川崎、神奈川、そして全国へ「見える都市農業」の輪を広げたい!

父の急逝で川崎の実家へ。一度はすべてを手放した農家が鍬一本で川崎市にて再起。およそ一反の畑と売店で「見える小規模農業」を始めました。農地拡大の壁となる「汎用管理機(耕うん機)」と「軽トラ」を導入し、都市農業の成功モデルを確立します。これは、作る者と食べる者の安心と温かい「食」の連帯を築く一歩です。

現在の支援総額

50,000円

1%

目標金額は3,380,000円

支援者数

1人

募集終了まで残り

58日

川崎、神奈川、そして全国へ「見える都市農業」の輪を広げたい!

現在の支援総額

50,000円

1%達成

あと 58日

目標金額3,380,000円

支援者数1人

父の急逝で川崎の実家へ。一度はすべてを手放した農家が鍬一本で川崎市にて再起。およそ一反の畑と売店で「見える小規模農業」を始めました。農地拡大の壁となる「汎用管理機(耕うん機)」と「軽トラ」を導入し、都市農業の成功モデルを確立します。これは、作る者と食べる者の安心と温かい「食」の連帯を築く一歩です。

自己紹介

はじめまして。  

神奈川県川崎市麻生区の王禅寺で「王禅寺・虹のたもと菜園」を営んでいる、若林正則(わかばやし まさのり)と申します。


私は現在1300㎡(約400坪)の畑で、ナス、ピーマン、オクラ、ミニトマト、コマツナ、ダイコン、ホウレンソウなど、季節ごとに多品目の野菜を育てています。

畑の前に小さな直売所を建てました。  そこで販売している野菜は、ありがたいことに収穫したその日のうちにほとんどが売れていきます。現在、獲れた野菜の約95%が、畑の前の小さな売店で即日完売しています。

けれど、ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。

今回、私がCAMPFIREで挑戦したいのは、汎用管理機と軽トラックの導入です。  

目標金額は、3,380,000円。これは単なる機材購入のための金額ではありません。王禅寺から、川崎、神奈川、そして全国へ。市民の食に対する安心と喜びを生み出していくための最初の基盤づくりです。私はこの挑戦を、これからの人生をかけた第一歩にしたいと思っています。


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このプロジェクトで実現したいこと


好きで始めた土いじりでしたが、

ここ川崎で農地を借り受け野菜を育て、地域の人に食べてもらう中で、

漠然としていた都市農業のあり方が明確なビジョンとして頭に浮かぶようになりました。

それは、

農業の現場をその地域の人に見てもらうこと。

生み出す農産物をその地域の人に食べてもらうこと。

意見を聞きながらニーズにかなう生産にしていくこと。

これが、都市部に点在する農地の最も有意義な活用法であり、

「携わる生産者の意欲を最大にし、

消費者の満足度と併せて、最高に価値ある食糧生産」です。


そう思えるように至ったのは、

必死に鍬を振る私と、その姿を見ている地域の人たちの間に流れる空気と時間です。

なんて温かく、優しく、人間らしいのだろう!という感動。

私はこの地域の畑と、暮らしている人たちに大切なことを教わりました。


だから今度は、私がこの地域に返していきたい。

この畑から本当においしい野菜を、見守ってくれる地域の人に届けよう。


そして、ここをモデルに

消費者に安心と、食の喜びを感じてもらうこと。

この農業のあり方を多くの人に伝え、

ともに実践する農業者の輪をつなぎ広げていくこと。

それが、私の使命だと自覚するに至りました。


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保育園の卒園文集に書かれている将来の夢は「虫はかせ」

旬を迎え、最高の仕上がりの小松菜幼い頃は、小さな生きものたちの営みに夢中になり、草地や雑木林の中を歩き回り、飽きることなく自然を眺めていました。学校の花壇に綺麗な花が咲いていても、その周囲を囲うレンガをひっくり返し、ダンゴムシやハサミムシを見て喜ぶような変わった子供。

中学、高校では生物部に入部すると、実験室を飛び出して野山の哺乳類から小さな節足動物、さらには四季折々の山野草など観察と記録を続けていました。

1994年に高校を卒業すると、実家川崎をはなれ、地方大学の理学部生物学科に進学。森林生態学研究室に所属しました。その後、地方で農業試験場の臨時職員、JAの営農指導員として農業に関わり、農業改良普及員の資格も取得しました。


そこから満を持して独立し、農家として自身の理想とする地力を活かした野菜生産を始めます。コマツナを中心とした低コスト露地栽培を中心に一歩ずつ確かな手応えをもって前進していきました。



