いつもFUKUOKA NIWAKAをご支援いただき、誠にありがとうございます。

RoboMasterの運営から、新型コロナウイルスの流行等を理由に、2020年のオフライン大会を中止する旨の発表がありました。

**大会運営本部による発表(8/31)はこちらをご覧ください。**
https://www.robomaster.com/en-US/resource/pages/announcement/1188

これにより、誠に遺憾ながら、RoboMaster2020への参加は不可能となってしまいました。
発表の瞬間、2019年の大会が終わった瞬間からこれまでの日々が想起され、筆舌に尽くし難い感情に襲われました。

しかし、ただ打ちひしがれ、立ち尽くすだけでは、「日本のものづくりで世界を驚かせる」という目標が遠ざかってしまいます。
これまで頂いたご支援の内、渡航費に充てる予定だった予算を、ロボットの製作費や作業環境の拡充に充て、これからも開発を続けていこうと考えています。

2020年の大会が中止になった今、できる事をできる限りやることが、2021年のより良い結果に繋がると思います。
そして何より、ここで歩みを止めず、少しずつでも前に進んでいくことが、これまでご支援頂いた皆様への何よりの恩返しになると考えています。

その第一歩として、9月13日までのクラウドファンディング企画は、最後までしっかりと実行してまいります。
これまでご支援頂いた皆様に、少しでも私たちの活動を身近に感じて頂くためにも、妥協せずにリターン品の製作を行おうと考えております。
また、大会中止に伴って生まれた時間を有効に利用し、更なる開発を続けるためにも、引き続き活動資金を集めることといたします。

大会で活躍する瞬間をお見せする事は叶いませんでしたが、今後も私たちなりに、私たちらしい活動を続けて行こうと考えております。

2021年大会でのより良い結果へと繋げるためにも、皆様のご支援は欠かせないものになると思っております。
これからも、暖かく見守っていただければ幸いです。(9月1日追記)


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▶開始後わずか6日間で目標金額100万円を突破!◀
▶新たに【NEXTゴール150万円】に挑戦します!◀

多くのご支援と応援メッセージをいただき、本当にありがとうございます。
チームメンバー一同、心より感謝申し上げます。

さて、私たちは、新たな目標に挑戦することを決意いたしました。
頂いたご支援は、以下の目的のために使わせていただきます。

・熱意のあるエンジニアを、1人でも多く大会に連れていきたい
・激しい試合を戦い抜くために、予備ロボットの製作と改良を行いたい

RoboMasterを戦い抜くには、様々な役割が必要となります。8台ものロボットの操縦だけでなく、激しい試合で消耗したロボットの修理、他チームの偵察と作戦立案、ホテルや会場など作業環境の確保... さらに、大会期間の2週間は、早朝から夜まで試合に挑み、宿舎でも作戦会議やロボットの修理を行うという、過酷なスケジュールが続きます。帯同するメンバーが1人増えるだけで、チームのパフォーマンスは劇的に向上します。

また、消耗した部品は、試合ごとに交換していく必要があります。昨年は、メンバーの私物をグラム単位で削ってでも予備部品をスーツケースに詰め、現地に向かいました。強豪チームの中には、予備のロボットをまるごと持ち込むところさえあります。

追加のご支援により、らに3人のメンバーの帯同」もしくは「予備ロボット1台の製作や交換部品の準備」が可能となります。

昨年の雪辱を晴らし、今年こそ優勝したい。

私たちのRoboMasterにかける想いをご理解いただければ幸いです。
引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。(8月18日追記)



私たちFUKUOKA NIWAKAは、九州・福岡を中心に活動する学生エンジニア集団であり、
2018年夏、日本で初めてRoboMaster(ロボマスター)世界大会出場を果たしたチームです。

「日本の技術力で世界を驚かせたい」そんな熱い想いを持って集まった私たちは、
2020年こそ「世界一」を勝ち獲るべく、冬の世界大会出場に向けて活動しております。

私たちは現在、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から活動縮小を余儀なくされており、その影響でロボット製作の進捗が遅れ、また思うようにスポンサーが集まらないといった苦境に立たされています。

ここが私たちの正念場。

このような逆境の中だからこそ、日本のロボットで世界へ挑みたい!
そして心をひとつに、日本を、世界を、盛り上げたい!!

