ数十年で世界の様相はガラッと変わりました。その中でも昔から変化が少ないと言われているのが教育です。しかしここ最近で、教育の根幹となる部分から、Edtechの力を応用してより良いものに変革していく動きが活発化してまいりました。
世の中が、教育の改革に向けて動き出した。
実際に経済産業省が主導して『「未来の教室」とEdTech研究会』と呼ばれる、検討会を2018年の1月から6月にかけて行い、2018年7月26日に「未来の教室」実証事業のキックオフイベントを開催しました。こちらの事業は、Edtechを有効活用し学習者中心の学びを社会で作りだす事業であり、日本にもEdtechでの教育改革推進の流れが訪れているように感じます。
このように、教育の改革は政府も推進しており、これから更なる発展が期待されています。また、民間でも多数のEdtech関連企業が誕生しています。以下にいくつか、日本Edtech関連企業を抜粋しています。
↓日本Edtech関連企業抜粋↓
レアジョブ - 主にフィリピン人と個別スカイプ会話のできる、オンライン英会話学習。
スタディサプリ(リクルートマーケティングパートナーズ) - 小中高生向けオンライン学習サービス。
こどもモード(Smart Education) - 幼児向けの多数の知育アプリを開発。
Clear(arcterus) - 勉強のノートを投稿・共有できるアプリ。日本だけでなく世界展開をしている。
センセイノート(LOUPE) - 先生同士が役立つ情報を互いに交換できるサービス。
SoroTouch(Digika) - そろばんの仕組みをiPadで応用した、新しい暗算学習法を提供。楽しみつつ、学習状況を逐次記録しながら行え、短期間で効率的に「イメージ暗算」(そろばん式暗算)が身につく。
Springin'(しくみデザイン) - プログラミングの知識がなくてもゲームやアプリの作れるビジュアルプログラミングのプラットフォームを提供。自分で作るだけではなく、他の人の作成したゲームで遊んだり、評価の高いものにはコインが配布されるなどの仕組みがある。
Scratch対応Mabeee(NOVARS) - 乾電池をIoT化するMabeeeを使用し、玩具や理科教材、照明器具などの乾電池製品を「Scratch」でプログラミングし、コントロールするプログラミング学習ツール。
※記載企業は、本プロジェクトとは特に関係はございません。
▼GET Chinaとは?
GET(Global Education Technology) Chinaとは、11月13日〜15日まで北京で行われる中国最大級のEdtechカンファレンスです。今年で4年目4回目の開催であり、2017年度は6290人の来場者、258のスピーカー、188のメディアが参加したそうです。
22ヶ国から参加者が訪れる非常に国際的なイベントであり、全てのセッションに中国語→英語の同時通訳がつきます。
こちらのイベントに参加し、目ぼしい基調講演やパネルディスカッションへの参加、ブースでのEdtechスタートアップ調査、全国からの教育関連の人々とのネットワーキングを行います。
それらを元にして、中国のEdtech市場の現状やトレンド、今後の展望といったものをレポートにまとめます。
↓GETChina2018公式ページ↓
https://goo.gl/z63daw
▼これまで・これからの活動
ブログでのスタートアップ関連・教育関連の情報発信。
少しずつではありますがブログを書いております。今後はEdtechについての投稿を増やし、僕が得たEdtech関連知識を皆さまと共有をしたく思います。
https://medium.com/@tomokifujii
日本Edtechカンファレンスの運営支援。
また、2018年11月4日(日),5日(月)に開催される「Edvation x Summit 2018」の運営のお手伝いもしていきます。
1.新しい教育の選択肢を知って頂くこと
2.既成概念にとらわれない教育イノベーターを生み出すこと
上記の2点を目的に開催されるカンファレンスです。この運営に携わることによって日本のEdtechを牽引する方々との交流を活発に行い、日本Edtechし市場の現状と今後の課題について自身の理解を深めてまいります。これらの活動を通して得た知識に関しては、上記のブログで更新してまいります。
https://www.edvationxsummit.jp/
▼延長した滞在期間で行う事(ストレッチゴールに付随する内容)
4-5日→10日へと拡大した滞在期間を利用して、以下のような事を行おうと思っています。