帰省と農業からの撤退

しかし、2022年、当時愛知県で事業拡大を進めていた私に、転機が訪れます。神奈川県川崎市で暮らす父の突然の訃報が入ったのです。父はそれまで、私の唯一無二の理解者でした。

そして老いた母は一人で暮らすことになりました。それまでの私自身の来し方を振り返り、孝行できなかった父への報恩の思いで、母のいる川崎への帰郷を選びます。当時住んでいた愛知県で立ち上げている事業の清算・転居のために、築いてきた農地、機材、人脈すべて手放すことになる。苦渋の選択でしたが、帰ってくる息子をみて無邪気に喜ぶ母の姿に「人として、これで良いんだ!」と自分に言い聞かせていました。


いちどはすべてを手放した。そこから再起をかけて

一般的に、ビジネスとしての農業は広大な土地利用、機械化を前提として成り立ちます。「都市化・宅地化の進む川崎では無理」というのがこれまでの地方での経験からすぐに出る答えでした。

市街地に点在する小さな畑を見ても、土いじりが好きな人の趣味の農園という印象しか湧きません。ところが帰ってきてしばらくすると「自分も、やりたいな・・・」と、小さな畑を見ながら思うようになりました。「いやいや・・・そんな虫のいい話があるか」

自問自答しながら自分のアイデンティティは何なのだろうと考えるようになりました。10年ほど耕作放棄地だったという畑

そして2023年11月、高まる気持ちを抑えることができず、ついに、地元の先輩に相談。

「おれ、畑やりたいです!」

私の目を見て黙っていた先輩は「そうか」と言うとすぐに電話。そこから農業委員会を通して現在の畑一筆の借地契約まで一気に話が進み、2024年4月から新しい畑での挑戦を始めることができました。


あるのは、鍬(くわ)と自転車だけ

手持ちの道具は一つだけ。それは鍬です。

この鍬は愛知県を離れるときに、これだけは記念に持って帰ろうと、傷んだ柄を外して鉄の歯の部分だけをサラシに巻いて保管してありました。そこに今回、新しい柄を付けて気持ちも新たに再出発。

その鍬をヒモに結んで背負うと、自転車で1時間かけて家から離れた畑まで毎日夜明けと共に意気揚々と向かいます。

そして、ひたすら耕しました。

石を拾い、切り株を掘り、耕し始めて4ヶ月ほどすると近隣の方々が差し入れを持ってきてくれるようになりました。

「これ、使っていいよ」

「困ったら声をかけて」

「野菜、楽しみにしているよ」

使っていないという家庭菜園用の耕運機や草刈機など、今も大活躍している道具を、この頃から少しずつお借りするようになりました。

そうして励ましの言葉を頂きながら、畑を形にしてきました。

この畑で穫れる本当においしい野菜を、

この見守ってくれている人たちにまず届けよう。

それがいつしか自身の目標となりモチベーションの基盤になりました。











私が目指す「見える農業」とこれまでの実績

私が目指しているのは、「見える農業」です。

誰が、どこで、どんな思いで育てた野菜なのか。

どんな土で、どんな手間をかけて育っているのか。

そしてそれをもっとも知り得るのはその地域の人です。

王禅寺・虹のたもと菜園の野菜は、畑の前の小さな直売所で販売しています。

売店は決して大きなものではありません。

けれど、そこには毎日のように地域の方が立ち寄ってくださいます。

「昨日のナス良かったよ」

「コマツナがすごく美味しい」

「オクラなにこれ、信じられない」

「今日は何が出ているの?」


時には、

「ちょっとあんた、売り切れって何?」

「まだ畑に残ってるじゃないの!採ってきなさいよ!」

なんて怒られることも。

そうした一言一言が、私の力になっています。

そして、本当にありがたいことに、その畑で育った野菜の約95%が、畑の前の直売所で即日完売しています。

これは、単に野菜が売れているということではありません。地域の方々が、この畑を必要としてくださっているということだと受け止めています。一生産者として、これ以上の名誉はありません。




現状と、ご支援のお願い


需要を満たすための農地拡大

地域の方に求められている野菜を、もっとたくさん安定して届けたい。

「もう無いの?」ではなく「いつもこんなに!美味しい!」と言われたい。

そのために耕作面積を増やしていきます。

2026年9月、行政の農業委員会に相談し、来年より王禅寺周辺で新たに農地を借り受けるための交渉を始めています。これは私にとって大きなチャンスであり、同時に大きな責任でもあります。

