こんにちは。
バイオリン弾きの「かしましずか」です。
◯被災地にある保育園の閉所式を芸術で応援したい◯
私の故郷、宮城県東松島市には
津波の被害に合った保育園「小野保育所」があります。
これまで仮設での保育をされてきましたが
今度の3月で閉所することになりました。
私もここの園児でした。
(↑小野保育所での運動会。走る私ですが足はめちゃめちゃ遅いです。)
保育士さんや園児のみんなが、保育園とのお別れ会
「ありがとうの会〜またあえるよね〜」を開催します。
それを是非、みんなで一緒にもりあげたい!のです。
もりあげ方法は芸術。
★ サクセスした場合!★
●地域の方や保護者の方をお招き。
●園児たちのお遊戯やお歌にバイオリンやピアノでの生演奏!
●曲の録音と撮影。
●小野保育所の歴史をパネルで飾り、映像化。
●記念品作り!
★ 更にご支援があった場合!★
●当日の様子を撮影し、後日上映!
●会場の飾りや演出もプロと。
●音楽会で録音した音源や、撮影した映像をCD&DVDにして先生や園児に差し上げたい。
(↑演奏例。このメンバーが全員参加する訳ではありません。)
上記の内容は、
園長先生や担当の先生のご希望を伺って、一緒に考えました。
(↑実家にあったパンフレット)
更に、保護者の方々やこれまで卒園してきた方と相談をして、
地元の方々に寄り添って喜んでいただけるように
より良くとしたい思っています。
◯出身の保育園へ芸術で恩返ししたい◯
最初は園長先生から、
「閉所にあたりバイオリンの演奏をお願いしたい」とお誘いを受けました。
もちろん喜んでお受けしたのですが、私がゲストというよりは、
園児や先生、保護者や地域の方が主役がいいなと思いました。
(↑私、櫻井園長先生、担当の杉浦先生)
私は友人たちと、音楽や映像で協力したいと思い、
「みんなで楽しい会を作って盛り上げませんか!」と
園長先生に提案してみたところ、「とても楽しそう!ワクワクします!」
と、大変喜んでくださったのです。
ただ、予算がないという理由で大変申し訳なくされていました。
それならば、応援してくださる方を募ってみましょう!と
こちらのクラウドファンディングのお話をさせていただいて
挑戦することに賛成してくださいました。
(↑仮設の小野保育所での演奏。2015年)
被災一ヶ月後に避難所で演奏させていただいてから、
もう五年がすぎました。
その間、地域の夏や秋のお祭り、
もちろん小野保育所でも演奏させていただいてきました。
(↑震災一ヶ月後の避難所にて。坂本サトルさんと。2011年)
一昨年2014年には、当時の卒園児さんと、
撮影と録音もさせていただきました。
小野保育所のテーマ曲「きみにあえて」も作り、
その時、卒園児ひとりずつから、お礼のお手紙をいただきました。涙
(↑2014年度卒園児さんからいただいたお手紙)
◯これまでの活動◯
東日本大震災では、私の実家や友人の家、ご近所さんや学校が
津波の被害に合いました。
小野保育所もそのひとつでした。
私は都内に家族がいるため、
震災後の地元には、毎月一週間程度帰って
お手伝いすることしができませんでした。
都内にいながら、なにか支援ができないかと考えて
こちらのCAMPFIREで
「子どももおとなも元気になれるCDを作り 被災地を応援しつづけたい!」
というプロジェクトを立ち上げました。
沢山のご支援をいただき、
被災地の支援活動が目的のCD「きみにあえて」の製作することができました。
上にあげたMV「またあえるよね〜おのほいくしょ〜」は
アルバムにも収録されております。
もちろん、CDやグッズの売上は常に被災地の支援活動の費用に
充てさせていただいてます。
できあがったMVも、卒園児さんと先生にDVDにしておひとりずつにお渡しし、
卒園式でも上映させていただきました。
都内では毎年、「東日本大震災チャリティイベント〜またあえるよね〜」を
開催し、その入場料も支援活動費に充てております。
(↑「東日本大震災チャリティイベント〜またあえるよね〜vol.1」の様子)
当時の園長先生は、被災後の当時をこのようにお話ししてくださいました。
(↑2014年の小野保育所。仮設のホール)
「子どもたちは余震がくる度に怯え、
一日中先生にしがみついて全く離れない子、
サイレンが鳴ると大泣きして泣き止まない子もいました。
避難指示が出れば遠くにある避難所まで、
泣いている子どもたちを必死で歩かせて連れて行くしかない。
家族を亡くした子もいて、
お迎えの時間になると思い出して泣いてしまったり。
しかし、傷ついた子ども達をお世話する先生達も家族を失っていたりして
とにかく、みんなが不安だった。保育士もずいぶん辞めてしまった。
私はことあるごとに
『だいじょうぶだよ、だいじょうぶだからね』と
子ども達を安心させることをやってきました。」
◯資金の使い道◯
「ありがとうの会〜またあえるよね〜」
・飾り付け 20,000円
・機材 50,000円
・録音 200,000円
・パネル制作 70,000円
・歴史映像制作 50,000円
・記念品製作 80,000円
・地域の方へのパンフレット 50,000円
・撮影 200,000円
・CD&DVD製作 200,000円
・クラウドファンディング使用料
実際には、他にも打ち合わせや作業、
リハーサルのスタジオ代、交通費等、様々な費用がかかります。
ご協力いただく方々のギャラ等も含まれていませんので、
上記以上の金額が必要にはなります。
そこで、目標を二段階に設定することにしました。
大きく分けると・・・
◯50万円でサクセスした場合は「ありがとうの会」の開催と歌の録音。
◯更に70万円を上回った場合には「ありがとうの会」撮影とCD&DVD化。
更に上記の金額より上回るご支援をいただいた場合には、
記念品の製作費や飾り付け、在園児さんへのプレゼントに充てようと考えております。
(↑記念品の予定。こちらは試作なので本物はもっと素晴らしく!)
