◆目標金額達成!! ※4/11追記

目標金額であった200万円をプロジェクトスタートからわずか1日で達成することができました。

ご支援くださった方、周りの方にこのプロジェクトを広げてくださった方、本当にありがとうございました。


集まった資金はもちろんなのですが、キャンプファイヤーを初め各SNSに寄せられた激励の言葉に感激しっぱなしの数日間でした。


また、近隣で飲食店を経営する仲間からも多くの連絡を頂き、クラウドファンディングに新たにチャレンジしようと考える方、実店舗での営業以外の方法についての相談などが相次いでおり、自分たちのとったアクションが近隣に良い形で波及することができたのかな、と考えております。


さらにこの情報が拡散され、自分達自身が良い成功例となり、本プロジェクトが自分たちを育ててくれた街の新たなアクションに繋がっていく事を願っております。


現在、店舗としてさらなる発展を遂げるためネクストゴールとして400万円に挑戦中です!

引き続きのご支援をどうぞ宜しくお願い致します。


◆ネクストゴールでの目標 ※4/11追記

緊急事態宣言のもと、我々飲食店にとってまだまだ余談を許さない状況が続いております。

現在(4/13-)は神奈川県の自粛要請の下、感染者も日に日に増えていることからさらなる時短営業を余儀なくされている状況です。


緊急事態宣言の解除についても長期化する可能性が高いと言われる中、飲食店も中長期的に苦戦する可能性が高いと考えてます。



そんな中、ネクストゴールを達成する事で、Afro Tacosが自信を持ってお勧めしたい商品たちをオンラインで購入できるサイトの開発を本格的に実施したいと考えています。


また、リターンについて、

『兎に角、支援させて!』


というお声がけをありがたいことに数多く頂きました。

そこで新たに支援プランとして2000円のリターンを追加させて頂きました。

※後日、こちらからお礼のメールのみを入れさせて頂くプランとなります。


◆配送について ※4/13現在

多くのご注文を頂いている関係で、

【自宅で楽しめるオリジナルタコスキット】

【遠方から支援!】

上記のタコスキットが含まれるリターンについては4/13以降のご注文については配送希望日時を備考欄でご指示頂いてもご希望にお応えできない可能性がございます。

日程については改めて個別にご連絡を入れさせて頂きます。


ぜひ引き続きのご支援をお願い致します!!



◆はじめに・ご挨拶

はじめまして!!

横浜の野毛というエリアでメキシコ料理【Afro Tacos】を経営している齋藤成穂・岡市俊英と申します。


自分たちは、同じ街の中でジャンルの異なる飲食店を4店舗経営していますが、今回の新型コロナウイルスにより深刻な売上減少に直面しており、4/5時点で1店舗の閉店、2店舗を休業、AFRO TACOSのみUber Eatsを利用しながら時短営業をしています。


大変苦しい状況ではありますが、自分たちにとって思い入れのあるこのお店を、なんとか守っていきたいと考えています。


そんな中こちらのプロジェクトを知り、心苦しいお願いではありますがサポートをお願いできればと思い登録をさせて頂きました。


辛い状況にあるのは僕たちだけではありません。

このままだと街の多くの飲食店が廃業を余儀なくされてしまいます。


本プロジェクトを通して、店舗での営業以外にもお店を存続できる可能性がある成功例となり、自分たちのアクションが野毛の素晴らしい飲食店の文化を守る光になれればと考えています。


少し長くなりますが、自分たちがお店を始めた経緯や今回ご支援くださった皆様へのリターンまで順を追ってご説明させてください。


◆お店を始めた経緯 〜同級生ふたりがひとつの通帳に貯金〜

齋藤と岡市は高校時代の同級生です。

高校を出て、1人は大学へ・もう1人はフリーターの道へ進みながら、お互い共通の音楽が好きだったこともあり、卒業後も頻繁に遊んでいました。


そんな中、当時付き合っていた彼女が働いていたことをきっかけに地元のバーに飲みに行くようになりました。

当時、20歳そこらの自分たちにとって【個人店の飲み屋】、そのかっこよさはそれはもう衝撃的で、その体験をきっかけに自分たちも次第に飲食店に興味を持つようになっていきました。



ある日、いつものように遊んでいたときに、


『2人で飲食店をやったらおもしろそうじゃない?』


そんな話になり、自分たちの人生は動き出します。



最初は深夜のガストで目玉焼きハンバーグを食べながら、2人で未来のお店をどうやって作るか?なんて話を延々としていました。


お店には何を置くのか?

料理はどんなものだろう?

明るさは?場所は?

