右利き・左利きはプリントTIPSで解決!
こんにちは、東方です。
今日紹介するのは、開発中のアタッチメントを、左利き用にするプリントテクニックです。
私も、中村名人も右利きなので、アタッチメントは右手で使うことが前提の設計になっています。
写真:青で丸をしたところがスイッチ。親指で使う設計。
こうなると左利きの自分にとっては使いにくい…とおっしゃる方もおられるであろうということは想定済み。
そこで、プリントテクニックの左右反転です。
3Dプリントのオペをするときの状態です。文字が見えていますね。
ミラーの機能を使うと…
左右反転しました。文字を埋め込んでいた部分が、スイッチを埋め込む部分に変わったのがわかると思います。
まぁ、データの時点でミラー化してしまっても良いのですが…そこは、CADオペ/3Dプリントオペの好みですかね(笑)。
私の場合は、このオペレータ作業の時点で工夫していろいろ変えることが多いです。
プリントすると、こんな感じ。上が反転させたあとのもの、下が反転させる前のものです。
開発の終わりを決めて、世に問うことを始めるのもスキル
ということでこのアタッチメント、支援者様の利き手に応じてプリントいたします!
かゆいところに手が届く!すごい!
自画自賛はともかく(笑)、3Dプリンターがワンオフ品の作成や、カスタマイズ品の作成に優れているというのは、こういうことだと思っています。もちろん設計の段階で万人が使えるようにする、というのは念頭に入れるべきとは思いますが、機能を配置するスペースによっては、難しかったりもするわけです。
どのタイミングで、どのツールを、どう使うか、というのは、パーソナル3Dプリンターを運用する過程で磨かれていくノウハウですね。
3Dプリンターは使いこなせるようになってくると自由度が高い半面、ものづくりの工夫がどこまでもできてしまいます。
最近思っていることに「ちょっと気になることもあるけど、いったん、ここで製作終了!発表!」というポイントを決めるのもスキルだなと。ずーっと細かいことをちまちま修正していると、いつまで経ってもアイデアが世の中に出ていかない、そのうち忙しくて忘れちゃう(笑)。個人でやっていると、アイデアって、日常に埋もれてしまいそうになります。
よね!?
何が書きたかったのかよくわかりませんが(笑)、また次回の活動報告でお会いしましょう。