初めに
「地方での暮らしをより豊かなものにしていきたい僕らの挑戦」
こんにちは。
群馬県出身、群馬県育ちのナガサワイッセイと申します。
似ているねとよく言われる野菜はジャガイモ、
好きな食べものはフライドポテト。
平成6年、群馬県前橋市生まれ。今年で25歳になります。
群馬県立前橋高校、高崎経済大学の出身で、県内の企業に勤める社会人です。
現在、同じ歳の友人4人と、群馬県・渋川市にある廃工場の1室を改修して、心地よい居場所をつくるためのリノベーションプロジェクトに挑戦しています。
今回、その廃工場の1室をさらにアップグレードさせ、皆さんに還元するためのプロジェクトを立ち上げました。
「田舎といわれる地元・群馬で、退屈しない人生を過ごす」
そのために、僕ら4人が行き着いたプロジェクトにどうぞ支援をお願いします。
1章
「何もない田舎で楽しく暮らすため」
僕は地元・群馬で生まれ、地元の学校で学び、地元の会社に就職しました。県外で生活したことは一度もありません。
廃工場リノベーションに関わる他のメンバーも、だいたい同じ境遇です。
僕ら4人に共通するのは「”何もない田舎”といわれる群馬で、そこにあるものをフル活用して楽しく生きよう」という思いです。
ここが何もない田舎なら、自分たちで面白いことや楽しいことをつくればいい―。そんな風にして、仲間と音楽イベントや映画上映をして遊んできました。
当プロジェクトの一員、オカムラはDJ、イッセイはVJとして県内の音楽イベントで活動していました。
※写真はオカムラ
大学で所属していた映画研究部での制作風景。卒業制作に、僕の大好きな「トレマーズ」という映画への愛を捧げた40分弱のB級ホラー映画を作りました。
僕が運営メンバーの一人として関わっている、映画フリークたちがおすすめ映画を紹介するイベント「CinemaClub」。
高崎市のNewBoyCoffeeさんで定期的に開催しています。
そんな僕らも就職して社会に出ると、大学の時とは違う価値観を持つようになりました。
学生の頃は想像できなかった人生の流れというものを、会社という「組織」に属することでリアルに感じるようになったのです。
毎日職場と家を往復して、休日は給料を散財してストレスを発散する。結婚をして落ち着いていく友人に影響を受け、何かを手に入れつつも何かを失っていく。
人生の最期に振り返った時、仕事しか残らないような人生はいやだー。
仕事以外に打ち込める「何か」を探し始めた、社会人1年目、2017年の冬。
偶然訪れたヴィンテージストーブの専門店で、僕らをわくわくさせる「廃工場リノベーション」の話に出会ったのです。
2章
「廃工場リノベーションに出会う」
社会人1年目から、僕らはキャンプにはまりました。冬もキャンプに行くために石油ストーブが必要になり、ある時、高崎にある「アラジン商会」というヴィンテージストーブの専門店を訪ねました。
その時出会ったのがアラジン商会のオーナー、伊藤直哉さんです。
※「クラウドファンディング用の写真撮らせてください!」と頼んだらオレンジ色のヘルメットをかぶってカブに乗り出した超ファンキーおっちゃんです
20代の客を珍しく感じた伊藤さんは、僕たちに興味を持って話しかけてきてくれました。
「地元の暮らしが好きで、楽しさを感じつつも何か物足りない」
「人生を豊かにするため、何か打ち込めるものを探している」
日頃思っていたことを伝えたら、伊藤さんは自身が所有する伊香保の廃工場について話してくれました。
渋川市伊香保町は群馬県の中北部に位置し、「伊香保温泉」や日本3大うどんの一つ「水沢うどん」が有名な観光地です。
伊香保では、昔から広大な自然資源を活かしたキノコ栽培も盛んです。伊藤さんの廃工場は、バブル期に建てられたキノコ栽培所の一つで、かつては「峰岸きのこ園」として営業していました。観光客向けのキノコの試食・販売でにぎわっていましたが、2000年代に廃業し、その後は空き家となっていた。
伊藤さんは2017年、このキノコ工場跡地を買い取り、新たなビジネスとカルチャーの拠点となる「伊香保BASE」として生まれ変わらせたのです。
3章
「旧・シメジ栽培所を即決で買う」
廃工場リノベーションプロジェクト「伊香保BASE」の話を聞いた僕たちは、その場ですぐに、しめじ栽培所だった1室を買い取ることを決めました。
4人で分割してもちょびっと勇気が必要な額でしたが、このまま「会社と家の往復で週末はテキトーに散在してのらりくらりと歳を取っていく」人生は送りたくなかった。
「伊香保BASE」にはたくさんのコワーキングスペースが存在し、伊藤さんから紹介を受けた人たちが各々の部屋を買い取り、生活しています。
飲食店を営む方がいれば、
鍼灸士の資格を持ち、事務所を構える方など、
