2018.12 山口明宏 写真展 LITTLEGROWTH II (Trailer 3) 写真展LITTLEGROWTH IIの3つ目の眺望。 ここに写るのは2人の友人はとても大事な人です。女優の吉田怜菜さんは写真展LITTLEGROWTHの1回目に来てくれて、そこから時折、写真を撮らせてもらってます。今やabemaTVに出る人気女優さんですよ。役者やモデルなど、ひとつひとつの仕事を長く丁寧にやられている姿と、新しいことに挑戦していく姿勢はとても美しいし、尊敬しています。 もうひと方、小松陽子さんは、この映像に重なる音を作られたピアニスト。年末の写真展の会場であるFlussを運営する美しい音楽家です。この人が、ここを始めなかったら、この展示は開催されなかったと思います。そして、太田美帆さんを初めとして様々な音楽家に知り合えたのは、FlussとFlussの小松陽子が在ったからでしょう。本当に感謝しています。 様々な縁があって、自分というものが出来ている。これからも、縁は続いていくし、そこから様々なものが産まれていくのでしょう。それぞれが、それぞれのスピードで前に進んでいる事。それぞれが、それぞれの出来る事をしていく事。それらを、立ち止まって振り返ったときに見える成長の証。そういうものが、展示作品に込められたら嬉しいと思います。欲張りでしょうか?でも、そういうものを込めたいんですよ。 あと。小松さんは僕の展示の最中にピアノを弾いてくださいます。いつの日かは、改めてお知らせします。会場で彼女の旋律が流れる中、写真が見られるのは、とても貴重な体験だと思いますし、僕個人としても楽しみです。 長くなってしまいましたが、言いたいことはこれです。展示のクラウドファンディングは今日までです。この映像にあるように、3年前から今に至るまで、様々ものを見て、感じて、それを写真機で捉えてきました。その集大成です。 どうぞ、よろしくお願いします。
リターンのひとつに建築士 久米岬くんの作る照明器具を出してもらっている。 ここに掲載している同じ照明器具を作ってもらえるというもの。去年の僕の展示の時に作ってもらって、それが終わってから僕の自宅でテーブルライトとして使っている。展示の時に、灯は道しるべになる。照明が当たっているところに写真がある。常に日頃でもそうだと思う。今回、彼には展示会場全体のディレクションと什器をお願いしている。ひとつのものを彼と作り上げることが出来て、とても嬉しく思います。
写真展のフライヤーが完成しました。ひとまず、1,000枚印刷しましたので、すこしずつ配ろうと思います。 知り合いのお店にも渡したい。とはいえ、まったく知らないところにも、お願いして置いて貰えるか交渉したりもしてみます。 大きな美術館とか、綺麗なギャラリーとかも、もしかしたら置いてくれるかもしれないし。まぁ、だいたい大きなところは、受付の人じゃ判断できないので、「受け取って上に確認とします」か「そういうのはお断りです」とかですけどね。でも時々、無理そうなところでも「いいですよ」ってなることもあるので、あきらめずひとつずつ出来る範囲で行こうと思います。 もし、知り合いの人とか、SNSで観ているよ〜という方で欲しいからがいればお送りします。また、ご支援していただいた方には郵送しますね。 ちなみに、今回のフライヤーは、3年前の写真展のフライヤーと「そっくり」です。続いていくものなので、同じがいいかなぁと。 これが3年前のです。 それで、これが今回のです。 紙は違うんですけどね。作っていて、2度目を作れることが嬉しかったです。積み重ねってモチベーションに繋がるんですね。 置いてもらえたところのお店やギャラリーなどの情報は、また追って記事にします。どのくらいに場所に配れるか。見ていてください。 山口明宏
このクラウドファンディングの結果、写真展をします。達成できたかどうかは関係なく、開催します。 写真展LITTLEGROWTH II (リトルグロウス) の日程は、2018年12月18日〜2019年1月5日まで。 年末年始ですが、すべての日程でオープンしてますので、お正月実家に帰らず東京に残ってる人や、初詣の帰りとかにふらっとお立ち寄りくださいませ。年末年始って不思議な空気感あるじゃないですか。なんやかんやお店は空いてますけど、やっぱり多くは休みで、日本全体の時間の流れがゆっくりになるような。そういう世界で、ゆっくりと写真を眺めてほしいんですよね〜。だから、年末年始に写真展をする事にしたんです。ちなみに、僕は全日程で在廊してます。ぜひ遊びにきてください。
前に、どこかの美術館に行った時、ほかにお客さんがいなくて、貸し切りみたいな状態になった事があるんですよ。絵画と僕だけ、みたいな状態。まるで、絵と対話してるような気分でね。世界には自分とその絵しかないような気持ちになって。ただただ、眺めてんです。あの頭が空っぽになる感覚。とても貴重な体験だったと思います。そういう体験を作れないものかなぁと思って、今回の写真展では、特別観覧日を用意しました。ひと組、1時間。ゆっくりと鑑賞できる「時間の確約」を買ってもらって、展示空間を自分だけのものにしてもらいたいなぁと。すこしお高く金額設定をしましたが、特別を用意したいと思い、こうしました。貴方だけに用意された時間。どうぞ手に入れてみてください。※ 写真は去年の僕の展示風景です。 山口明宏