2016年、在日アジア人女性の就労支援・エンパワメントの場としてオープンしたSALA。閉店の危機を多くの方々の支えで乗り越え、2020年7月で4周年です。やっと経営が軌道に乗りはじめ新しい展開を考えはじめた所へやってきた今回のコロナ危機。そんなSALAを皆さんと守り・未来を創る為のプロジェクトです。

プロジェクト本文

▶ご挨拶

「いまだからこそ。神戸アジアン食堂バルSALAを続け、未来を創るプロジェクト」をご覧くださりありがとうございます。

店長の黒田尚子です。SALAは多くの方々に支えられ、今年の7月で4周年を迎えようとしています。

今、こんなに大変なときなのに。わたしは感謝でいっぱいです。

どれだけたくさんの皆さんに支えられ、スタッフ一同成長させていただけたのか。みなさまにどれだけ愛され、わたしたちはここまでこれたのか。

今、私達にできるのは、コンセプトを貫き、その社会を実現する為に前進している姿を皆さんに見ていただくこと、だと思っています。今の状況に負けずに知恵を絞って前進していきたいです。

▶神戸アジアン食堂バルSALAの未来を守るプロジェクトへのご支援・応援をお願いします。


オープンしてからお店の「土台」と呼べるものができるまでに約3年かかりました。

もっとも難しかったのは、興味関心のない方に対して私達のコンセプトを伝え、共感していただくこと。私達の目指す社会(Empowerment of all people)を実現させるためには、「在日アジア人女性のお母さんたちが日本で生きづらさを抱えている」という問題に無関心な人に対してその現状を伝えることが必要でした。

そのために私達がまずやるべきことは、店を「繁盛店」にすること。

当たり前に料理がおいしく、居心地がよく、おもしろい、また来たい、と思ってもらえるいわゆる「繁盛店」にならなければならなかったのです。


「なんでここは色んな国のスタッフが働いているのか?」「誰が料理を作ったのか?」「これはどこの国の装飾なのか?」と興味を持った方に対して、初めて私達のコンセプトを伝えることがもっとも自然に伝わりやすく、共感してもらえることだと思っています。

その広がりが大きくなったのが3年目でした。その頃からSALAはたくさんのお客さんで溢れ、スタッフみんなが自信を持ってチャレンジしながら働ける環境になったと思います。

2020年3月には「ひょうごクリエイティブビジネスグランプリ」にて優秀賞をいただき、ビジネスとしての評価も受け、更なる女性たちの自立や雇用の拡大を行おうとしていた矢先のコロナショックでした。

店の努力だけではどうにもならないこの状況。これが2,3ヶ月続いてしまえば、こんな小さな飲食店はひとたまりもありません。

私達だけではなく、多くの方がつらい気持ち、苦しみ、悲しみ、絶望、様々な感情の中もがいているのだと思います。しかし、そんな中でも生まれる人々の支え合い、助け合い、知恵の出し合い…そこからかけがえのない人間の尊さも同時に感じます。

マイナスだけでなく本当に大切なことを気づかせてくれるこの状況を、絶対に忘れてはいけない。

大切なのは、まずはなんとしても乗り越えること。店を存続させること。日常が戻ったとしても、決して忘れてはいけない出来事として日々を過ごしたいと思います。

そんな想いを込め、神戸アジアン食堂バルSALAが存続し実現したい社会への未来を切り拓くためにも、改めて皆さんの大きな応援をお願いしたいと思います。


ここから先、想いの丈を思い切り書いてしまって少し長いです。お時間ない方は、ここで応援のプランをご確認いただければと思います。もし読んでいただけるようでしたら、最後まで店長の想いを読んでいただけるとありがたいです。


▶店ができたきっかけと私達のコンセプト

在日アジア人女性たちの置かれている生きづらさを感じ、なんとかしたいと思ったことから始まったこの事業。※ウェブマガジン「雛形」さんにて詳しい内容を取材いただいています。

現在、神戸元町で常設店舗を構え営業しています。


緊急事態宣言を受けてからは、店頭でのテイクアウトの受け渡しのみの営業とさせていただいています。

雇用とエンパワメントの場を確立させて、飲食ビジネスとしてこの事業を軌道に乗せることは本当に大変でした。多国籍のスタッフが働き、シェフは昼夜共に日替わり。飲食のビジネスとしてはとても非効率なものです。その国の料理をそのまま提供したいこだわりから、調味料やハーブ、スパイスの数もシェフの国籍の数だけあります。