さまざまな職業の方が、人里離れたこの廃工場でリノベーションライフを送っているのです。
「社会や家庭、人は常に何かに属して何かに縛られている。
だけど、ここに来た時くらいはそれを忘れて自由を楽しもうよ。 」
そんな伊藤さんたちの想いが込められた、イカした大人のための秘密基地ー。それが「伊香保BASE」だ。
&:freedom 伊香保BASE
群馬県渋川市渋川御蔭3789−1
4章
「DIYで1年、やっとくつろげる空間に」
「知る人ぞ知る秘密基地みたいなところ作りたい」
「みんなのキャンプグッズとかレコードとかビデオとか、本のコレクションを集めたワクワク倉庫にしたい」
「ゆくゆくはここで飲食店を開きたい」
「街で疲れた時の避難場所にしたい」
4人でいろいろな案を出しながら、とりあえず1年かけて部屋を改装しました。※クモの巣が張り、廃材まみれだった買い取った直後の「旧・しめじ栽培所」
※やっと「部屋」としていい感じになり始めた2017年の夏
休日に予定を合わせて集まり、廃材の散らかる「-100」の状態からやっと「0」の状態になるまで1年間かかりました。
廃材まみれだった部屋をみんなで掃除しました。
外壁も塗りなおしました。
壁を張り替え、電気を通し、友人から安く譲ってもらった冷蔵庫やスクリーン、ソファを取り入れて、やっとある程度くつろげるようなスペースになりました。
※現在
「-100」からやっと「0」になった今、僕たちはもう一度、この場所で何がしたいかを話し合いました。
群馬県内でずっと暮らし、田舎ゆえの退屈に負けないように活動してきた僕たち。
前橋や高崎の街で面白い大人や楽しい活動、文化に触れてきました。
同じような思いを抱えて、何かを発信し続ける友達。小難しいことを考えず、ひたすら純粋に楽しいことを仕掛けていく先輩たち。
次は、僕たちが何か発信していく立場になりたい。
仕事や家庭で疲れた時、ちょっと休んで自分を取り戻せる場所―。
そんな「サードプレイス」をつくり、地元暮らしの新しい楽しさや面白さを発信する場所にしたいと思っています。
僕たちはこの部屋を「Jumanji(ジュマンジ)」と名付けました。
「Jumanji」とは、1995年に作られたアメリカ映画で、主人公が近所の工事現場で見つけたすごろく型のボードゲーム「ジュマンジ」をきっかけに繰り広げられる冒険を描いた映画です。
・群馬の山奥に位置している⇔ジャングルが舞台になっている「Jumanji(ジュマンジ)」の世界観
・ここで退屈しない日々を過ごしたい⇔ボードゲームという娯楽である「Jumanji(ジュマンジ)」
・1994年生まれの僕ら⇔ほぼ同い年、1995年産アメリカ映画の「Jumanji(ジュマンジ)」
こんな類似性があり、映画好きな僕ららしさのある名前だと思っています。
第5章
「皆様へのお願い」
「Jumanji(ジュマンジ)」のリノベーション事業は僕ら4人で資金を分担してきましたが、「-100」から「0」になった状態をさらに「100」にしていくためには、より多くの資金が必要になります。
そこで今回、僕たちはクラウドファンディングで皆さんに支援をお願いすることにしました。
ご支援いただいた資金は、"Jumanji”の改装費用や、DIYで制作する家具の素材・工具費用として活用させて頂きます。ここが居心地の良い空間として完成次第、支援してくださった皆様にお知らせするとともに、群馬暮らしを楽しくするさまざまなイベントを仕掛けていきます。
※完成イメージCG図
山の中にあるアクセスの悪い場所ですが、車でないとたどり着けない場所であること、自然が豊かなことを生かした体験やコンテンツとして以下のこんなことを提供していきたいと考えています。
1.気軽にアウトドア体験のできる焚火会をやります
キャンプにはまってから早2年。ありがたいことに友達から「私をキャンプに連れてって」的なことをよく言われるようになりました。
ただ、時期とか天候に左右されがちなキャンプに、いきなり泊まりで参加するには意外とハードルが高いです。
そこでキャンプをしてみたいけど何から始まればいいかわからない!という人たちのためのにキャンプの醍醐味の一つである「焚火」をサクッと楽しめるイベント、日帰りの「焚火会」を行いたいです。
2.みなさんの思い付きを形にするイベントをします
絵や写真の展示会、上映イベント、ゲストを招いてのトークイベント、音楽イベント等、「こんなイベントあったら面白い!」という思いつきを実現させるイベントを行います。
早速ですが、6月22日(土)に県内各地で多種多様なイベントを仕掛けている Sugar richさんの主催でJumanji及び伊香保BASEを会場とした音楽・ダンスイベントを行います!
以下フライヤー
詳細は活動報告の中で追々紹介していきます!
