
弘前観光玄武の会・事務局長の檜山と申します。この度は早速多くのご支援をいただき、大変ありがとうございます!今回は亀甲門の説明と、その目の前にある亀甲橋を照らすライトアップについて説明します!
●弘前観光玄武の会について
弘前観光の中心スポット・弘前公園はお客さまが追手門周辺に集中する傾向がありますが、私たちは実にもったいなく感じています。
公園北側にも弘前らしく魅力的な史跡や歴史建築物、お店などがたくさんあるからです。
そこで、お客さまを弘前公園北側にも呼び込み魅力の一端を感じていただくことで、市の活性化の一翼を担うことを目的とした観光推進団体「弘前観光玄武の会」を2025年6月に発足させました。

当会は公園北側の武家屋敷、寛政時代から約250年続く藍染店の「川崎染工場」、江戸時代中期建築とみられる国指定重要文化財の「石場家住宅」、カランカランアイスで有名な「藤田アイス店」、通年で弘前ねぷたを体験できる「津軽藩ねぷた村」などを巡るガイドを中心に活動しています。
ガイドのチケットは弘前観光コンベンション協会のサイトで販売中です。
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/new_details.html?id=CNT00110062212478675
さて今回は2027/2/10〜14に開催予定の弘前城雪燈籠まつり期間限定で、公園北側にある亀甲橋周辺をライトアップをすることで、北エリアの魅力を少しでも多くの人たちに伝えられればと企画しました。
●追手門と亀甲門の違い
実は築城当時、藩主や参勤交代の際に通っていた「正門」こそが、今回ライトアップする亀甲橋を渡った先にある亀甲門でした。
弘前城の城門はほぼ同規模で建てられた中、亀甲門だけは一回り大きく、銃眼を持たない・柱間が京間(6尺5寸)であるなど、他の城門と異なります。
この亀甲門は津軽為信が攻め落とした大光寺城(平川市)城門を移築したといわれ、城内で唯一戦火を経験した建物であるとされています。下の写真中央の建築物で、ただいまは工事中ですが、防音シートには普段の姿が描かれていますよ。

弘前城の築城当初、参勤交代で主に使われた街道は弘前から北西に向かい、鯵ヶ沢、深浦、秋田経由で江戸を目指しました。
そのため城の正面は北側に設ける必要があり、正面玄関である大手の門は、他の門よりも大きく立派であるべきで、京間の採用も特別に招聘した職人が関わったことを想像させます。
追手門に正門の座を譲った後も、この地には江戸時代の空気感と、城郭としての本質的な厳かさがそのまま残されています。今なら紅葉したソメイヨシノも楽しめます。

四神相応の教えにおいて、北を守る聖獣「玄武」は「冬」と「水」を司ります。
弘前城の正門で北に位置する亀甲門近くに灯りをともすことは、歴史的・風水的に弘前の北の守りを彩る意義深い取り組みです。
「弘前城雪燈籠まつり」で南〜本丸エリアを楽しんだ後、北の玄武へ向かうことで、初めて弘前城の四神を巡る、冬の散策が完成します。
私たちは、亀甲橋を幻想的な灯りで彩ることで、冬でも公園全体を巡って楽しめる回遊型アトラクションへ進化させていきたいです。具体的な点灯エリアは以下の通り。私の本業の職場である津軽藩ねぷた村から徒歩数分で着けますので、冬でもアクセスしやすいと思います。

また春のさくらが咲くころ、亀甲門側の外濠角は岩木山とさくらのコントラストが素晴らしいフォトスポットとなっており、この冬の亀甲橋のライトアップをご覧いただくことで、待ち遠しい春の到来に胸躍らせることができれば幸いです。



