はじめに・ご挨拶
初めまして。この度はカンボジアチャリティサイクルプロジェクトにご興味をいただきまして誠にありがとうございます。
私は名古屋学院大学4年の伊東崇央と申します。現在5名いるプロジェクトチームの学生リーダーを務めています。
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトは、カンボジア郊外の村々で生活をする人々に清潔な水を届けるために井戸を設置する企画です。また設置するだけでなく、自転車というあえて大変な手段で現地を周る事で、その地域での大変さ、現状を隅々まで見た上で本当に必要なものは何かを考え、届けたいと考えています。
カンボジアでは現在でも数千人の人々が貧困に苦しんでいます。その原因の一つとして、田舎の村における水道インフラにあります。水道は当然通っておらず、子供達が片道2時間以上かけて井戸に水を汲みにいくなどしています。そうした事から教育を受ける事が出来ず、貧困から抜け出すことが難しくなっています。
井戸を建設する事で、清潔な水を届けるだけでなく、彼らの自立を支援し、国全体の発展に貢献する事が出来ると考えています。
プロジェクトをやろうと思った理由
アメリカ留学中にクリスチャンの方々に非常にお世話になり、募金やボランティアの世界に興味を持った事が始まりです。キリスト教系の大学に通っている事も相まって、途上国支援などに貢献したいと考えチームを設立しました。その後認定NPO団体であるHOPEインターナショナルとの出会いも、カンボジア支援を決定づけるものでした。
ホープは現在、アジア途上国で水の供給、衛生教育、学校教育などを40年以 上にわたり世界の極貧層の人々への自立支援を行っています。支援を行う中でも貧困レベルが特に深刻なカンボジアに対し何かしたいという想いからこのプロジェクトが始まりました。今回のプロジェクトにおいては、現地でのホテルや大型バンの手配、そして井戸の設置までをお願いしております。
これまでの活動
一年間アメリカにて留学をしていた際に、公共交通や医療の面で不便を感じる部分が何度もありました。高速バスではダブルブッキングを受け、真冬のシカゴで6時間、夜通し次のバスを待った事もあります。世界一の先進国だと思っていた国で現実を知り、より深刻な状況であろう途上国に興味を持ちました。
ボランティアや国際協力に明るい教授に話を伺い、当初はその教授と2人で発足をしました。自転車で1日100kmを走るなどトレーニングを重ね、その中で興味のありそうな後輩や同期を巻き込んでチームを結成し、現地で活動するメンバーと日本で支援をするメンバーまで集める事ができました。
今では1日200kmを走れるチームへと成長し、灼熱の現地で750kmを走れる準備は整いました。
資金の使い道
井戸を一基設置するのに40万円、今回の100万円で約2基の井戸を建設することができます。今回のプロジェクトでは、郊外エリア2つの地区に井戸を設置したいと考えています。
リターンについて
井戸設置によって生活が改善したご家族のお写真+活動報告書
カンボジア産のシルク、コットンで編まれた布製品(ストールなどを予定)
コーヒー、紅茶飲み放題の活動報告会へご招待(名古屋開催:2020年4月予定)
代表の増田善治によるレコードコンサートご招待(名古屋開催:日程未定)
実施スケジュール
- 2019年1月~ メンバー2人で自転車トレーニング開始。
- 2019年6月~ プロジェクトチーム結成。週1回ミーティングを行い方針を固める。(現在メンバー6名)
- 2019年8月~ プレゼンを作成し、企業訪問とクラウドファンディングを行って協賛金を集め始める。
- 2020年2月~ カンボジアへ行き、750km走破 井戸の設置
最後に
最後までご覧いただき有難うございます。カンボジアでは今なおポルポト政権下によるクメールルージュの傷跡が深く残っており、苦労を強いられる人々が大勢います。片道数時間の水汲みの為に就学が困難な子供達や、泥水を飲むしかなく疾患を抱える大人達もいます。大人が働けなければ子供達は食べていくことができず、社会全体が立ち直れなくなってしまいます。
私たち学生に出来る事はそう多くありません。しかし、行動を起こす事は決して無駄ではないと考えています。皆様からのご支援で私たちの時間を有効に活用し、世界へ多少でも価値を提供したいと思います。
We for Japan, Japan for the world.
<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る