こんにちは。池上利也(いけがみとしや)です。
↑尾瀬沼トレッキング中の一枚
静岡県は浜松に活動拠点をおき、森での野外体験活動や、仕事や生き方のワークショップを通じて「本当の豊かさってなんだろう?」を問いかける活動をしています。
この度、この11月に絵本『こころのメガネ』を出版する運びとなりました。
この絵本は、誰もが知らず知らずにかけている「こころのメガネ」(=物事の捉え方、視点)に焦点を当て、自分らしく生きるためのヒントを考える、体験型の絵本です。
※最終校正中の表紙画像(帯つき)をAIで本の形にしたもの。(杜ノ利舎は私のペンネームです。)
この絵本を通して、
これからの「先の見えない時代を生きていく」子どもたちや、
「自分らしく生きたい」と願う大人たちに、
「自分次第で、毎日を変えられる」
という「勇気」を届けたいと考えています。
今回、想いに共感してくださる方に関わってもらった上での出版にしたいと考え
「共創出版」という形でのクラウドファンティングを立ち上げました。
どんな絵本なのか?そして、なぜ共創出版なのか?
まずはそこにつながる、
私のこれまでの物語を聞いてください。

これまでの活動は、働きながらほぼ10年単位で移ろいでいきます。が、その中で変わらずに膨らみ続ける問いがありました。
それは
「本当の豊かさってなんだろう?」
「次世代につないでいきたい大切なモノ、コトってどうやったらつながるんだろう?」
「自分にできることはなんだろう?」
でした。
初めての就職は老舗楽器メーカー。そこですぐに職場の先輩に声を掛けられ、終業後に行う会社の組合活動に参加することになりました。
活動に関わる中で食害や、子育てに関わるさまざまな社会問題に触れる機会も多く、同時にそれらをなんとかしようと活動している人たちにも出会い、沢山の刺激を受けました。
30代では障害のある人・ない人、一緒に楽しみを共有する場作りや運営に関わり、
40代で初心者向けの楽器開発をテーマに自らプロジェクトを立ち上げて「弾けない人の為の楽器開発」を手掛けるなど、
自分なりに「障がいがあるから」「弾けないから」と、参加することをあきらめてしまう人たちに、新しい入り口を作る活動を続けてきました。
また、同じく40代のタイミングで環境問題にも関心を持ち始めます。
働きながら数々の自然体験活動の場に赴き、50代後半になると荒廃し続ける日本の森を危惧、森林保全に向けた取り組み「里山応援団養成講座」を仲間と共に主催し、「自然の循環をサポートできる人を増やそう」といった取り組みを続けてきました。
↑森に関わるさまざまな活動を手がけてきました。
理由は森が豊かな暮らしの源だと思うからです。
改めてこうして振り返ってみると、私がずっと大切にしてきたのは、本当に大切なモノ、コトを次世代に繋げるための「場」や「体験」を創り提供することでした。
そんな活動を続ける中で、2024年、思いがけない出会いがありました。
そこで扱われていたのは、これまで自分が向き合ってきた場づくりとはまた違い、自分の内側にある「心」の変化によって、外側の行動を変えていくことについての取り組みでした。

