はじめにご挨拶
はじめまして。こどものこと へのへのわ代表の関口です。
関東平野のはじっこの街、栃木県足利市で「子どもの居場所OZ」は産声を上げようとしています。
「子どもが子どもらしく自由でいられる場所」
そんな場所が作りたいなあと思って、あちこちでお話していたら素敵な仲間が集まりました。
スタートは小さな活動ですが、大きく育てて行こうと思います。
このプロジェクトで実現したいこと
OZは病院の一角をお借りしてスタートします。
地域医療に志を高く持つ吉田医師(発起人の一人吉田の夫)がお部屋を貸してくださいます。
吉田医師が考える地域医療は、昼間の在宅訪問診療と夜間の救急。だから昼間は病院が空いている。
待合室のすぐお隣り、ひろいひろいお部屋を使って良いのですって!
でも。
病院という建物に1番必要なことは?それはきれいであること。
だから、つるんつるんなのです。色んなところが。
長い時間、心地よくいられるために「つるんつるん」は
ちょっと違うなぁ。
そこで関口は考えた。
「手触りの良いもので包んじゃえ!」
プチ改造は必須でした。
では、何で包む?
ちょうどそのマテリアルを検討中にOZサポーター(協力者)から
素晴らしい提案がありました。
「床に杉の板材を敷きつめるはどうかな。それも子どもたちやサポーターの手作業で。」
ただ単にマテリアルを自然素材にするという利点だけではなく
自然素材をつかうからこそ、子どもたちも一緒に作業ができるという利点。
そして作業を共にしたからこそ生まれる愛着。
OZは、この杉を床に敷きつめることで
身体の心地よさと、心の心地よさを実現しようとしています。
どうか力を貸してください。
●どうして杉板をつかうの?
「マテリアルなんて何でもいいのでは?」
そういうご意見もあろうかと思います。
でもOZは、子どもたちに「ほんもの」に触れさせてやりたいのです。
ほんものの木、ほんものの関わり、ほんもののおとな。
だからこそ、杉材を床に敷きつめたい。
裸足で、素手で、木に触れて。
ここがスタートです。これはひとつの象徴です。
OZが、どのように子どもと向き合うのか。
その象徴がこの「杉の床」なのです。
木の香りには精神を安定させるアロマ効果かあります。
自然と触れ合う機会って少なくなりましたよね。
木の香りと手触り、実感した記憶は必ず子どもの中に残ります。
子ども居場所を創るまでの経緯
きっかけは、言い出しっぺの関口の子育て体験。
子育てをするようになって初めて気づいたこと。
「公民館って子どもだけで使えないね。児童館は車でいかなきゃならないの?」
「学童にいかないでお家で一人でお留守番している子がいるの?」
「夏休みのお昼ご飯、コンビニのお菓子なの?」
「暑い日は熱中症が怖くて外で遊べないけど、ウチにお友達全員が毎日来るのは無理だよ」
「公園は決まりが多くて遊びづらいね。遊具も少ないね」
子どもの世界は、私達が子どものころよりもだいぶ窮屈になっていました。
「こんな場所あったらいいな。こんなのどうだろう?」
関口は「妄想ノート」と呼ぶ手帳へあれこれ書付け始めました。
そんな中とあるきっかけで関口が、髙沢の所属していた「あしかが子どものえがおネット」という市民団体の「子どもの権利条約」の勉強会へ参加。
髙沢と仲良くなり、求職中だった髙沢を自分の職場へ紹介。同僚になりたくさん話をするなか、「マイノリティになった子どもの味方になれるような何かを始めたい」と「こどものこと へのへのわ」を結成。さらには料理好きを見込まれて誘われた「ゆいまーる子ども食堂」での調理ボランティアで吉田と出会い、仲良くなりました。
2018年、3人とも「子どもの権利条約フォーラムinとちぎ」へ実行委員として参加。全国の様々な「子どもの居場所」の取り組みに触れて、自分たちも出来る範囲で「子どもの居場所」をやってみようという気持ちが膨らみました。
初年度は週1回の居場所・宿題応援と月1回の子ども食堂を開催
皆さんのお声を聴きながら、徐々に出来ることを増やしていく予定です。
資金の使い道
杉の天然板を床材として使うことを中心に、居場所のリフォームに使わせていただきます。
床の施工も出来る限り自分たちで。ワークショップを予定しています。
その他の部分も、心強いサポーターが手弁当でリフォームを支援してくれます。
金額のほとんどは材料費です。
・天然杉の床板(17万円)
子どもたちが素足で上がれるスペース作り。
木の香り、足裏に感じる感触。子どもの五感に響きます。
・ミニキッチンスペース(8万円)
子ども達へ簡単なおやつを出したり子ども食堂開催時のまかない場所として整備します。
・内壁の敷設(5万円)
子ども達が落書きするためのホワイトボードの壁や作品を掲示するための壁を作ります。
リターンについて
今回のプロジェクトに共感し、応援を寄せて下さったかたには精一杯の感謝とお礼をさせていただきます。
実施スケジュール
今回のチャレンジ後、9月中旬から10上旬に杉材を手配して下さる方から杉についてのお話を聞き、作業をするワークショップを行います。
最後に
何をしてもいい、何もしなくてもいい。遊んでもいい、休んでいてもいい。
勉強?わからないなら教えたげる。やりたくない?それでいいんだよ。
「OZ」って、そういうところ。
むかし子どもだった人は行っちゃだめですか?
いえいえ、おとなのみなさんもどうぞお越しください。
やりたいことがあるけど場所がない。
試したいことがあるけど勇気がない。
そんな「もやもや」を持ったおとなたち、OZがあるよ。
みんなの居場所OZ!
わたしたち・OZは心地よい「箱」と、見守る「人」とを提供したい。
そこに集うみなさんが、箱の中身を満たしてくださるのをお待ちしています。
どうぞOZがスタートするために、皆様のお力をお貸しください。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る