そのような想いで、今回クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。

支援いただいたお金は、ロボットの開発費や改良に必要な部品代、輸送費、また中国・深センで行われる大会期間中の渡航費や滞在費 (最長3週間)などに充てられます。

RoboMasterとは、最先端技術とe-Sportsの要素を兼ね備えた、世界最高峰のエンターテインメントロボットバトル大会です。

開催地は、経済成長が目覚ましい中国・深セン。
世界No.1ドローン企業のDJI社が主催するこの大会、2019年には中国、アジア、北米などから1万人以上もの学生エンジニア、約180ものチームが参加しました。

「エンジニアこそが、世界で一番カッコいい」

という理念を掲げるこのRoboMasterは、ド派手な演出が特徴的です。
ライブ会場さながらの煌びやかなフィールド、学生エンジニアが魂を込めて製作したロボットに向けられるスポットライト、そして試合後にエンジニア達へ向けられる惜しみない拍手と称賛…

そんな輝かしいステージの裏で、世界中の学生エンジニアたちは皆がむしゃらにものづくりに取り組み、頂点を目指します

機能性と耐久性を考慮した機械設計、操縦者と協調するロボット制御、相手ロボットを自動で識別できる画像認識技術、そして多くのロボットを同時に製作するためのマネジメント能力…
幅広い領域でハイレベルな技術を学び、チーム全体で実践していく必要があります。

FUKUOKA NIWAKAは福岡・博多を拠点に活動するものづくり集団であり、日本で唯一RoboMaster世界大会への参加経験を持つチームです。

2017年高専ロボコン日本一に輝いた北九州高専や学生ロボコン全国大会常連校の九州大学をはじめ、九州中の高専・大学から幅広い年齢層の学生と、活動をサポートする教員や社会人が集まっています。

「絶対に優勝して、日本のロボットで世界を『アッ』と言わせてやる」
「そして何よりも、ものづくりは最高に楽しい!」 

そう思うからこそ、私たちは時に寝る間を惜しんでしまうほどに夢中になって開発を続けています。

FUKUOKA NIWAKAは単なる競技チームにとどまらず、九州、ひいては日本の若手エンジニア育成に貢献する技術教育コミュニティとしても、尽力しています。

2018年7月、私たちは日本初のRoboMaster世界大会出場を果たし、無名のチームから一転、世界200チーム中BEST16にまで上り詰めました。

しかし、2019年はまさかの国際予選敗退。

前年の決勝レベルの戦いが、翌年の予選で既に繰り広げられている

この時私たちは、国内大会では味わったことのなかった世界の圧倒的な成長スピードを目の当たりにしました。

「このままでは世界一になれない」と感じた私たちは、試合に負けたその日から積極的に海外選手、特に中国の強豪チームを訪ね、つたない英語と中国語で質問をぶつけて回りました。交流を図る中で、中国チームの強みや私たちの課題を痛感することとなりました。

中国の技術的な成長は目まぐるしく、特にAIやロボット分野における技術発展のスピードはどんどん加速しています。
そして、RoboMasterに参加する10~20代の若手エンジニアは早くから世界に目を向け、自らの技術力に慢心することなく真摯にものづくりに向き合っています

1チームで数千万円を集める大学があったり、大会の選手として登録できるたった13人の枠を1000人以上の学生の中から選抜する大学があったりする中で、彼らもまた世界一を目指しています。そして優秀な大会成績を収めた学生には、進学や就職の面でより良い環境が提示されることもあります。

中国の学生エンジニア達と接していく中で、私たちは「日本だけに留まっていてはどんどん差がついてしまう」という強い焦りと危機感を覚えました。

現に、RoboMasterの会場を見渡すと観客にはチームの関係者だけでなく、若いカップルや小さな子供がたくさん…若い世代がロボットや科学技術に対する強い興味関心を抱いていることが一目で分かりました。

