【ワンコインで保護猫を救う!】写真家×あなたのご支援でずっとのおうちに繋ぎたい

1匹でも多くの猫を保護・ケアして里親さまに繋ぎ、里親さまに繋ぐことが難しい猫にもぬくぬく暮らしてもらいたい。

現在の支援総額

115,040円

16%

目標金額は700,000円

支援者数

37人

24時間以内に3人からの支援がありました

募集終了まで残り

51日

【ワンコインで保護猫を救う!】写真家×あなたのご支援でずっとのおうちに繋ぎたい

現在の支援総額

115,040円

16%達成

あと 51日

目標金額700,000円

支援者数37人

1匹でも多くの猫を保護・ケアして里親さまに繋ぎ、里親さまに繋ぐことが難しい猫にもぬくぬく暮らしてもらいたい。

こんばんは!

いつも応援ありがとうございます。

今日の記事は読んだら辛くなる内容なので、厳しいと判断したらその時点で画面を閉じてください。


2026年2月某日


「家族が犬を虐待している、しばらく預かりしてもらえないか」という連絡がありました。

話を聞くと、2匹の柴犬を買って一緒に暮らしていたが、仕事を辞めざるを得ない状況になり、2匹を連れて実家に帰った。

すると両親が2匹を殴る蹴る怒鳴るのオンパレード。

1匹は“可愛い方”と呼ばれ、室内のトイレも寝床もない小さいケージに閉じ込めっぱなし。

もう1匹は“可愛くない方”と呼ばれ、庭に置きっぱなし。

“可愛い方”は自力で譲渡先を決定したので、“可愛くない方”を預かってもらえないか、という話でした。

元々いろんな事情で保護された犬がいるシェルターでボランティアしていたので、保護犬とは接したことがあります。

しかも柴犬…よりによってうちの犬と同じ柴犬。

預かりだけだし、これも何かの縁かとお迎えに行きました。


痩せっぽちの砂埃にまみれた柴犬が窓の外で腐りかけのベニヤ板を齧っていました。

庭といっても家とフェンスの間の狭い敷地で、水皿や餌皿は無く、おもちゃも犬小屋も無い。

リードや首輪も無いので、持参したものを付けて連れて帰りました。

未開封のスーパーで売っているような半生のフードを渡されました。

帰り道、柴犬くんはヒュンヒュンと鼻を鳴らしていました。

どんなにひどい飼い主だって、犬にはその人しかいません。

散歩にも行っていなかったそうなので、その子の狭い世界にいる人間は家族だけです。


家に着いて水をあげると、そこらじゅうに飛び散らかしながらがぶがぶと飲みました。

貰ってきたフードは一口も食べないので、うちにあるフードをあげたら半分ほど食べました。


翌朝、トイレをしていなかったので、柴犬は室内でトイレができないことが多いこともあり、公園に行ってみることにしました。

玄関から飛び出したはいいものの、散歩というものを知らないので、私の周りをぐるぐる回ったり、左に右に移動したりで、まともに歩いてくれません。

仕方なくおやつでつって公園へ。


到着すると、柴犬くんは突然ガクガクと全身を震わせました。

こんなに広い世界は見たことがなかったのです。

怖くて一歩も動けないので、パニックになっても困るし、引き返して道の隅っこに生えている草でおしっこを済ませました。

続いてうんちをしようとしたのですが、突然ギャンギャンと鳴き、何度も飛び跳ねました。

何事?と思い落ちていたうんちを見ると、ベニヤ板の欠片がいくつも入っていました。

痛かろう…


予防接種も畜犬登録もされていなかったので、病院に連れて行き、お腹の中も検査してもらいました。

大きな欠片は無さそうなので、出てくるのを待つしかないとのこと。


数日経ち、柴犬くんはやっと公園の隅っこを歩けるようになりました。


そんな時に飼い主から電話があり

“可愛い方”を引き取った人が「避妊手術してあるならいらない、引き取りに来てくれ」と言っている

とのこと…


話を聞くと、某サイトで里親を見つけ、そのへんで待ち合わせして渡したと。

で、相手は“可愛い方”を繁殖に使うつもりで引き取ったんだそうで。避妊手術してあるならいらないと…

もうめちゃくちゃです。


「急いでたから仕方ない」とか言い訳する飼い主にブチ切れそうになるのを抑えて、飼い主と待ち合わせし遠路はるばる他県の里親の元へ。

家に行くとギャンギャンキャンキャンと家の中から凄まじい犬の声がします。

家の横のフェンスにロープで柴犬が繋がれていました。

フェンスから一歩も動けないというか、ちょっと首締まってる状態。

あばら骨が浮き出ていて、ちょっと脱水気味。

繁殖に使うために里親になるのはあのサイトではルール違反ですよーと飼い主から伝えてほしいと事前に言ってあったのですが、無理そうなので仕方なく私が伝え、帰り道に「すぐに引き取る目的が繁殖だと運営に通報してください」と飼い主にも伝えました。

