高知県が誇る最後の清流「四万十川」。私たちは、四万十川と一緒に暮らしています。水や川を中心とした自然も、そして私たちの暮らしも時代と共に変化してきました。大事なものがわからなくなっている時代に、もう一度、私たちは「川」について考えて、足元を確認してみたい。そんな思いで、本を作ることにしました。

プロジェクト本文

はじめまして。NPO法人RIVERです。約20年にわたって高知県の四万十川から、「ナニガユタカナコトナノカ」を考える活動を行っています。

四万十川中流域という中山間の日本の端っこから、生き方や暮らし方を考えようと、今や日本だけでなく世界中に広がりつつある「しまんと新聞ばっぐ」をはじめ、いろいろな取り組みを続けています。

私たちの最初の取り組みが『水』の本を作ることでした。「時代の本質は知らなければ、地域は生きていけないのではないか」という思いから、川と共に生きる私たちの本質を「水」に託して、各界の様々な方に文章を寄せていただきできたエッセイ集です。

あれから20数年。私たちはもう一度、時代の本質をつかまなければいけない時期に来ています。

各界の32人が「川」をテーマに考えたエッセイ集

できあがったのは、「川」をテーマにした文章が集まったエッセイ集です。幼い頃の思い出から、日本を語る言葉までいろいろなものを寄せていただきました。


この人の「川」を読んでみたい。そんなふうに思い、編集部でお願いしたい方々のリストを作成し、お一人お一人に手紙を出しました。私たちの活動に共感いただけるのであれば、原稿を寄せていただけませんかと。

その結果集まったのが、こちらの32人の方々の原稿です。一目瞭然で、それぞれの川が集まった本になっているように感じていただけると思います。

執筆者(掲載順):南伸坊(イラストレーター)/俵万智(歌人)/佐藤卓(アートディレクター)/白坂亜紀(クラブ稲葉 ママ)/東谷望史(高知県馬路村農業協同組合代表理事組合長)/安藤桃子(映画監督)/三浦しをん(作家)/養老孟司(医学博士)/平松洋子(エッセイスト)/松平定知(フリーアナウンサー)/加藤芳夫(パッケージデザイナー)/高橋宣之(写真家)/黒瀬陽平(美術批評家)/森木房恵(ユナイテッド航空客室乗務員)/篠原匡(記者・編集者)/池田司(ニワトリノニワ代表)/黒田征太郎(画家)/川村一成(百姓)/片山健也(北海道ニセコ町長)/浜田奈美(朝日新聞記者)/鈴木輝隆(立正大学経済学部特任教授)/山下慎吾(生態学者)/今村直樹(CMディレクター)/高橋勇夫(農学博士)/中嶋健造(NPO法人自伐型林業推進協議会代表理事)/常徳拓(美術商)/橋本光治(自伐林家)
デハラユキノリ(フィギュアイラストレーター)/松井龍哉(ロボットデザイナー)/山本一力(作家)
大橋歩(イラストレーター)/原研哉(グラフィックデザイナー)(敬称略)

四万十川といっしょに暮らし続けるために考える「時代の本質」のこと


この20数年でさえ、四万十川を取り巻く環境は変化し、自然も昔とは変わってきました。同じく、私たちの暮らしもどんどん変化しています。そしてこれは日本中、世界中に広げても同じではないでしょうか。

ここで暮らし続けるために、「ナニガユタカナコトナノカ」を考え続けるために、私たちはもう一度、外の目線から「川」について考えてみようと思いました。川のほとりに暮らす私たちですが、毎日接しているからこそ、気付かないこともたくさんあります。

その事実に気付かせてくれたのが、『水』の本であり、それをきっかけに始まったRIVERの活動です。

この変化の時代に、もう一度、いろいろな人たちからヒントをいただいて、これからを考えるための一冊にしたいと願っています。

水が集まって、つながって、様々な変化があって、川になりました。

幻の『水』の本セットも。一緒に「川」を考えませんか?

今回製作する『川』の本は、クラウドファンディングで販売します。より広く、多くの方に手にとっていただきたいと思い、この形式にしました。

一般流通がなく発行部数も限られていたため、今では入手することが困難となり幻となった『水』の本も、クラウドファンディングだけの数量限定セットとしてお届けします。ぜひ水と川をきっかけに、毎日の暮らしを考えて見て下さい。

リターン品のご紹介

3,000円コース:『川』の本+おまけ

できたての『川』の本を1冊と、特別なおまけとして「しまんと新聞ばっぐ」に入れてお届けします。四万十川のほとりから直送します。

5,000円コース:『川』の本と『水』の本のセット

今や幻となった1997年に製作した『水』の本と、『川』の本のセットです。判型も違いますし、いまや故人となられた方の原稿も多数掲載されています。20年前と今の両方の価値観に触れてください。