まだ差が開きつつある今だからこそ、私たちのような若いエンジニアが諦めず食らい付いていかなければならないと考えています

私たちは昨年の予選敗退から原点に立ち返り、チャレンジャーとして再びRoboMasterと向き合っています。 

日本のものづくりで、改めて世界を驚かせたい。

そのために、まずは日本全体の若手エンジニアで協力し技術と意識の底上げが必要だと考えました。

そこで、私たちは今までに開発を行ったロボットの情報をオープンソースとして提供したり、地元の小中学校などに出向いてのイベントや講演を積極的に行ったりして、国内のロボット競技者育成にも貢献してきました。

「開発したものを秘密裏にしておいた方が有利なのでは?」と思われるかもしれませんが、私たちはむしろ「周囲を底上げしていくことにより強い仲間やライバルと切磋琢磨し、自分たちも『世界に通用する』強さを獲得することができる」と考えています。

私たちはロボット競技のみならず、日本の未来のために立ちあがりました。
ぜひこの想いを共にして、一緒に応援していただければ嬉しいです。

ロボット開発費や設備維持費、深センへの渡航・滞在費…多くのお金がかかる

私たちは今シーズン、大会に出場するためのロボット開発や部品の調達、また組織運営を行うにあたって約500万円という資金を要しました。

そのためにスポンサーを募り資金調達を行ったり、ロボットの製作では安価な部品や中古品を用いた製作を心掛け、性能をなるべく落とさずどうにか節約しながら開発を行ってきました。

しかし今年はルール上新たにマシンが2台増え、合計9台のロボット開発が必須となりました。

さらにセンへのロボット輸送費(300万前後)や渡航・滞在費(20人×3週間分)も必要となります。

大会中は毎日のように朝8時~夜9時まで試合が行われ、それが最大2週間程度続きます。
ホテルに戻った後もロボットの修理やミーティングなどを行うため、就寝は日付をまたぎ翌朝は6時起き…そんな過酷な戦いの中で、少しでも選手の環境を良くすることもまた、優勝を目指すためには必須だと考えています。

・勝つために必要なロボットの開発費に充てたい
・熱意あるメンバーを一人でも多く連れて行きたい
・大会中、メンバーにできるだけ快適な環境を用意したい

以上のような理由でクラウドファンディングを行うことを決めました。

RoboMasterに挑戦しようと決めたあの日から約3年が経ちました。
世界一を目指す中で私たちは、数えきれないほどの苦難や挫折を味わいました。

今シーズンは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から活動縮小を余儀なくされ、例年よりロボット製作の進捗が遅れていますまた、このような社会情勢の中でスポンサーを募ることも難しく、運営面でも厳しい局面を迎えています

さらに、ものづくりには派手な完成物からは想像できない「生みの苦しみ」が伴います。
あるメンバーはこの苦しみを「呪い」とさえ表現したほどです。

しかし、それでも私たちは挑戦をやめようと思ったことは一度もありませんでした。

それは、生みの苦しみを乗り越えロボットが完成した時の喜び、
仲間たちと魂を込めて作り上げたロボットが世界の大舞台で活躍する興奮…
そして何よりも、日本のものづくりの可能性を私たちは知っているからです。

本場中国では既に国をあげてRoboMasterに投資し、ロボットチームへの資金支援が行き届いています。
日本勢が優勝を目指すには、一人でも多くの応援の声と、ロボットやエンジニアへの投資が必要です。

日本のものづくりのために、未来のエンジニアのために。
何としても日本のロボットで、自分たちの手で、頂点に立ちたい。

どうか、応援・ご支援をよろしくお願いいたします。

●このプロジェクトは目標金額の達成状況にかかわらず、支援をした時点で申し込みが確定し、その後のキャンセルはできませんのでご注意ください。

●新型コロナウイルスの影響により今年の大会が中止になった場合、または渡航ができず出場を辞退した場合は、翌シーズンの活動費に充てさせていただきます。出場可否に関しては、日本・中国双方の関連機関および社会情勢、またRoboMaster大会運営本部からの情報をもとに判断いたしますのでご理解いただけますと幸いです。

●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの支援獲得のPRのために利用させていただく場合がございます。

●リターン品の発送は12月頃、大会実施前を目安としておりますが、大会スケジュール及び社会情勢を含む諸般の事情により前後する可能性がございます。発送時期が決まり次第お知らせいたします。

●新たなリターン追加の可能性がございますので、ご了承ください。

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