が、サイトを開いてみたら退会済み。

それでも一応通報するように伝えました。


とりあえず“可愛い方”も我が家で預かることになりました。

連れて帰っても表情ひとつ変えず。

というか、これは扱いを間違えたら噛むタイプの柴犬の顔…

なんでなのか、噛む柴犬は耳の角度や目の動きが似ています。

リビングでケージの扉を開けましたが出てこようとしません。

こんな短期間でひどい環境の場所を転々とさせられたら当然の反応でしょう。

まぁご飯でもあげるか…とお皿にご飯を盛ってケージに入れると目の色変えて皿が割れるんじゃないかという勢いでがっつき、皿を床に叩きつけながら一瞬で丸呑み。

そして皿を回収しようとした私の手に歯をむき出して怒る。

いわゆるフードアグレッシブです。

仕方なく皿はそのままにして消灯しました。

翌朝お散歩に行きましたが、例のごとく公園には入れませんでした。

数日後、飼い主から泣きながら連絡があり

「本当は実家でも5年くらい柴犬を飼っていて、その子もしばらく前に譲渡したんだけど、避妊手術してあるという理由でまた返された。そしてそれを見て父親が怒ってその子の腹を思い切り蹴り上げた」と…

柴犬ちゃんを実家に返さなかったのは正解だったなと思いました。

そして、飼い主が家を出られるようしばらく手伝いをしていたのですが、飼い主に全くやる気がなく、家の間取りがどうだとか、住むならこの地域がいいとか、生活保護は嫌だとか、両親がどう思うかとかグダグダ言っているので、この子には返せないと判断して、同意を得て3匹とも所有権放棄書を書いてもらい、本当にこれで最後ですね?と確認して3匹目の柴犬を引き取ってきました。


1匹目の柴犬くんの名前は「鈴之介(すずのすけ)」にしました。

私が大好きな脚本家の先生が書いたドラマの登場人物の名前です。

虐められ友達がいない彼が

「自分を大切にしていたら、きっと未来の自分が言ってくれる。僕を守ってくれてありがとう、って。」

と言われるシーンがあります。

きっとこの子もそんな風に思える日が来てほしい。

それでこの名前にしました。


2匹目の柴犬ちゃんの名前は「花鈴(かりん)」にしました。

顔を見てイメージで決めました。


3匹目の柴犬ちゃんの名前は「鈴(レイ)」にしました。

私が小学生の頃、フラという美しい踊りに出会い、それから震災が来るまでフラのお教室に通っていたのですが、見学に行った発表会で見た「月の夜は」という曲目(和訳)の中に出てくる「綺麗なレイをあげましょう 踊り仲間のあなたに 花の冠あげましょう 踊り上手なあなたに」という歌詞から取りました。

レイというのは、花等でできた首飾り(足首や手首につけるものもある)の総称で、ハワイアン・レイとも呼ばれています。

これを身につけたら、フラの神様の前で恥をかけない、顔に泥を塗れないと、気を引き締めて発表会の日だけ付ける、特別なお衣装でした。

ちょうど「鈴之介(すずのすけ)」「花鈴(かりん)」とつけて、あと鈴という漢字は「れい」だけ読みを使っていなかったので、そしたら月の夜に輝くレイのような子になってもらおうと、この名前に決めました。


引き取ってきてから、レイの挙動がおかしい。

目が見えていないのか、視野がとても狭いのか…耳が遠いのか、鼻が利かないのか。

なんだかわからないけど動きが変。

キビキビ(ビキビキ?)動き、物にぶつかり、ずっと何かに怯えている。

そしてありえないほどの頻尿、おもらし。

それまで頻尿だったかは定かではなく、もし蹴られた影響でなっているのだとしたら大変なので、腹部レントゲン、腹部エコー、ついでに胸部レントゲンやら、諸々の初期医療をしてもらいました。

お腹はやはり、相当痛いみたいで、触ると逃げるようにして飛び上がると。

骨や内臓は正常で、蹴られて損傷している場所は今のところ無い。

頻尿はストレスと脱水による特発性膀胱炎だろうとのこと。

菌やなんやかんやの可能性もあるので、続くようなら尿検査しましょうということに。

目は見えてるけど、癲癇の子特有のキビキビ(ビキビキ?)の動きがあるので、今後経過観察していくことになりました。

帰ってからもずーっと動きがおかしくて、眼科に長けた、経験年数からいっても虐待された子を見たことがあるだろうという先生にも診てもらいました。

目の前でひと通り眼科の検査をしてもらって、目の機能や視神経には問題が無く、眼圧も正常とのこと。

長いこと狭いところにいたから反応できる視野が狭い。

それと、虐待されていたから、表情やリアクションにとても乏しい子になったんだろうと。

動きがおかしいのも、癲癇持ちの可能性はあるけど、広いところに出て、まだ慣れてないからだと思うとのことでした。

ご飯をあげたら、皿が割れるんじゃないかという勢いで鼻先を皿にぶつけながら、がっついて丸呑み一気食い。

一人前、わずか5秒ほど。

仕方なく次からはご飯をふやかしてあげました。

この子もおそらくフードアグレッシブがあり、他の子の皿に突進して喧嘩をふっかけていたので、しばらくクレートの中でふやかしご飯を食べさせました。

怖がって頭上に手や物が来るとギュッと身を固めて縮こまってしまいますが、数日である程度は触れるようになりました。

家から一歩出たら全く歩けなかったお散歩も、他の子がいればめちゃくちゃな歩き方でも公園まで歩けるようになり、土を踏む感触が楽しくて、お散歩中はよく強い力で土を蹴りまくっています。

一緒にお散歩している我々は枯れた草と土を大量に浴びることもしばしば。

まだどこを撫でても「なんの儀式だろう」という感じで耳を縮めて耐えるような顔をしますが、今のところ特別攻撃性は無さそうです。

ゆっくり向き合っていけば解れるでしょう。

そんなこんなで我が家に3匹の保護犬が来ました。

とんでもなく長くなってしまったので、続きはまた今度にでも書かせてください。

保護猫と関係ない話題ですみません。


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