そうなると、現在の体制ではどうしても越えられない壁があります。


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8.5馬力の汎用管理機(ヤンマー YK850MK-F)の必要性

現在の耕運機(ホンダ F200)は、約2馬力の家庭菜園用ミニ耕運機です。

現在の畑を鍬で耕す私の姿を見て、近隣の方が善意で貸して下さっているものです。

面積が一反(300坪)を超える現在の畑では、

家庭菜園用の2馬力の機械を休ませながら時間をかけて使用しています。

それでも鍬よりは何十倍も早く、比較的均一に耕すことができました。

ですが、多摩丘陵のはじに位置する川崎市麻生区王禅寺の周辺では

谷戸地形の下部に農地が広がり、水気が多いために土壌は粘土質で重く

この機械だけでは完結できない作業が多々あります。


今回、導入を予定している「汎用管理機」とは、

耕運はもちろん、アタッチメントを付け替えることで「畝立て」「マルチ張り」などの

畑の土をならし、植え付けまでに整えていく管理作業をすべてこなせる機械です。



今後予定している農地の拡大、さらに品質維持と生産性の向上を目指す上では、

精度の高い耕運と整地、畝立てを速やかに行う必要があります。

8.5馬力という上位クラスの汎用管理機では、ここを耕運するためのパワーを備え、

さらに土を盛り上げ成形していくことが可能になります。

幅180cm、長さ20mのマルチを一人で、お借りしたスコップだけで張り終えたところ

王禅寺のような谷戸の複雑な地形によって生み出される多様な土壌環境を農地として均一にならしていくためには、今回選定した歩行型では最大クラスの汎用管理機でないと実現できません。これによって、重い土でも深く均一な耕運に加え、畝立てやマルチ張りまで短時間で行えるようになります。

これは今後、耕作面積を拡大するために必須の機材なのです。

2024年4月、初めの状態。いちばん奥までの距離は約60m2024年11月、格子状の区画に適地適作のための栽培テストを開始

2026年3月、体裁が整う。中央の小屋も手作り。土づくりは野菜づくりの土台です。

ここで妥協すると、作物の生育、収量、品質に大きく影響します。今後の面積拡大によってパフォーマンスを落とすようなことがあってはいけません。

この機材を導入することで、拡大する農地でも安定した土づくり、品質維持と高い生産性が実現できます。


SUZUKI 軽トラック キャリイの必要性

農地拡大は、点在する農地を借り受けて面積を増やしていきます。

ですが、農地面積が今後増えることで、その農地間の移動と今回購入する汎用管理機はもちろん様々な資材の運搬に、自分の軽トラックが必要になります。

これまでは一筆の畑で、穫れたものは目の前の売店でほぼ完売という流れだったので、資材の運搬はもちろん農産物の出荷、搬送もありませんでした。

が、今後は農地の数が増えることで道具を持っての移動や収穫物の移動をする必要が生まれます。

直近で新しく広げる候補農地は、現在の畑から2kmほどの範囲です。また今後は、川崎市内に広く増やしていくことを想定してます。苗、肥料、支柱、ネット、収穫コンテナ、機材など、100kgを超える物を運ぶ場面が日常的にあり、その場しのぎのレンタカーなど借り物に頼る体制では、規模拡大後の農業を安定して続けることができません。必要なのは、自分の軽トラックです。

導入を予定しているのは、SUZUKI 軽トラック キャリイ。

これは複数の農地間での機材運搬、また、売店まで収穫した野菜を傷めずに運搬するための必要な車両です。

汎用管理機と合わせて、この2つの壁を同時に越えなければ農地面積の拡大という次の段階には進めません。



資金の使い道

ヤンマー 汎用管理機 YK850MK-F 新品・深耕、畝立ておよびマルチ整形用アタッチメント付

約850,000円


 SUZUKI 軽トラック キャリイ 新品・諸経費込

約1,500,000円


リターンのための諸経費・事務経費

約500,000円


CAMPFIRE利用手数料 18.7%

約530,000円


合計 3,380,000円


いただいたご支援は、上記の用途に大切に使わせていただきます。

汎用管理機は、拡大する農地での土づくりに。

軽トラックは、複数の農地を行き来し、機材や作物を運ぶために。


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このプロジェクトが目指す、その先の大きな未来

今回頂くご支援は、機材を買って終わりの資金ではありません。

神奈川全体の意識を変えるための、第1ステップです。


第1ステップ:モデルの確立

王禅寺で「見える都市農業」の成功モデルをつくる今回のプロジェクトでは、汎用管理機と軽トラックを導入し、王禅寺周辺の拡大農地で安定した生産体制を整えます。畑の前で野菜を販売し、地域の方が育つ過程を見られる。  生産者の顔が見え、土が見え、季節の移ろいが見える。

