「時にかさ」というお店
2020年春に世田谷代田にOPENする珈琲のお店「時にかさ」は、自家焙煎珈琲と古書を中心とした本たちのある店です。
珈琲は全て店内で日々少量ずつ焙煎し、新鮮なうちにお客様のお渡しすることを続けています。
春からは、その珈琲豆を全国へお届けするために、【コーヒー定期便】を始めます。
ご挨拶
私、フジナカリサはコーヒーの仕事を始めて14年。
中堅ロースターに就職し商品企画や販売促進を担当し、コーヒーを学び、
その後、合羽橋の老舗コーヒー器具卸売会社へ勤め、焙煎を担当。
2018年夏に退職し、世田谷代田にて個人店を開業しました。
企業に勤めていた頃は常に製造ロットやコストなどに縛られ、いかに良い商品を提供しようともがいても、限りと矛盾を抱えていました。
個人として独立し、コーヒーを焙煎し続ける理由。
それはお客様のニーズに合わせた「オーダーメイドのコーヒー」を焙煎し、ロスが生まれない故に適正コストで商品を製造することが可能となり、『生鮮食品』であるコーヒーという商品を鮮度の高いうちにお手元へ届けることが可能となるためです。
原料豆は一般的に人気のある豆よりも、焙煎士個人が思い入れのある豆を選定。
お客様にとっても発見があり、毎回楽しむことができる。そして購入したコーヒーを誰かに伝えたくなる。
そんな味を目指しています。
お客様のお好みに合わせたコーヒーを数あるシングルオリジンから選び出し、お好みの焙煎度合いに仕上げることはもちろん、数種類の豆をブレンドすることで、さらに幅広く、ニーズに合わせた味を表現することも可能となります。
コーヒーは正解の無い嗜好品。
もしあるとすれば、コーヒーを飲む一人一人の「美味しい」基準だけが正解。
そんな思いで、一生焙煎し続けるのが焙煎士の役割だと思い込み、続けています。
「時にかさ」という珈琲のお店
2020年4月に、小田急線世田谷代田駅から徒歩1分の場所に開店します。
コーヒーのある時間をゆっくりと楽しむことができる穏やかな空間となる予定です。
世田谷代田のお客様は想像がつくかもしれません、私が昨年10月までコーヒースタンド「Footsteps Coffee」を営業していたお隣の場所です。
今回は喫茶店を作ります。
午前中は珈琲豆の販売とテイクアウト専門のお店。
午後は喫茶店(カフェ)となります。古書を中心にセレクトされた本も並びます。
毎週水曜日は気軽にご来店頂ける、コミュニティカフェとして営業する予定です。以前のコーヒースタンドのように、人と人が出会うカフェも週一日は続けていきたいと思います。
今回、空間は"TAILLIS"という工房にお任せしています。
以下、TAILLISのご紹介です。
〜TAILLIS〜
大切なものを永く使い続けるために、修理・修繕を手掛ける工房。
靴やアクセサリー、インテリアなど幅広い作品を創作。
アンティークや骨董、良い素材に創意工夫を凝らし、さらに愛着を持って永く使い続けられる物を作り続けています。
空間作りも行なっており、過去にカフェ・セレクトショップ・スタジオなどの内装からブランディングまで手がけています。
主に自然の素材を選び、光と影を巧みに使うことで落ち着きのある空間を演出し、また、余計なもののない空間は在る何かを引き立て、集中力を高めてくれる。様々な分野で磨かれてきたその仕事は美しく、秀逸。
TAILLIS
〒155-0033 東京都世田谷区代田1-38-2
TAILLISと共同で空間を作ることで、コーヒー業界の常識やコーヒーの概念に縛られがちの私には想像のつかない、新しい珈琲屋をお見せできるはずです。
つけてもらった名前は「時にかさ〜tokinicasa〜」
都会の一角に在りながら、余計なものがない空間。
それは誰かにとっては時に家(casa)のような、誰かにとっては雨降りの日の傘のような。
今日はちょっと寄ろうかな、ふとそう思って頂ける場所で在りたいと願っています。
プロジェクトを立ち上げる理由
私は昨年の2/1、世田谷代田駅前にコーヒースタンドをオープンし、昨年10月末に焙煎豆の卸売を主体とした業態に変更するために下北沢へ移転致しました。
ーなぜ、また世田谷代田にカフェを作るのかー
多くのお客様は、首を傾げられると思います。
移転してからの3ヶ月。
今までのお客様が下北沢まで珈琲を求めに来てくださいました。
CAFE HELLOさんをお借りしてのたった週一回の出張カフェには、多くのお客様が珈琲を飲みに、会いに来てくださっています。
毎週水曜日は私にとっても大変楽しみな時間となりました。
そこでお客様から伺うのは「ゆっくり珈琲を飲めて癒された」という言葉。
これだけ世の中に沢山の珈琲屋さんがあっても、相性が良いのかどうかは別なのかもしれません。
ずっと、どうすれば卸売の仕事をしながら喫茶店を作れるか考えていました。
答えは、今度は午前と午後の仕事をきっちり分ける、というもの。
雰囲気も変えることで、より多くのお客様に自由にお過ごし頂くことができる空間となるはずです。
お客様が足を運んでくださって、珈琲を楽しまれること。