2024年、「本当の仕事ワークショップ」という、"自分らしい仕事や生き方を探求するワークショップ"に参加しました。
このワークの考案者は、日本にコーチングやトランジション・タウンといった、人の自発的な変化と主体性を引き出す活動を紹介された、よく生きる研究所の榎本 英剛(えのもと ひでたけ)さん。
そんな彼の作る場で、自分がこれまで追いかけていた「本当の豊かさ」につながるヒントが紹介されました。
それが、今回の絵本の元になった「メガネ」の概念です。
本当の仕事ワークショップの中では、それぞれの人が無意識にもつ「仕事観」を「メガネ」に例え、自分にとって力の湧く方向へ、メガネを"掛け直す"(選択し直す)という体験をしました。
自分にとって力の湧く方向とは、「楽しい」と感じたり「ワクワク」することに向かうという事です。
これまで様々な方法で「本当の豊かさ」を探求してきましたが、この「メガネの掛け替え」という知恵は
「どんな人でも、どんな場所にいても、今この瞬間から実践できる」
「ものの見方一つで、毎日を豊かにすることができる」
という点で、普遍的、本質的で、なにより、誰でも平等に、かつ、楽しくできる点に感銘を受けました。
この考え方をもっと多くの人に伝えたい!と思い、2025年からは本当の仕事ワークショップを提供するリーダーになるための認定リーダートレーニングを受講。
研修を受け始め4ヶ月が過ぎた2025年9月、突然、今回の絵本の元になる言葉がおりてきました。
それをもとに台本を作り、読み聞かせ動画を作成して一緒に研修を受けている仲間にシェアしました。↑いつも挑戦を応援してくれる榎本英剛さん(前から2列目中央)と、リーダー研修の仲間たち

絵本の叩き台ができたとはいえ、じゃあ実際どうやって作れるんだろう…と思っていた翌月。
たまたま新聞広告で「出版相談会が地元で開催される」という文字が目に止まりました。
迷わず申し込み、担当者さんに先に作った読み聞かせ動画をお見せすると、見終わった直後に「これ、ぜひ絵本化したいですね。」と言っていただけました。
そのまま出版社の審査会に提出して通過、制作開始…と、話がとんとん拍子に決まっていきました。
↑最初につくったスライドショーによる読み聞かせ動画
そんな中、何故か理由もわからず、この本は「多くの想いを持った人の手で世に出す絵本にしたい」という思いが湧き上がってきたので、この気持ちを大切に進めてみようと決めました。
そのため、絵本の挿絵に関しても出版社のデザイナーさんに依頼するのではなく、先の認定リーダー研修を同期で受講していた仲間(このあと紹介する春日真夕さん)に依頼することに。
彼女は元幼稚園の先生で、学生時代には絵本を題材にした卒業論文を書いていたほど、絵本が大好きな絵描きさん。
↑左側が現在の彼女、右側は幼稚園の先生時代
過去、彼女には「絵本作家になりたい」という夢がありましたが、幼稚園の先生の仕事を途中でリタイヤした苦い経験と同時に、思いに蓋をしてしまったそうです。
ですが、今回の件を相談したところ、
「本当はやってみたい。消えかけていた夢を思い出させてくれてありがとう」
と快く快諾してくれて、最初の共創出版者になってくれました。
まゆちゃん自身の「こころのメガネ」が変わったのを見て、心が震えました。
★彼女の制作への思いはこちらから読むことができます。(青字をクリック)
そこからはまゆちゃんと二人三脚で制作を進めました。
◾️2026年1月:対面合宿-----
わたしの住む静岡県浜松市にて実施。
挿絵を描くにあたって、私自身の活動拠点や、これまでの活動を知っていただくことをメインに実際の現場に赴いたり対話する時間を持ち、絵本で伝えたい非言語の部分を受け取っていただきました。
↑正月合宿:豆腐料理屋での昼食風景
このあと1月末にはラフ画作成の予定で始動しましたが、ここから見えないものを形にする悶絶の時間が始まります。
時に電話で、はたまたオンラインで何度も会話しながら、形にしようとしてはうまくいかず…を繰り返しました。
◾️2026年3月:コンセプトアート完成-----
今度はまゆちゃんの地元である沼津に出向きました。
自然の中でさらに対話を重ね、ようやくこの絵本の挿絵のテイストを決める一枚が完成しました。
この一枚ができたことで方向性が決まり、これまでの苦悩がウソだったように、絵本のストーリーに沿った挿絵が次々と生まれていきます。
↑公園のベンチに座り、手仕事の準備を始めるまゆちゃん
↑長かったトンネルを抜けて晴れやかさが戻ったまゆちゃんの笑顔
◾️2026年5月:挿絵原画の完成、そして新たな仲間-----
原画が出来るまでの間も何度か打ち合わせをしつつ、大苦戦はしたものの、5月には挿絵の原画が完成。
一枚一枚、アクリル絵の具を使って丁寧に描いてくれました。
揃った原画を見た瞬間は、涙がでるほど嬉しかったです。
また、この絵本を次世代へつなぎたいという願いから、
絵本のタイトル文字「こころのメガネ」や、最終ページの「おしまい!」は
今年9歳になる孫のあおはに書いてもらいました。
↑タイトル文字を書いている あおは
こうして
・60代のわたし
・20代のまゆちゃん
・9歳の孫のあおは
という、3世代での共同制作が形になっていきました。

