ONE DAY FILMのクラウドファンディングを始めるにあたりプロジェクトページや紹介映像を制作するため息子が赤ちゃんだった頃からの写真や映像を見返す機会がありました。小さな手でおもちゃを握っていた姿。初めて歩いた日のこと。まだ幼かった頃の笑顔や、何気ない家族の会話。映像を見返していると、当時の出来事だけでなくそのときの気持ちや家族で過ごした時間まで鮮明によみがえってきました。懐かしさと、もう二度と戻ることのない時間への愛おしさで思わず涙がこぼれました。私は息子が生まれてから約14年間毎年の誕生日に成長を振り返る映像を作り続けてきました。当時は、ただ息子の成長を記録したい家族の思い出を残したいという気持ちで作っていました。でも、年月が経った今、その映像の価値は私の中で大きく変わっています。「あのとき、映像を作っておいて本当によかった。」今回、過去の映像を見返して、心からそう思いました。写真ももちろん大切ですが、映像には、そのときの声や仕草、笑い方、家族の空気まで残っています。今ではすっかり成長した息子にも、こんなに小さな頃があった。何気なく過ごしていた毎日が、こんなにも幸せな時間だった。そのことを、映像が改めて教えてくれました。息子の成長を記録した一本一本の映像は、私にとって一生の宝物です。そして、今回ONE DAY FILMを立ち上げようと思った理由も、まさにここにあります。今は何でもないように感じる一日も、5年後、10年後にはかけがえのない思い出になっているかもしれません。家族と笑い合った時間。子どもと手をつないで歩いた道。大切な人やペットと過ごした、いつもの休日。そんな日常を、未来に残してほしい。「あのとき、映像に残しておいてよかった。」いつか、そう思っていただける一本を届けたい。その想いで、ONE DAY FILMに取り組んでいます。何気ない一日を、一本の映画に。これからも、この想いを大切にしながら活動を続けていきます。ONE DAY FILM紀伊 武司 / TAKESHI STUDIO



