「私たちの住む街で郡上おどりの魅力を伝えたい」そんな想いでスタートし10年目を迎えた郡上おどりin京都。 このイベントを、400年以上続く本場郡上八幡と同じくこの先何百年と続いていく文化にしたい! 一緒に郡上おどりin京都を育ててくださる方大募集です!

プロジェクト本文

 

▼はじめにごあいさつ ―郡上おどりとは?―

みなさんはじめまして。郡上おどりin京都実行委員会 実行委員長の岩田篤と申します。

郡上おどりが大好きな方、郡上おどりって何?という方、いろんな方にこのページをご覧いただけていればとても嬉しいですが、まずはご存じないという方のために郡上おどりの説明を。

郡上おどり。岐阜県郡上八幡で400年続く盆踊りです。

歴史も長いですが、毎年7月中旬から9月初旬までと開催期間が日本一長い盆踊りでもあります。

8月13日から16日の4日間夜通し踊り続ける「徹夜おどり」では郡上八幡中が大変な熱気に包まれます。

曲目は全10曲あり、それぞれに対応した振付があります。どの曲も基本は簡単なので、初めての方でも見様見真似で踊れます。「誰でもすぐに参加できる」というのが、郡上おどりの大きな魅力です。

そんな郡上おどりの面白さをもっと多くの方に知ってもらいたい。そんな想いから2008年にスタートしたイベントが「郡上おどりin京都」です。毎年6月の第一土曜に京都市役所庁舎前広場に櫓を建ておどりの輪を作ります。

このイベントを始めたのは、京都近郊在住の岐阜県出身者や岐阜県に所縁のある人が集まる「京都岐阜県人会」。私もその一員です。京都岐阜県人会の内の有志数人からなる「郡上おどりin京都実行委員会」が手作りで企画・運営を行なっています。

▼郡上おどりin京都の(なかなか厳しい)現状

おかげさまで、郡上おどりin京都は今年6月3日に10回目となる開催を迎えます。

回を重ねる内、イベントの存在が徐々に認知され、京都市近郊の方をはじめ、本場郡上の方、様々な地域の郡上おどりファンの方、このイベントを通して郡上おどりを知り新たにファンになったという方、規模は小さいながら多くの方に来ていただけるようになってきました。

郡上おどりは、誰でもすぐにおどりの輪に加われる本当に敷居の低い盆踊りです。一方で、究めようとすればとても奥深くもあり、「このイベントを通して郡上おどりにはまった!」という声が聞けるようになってきたのはとても嬉しいことです。

そんな皆さまの期待にこたえるべく、私たちも併催の物産展を始めイベントを充実させていく努力を続けてきました。

その中で、郡上市、京都市をはじめ、郡上八幡のおどり保存会の方々、物産展に出店していただく岐阜各地のお店の方々、その他様々な方にご支援をいただきつつも、資金面では主に運営委員会の手弁当でやってきたため、赤字が続くようになっていました。

ようやく3年程前から名入れ提灯を作り協賛していただける方を募集したり、昨年はオリジナルの手ぬぐいを作って販売したりと工夫をしながら、何とかぎりぎり赤字にはならないようにやってきましたが、実質的には京都岐阜県人会のメンバー十数名の個人負担に頼らないと成立しないのが本当のところです。

そんな中、新たな問題も持ち上がりました。

これまでずっとメイン会場にしてきた京都市役所庁舎前広場が、庁舎の耐震工事のため今年から2020年まで使えなくなってしまったのです!

一時は次の開催も危ぶまれましたが、紆余曲折の末、これまでも前夜祭や物産展で使用してきた市役所から徒歩すぐのところにある地下街「ゼスト御池」をメイン会場にイベントを継続できることが決まりました。

▲記念すべき第1回の会場は市役所前広場ではなくゼスト御池でした。

▼何故このプロジェクトを立ち上げたか① ―どうして京都で?―

私たちは、郡上おどりin京都をこれからもずっと続いていくイベントにしたいと考えています。

本場郡上八幡の郡上おどりは400年続いています。

同じく東京で毎年開催されている先輩の「郡上おどりin青山」は20年以上続き、京都とは比較にならない程の動員を誇るビッグイベントになっています。(今年は6月23日・24日開催)