・中国Edtech企業へのインタビュー:VIPKIDや17zuoye (一起作业)などのユニコーン企業のみならず、イベントで出会った面白い企業などにインタビューをしたいと思います。ほんの1例ですが、それぞれのEdtech企業から見た中国という市場の特徴、自社サービスへの思い、競争状況などを聞いてみたいと思います。そこで得た当事者からの洞察を元に、さらに興味深い発見に向けた調査が可能かと考えます。
・中国でEdtchスタートアップを行う日本人へのインタビュー:なぜ中国市場を狙ったのか、その難しい点は何か、どのような思いを抱えているのか。日本企業の中国進出にも活きるような情報を得られるようなインタビューをしたく考えています。北京を拠点に清成教育というEdtechスタートアップを経営している、三澤公希さんとのアポを取り付けております。アポは今後も順次増やしてまいります。
・中関村訪問:中国のシリコンバレーと呼ばれており、投資資金の3分の1が集まる中関村。北京から1時間弱ほど離れた場所に存在し、清華大学や北京大学を擁しています。そこへ取材へ行き、Edtechを中心に、中国のスタートアップ市場概観を調査したいと思います。
・(できれば)Edtech導入している公立学校訪問やユーザー調査:実際に使っているユーザーたちの声を聞いて見たいと思います。ただこちらの優先度は低めに考えています。
※インタビューは先方の都合で成否が分かれます。こちらは最大限努力はいたしますが、特定の企業への取材を確約するものでは無い点、どうぞご了承ください。
▼資金の使い道(ストレッチゴールに付随する内容)
渡航費・宿泊費・飲食費・GETChinaチケット代に使用させていただきます。以下がおおよその内訳です。渡航は格安航空券、宿泊はホステルなど、できるだけ切り詰めて行こうと思います。ただ、取材に影響の出ない程度の質は確保させて頂きたいと思います。
※()はストレッチゴールで設定させていただいた増加分です。
渡航費・交通費 7万円(+1万円)
宿泊費 4万円(+2万円)
飲食費 4万円(+2万円)
GETチケット代 7万円
現地での取材費 6万円(+4万円)
雑費 2万円(+2万円)
計 30万円(+11万円)
手数料差し引き後 約25万円
▼リターンについて
・中国Edtech市場レポート
GETChinaへの参加を通して調査する中国のEdtech市場の現状や動向、今後のトレンドなどを日本語でレポートとしてまとめ、支援者の皆様に配布させていただきます。こちらは帰国から約1ヶ月後の配布を想定しています。
・報告会イベント
NYから帰国後、写真と共に取材内容を振り返る報告会を開催します。こちらは1月の中頃、渋谷駅から徒歩5分のPlug and Play Shibuyaにて開催予定です。こちらの詳細は以下「▼報告会イベントについて」の項目で記載しています。
・ランチ会
報告会イベント開催後、少人数でもランチ会を開催します。公には言えない様な話まで、プロジェクトの全てをお話しします。3名以下/回でランチ会を行い、中国Edtech市場や自身の体験談などについて詳しくお話します。(2019年1月~2019年2月末までの間に都内渋谷近郊のレストランで開催予定です。ランチ代はこちらが負担します)
・イベント登壇・講演会
ご希望の日時に、ご希望の場所にてご支援者様が関わるイベントで登壇・講演いたします。中国Edtech、日本のEdtechなど、登壇内容はご相談次第で柔軟に対応させていただきます。(2019年1月〜2019年3月末までの間に実行。詳細な日時についてはメッセージでやり取りの上決定。都外の場合は交通費をご負担いただければどこでも伺います)
▼報告会イベントについて
報告会イベントの詳細に関しましては以下をご確認ください。
※イベント詳細は流動的であり、予告なしに変更の場合がございます。あらかじめご了承ください。
■日時:2019年1月16日(水)19時00分〜21時00分
第一部「中国最大級Edtechカンファレンス"GET"に参加し、中国の教育市場を調査!」報告会:19時00分~19時30分(開場:18時30分)
18:30 - 19:00 開場、受付
19:00 - 19:05 本イベントについて
19:05 - 19:25 報告会
19:25 - 19:35 Q&Aセッション
19:35 - 19:40 休憩
第二部「中国との対比から見る、日本のEdtechの現状」パネルディスカッション:19時40分〜20時10分
懇親会:20時10分〜21時00分
■開催場所:
Plug and Play Shibuya powered by 東急不動産