音楽はどんなのをかけよう?


そんな話をしているうちに、一つの目標が決まりました。


『20代で借金をしないでお店を立ち上げよう!』


そうして1つの銀行口座を作って貯金を始めることにしました。

片方がキャッシュカード・もう片方が通帳を持って。(本当はこういう使い方はダメなのかも…)


貯金を始めた最初は毎月1人4万円。

その間、お互いがそれぞれ別々の飲食店で仕事をしながら。

年齢を重ねるたびに貯金額を増やし、27歳の時にこの口座には約900万円のお金が貯まりました。



◆念願だった「自分たちのお店」をオープン(2010年)


ある程度の資金はできたものの、物件探しはとても難航しました。

横浜・桜木町・関内・石川町・天王町・上大岡・金沢文庫・・・


そんな中、当時お世話になっていた方のご縁で、桜木町でとても素敵な物件に巡り合うこととなります。

桜木町駅前、築130年、明治時代からあるレンガ造りの蔵


建物がとても魅力的だったことに加え、信頼できる方からの紹介だったこともあり、契約を決意。

お店は色々な人の協力のもと2010年にスタートすることとなりました。

最初のお店【KULA KULA Dining】2010年10月オープン

※現在はリニューアルしてKULA KULAに名前を変えて営業中。


お店の名前は建物が古い蔵だったこと、また『kula』はサンスクリット語で『家族・仲間』という意味を持つことから、ダブルミーニングでKULA KULA diningという名前にすることにしました。


お店が始まってからは本当にジェットコースターのような目まぐるしい日々でした。


【お店を出すこと】

が夢だった自分たち。


でも開店の2週間くらい前から、


【お店を維持するための作業】

が怒涛のように自分たちに押し寄せてきました。



『自分たちのお店を出す』

そんな10年来の夢が叶った瞬間、目の前にはすでに次の課題が山積みで、店を出したことへの感動よりも明日の発注や仕込み、お店の未来のことでいっぱいいっぱいで、想い返せば実感もたいして沸かないまま10年ほどの時間が流れていきました。


2店舗目のお店【日本酒とおばんざい hanasaku】2014年10月オープン


◆激動の10年 〜つづけていくこと〜


お店の経営をはじめてからは本当に色々なことが目まぐるしく起きていきました。

開店翌年(2011年)には東日本大震災があり、お店の維持ができなくなるのでは?という状況にいきなり直面しましたし、気づけば仲間が増えて、個人経営から法人になり、店舗数も増えていきました。


3店舗目のお店【Afro Tacos】2017年5月オープン


店舗が増える分、たくさんの出会いや別れ、

『ありがとう』『お疲れ様』

そんな言葉を仲間と何度も繰り返しながら、お店を盛り上げるべく夢中になって営業をしてきました。


4店舗目のお店【サワースタンドpopaholic】2019年10月末にオープン


最後に出した【popaholic】については、昨年にオープンしましたが、コロナウイルスの影響から全店舗での売上減少が続いている状況もあり、他店舗を維持するために2020年4月で終了することとしました。

※コロナが終息した際には移動販売などで再起したいと考えております。


◆Afro Tacosについて

今回、キャンプファイヤーにてチャレンジをさせてもらう店舗は3店舗目に出店をした【Afro Tacos】です。

このお店は【和】をテーマに作ってきた1号店・2号店とは異なり、自分たちの個性をたくさん詰め込んだお店です。

Afro Tacos 店内


冒頭の2人での写真を撮影したアメリカ西海岸の影響を受け、本当に美味しいメキシコ料理を横浜で提供したくオープンしました。



San Francisco,Los Angels,San Diego,Mexico City,New York...


色々な土地のTacosをはじめとしたメキシカンフードに影響を受けながら、Afro Tacosは完成しました。

Afro Tacosのタコス、コロナウイルスが収束した際はぜひお店に食べにきてください!

ホームメイドサルサ

タコの漁師煮


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◆飲食店は今、どうするべきか


現在、自分たちはとても悩んでいます。


飲食店を自分たちで始めて再確認した醍醐味。

それは対面で接客し、お客様からの反応を頂き、ありがとうございましたとお礼を直接伝えて、その対価を頂けること。


人同士のコミュニケーション、これに尽きると考えています。


ただ、コロナウイルスが蔓延している現在の状況ではそうした対面接客におけるコミュニケーションにもリスクがあるのが現実です。


自分たちが1番大切に考えている対面でのコミュニケーションがリスクを持っている。

これは飲食人にとっては脅威です。


マスク・消毒・換気など様々な対応策は取っているものの、それでも客足の減少には歯止めがかかりません。


またお客様にとっても東日本大震災の時などとは明らかに違い、


【飲食店に行って応援】


というようなアクションもし難い環境が続いています。



スタッフや自分自身の生活を維持するために店舗を運営していくことはもちろん必要です。


なのですが不要不急の外出を控えるアナウンスが出ている中、飲食店という存在がそもそも不要不急なことなのか、この状態で営業を続けるべきなのかどうか、営業することで自分の家族はもちろんのこと、誰かの人生を台無しにしてしまうのではないかと考えると、自分たちの存在意義をも考えてしまうような、そんなジレンマと日々葛藤している状況です。