▲1994年から続く郡上おどりin青山は秩父宮ラグビー場駐車場で2日間に亘って開催されます。

 

郡上おどりin京都もそんなふうにもっともっとおどりの輪をひろげていきたい。

郡上おどりをどうして京都で?という疑問もあるかもしれません。

郡上おどりは、確かに郡上八幡という土地に根差した伝統芸能です。

しかし、そのルーツを辿れば平安~鎌倉期に全国的に広まった「念仏踊り」が起源で、代表曲の「かわさき」はもとは伊勢神宮参詣の玄関口だった町、河崎で唄われていた音頭だったり、同じく伊勢地方の松坂から伝わったといわれる「まつさか」、石川・能登の鯖売りの売り口上を原型とする「春駒」、逆に郡上おどりの曲が形を変えて他の地域で唄い継がれている例があるなど、時代時代の文化交流の痕跡が見えてきます。

岐阜から京都に移り住んだ数人が21世紀の初頭に始めた行事が、数十年・数百年を経て気が付けばこの土地の伝統文化になっている。そんなことがあっても面白いんじゃないかと考えているのです。

▼何故このプロジェクトを立ち上げたか② ―お金と人と―

郡上おどりin京都を今後数百年と続いていく文化に!!

でも、そのためには前述の通り当面の運営資金が不足しています。

もしかしたら、ここでクラウドファンディングにチャレンジしなくても関係者からお金を募って細々と繋いでいくことは出来るのかもしれません。そうしてでも続けていきたいという想いもあります。ただ、実のところお金以外にも抱えている問題があるのです。

それは、「人」です。

イベント運営の中心メンバーは京都岐阜県人会の役員からなる数人ですが、私ともう一人の30代のメンバーを除くと残るメンバーは50~80代で平均年齢はだいたい70歳といったところ。

イベント当日は、近年は地元企業の社員の方などにも手伝っていただけるようになり大変助かっていますが、設営から進行、会場整理までのほとんどをこのメンバーが担っているので、後何年このメンバーで続けていけるのか、本当に不安です。

▲京都単独でもお囃子を演奏できるようにと結成された京都春駒会。私は三味線担当です。このお囃子バンドも平均年齢はやはり…。

イベント存続のためにクラウドファンディングをやってみようと考えたのは、今回の開催を含む今後数年のイベント開催の資金的な足掛かりにしたいのと同時に、郡上おどりを、このイベントを、そしてその運営の現状を知っていただいた上で、「是非イベントの運営に携わりたい」という新しい仲間を増やせないかと考えたからなのでした。

ご興味のある方は、是非私までご連絡ください!

プロフィール欄の下「メッセージで意見や質問を送る」ボタンから私宛にメッセージをお送りいただけます。

▼資金の使い道 ―永く持続させていくための準備を―

さて、イベントの運営のためには、主に会場代、設営・PAなどに係る費用、宣伝費などが掛かります。

私たちは、いたずらにイベントの規模を拡大しようとは考えていません。

ここで皆さんからご支援いただくことで、次回の開催は例年よりもずっと盛大に…というようなことを期待されるとすれば、そのご期待にはそえないと思います。

私たちはただただ、はるばる遠方から踊りに来られる方にも、たまたま会場を通り掛かってちょっと踊ってみたという方にも、踊りの輪を眺めて通り過ぎていく方にも、心から踊りを楽しんでもらいたい、そのために私たちが出来る限りで最良の場を作り上げたいと思っています。

まずの目標は100万円

一度の開催のために調達すべき費用は40万円程ですが、そこは最低限必要な費用に抑えながら、今回の資金を元手にイベントを永く持続させていく策を数年を掛けて練っていきたいと考えています。京都近郊で新しい若いファンやイベント運営側のスタッフを増やすための情報発信や組織作りもそのひとつ。