ACCESS/MAP https://pnp-tokyu.net/#access
■定員:100名
■参加費:1000円(支援者の皆様は無料)
■対象者:
・支援者の皆様
・教育関係者
・Edtechに興味のある方
・スタートアップに興味のある方
・中国市場に興味のある方
■参加申込方法:EventRegistお申し込みページから、チケットをお申し込みください。
※Facebookにもイベントページがございますが、参加ボタンを押しただけでは、参加になりませんのでご注意ください。
※EventRegistでお申し込みいただいてから参加確定となります。
※当日はイベントレジストのQRコードと名刺をご用意のうえ、受付まで起こしください。
■登壇者
【第一部「中国最大級Edtechカンファレンス"GET"に参加し、中国の教育市場を調査!」報告会】
藤井友輝
Plug and Play Japan株式会社 Associate
北海道出身、九州大学卒で現在は東京で働いています。大学3年の年に休学をし、9ヶ月カナダ・トロントへワーキングホリデーを利用して留学後、3ヶ月間中南米を一人身で放浪しておりました。大学4年時の2017年8月に上京した際にPlug and Play Japanと出会い、当時保有していたコンサル会社の内定を辞退してPlug and Play Japanへの就職を決定。現在はベンチャーチームに所属し、スタートアップのソーシングと、プログラムに参加しているスタートアップ向けのコンテンツ運営を行っています。
【第二部「中国との対比から見る、日本のEdtechの現状」パネルディスカッション】
佐藤昌宏
デジタルハリウッド大学大学院 教授 / 一般社団法人教育イノベーション協議会 代表理事
デジタルハリウッド大学大学院にて、2009年より、デジタルテクノロジーを活用した教育イノベーション「EdTech(エドテック)」を実務家教員として研究・実践する。2004年には、構造改革特区を活用した、日本初の株式会社による専門職大学院デジタルハリウッド大学院の学校設置主要メンバーとして設立に参画。また、教育再生実行会議 委員、経産省の未来の教室とEdTech研究会 座長代理を含め国の委員などを務める傍ら、日本初EdTech国際カンファレンスEdvation x Summitの主宰、及び、数多くのEdTechスタートアップのメンターを務めるなど、「EdTech」分野のフロントランナーとして活躍している。
※ご登壇者は随時更新して参ります。
▼最後に
全身全霊、誠実に取り組んでいきます!
みなさんどうぞよろしくお願いいたします!
最新の活動報告
もっと見るリターンのレポートをお送りいたしました!
2019/01/07 22:28ご支援者のみなさま、お世話になっております。先ほど、いただいたメールアドレスにてリターンのレポートをご共有させていただきました!お時間のある際にご確認いただけますと幸いです。また、1/16には報告会もございます。ご都合のつく方はこちらもぜひご参加ください。どうぞよろしくお願いいたします。藤井 もっと見る
イベントページを公開しました!
2018/12/20 17:32ご支援者の皆様へメールでもご報告をさせていただきましたが、報告会イベントのページを公開しております!僕のGET報告会に留まらず、同様に北京で開催されたEdtech・教育カンファレンスであるGESやEdtech展示会であるSmartShowに出席された方にも登壇いただきます。さらに北京で「清成教育」というEdtechスタートアップをやっている方、深センで教育に10年以上関わっている方にも、現地で動いているからこそ言えるお話をしていただきます!https://eventregist.com/e/china-edtech良いイベントになるよう、企画運営全力で取り組んでいきます。どうぞよろしくお願いします。藤井 もっと見る
帰国いたしました!
2018/11/19 17:35ご支援者様10日間ほどの北京滞在が終了し、先ほど日本へ帰国いたしました。北京滞在中は、GETへの参加をはじめとして様々な人とお会いすることができ、多くの学びを得ることができました。これからはこれらの情報を整理して、皆様へお届けする準備を随時始めていこうと思います。また、イベントやランチなどの詳細・日程調整などは落ち着きましたら、個別に私からご連絡をさせていただきます。今回は取り急ぎ、帰国の報告にて失礼いたします。藤井 もっと見る
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