タイムワインは、2003年〜2006年に特別醸造した『日本初の長期熟成型国産ワイン』です。

当時の国産葡萄では、長期熟成型ワインの大量醸造は不可能とされていました。

葡萄の品質に大きく影響するテロワール(栽培環境)や醸造技術が、
世界的産地に追いついていなかったからです。

そんなあるとき、偶然にも、某ワイナリーが自社農場産の長期熟成ワインを
身内用に秘蔵していた事実を知り、それを口にする機会に恵まれました。

一升瓶に詰められた甲州産100%の甘口仕立ての白ワインでした。
コルクを開けたときの、あの緊張感は忘れられません。


「この感動と深い味わいを、多くの人に伝えたい」


日本初の長期熟成型ワインの開発と量産を目指そうと決心した瞬間でした。

2018年、タイムワインは解禁を迎えました。

貯蔵庫で眠らせていた、タイムワインです

様々なアイデアやプロジェクトが集う「CAMPFIRE」内での提案も行い、初のクラウドファンディング挑戦も果たしました。

分からないことだらけの中で、パトロンの方々からは暖かいご支援やメッセージを頂戴し、また、CAMPFIREのご担当者様の親切なご指導のお陰で、過去数回の提案全てを成功に終えております。

今回は、2019年から開始となる一般販売に向けて、過去に掲載した「2003〜2006」の4銘柄全てをお選びいただける、皆さまへの感謝の意を込めた特別な提案となります。

タイムワイン(白)は、コルクを開けると感動と回想が漂う、高貴な甘口タイプです。

日本ワイン発祥の地とされる山梨県勝沼町(現: 甲州市)で1923年に創業された『中央葡萄酒』との共同開発によって誕生しました。

凝縮度が高く、ミネラルに富んだ贅沢な甲州種が、独自の個性と大地の風味、芳醇な果実香を醸し出します。

長期熟成タイプの甘口仕立てで、口の中での上品な余韻をお楽しみください。

タイムワインは、山梨県の『勝沼トンネルカーヴ』で、解禁の時を待ち続けました。

明治36年にJRが建造した鉄道トンネルを改築し、現在ではワイン貯蔵庫として利用されている、貴重な空間です。

今でも線路の跡は残っており、単なるワイン貯蔵庫ではなく、鉄道文化遺産としても有名です。

長期熟成型ワインの選び方は、味わいによる違いも然ることながら、「回想」というキーワードが重視されます。

十数年前、皆さまにとって想い出が詰め込まれた年はございますでしょうか。

特別な年の、特別なタイムワインをお選びください。

[2003 タイムワイン 白]

「2003 タイムワイン」はタイムワインの歴史を生み出しました。
長期熟成が不可能とされていた日本ワインの道を切り開くために、試行錯誤から生み出された、至高の銘柄です。

[2004 タイムワイン 白]

「甲州」において、2004年は近年屈指の当たり年と呼ばれています。
タイムワインシリーズの中でも、最高傑作として挙げられる「2004 タイムワイン」をご堪能ください。

[2005 タイムワイン 白]

2005年にはタイムワインシリーズ3年目を迎えました。
蓄積されたノウハウから生まれた「2005 タイムワイン」。上品で華やかな味わいが、幸せな一時を演出します。

[2006 タイムワイン 白]

4年目を迎え「2006 タイムワイン」は最後の醸造年となりました。
未来に繋がるタイムワインを目指し、様々な想いから醸成を行い、極上の味わいを生み出しました。

長期熟成型ワインとして、特別醸造されたタイムワイン。
十数年の時を経て、こうして皆様にご覧いただけることは、それだけで幸せの限りです。

また、ワインはイタリア産、フランス産など外国産に目が向けられることが多いですが、
日本ワインも世界中で高い評価を受けております。

タイムワインを通じて、日本ワインにご興味を
持っていただける方々が増えることを願っております。

※未成年者の飲酒は法律で禁止されています

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