(※6月26日追記)
Resound -dance-、無事開催いたしました。
予期せぬ停電というトラブルを起こし、僕たちJumanjiとしては課題の残る結果となりましたが無事終了しました。
詳しくは活動報告内のこちらの記事からどうぞ。
3.車社会群馬でドライブインシアター をしたい
洋画ばかり観て育ってきたアメリカかぶれな僕たちは、いつか実現させてみたい遊びがあります。
「ドライブインシアター」というものを皆さんご存じでしょうか。
駐車場に巨大なスクリーンを設置して車の中から映画を鑑賞するという、1970年代のアメリカで発祥した映画上映の形態です。
ここ日本でも一時期流行ったようですが、現在はほとんどなくなってしまいました。
山奥にあり、無駄に広い。そんな条件を生かして車社会のここ群馬でいつかそんな遊びを実現させたいなと考えています。
費用内訳
細部改修費→雨漏りの徹底的な修復 10万円
什器→DIYで作る什器(バーカウンター、壁掛け収納)用の資材や工具 20万円
インテリア・家具→各種照明器具、ホームシアター用プロジェクター、カーペット、観葉植物 20万円
計50万円
第6章
「支援コースとリターンの紹介」
皆様からいただくご支援は、皆様の楽しめる居心地の良いサードプレイスを作るという目標に活用させていただきます。感謝の気持ちを還元するため、いくつかの支援コースを作りました。
① 2500円 がんばれイッセイコース
イッセイがんばってるじゃん、支援してあげようと思ったそこのあなた、しっかりしたリターンは出せないのですが僕が今まで作ってきた作品(ZINEと映画)をリターンとして進呈します。
・イッセイが全力でお礼のメールお送りします。
・イッセイ作のZINE(個人の趣味で作る雑誌 )、「マニアックVHSアドベンチャー」をお届けします。※1
・イッセイの映画研究部時代の卒業制作、「Bloodsuckers Massacare」(2016・37分)のダウンロード用URLのご送付※2
※1 高崎のZINE販売イベントZINPHONYで販売した際はおまけVHSソフト付きでしたが発送の都合により冊子のみのお届けになります。
※2 データ形式の都合上、映画ファイルのダウンロードURLをお送りする形でのお届けになります。
ZINE「マニアックVHSアドベンチャー」は、Netflixなどサブスクリプション型VODサービスが隆盛を見せるこのご時世に、VHSソフト(ビデオテープ)を収集することの魅力について書いたZINEです。(B5二つ折りサイズ・20ページ)
映画「BloodsuckersMassacare」劇中画、およびあらすじ
こちらの映画のデータをダウンロードできるURLを皆様にお送りいたします。
② 4500円 オリジナルサコッシュ付きスタンダードコース
年代・性別にかかわらず便利に使えるアイテム、Jumanjiオリジナルサコッシュをお届けします。
これからのアウトドアシーズンにもぴったりなサコッシュバッグにJumanjiオリジナルロゴをプリントします。
使い勝手の良いキャンバス生地で、普段使いから、フェスやキャンプなどアウトドアシーンまで最小限の携行品を持ち歩くにはもってこいな便利アイテムです。
・お礼のメール
・Jumanjiロゴ入りオリジナルサコッシュ
※ロゴは現在制作中のため6~7月ごろのサコッシュ制作、7月中旬の発送を予定しています。
直接会える方には手渡しでお渡しする場合もございます。
③ 8,000円 サコッシュ2個付きコース
上述のJumanjiオリジナルサコッシュが2個付きます。
4,500円プランと比べると1つあたり、1,000円安くなるお得なコースです。
友人、パートナー同士でのご相談の上、ご支援いただければ幸いです。
・Jumanjiオリジナルサコッシュ × 2
・お礼のメール
④ 10,000円 Jumanji使用権&オリジナルサコッシュ1個付きコース
完成後のJumanji の1日貸し切り使用権とスタンダードコースのオリジナルサコッシュをお付けします。
完成後、ご連絡いたします。使用用途については相談したのち日程を決め、当日立会いのもと、ご使用していただきます。
・お礼のメール
・Jumanji1日貸し切り使用権
・オリジナルサコッシュ1個
⑤100,000円 アラジンストーブご購入コース
伊香保BASEの立役者であり、この人がいなかったらこのプロジェクトは生まれなかっただろう伊藤さんの経営するアラジン商会で販売するヴィンテージアラジンストーブ(5万円相当)をお届します。
受け渡し方法については相談させていただきます。
・お礼のメール
・「アラジン商会」で販売するヴィンテージストーブ(5万円相当)
最終章
「最後にお伝えしたいこと」
僕たちはここ群馬で、退屈に負けないように暮らしていきたい。
同じような思いを抱える人たちとつながり、楽しいことをしながら歳を取っていきたい。
人の数が圧倒的に少ないからこそ、面白いことを考える人と人がつながりやすい。
それが群馬という地方の面白さだと思います。
そんな地方の面白さを象徴するようなカルチャーを、この「Jumanji」から発信していきたい。
「地元で生まれ、貪欲なまでに地元を楽しもうとする僕ら」の挑戦です。
この思いに共感して頂ける方は、ぜひご支援をお願いします。
「よろしくおねがいします!!!!」
Jumanji一同
クラウドファンディング担当 ナガサワイッセイ
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