こんばんは、世間は連休前夜ですが、いたっていつもどおり自宅警備のお仕事に励みます田辺洋一郎です。
僕はふだん週刊プレイボーイという雑誌で「よんぱち+」という連載をしています。早いものでもう7年目。ドルヲタ漫画家という僕の核を作ってくれたとも言える、たった2ページですがとても大切にしている連載です。
実在のメンバーから聞いた話を(なるべく)盛ることなく、本人の個性を最大限生かせるようなエピソードを選び、4コマに組み立てます。絵柄もぱっと見で誰か分かるような絵を意識して、毎週プロフィール画像とにらめっこしてます。週プレという雑誌はアイドルファンだけが読者ではないので、そういった方々にも楽しめて、かつドルヲタのみなさんにも納得してもらえるような、そういった仕上がりを目指しています。
「取材→ネーム→原稿」という段階があり、2ページといえどそれなりの時間がかかります。今はとくに「あの娘ぼくがヲタ芸決めたらどんな顔するだろう」(長いから以後ぼくをヲタと略します)と同時進行になっているので、手元では「ぼくヲタ」の原稿を描きつつ、取材音声を流しながら頭の中で4コマ組み立てる、そんな感じでスケジュールがミルフィーユカツのようになっています。
この2作は絵のテイスト・使っているペンなど違うので、原稿作業はとくに注意が必要です。
たまにこんがらがって、等身がしっくりこない出来になって描き直したり、デジタル作業の設定が逆になってて時間ロスしちゃったり、「ぼくヲタ」の絵柄を描き慣れた頃に「よんぱち+」の〆切が近づいて感覚がリセットされちゃったり…なかなかの効率の悪さです。それでも、この2作を同時に進めることで僕の両翼となり、気持ちのバランスがよくなった気もしています。
本日はよんぱち+のネームがOK出たのでこれから原稿へ。
昨日まで「ぼくヲタ」モードでがっつりやっていたので、気持ちとペンを「よんぱち+」モードに切り替えていきます。
……頭の中ではぼくヲタ4話のネームを考えながら。
夜食はミルフィーユカツ食べよ……
田辺