それは珈琲屋にとって一番のガソリンです。
これから永く続けて行けるように。
より良い店を作り上げたいと思います。
本プロジェクトを公開することによって、私自身がこの先続けていきたいコーヒーの仕事について、多くの方々に知って頂くことができるのでは、と考えています。
珈琲屋が無限にある時代、小さな珈琲屋の存在、どのような人間がどのような意思を持って珈琲屋を続けているのか。
それを知って頂く方法の一つとして、クラウドファンディングというのはとても重要なツールだと考えています。
プロジェクトによって可能となること
クラウドファンディングを立ち上げるのは、コーヒー屋を知って頂くだけではなく、もちろんご協力を得たい為です。
今回始めたいことに対して、私の資金力では足りないところがあります。
店内の机や椅子は、可能であればアンティークなどの素材の良い、温かみのある木材で手配したいと考えています。
お客様の手に触れるコーヒーカップもボーンチャイナで軽く、口当たりの良いものを探しています。
コーヒー原料も、より個性ある良い豆を買い付けるには、日本に届く前に契約する必要もあり、そのための資金も不足しています。
何年も続けて行けば回っていくことも、個人で始めるとなるとこれほど大変なものなのか!と実感しています。そのための工夫も楽しみの一つではあるのですが。
よりこだわりのある空間を作ったり、美味しい珈琲をご提供するイメージはあれど、まだまだ力が足りません。
どうか力を貸してください。
今回、目標額を設定しておりますが、達成出来ない場合でもまた違う工夫でお店を作り上げ、美味しい珈琲はご提供し続けます!
一年、また一年と続ける中でブラッシュアップしていきます。
リターンのご紹介
今回、リターンの一つとして、私がずっと始めたかった「コーヒー定期便」をお渡しさせて頂きたいと思います。
この事業は、コーヒーを焙煎し始めてからずっと温めてきたことでした。
前職では店頭で焙煎しながら、その場で個人オーダーも受け付ける、というスタイルをとっており、お客様の好みの方向を知ることが出来ました。
すると、豆を買い付ける際に、アフリカ系は〇〇さまが好きだな、このナチュラルは△△さまにおすすめしたいな、と浮かんでくるようになりました。
コーヒーは嗜好品、続けてお付き合いをさせて頂くことで、お客様お一人お一人に合ったコーヒーをご提案することも可能となります。
定期便は3ヶ月コース、6ヶ月コース、お試し1回コースをご用意。
内容量も少なめから程よい量まであります。
今回お試し頂いてその先も続けて頂ける場合は、定期便をネットショップや店頭でご購入頂けるよう手配させて頂きます。
また、ご自宅ではコーヒーを淹れないお客様には、簡単に珈琲を楽しめるドリップバッグや、喫茶店のドリンクチケットをお返しさせて頂きたいと思います。
お店でお飲み頂くコーヒーも、お好みを伺いながら選ばせて頂きます。
ぜひ、皆様のお好みを見つけるお手伝いをさせてください。
プロジェクトのご支援の使い道
ご支援頂くうち、約40%はリターンに使わせて頂きます。
ドリップバッグの製造、コーヒー生豆の買い付け、発送にかかる費用となります。
クラウドファンディングの手数料を差し引いた残り40%が、新店舗の内装費用、什器(机や椅子)の資金となります。
また、セレクトして販売したい雑貨や本を購入ためにも使われます。
ご支援の結果にも寄りますが、私が世界で一番美味しい!と思う、『グアテマラ エル・インヘルト農園パカマラ』というオークションコーヒーを入手するために使わせて頂ければ、、、と考えております。
これは仕入れも非常に高いのですが、これ以上美味しいコーヒーはないな、、といつも思ってしまう豆です。ぜひ皆様にもお届けしたいと思います。
本プロジェクトのスケジュール
実はタイトなスケジュールとなっております。
2020年3月末 クラウドファンディング終了
4月1日より内装工事開始
4月中旬〜下旬 新店舗オープン予定 (確定次第、ご案内させて頂きます。)
5月ゴールデンウィーク明けより、リターン発送開始予定
最後に
駅前から富士山の見える小田急線世田谷代田は、今や「コーヒーの街」と称されるほどカフェのある街です。
カフェだけでなく、春には青森物産館が常時開店、駅前には餃子スタンド(鉄のタナ系列!)も開店!
線路跡地にはボーナストラックという名の商業ゾーンが出来、夏には温泉旅館も完成予定。
下北沢からより近く、歩く楽しみのある街になっていきます。
そんな世田谷代田で是非カフェハシゴをして頂いて、その一つに「時にかさ」も選んで頂けたら嬉しいなと思っています。
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本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
何卒お力添え、宜しくお願い致します。
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