▼リターンについて ―郡上おどりのマストアイテム―

郡上おどりファンにもっと踊りを楽しんでいただける、これをきっかけに郡上おどりの世界を知ってみようという方の入口になる、そんなリターンを考えました。

どれも郡上おどりの必須アイテム。順にご紹介します。

・京都会場限定販売の郡上おどりin京都手ぬぐい

郡上おどりグッズの定番といえば、郡上八幡観光協会が毎年デザインを変えて販売している手ぬぐい。郡上おどりin京都でも、昨年初めてオリジナルの手ぬぐいを作りました。

当日会場に来られた方にのみ販売しているこちらの手ぬぐいをお送りします。「遠方で会場には足を運べないけど応援したい!」という方に是非お届けしたいと思っています。

 

・パトロン限定 伝統工芸「伊勢型紙」で染める手ぬぐい

「伊勢型紙」という伝統工芸があります。加工した和紙に手作業で図柄を彫り、着物の生地を染めるのに使用する型紙を作る技法です。実は、近年この伊勢型紙を作る職人が減少し続けており、現在三重県白子地区に僅か20人程が残るのみという状況なのだそうです。

今回、この伊勢型紙存亡の危機に一石を投じている若き伊勢型紙職人 木村淳史さんに依頼し、クラウドファンディング限定の手ぬぐいを制作していただくことになりました。

木村さんは4月にクラウドファンディングで伊勢型紙の後継者を育てるための施設を作るというプロジェクトを成功させたばかり!

1200年続く伝統工芸を守りたい!『伊勢型紙』の後継者育成の場をつくる

「かわさき」「まつさか」など伊勢地方との所縁も深い郡上おどりですので、これを機会に是非伊勢型紙にも注目していただけたらと思います。

▲現在型紙が完成し、郡上おどりが始まる7月初旬までに皆さんのお手元に届けられるよう準備を進めています。

 

・10周年デザイン提灯にお好きな文言を名入れ

郡上おどりin京都の会場には、櫓を中心にたくさんの提灯が吊り下げられます。4年前からは京都オリジナルのデザインで提灯を作って会場を飾っています。

今回も10周年オリジナルデザインの提灯を制作します。提灯の制作は岐阜の安藤商店さん。

この提灯にお好きな文言を入れさせていただきます。あなたのお名前でもお店や会社の名前でも座右の銘でも何でもOKです。

 

・郡上木履製 京都で染めたシルク生地を使ったオリジナル下駄

郡上おどりに欠かせないアイテムといえば、何と言っても下駄です。

おどりのステップに合わせて威勢良く鳴り響く下駄の音は、笛・太鼓・三味線・お囃子と合わせて郡上おどりのサウンドを完成させる重要な要素です。

今回、オリジナルの下駄を用意できないかと考え制作を依頼したのが郡上木履さんです。

郡上産のヒノキを切り出して作られた下駄は、郡上おどりに適した耐久性と音色の美しさを兼ね備えます。

今回ご用意するオリジナルの下駄では、郡上と京都がコラボレーション!

郡上おどりin京都実行委員会のメンバーでもある山宗実業が京都の四季の色をイメージして製造した染料で染めたシルク生地を鼻緒部分に使用します。そして台には「郡上踊 京都」の刻印が入ったものを考えています。

 いずれのリターンも本場の郡上おどりがスタートする7月上旬頃にはお手元に届くようにご用意する予定です。

 

・公式サイトにパトロンとしてお名前掲載

 また、感謝の印として郡上おどりin京都の公式サイトにパトロンの方のお名前を掲載させていただきます。掲載が不要な方はその旨メッセージでお知らせください。

▼最後に

 2017年6月2日・3日の開催をもって10回目を迎える郡上おどりin京都ですが、開催を1ヵ月後に控え、先にも触れた通り、会場の変更や資金不足・人材不足もあり、どこまで皆さんのご期待に沿えるイベントにできるか、私自身不安を感じているというのが偽らざる本音です。

これまでもイベントの内容について厳しいご意見を頂戴することも少なくありませんでしたし、踊る人も踊らずに見ている人も楽しめるイベントにするためにどうすればいいのだろうと悩むことも多いです。

今回のクラウドファンディングを通して、今までしっかり耳を傾けられていなかった応援してくださる方々の声をたくさん聴くことができたら、それだけでもイベントをより良く続けていく糧に出来るのではないかと思っています。

皆さん、どうか応援よろしくお願いします!!

 

 

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