東大阪にて農業を営む、西田さんの元を訪ねました!
今回のプロジェクトを見て、「僕が日頃からこんなものがあったらいいな~と、1人妄想を膨らませていたことです!」とメッセージをいただき、是非、農家さんが考える仕組みを聞かせてください!と訪問してきました^ ^
西田さんが農業を営んでいるのは東大阪市。
大阪のベッドタウンであり、畑も住宅街の合間に、転々と残る様子でした。
専業で農家をやっている人は殆どいなく、税の面から、とりあえず田んぼをやり、米を植えているという兼業農家が多いそうです。
周囲のそのような田んぼを持っている方からの依頼を受けて、5~6月は田植え、そして10月~11月は稲刈りまで、西田さんが管理をしているとのこと。
だだっ広い土地でお米を作るのとはわけが違い、転々としている田んぼを管理するのは、移動も含め、効率よく作業が進まないのが難しいですね、という話をしてくれました。
転々とした田んぼを管理しながら、もちろん、自分の畑もあります。そして、どちらもお天気に左右されます。
「1人でやるには、畑の世話がどう頑張っても追いつかないということがあるんです。」
ちょうどお米の時期にかぶる作業、人参や大根の間引き、雑草の処理などをやってくれる人がこの間だけでも来て欲しい!とお話ししていました。
「そもそも、昔は、東北の方からも米づくりの手伝いに御一行で大阪に人が来ていたらしいんです。親戚のおばちゃんに、東北の人がいて、なんでやろなー?と思ってたら、そういう交流があったから。大きな機械が登場するまでは、やっぱり農業って「手」がかかる仕事だから、元々は、周り近所、農家同士、時には地方からも、人の手を借りて、持ちつ持たれつでやってたんですよね」
なるほどなぁと思いました。
時が経ち、大阪では農業をやめ、働きに出る人が増え、持ちつ持たれつの関係が切れてしまった。機械化で昔に比べたらだいぶ人手はいらなくなったけれど、完全ではなく、やはり農業に人手は必要なもの。
昔から、助けあってやってきたものなら、尚更のこと。「農業者と農業者での助け合い」から形を変えたらいいだけなのかも。と思いました。
「農家さんは、一般の人たちとのやり取りが苦手だと思いますので、芸人で言うところのマネージャーみたいな人が間に立ってくれるとスムーズにいくかも。」
「あとは、作業工程を細かく設定して、間引き、畝立て、くわ使い、などやって欲しいことを中古車を選ぶような感じで選択できるといいですね」
という意見もいただきました^ ^
「あとは、畑は隣近所の関係がすごく大切なので、不審者と勘違いされないように専用のジャンバーとか腕章は欲しいですね!」とも。
アプリのイメージをたくさん伝えてくれた西田さんでした!!
住宅街に残る農地で農業を続けていくには、都会のコミュニティの場として育てていくのが理想ですとも語ってくださいました。
私もそう思います!!
都市農業って、色んなやり方で勝負できるので、楽しいなといつも感じています。この事についてはまた語ります(^^;
長くなりましたが、、、
農家さんレポでした。