◯出身の大阪芸術大学の卒業生が全面協力!◯
そして、私はプロデュースという形になりますが、
「きょうのこんだて〜僕の音楽会〜」主催の内藤惟くんに
ディレクションや舞台監督のような形で関わっていただくことになりました!
とても心強いです!!!
そしてそして!
当日の撮影や映像編集に「Creative Hub Swimmy」代表、本間綾一郎さん、
会場の設営や案内に河村拓男さん、
小野保育所の歴史映像の制作に藤田大輔さん、
パネル制作に前山田留美さん、
パンフレット制作に竹本克さん、
記念品制作に「紋白」代表の真嶋陽子さん、
上記の友人がご協力してくれることになりました!!!
そして、こちらのハンコを河村光代さんに作っていただきました。
(↑なんとおどろきの手彫りです!すごい!)
実は、上にあげさせていただいた8名全員、
大阪芸術大学出身です。
(私は大阪芸大を中退しております笑)
藤田大輔さんは前回のMV制作の編集もしてくれました。
先輩、同期、後輩、沢山のプロが揃って、めちゃめちゃ心強い!
そしてとてつもなく楽しみ!!!
今後も更に、ご協力いただける大阪芸大卒生を募ってまいります!!!
◯リターンについて◯
「東松島市あんてなショップ まちんど」さんからのご協力で
「ブルーインパルスのグッズ」のご用意いたします!
また、鹿嶋自身がセレクトした「こけしグッズ」や、
今回作る記念品のリターンもあります。
今回、会場が狭い中で保護者や地域の方へ向けて催されるため、
他の一般の方のご参加は誠に残念ながらできません。
なので、基本的には参加できませんので、
ご自分のメッセージや絵、または写真が当日会場を彩ってくれる
「ここにいるぜ!タペストリー」というのもご用意いたしました!
これは、ご自宅で紙にメッセージか絵を描いた物を写メで私に送っていただき
それをこちらでプリントアウトした物をタペストリーにして
当日会場に飾らせていただきます。
お気に入りの写真や折り紙などでも大丈夫です!
後日、飾った様子を画像にて送らせていただきます。
※尚、「ここにいるぜ!タペストリー」は、当日の撮影で映る可能性がありますので、
お顔のお写真やお名前を書く場合には
映像として後日配信されても良い方のみでお願いいたします。
◯最後に◯
沢山の困難を乗り越えてきた、園児のみんな。
保育士の方々。保護者のみなさん。
見守ってきた地域のみなさん。
少しでも、楽しい時間がつくれるように、寄り添えるように、
みなさんが、よかったなって思える会を作ります。
どうか、応援、ご支援をお願い致します。
そしていつか、みなさん、
東松島市に遊びにきてください。
(↑すぐ近くの鳴瀬川には白鳥が!川面の白は白鳥です。)
海、川、山、素晴らしい景色と美味しいものがいっぱい。
歴史や工芸もとても奥深く楽しいです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
かしましずか
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小野保育所は昭和53年に開園し、今年で39年目になります。
開園した年の6月にあったマグニチュード7.4の「宮城県沖地震」で
建物は傾きました。
(↑昭和57年頃の小野保育所。一番左は私の兄です!)
その後、平成23年の「東日本大震災」で津波の被害に合った小野保育所は、
最初は1キロほど離れた会館で保育をしていました。
その後、元の場所に仮設の園ができ、
A保育所とB保育所と(どちらも津波で建物は無くなりました)
小野保育所の3つが
一箇所で合同保育をしてきました。
そして、今年の4月にA保育所は別の場所に建物ができA地域の園児が転園し、
今度の4月には、B保育所の建物ができ、B地域の園児が転園。
小野保育所の地域の園児はどちらかに転園することになります。
※尚「ありがとうの会〜またあえるよね〜」は、
保護者や地域の方へ向けて催されますので、日程は控えさせていただきます。
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