この絵本で私たちが一番伝えたいのは、たった一つのことです。
「自分の意志の力で、世界の見え方を変えることができる」
起きた出来事そのものは変えられなくても、
それをどう見るか、どう受け止めるかは、
いつでも自分で選び直すことができる。
これは、子どもにも大人にも、同じように力になる考え方です。
だからこそ、この絵本には以下のような広がりがあります。

子どもの情操教育の入り口にも、大人のセルフコーチングの入り口にもなる。
そんな境界線のない一冊を目指しました。
また、この絵本には、挿絵を描いてくれたまゆちゃんが考えた意図的な仕掛けがあります。

「どんな人でも、どんな場所にいても、今この瞬間から実践できる」
「ものの見方一つで、毎日を豊かにすることができる」
この絵本によって自分の内側にある「心」の変化が起きた瞬間、現実の行動を変えていく勇気が湧く。
そんな絵本を目指しました。
◾️その他 書籍情報
ページ数:全16ページ(巻末の「あとがき」含む)
サイズ:B5変形(概略サイズ:縦:250ミリ×横:190ミリ)
文字:小学校2年生までの漢字を使用。ふりがな付き
表紙:ハードカバー(ブックカバー、帯付き)
出版社:文芸社

制作プロセスで浮かんできた想い「多くの想いを持った人の手で世に出す絵本にしたい」、それをどうやって実現するのか?
自分の中に浮かび続ける問い「本物の豊かさとは?」に通じる部分でもありますが、「豊かさ」を問い詰めていくと、それは決して一人では味わえないものではないかと思うのです。
これまでの活動を振り返ってみても、自分一人でやるときよりも遥かに感動をもらい、その感動が活動の熱となって、より大きな循環を作り出す瞬間に何度も立ち会ってきました。
↑その昔、小学校に提供していた野外プログラム「冒険の旅」での一コマ
また、このプロジェクトには裏テーマとして、もうひとつ、私自身の「こころのメガネ」を掛け替えたい、という願いがあります。
実は、私の心の中には、「怒られませんように」という逃げ腰の自分がいます。
小さい頃から怒れられることに対する恐怖感が半端なく、人と向き合う時、今でも気づくと相手から「怒られないようにしなくっちゃ」と思ってしまい、そのために本当の自分の気持ちを表現することが上手くできずにいます。
それはある意味、自分を信じられなくなっていることだったり、大切な仲間を信じられなくなっていたりすることにつながっていると感じて、ずっと手放したいと思っていました。
だからこそ、「仲間と一緒に作りたい」という一歩を踏み出すことは、自分にとってもメガネをかけかえる体験になると思ったのです。
↑いろんなチャレンジをして自分を変えたいともがく日々
写真はネパールのゴーキョピーク(標高5360m)に
初トレッキングでチャレンジした際のもの
自然界は自身の小さな悩みを吹き飛ばすほど美しかったです。
同時に、今回のプロジェクトは「豊かさの種まき」だと思っています。
それは…
この絵本を手にしたあなたが、
絵本を気に入って友達に紹介したり、
近くの学校や図書館に提供したり、
はたまた自宅の本棚においてあって、子供がそれを読んだり、
さらにその子供が大きくなって自分の子供に読み聞かせたり…
といった具合に、多くの人の手に触れる機会が増えるほど、豊かさのタネが広がっていく、
そして、広がった先々で人の心に新しい豊かさの芽が育っていく、
そんな風に考えているからです。
現在、最終稿を調整しており、11月中旬、初版1,000部発刊に向けて作業進行中です。
まずは初版1,000部を人の手につなげたいという事でこのクラウドファンディングのタイトルにも「1,000人に届けたい」と唄わせていただきました。
あなたも一緒に「豊かさの種まき」に参加しませんか?
ご支援のリターンとして3つのコースをご用意しました。
・絵本コース:11月の店頭販売に先行した絵本の送付+支援者限定の読書会参加権を付与
・応援コース:お礼のメッセージが届きます。
・体験コース:「こころのメガネ」の世界観を体験、共に社会に変化の種を蒔くコース。