◆現状(4/13時点)、そして未来へ


悩んだ結果、現在の売り上げ減少、また感染拡大防止の措置の一環として、下記のような営業体制をとることを決意しました。


・KULA KULA 当面の間の休業

・hanasaku     当面の間の休業

・Afro Tacos      Uber Eatsとテイクアウトを実施しながら時短営業

11:30-21:00(テイクアウト&Uber eats)

14:00-20:00(店内イートイン)


そんな中、キャンプファイヤーでのコロナウイルス支援プロジェクトを知ることとなり、こちらのプロジェクトを利用させてもらうことで、


『また違った形でアプローチができるのでは?』

と考えるようになりました。


実店舗への来店が現状は難しいけれど興味を持ってくださった方、遠方の方、全ての応援をしてくれる方に向けて発信ができたら・・・


そんな思いから本プロジェクトを立ち上げさせて頂きました。


◆リターンのご紹介


横浜近郊にお住まいの方に向けては未来の、コロナウイルス終息後にご利用頂けるお食事券をご用意させて頂きました。


高額プランとして貸し切りで利用できるプランもご用意。


遠方の方に向けてはAfro Tacosが自信を持って皆様に召し上がって頂きたいご家庭用タコスセット。

またお店のオリジナルグッズとしてT-Shirtsの作成をさせて頂きました。

感染拡大防止の想いを込めて手洗いを推奨する内容をプリントしています。



◆資金の使い道・スケジュール

ご支援頂いた資金はコロナウイルス下、休業・時短営業の中での当面のお店の運転資金として利用させて頂きます。


また継続的に店舗を維持ができるように、実店舗での対面販売だけではなく、今回ご提供させて頂くタコスキットのような外販の足がかりを作っていくことができればと考えております。


心苦しいお願いではありますがもしご支援いただける際は上乗せサポートもして頂けましたら大変ありがたいです。


◆最後に 〜飲食店を続けていきたい〜

長文をお読み頂きありがとうございました。


「自分たちのお店がもちたい」と走り始めた20代。

2010年に1店舗目をオープンしてから、幸運なことに、自分たちは店舗を増やしてくることができました。


店舗が増えることで仲間も増えていきました。


ぼくたちの夢だった「ふたりの店」はいつしか、仲間でまわす「自分たちの店」になっていました。


ふたりでひとつの通帳にお金を貯めたような時間は、いま、ありません。


夢だった「自分たちの店」をこれからも続けられるように。

どうか、お力を貸してください。


自分たちの街、横浜でも僕たちに限らずそれぞれの飲食店がとても大変な状況にあります。


このままでは街の灯りともいえる飲食店の多くが廃業を余儀なくされ、終息後の街にはチェーン店だけが残る、そんな世界になってしまう気がしてなりません。


素晴らしい野毛の飲食店カルチャーがこの街からなくなってしまわないように。

こうした自分たちのキャンプファイヤーでの活動を通して、街の飲食店がこの状況下でも売り上げを立てて、生き残れる可能性があること。


そうした可能性を僕たちの周りの飲食店の皆様へもこのプロジェクトを通じて示すことができたらと考えております。




またいつか誰もが安心してご来店頂ける世界が来ることを切に願ってます。


お読み頂いた方たちにおかれましても、それぞれの方がそれぞれの環境で大変な状況なのだと思います。


もし街の飲食店に目を向けて頂ける余裕がありましたら、僕たちに限らず、そうした飲食店に少しでも気持ちを向けて頂けたら幸いです。


お声がけを頂くだけでもきっと励みになるはずです。


重ねて、本プロジェクトにご賛同・ご協力を頂けるようでしたらぜひご支援をお願い致します。


いつか、このプロジェクトに目を通してくださった皆様がAfro Tacosに来店してくださり、直接対面でお会いし、接客をさせてもらえる世界が来ることを楽しみにしております。


齋藤・岡市




<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



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