飲食店は3年以内に70%が潰れてしまうとよく言われています。その理由を身をもって実感しつつ、それでも皆さんに支えられて、なんとかこうして4年目を迎えることができました。

SALAのコンセプトを「おもしろい」と言って、今興味を持ってくださる方が増え、お店のメディアへの露出も増えはじめました。

不器用な私たちの歩みはゆっくりでしたが、何度もあった閉店の危機を乗り越えられたのは、今までSALAを支えてくださった皆様のおかげです。

今では多くのお客様に愛される店になったと、自信を持って言えます。

特に2019年に取り上げていただいた「セブンルール」(SALAの番組内容は▶こちらからご確認ください)は大きな反響を呼び、全国に広くSALAのコンセプトを知っていただくきっかけとなりました。

▶その他SALAメディア情報(よ〜いドン人間国宝さん、セブンルール、NHK、News tenなど)

神戸の地に常設の店舗を構えてからもうすぐ4年が経過しようとしていますが、活動のきっかけは黒田が大学1年のとき(関西学院大学人間福祉学部社会起業学科在学中)に在日アジア人のお母さん達と出会ったことでした。大学の多くの仲間、先生、NPO・NGO関係者とともに学生団体CASAとして始動し、屋台・ケータリング・週一カフェなどの運営をしていたのはもう十数年前のことです。

学生団体CASA・現SALAのコンセプトでもある

「Empowerment of all people」

国籍も関係なく、男性も女性も、子供も妊婦さんも、それぞれがそれぞれのお互いの価値を認め合い、

自分の価値も認められる社会に。

※Empowerment(エンパワメント)とは、人びとに夢や希望を与え、勇気づけ、人が本来持っているすばらしい、生きる力を湧き出させること ここ

こんな小さなお店で実現できていること、社会全体にエンパワメントが連鎖して広がれば「Empowerment of all people」は必ず実現できる。そう信じながら今までもこれからも歩んでいきます。


このプロジェクトで実現したいこと

大きく2つあります。「今」を乗り越えるため=守るご支援と、新たな展開=未来を切り拓くご支援です。

①今を乗り越えるためのご支援

◆コロナを乗り切る、SALA存続のためのご支援(約3ヶ月の運転資金)


②未来へのご支援

◆SALAの新たなチャレンジへ向けたご支援 

更なる雇用・エンパワメントの拡大に向け、SALAは現在このような段階に来ています。直近の事業としてのステップは④番の専門店事業。

この状況がいつまで続くのかにもよりますが、新たなチャレンジとして年内にSALAの人気メニューでもある「カオソーイ専門店」のオープンを目指しています。

また昨年の2月に行ったクラウドファンディングでは、たくさんの皆様の応援により多国籍チャルメラ屋台を制作することができました!


たくさんの想いを背負って、デザイン、制作はTAIYAの下寺くんがおこなってくれました!


多国籍チャルメラ屋台は大忙し!昨年の夏から驚くほどの回数にわたる屋台出店、お母さんたちの新たなチャレンジの場として大活躍しています。そして私達は様々な経験を通じて確実に力をつけることができました。これからもこの多国籍チャルメラ屋台で今いるメンバーも、巣立つメンバーも、これから出会うであろうメンバーの「エンパワメントの場」「自立へのトレーニング」の場としての大切なツールとなります。

現役の関西学院大学の学生さんとCecilが一緒にグッズの販売もしました

いただいたチャレンジの場はここに書ききれないほどたくさんあります。チャレンジから広がる縁が繋がることによって、私たちはここまでやってくることができました。

多国籍チャルメラ屋台のクラウドファンディングのときに考えていた「トゥクトゥクキッチンカー」の夢もあきらめていません。今回支援いただく「未来」への手段の一つとして考えています。


クラウドファンディングのリターン品に込めた想い

今回のリターンとグッズには「強い思い」を込めています。今後のSALAで楽しんでいただけるように、応援していただくために。いろいろ考えました。

◆今のこの状況を忘れないためのCecilとSALAが描く「AMABIE」グッズ

SALAのコンセプトを店舗の壁画に描いてくれたフィリピン人アーティストCecil.