そんな都市農業のモデルを、まず王禅寺で確立します。


第2ステップ:川崎市内へ横展開する

王禅寺でのモデルを育てながら、志を同じくする生産者、市民、地域の事業者、教育関係者、飲食店などとつながっていきます。農業は生産者だけで完結するものではありません。

食べる人、伝える人、支える人がいて、地域の中に根づいていきます。

川崎市内で、都市農業をもっと身近に感じられるネットワークをつくっていきたいと考えています。


第3ステップ:神奈川県全体へ広げる

最終的な目標は、神奈川県全体へこの動きを広げることです。

都市の近くに農地があること。

畑のそばで暮らすこと。

季節の野菜を、顔の見える生産者から受け取ること。

それらは、これからの社会にとって大切な価値だと信じています。

私は王禅寺から、川崎へ。

川崎から、神奈川へ。

今私が肌で感じている市民の食に対する安心と喜びをモデルとして確立し、広げ、つなぎ、大きな輪にしていく一大ムーブメントを起こしたい。

その人と食とのあり方を示したモデルは全国、全世界の人にも共有できる価値観であると確信しています。

今回の挑戦は、そのための最初の鍵であり、スタートラインです。


リターンについて





リターン費用は、

支援してくださった皆さまへ、

王禅寺・虹のたもと菜園の野菜を誠実にお届けするために使います。

またご支援くださる法人様に対しては、

導入した軽トラックを広告塔として活用して頂けるようにしました。


お届けするお野菜は、王禅寺・虹のたもと菜園で育てた季節の野菜をご用意します。

特におすすめは、1万円の夏野菜BOXです。

ナス、ピーマン、オクラ、ミニトマト、など、特に品質が高くなる夏を中心に畑で一番よい状態のものを選び、お届けします。

野菜は工業製品ではありません。

天候、気温、雨、風、土の状態によって、毎年、毎日、表情が変わる中で、

その時に一番おいしいものを、畑から選んでお届けしたいと思っています。

リターンは返礼品という枠を超え、この畑と応援してくださる皆さまをつなぐものです。

箱を開けたときに、畑に吹く風を、そこに立つ人の思いを、めいっぱい感じていただけたら嬉しいです。


スケジュール

12月末  クラウドファンディング終了(入金確認は1月末)

1月  新規農地の賃借契約

2027年2月 汎用管理機・軽トラック購入

3〜4月 種まき・定植など作付開始

4月〜  リターン対応・発送


最後に

私は一度、すべてを手放してしまいました。

農地も、機材も、積み上げてきたものも、手放さざるを得ませんでした。

それでもまた自身のアイデンティティをかけて、畑に戻ってきました。

2024年、鍬1本から再出発しました。

地域の方々に助けていただきながら、

畑を耕し、種をまき、育て、手作りの売店に並べてきました。

そして今、ようやく次の一歩を踏み出せるところまで来ました。

けれど、この一歩は、私一人では越えられません。

汎用管理機と軽トラックを導入し、王禅寺の農地をもっと活かしたい。

地域の皆さまに、おいしい野菜をもっと安定して届けたい。

そして、都市農業の価値を、ここから川崎、神奈川、全国の皆様と共有したい。

これは、私の再起の物語であると同時に、地域とともにつくる未来の物語です。

鍬1本から始まった挑戦を、次の段階へ進めたい。

どうか、王禅寺・虹のたもと菜園の挑戦を応援してください。

皆さまからのご支援を、心よりお願いいたします。


王禅寺・虹のたもと菜園

若林 正則

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 11月8日(日)に開催される「かわさきSDGsパートナーまつり2026」に出展させて頂くことになりました。(イベントの概要はこちら)私の住む川崎市では、SDGsに取り組む市内の企業や団体を募ってパートナーとしての互いの意識向上や切磋琢磨の活動を行っています。今回のイベントは、環境・防災・健康の3テーマをメインとし、SDGs未来都市・川崎を広く市民のみなさんにも体感して頂ける内容となっています。(これまでのまつりの様子はこちら)川崎市の農業振興課からの紹介でわたしも自前の野菜を揃えて参加させて頂けることになりました。大根、里芋など今が旬の野菜を市民の皆様に届けてきたいと思います。また、同じように野菜を持ち寄る農家との交流、意識ある企業様との意見交換など期待に胸が膨らみます。前へ!前へ!前進して参ります。若林正則 もっと見る

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