『水』の本について
1997年に刊行。執筆者には「書いてくれそうな人」より、「書いてもらいたい人」を選びご連絡しました。原稿料はアユ1kgを3年間送りました。自分たちが川に入り、アユを漁って送ったのです。18名の執筆者の方は下記の通り。

執筆者(掲載順):浅井慎平/筑紫哲也/赤瀬川原平/糸井重里/天野祐吉/黒田征太郎/平野レミ/浜野安宏/フランソワーズ・モレシャン/岡林信康/内山節/山本容子/橋本大二郎/荒俣宏/ナンシー・フィンレイ/田島征三/櫻井よしこ/高橋治(敬称略)

10,000円コース:『川』の本+『水』の本+[限定品]冊子RIVER3冊

実はRIVERは、会員向けに冊子を製作していました。2015年から2016年に製作し、いまはどこにも置いていない「RIVERの冊子」をセットにしてお届けします。しまんとの暮らしと人を感じていただけます。

15,000円コース:『川』の本+『水』の本+[限定品]冊子RIVER3冊+地域デザイナー梅原真さんの本2冊セット

RIVERの一員であり、『水』の本、『川』の本のデザインを手掛けた地域デザイナーの梅原真さん。「地方は自分で考えろ!」と語る梅原さんの哲学が詰まった『ニッポンの風景をつくりなおせ―一次産業×デザイン=風景』、『おいしいデ』をつけた限定品。

『川』の本を配ったり、販売したりしてみませんか?

『川』の本は、川を考える本だからこそ、しっかり考えていただける方々と一緒に広めていきたいと思っています。そこで今回、クラウドファンディング限定で、卸売・販売する権利付きのセットを用意しました。

ぜひ店舗やイベントで、広めてみてください。

20,000円コース:『川』の本(10冊セット)

『川』の本を10冊セットでお届けします。こちらのコースを選択いただくと、卸売、販売する権利付きとなります。

100,000円コース: 『川』の本(50冊セット)

『川』の本を50冊セットでお届けします。こちらのコースを選択いただくと、卸売、販売する権利付きとなります。

本をお送りするスケジュール

8月14日:クラウドファンディングスタート

9月4日:クラウドファンディング終了

9月14日までに支援者の皆様にお届け

※9月15日以降では、私たちの思いに共感頂いた書店様等での販売を行う予定です。

※クラウドファンディングにて支援いただきました皆様には、世界最速で『川』の本をお届けします。

資金の使いみち

全額を本の制作費(デザイン費、印刷費、配送費等を含む)に当てさせていただき、余剰分が生じた場合は、今後のRIVERの活動費に当てさせていただきます。

四万十川でおまちしています(NPO法人RIVERの活動のご紹介)

最後に、私たちNPO法人RIVERの活動をご紹介させていただきます。1997年に誕生し、高知県の四万十川流域の、ヒトや産物、取り組みを実況中継することを目的にしています。

「国が経済経済と言う先に、何があるのか。何もないのではないか。あるべきは、ユタカさではないか。」

そんな思いのもと、ユタカを考える旅が続いています。

主な活動のひとつに、「しまんと新聞ばっぐ」があります。しまんと新聞ばっぐは「ラストリバーのこころざしに合わせて、四万十川流域で販売される商品は、すべて新聞紙で包もう」という一言から、2003年に誕生し、続いている活動です。

四万十川から始まったこの活動は、高知から東北へ、そして世界中へと広がっています。

「最後の清流」といわれる四万十川ですが、年月を重ねるごとに、川としての豊かさが少しずつ失われていることは事実です。川と一緒に住み、暮らす私たちだからこそ、川と一緒にできること、考えることを通じて、地域から考える「ユタカ」を探っています。

今回製作した『川』の本も、いまここ2019年での私たちの活動の集大成です。ぜひ手にとって頂いて、一緒に考えてみませんか。

そしていつか四万十川に遊びにきてみてください。

このプロジェクトの責任者

実施者名:NPO法人RIVER

お問い合わせ先:0880-28-5594(シェアオフィスヒロイ) またはメール: info@npo-river.jpまでご連絡ください。

URL: http://npo-river.jp

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

※本書の出版形式は自費出版となります。

※本文中に掲載されている画像は、書籍等の画像を含めすべて掲載許可を得ております。

  • 2019/09/04 20:37

    水の本出版から20年が経ちました。あれから四万十川はどう変わったのかと、いつも見ている目の前の「川」を改めて見てみました。いつもの風景、いつもの生活。その中で当たり前にある「川」の存在は豊かであると思ってきました。天然鮎、天然うなぎやエビ。そのものが取れなくなったり少なっていたり、やはりそれだ...

  • 2019/09/04 12:29

    高知新聞に、各界の32人「川」を語ると題して、今回の取り組みが掲載されました。今回のクラウドファンディングも、本日いっぱいとなりました。ぜひこの機会に、自然と人の関係性を改めて考えるきっかけにしていただければと思います。

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