避難所や仮設住宅にみんなが集まる場を「ちゃぶ台プロジェクト」

集まった支援総額
¥442,000
パトロン数
70人
募集終了まで残り
終了

現在116%/ 目標金額379,500円

このプロジェクトは、2011/06/20に募集を開始し、70人の支援により442,000円の資金を集め、2011/08/20 23:59に募集を終了しました

■当プロジェクトで実現したい事について

Creative for Humanity は震災後、震災被害により外で遊ぶ事のできないこどものための活動を福島市で実施してきました。その活動のなかで、こどもが机に座って絵が描けるちゃぶだいがあれば、皆が集うことができるのではないか、との想いが生まれました。ちゃぶだいは被災地の産業を再生させるプロジェクトにしたい。そして被災地で制作したちゃぶだいを被災地の木材で被災された職人さんが制作する「ちゃぶだいプロジェクト」が生まれました。

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▲福島市あづま総合体育館での「コドモノエガクマチ」ワークショップ風景

避難所に設置するちゃぶだいのデザインを模索していたところ、リバースプロジェクトが廃材を用いたちゃぶだいを制作していることを知りました。ちゃぶだいは杉の間伐材を用いて制作され、天板と脚が分離可能で、立て置くときユニークな表情を持ちます。機能的であるのと同時にこどもの遊び場にあるちゃぶだいとしてぴったりでした。 CfHの活動に共感して頂いたリバースプロジェクトの協力により、ちゃぶだいの制作が可能となりました。

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▲リバースプロジェクトによりデザインされた「ちゃぶだい」

被災地の経済や雇用を活性化させるちいさな核になることができないか。そのような思いから、被災地域での制作を検討していたところ、津波被害で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町から内陸に5キロメートル、古来より林業の盛んな津山町の津山木工芸品事業共同組合を知りました。津山町は面積の82%が山林で、そのうち77%が人工林で占められており、しかもその92%を植林した杉が占める典型的な山林の町です。そのため地場資源としての杉材の有効利用を図ることが町の重点施策ですが、震災で工場が被害を受けて、組合員の中には機械が壊れた職人さんもいらっしゃいました。しかし町の主要産業である木工業を復興させたいとの強い思いを持っていらっしゃいました。

組合長の菊池覚さんがこのプロジェクトに賛同してくださり、菊池千代雄さんが制作を担当してくださることになりました。ちゃぶだいは福島市あづま総合体育館の他、寄付金を集めて南三陸町エリアの避難所、仮設住宅にも設置予定です。

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▲菊池千代雄(左)さんと菊池覚さん(右)

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▲ちゃぶだいの試作品について検討する菊池千代雄さん

▲津山町の風景

6月22日、津山町で制作されたのちゃぶだいの試作品が完成しました。この第1号の試作品は6月25日に福島市のあづま総合体育館で実施する避難所のこどもたちのためのワークショップでデビューすることになります。こどもやお年寄りが集い、話をしたり絵を描いたり遊んだりできる「隠れ家」とともに、避難所でのコミュニティ空間の中心に設置されることになります。

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▲福島市あづま総合体育館での放課後イベント「隠れ家で遊ぼう」の様子。

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▲「隠れ家」の中でちゃぶだいを囲み、こどもがお絵描きをして遊んでいます。

このように、被災地での生活に必要なものを考え、被災地の職人さんによって制作し、そして被災された地域の避難所や仮設住宅の中で、ちゃぶだいを使って頂く。これが「ちゃぶだいプロジェクト」です。この循環の中で寄付してくださる方もプロジェクトの大切なメンバーです。 皆様とともに被災地で再起を誓う人々とともに未来に繋がるようなプロジェクトになることを目指しています。 ご支援を宜しくお願いします。


■目標支援金額 内訳

制作費 30000円@1台×8台=240,000円
デザイン費(10%) 3,000円@1台x8台 24,000円
交通費 20,000円@1往復×3往復=60,000円
運搬費 21,000円
小計 345,000円(A)

(RP)管理費(10%) なし
(RP)HP利用料(10%) 34,500円(B)

合計(A+B)379,500円


プロジェクトデータ:
企画:Creative for Humanity www.creativeforhumanity.com
デザイン/制作監修:㈱リバースプロジェクト(代表:伊勢谷友介/担当:上野卓史)
制作:津山木工芸品事業共同組合(代表:菊池覚 制作:菊池千代雄)


■過去の作品や自己紹介

クリエィティブの力で社会的責任を果たしたい。東日本大震災をきっかけに立ち上げたのが「Creative for Humanity」です。ものを創造し被災地の方々を巻き込んでつくりあげていく、そしてそれが寄付金というかたちで実現することの役割は非常に大きいと思います。この活動に寄付というかたちで参加を頂く方々、被災地でのボランティア、被災されている方々、これらをつないて活動をひろげていくことが私たちの役割だと感じています。立ち上げメンバーは建築家が中心ですが、今後はアーティストやデザイン、映像などの方々にも参加して被災地で幅広く活動したいと考えています。プロジェクトへのご支援とご協力をお願い申し上げます。

有馬 恵子 / Creative for Humanity Organizer
1976年生まれ。海外を中心に建築・デザイン分野で、企画、編集、執筆などを手掛ける。