※リターンの一覧・詳細はスマートフォンの場合はページ下部、PCでは画面右側に表示されています。
※「詳細を見る」を押すと内容をご覧いただけますので、支援の際には参考になさってください。








9月23日(水・祝) 20:00〜21:30より、榎本 英剛さんをお招きして、出版記念イベントを開催します。

無料のオンラインイベントになります。
以下のURL(peatix)からお申し込みください。
↓
最新の活動報告
もっと見る<誤記訂正>によるお詫びの件
2026/09/20 21:26クラファンリターンの詳細文章において誤記がありましたのでご報告いたします。訂正箇所は以下の通りです。「和すいな1day講座」¥10,000のリターン:詳細文章において、「このコーチング体験は、…」の記載がありますが、「この講座体験は、…」の誤りでした。リターン内容に変更はございませんが、この場をお借りしてお詫びいたします。※詳細文章の差し替えについては、サイト運営上の規約により、直近の対応ができないため、追加リターン掲載時等のタイミングをみて修正とさせていただきます。ご承知おきください。 もっと見る沢山のご支援、応援メッセージをありがとう!!!
2026/09/20 20:47いつもご支援ありがとうございます。ご支援いただいた皆さんから応援メッセージは漏らさず読ませていただいてます。どれも本当に嬉しいメッセージばかりでとても励みとなっています。今日はパーマカルチャーセンタージャパン代表の設楽さんのお話を聴く機会がありました。その中でいただいた言葉を少しだけシェアさせていただきたいと思います。---------------------------------------------------------一つ一つの命(人、自然界を問わず)は世界を変えられる どんな小さな命(微生物とかも含めて)でも世界に影響を与えられることができる 全てはそのために存在している---------------------------------------------------------私たち一人一人にも「世界に影響を与える力がある」それは一つ一つは微力であっても「自分は世界を変える一人だ」と皆が信じて、力を合わせることができたなら、大きなうねりともなり得るという話だと思います。このクラファン活動:「豊かさの種まき」プロジェクトも沢山の人のお力添えをいただきながら、「世界を変える力」に近づけていけたらと思います。 もっと見る
出版記念イベント打ち合わせ
2026/09/18 22:47長らく続いた雨の影響もあって、空を見上げる機会が減る中、青空が広がると心地良いですね。今日は9月23日(火)にオンラインで開催予定の出版記念イベントについて打ち合わせをしました。「一人でも多くの方と共に種まきを!」を合言葉に開催どんな場にしたいのか?、自分たちの中にあるワクワクと向き合いながら対話を進めました。リターンの中で今回用意した「体験リターン」に絵本は含まれていませんが、絵本の中で伝えたい思いを共有したリターンとなっています。そんなお話も聴けるかもしれませんのでお楽しみに!※詳細情報、ならびに参加お申し込みは上記の「出版記念イベント」(青字)をクリックしてご確認ください。 もっと見る






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