SALAの新たなステップのときには必ずCecilの絵がそこにはありました。みなさんの応援でできた多国籍チャルメラ屋台もCecilの絵が描かれています。

今回この状況を踏まえ、改めてSALAとして今を忘れないシンボルとなるものを一緒に創りたいと依頼しました。

「疫病がはやったら、「アマビエ」を写して人に見せなさい。」
アマビエとは、江戸時代に現れたという妖怪で、その絵を人々に見せると疫病を終息させる力を持つとされています。


これをモチーフにCecilが描いたアマビエ。SALAの願いも込められています。

この絵に込めた想い


アマビエという妖怪一人で全てを救うのではなく、ボートにのった人々(家、社会、コミュニティを表現しています)、一人ひとりの助け合い、支え合いでみんなが生きていける。

その、支え合いをアマビエが大きく見守っているという表現です。

SALA自体もそうです。一人ひとりが自分の価値を大切にしながら、互いを理解して助け合う。そうやって寄り添って生きて、力を発揮したい。

今の状況は、生きていくわたしたちの姿勢が問われています。そう思って、「この瞬間をずっと忘れたくない」という思いをアマビエに込めて描いています。

そんなCecilとSALAの願いのこもったリターン品のアマビエグッズ。末永く身につけてもらうためにも様々なデザイン、カラーで用意しました。是非リターンをご覧ください!

グッズはCecilの原画をモチーフに、旦那さんのBongがデザインしデータ化。二人で制作に取り組みました。

最後に

少しの伴走する気持ちと寄り添う気持ち。一人ひとりがそんな気持を持つことで、誰かが救われ、自分自身の力を発揮し、自分で夢を見れる。私が、今までのSALAでの経験で確信していることです。

だからこそ、社会のいろいろなところで連鎖を起こすべく、わたしたちの事業を続け、拡大して広めていく必要があります。

思いを形にするには、一人の力では実現しません。自分の弱みを認め、弱みをさらけだすことによって、お互いの持っている力を引き出せ、補い支え合えるのです。支え合うことで、おおきな力が生まれます。

SALAは今までの歩みの中で、多くの人々が大きくエンパワメントされてきました。

それは、私自身やSALAのスタッフはもちろん、もしかしたらお客様など関わりのある方々もなのかもしれません。たくさんの笑顔が溢れる場所です。

かつては自信もなく家に閉じこもっていたお母さん達が、今ではパワフルにチャレンジし、夢を語ります。きっかけは日常に転がっている小さなチャレンジの積み重ねです。その積み重ねを支えてくださったのは紛れもなくSALAを応援してくださる皆さんです。

みんなで助け合い、支え合い、知恵を出し合うことで、今の困難な状況を乗り越えられると信じています。こうやって、わたしたちは強くなれる。

どうか、ありのままをお伝えしているSALAの今を支え、一緒に未来をつくりませんか。

Empowerment of all peopleの世界の実現のためにも。

ご支援をよろしくお願いいたします。

Empowerment of all people.

「全ての人々がエンパワメントされる世界へ」



本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2020/06/01 10:30

    5月7日〜31日にわたるSALAクラウドファンディングが104%の達成で終了致しましたのでここでご報告させていただきます。<結果>目標金額:3,000,000円支援総額:3,145,882円支援者数:401名みなさまのあたたかい想いの積み重ねがまたSALAを支え、未来への力、希望の光を照らして...

  • 2020/05/28 21:33

    昨年の夏に放送され多くの反響をいただいたセブンルール、◆6月9日(火曜) 飲食店SPECIALにて再登場です。総集編ですが、コロナの影響を受けてという切り口でコロナ後にできた新ルールということで少しだけ登場予定です。是非、ご覧いただけると幸いです。◆6月6日(土曜)再放送(関西圏のみ)午前10...

  • 2020/05/28 21:23

    \SALAクラウドファンディングのこり4日となりました/多くの大切であったかい気持ちの積み重ねにより、ついに81%、314名ものみなさまからのご支援をいただいています。昨日はほぼ2ヶ月ぶりにスタッフみんなであつまり掃除を!久しぶりに会ったみんなは変わらず元気でした。(料理し続けた私はムキムキに...

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