快適なだけじゃない!機能面も満足できるウールのランニングソックスを作りたい!

ウール専門ブランドの『Woolly』がスポーツソックスの開発をスタート。『Woolly』は家族や仲間と健やかに過ごすことで生まれる、心のつながりを大切にしています。いつもの運動をより快適に行うことで皆様の健康時間をサポートできればと考えています!

なぜウールなのか?

羊からとれるウールは、厳しい環境を生き抜くため、多くの機能を有します。空気をたっぷり含んだ繊維は夏は涼しさを保ち、冬は高い断熱機能を発揮します。他にも、軽量、抗菌性抗臭性静電気防止など、最先端の化繊スポーツソックスよりも多くの面で優れた機能を持っています。

【ウールの主な特徴】

▶︎ 抗菌・防臭機能
人間や動物の皮膚は、ウイルスや細菌などが外から侵入してきた時、それを無害で無毒なものにする機能があります。ウールとは、もともと羊の皮膚が変形して生まれたものであり、最近の研究によって、ウールにも、羊のからだを守るための免疫機能が備わっていることがわかってきました。 天然素材でありながら細菌に対する抗菌や消臭などの機能を持つ、とても優秀な素材です。

▶︎ 汚れにくく衛生的
ウールの表面は、とても撥水性の高い物質でおおわれています。この為、汗などの湿気は繊維内部に吸収しても、雨などの水分は表面ではじいてよせつけません。 また、泥などの水溶性の汚れは、繊維表面で水分をはじくので、構造的に内部まで滲みにくくなっています。ウールは汚れにくく、汚れが落ちやすいとても衛生的な素材です。

▶︎ 蒸れてベタベタしにくい
表面では水を弾くウールですが、吸水力はなんと綿の約2倍もあり、体からでる汗をたっぷり吸収してくれます。吸水性の高いウールの方が蒸れそうな気がしますが、綿が繊維の間(外側)に水分をため込むのに対して、ウールは繊維の内部に水分を取り込む為、肌感では濡れた時のベタベタが少なく感じます。

▶︎ 汗冷えしにくい
ウールは他の繊維と比べ、汗などで湿気を帯びた時に「吸着熱」と呼ばれる熱を多く発生します。この熱のおかげで汗を沢山かいた時も、急激に体温を奪うことがありません。ランニング後の手足の冷えは体調に支障をきたすこともあるのでウール製品を身に付けることはとても理にかなっていると言えます。

▶︎ 夏涼しく、冬暖かい
ウールは繊維自体にクリンプと呼ばれる縮れがあります。この縮れが沢山の空気をため込みます。実は空気は最も断熱性の高い物質。ウールの衣服を着ていると、冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことができるのはこの為です。

シューズ内で滑止め!!

靴下全体の基礎構造に、高品質メリノウールを使い、足の裏側と内側パイル部分には最新技術で開発されたグリップ力の高い『滑止め糸』を採用し、二重構造で編み立てています。一般的な滑止めプリントとは異なり、点ではなく面で体重を支えてくれます。

【滑止め糸の主な特徴】

▶︎ シューズ内での足の滑りを抑える
どんなに良いシューズを履いていても、靴の中で足が動いてしまっては台無しです。『滑止め糸』は一般的な糸よりも摩擦力がある為、靴の中での足の滑りを大幅に軽減してくれます。

▶︎ 強度も兼ね備えた『滑止め糸』がウールの弱みをカバー
ウールの機能はとても素晴らしいのですが、一点だけ磨耗しやすいというデメリットがあります。耐久性も兼ね備えた『滑止め糸』は、かかと、母趾球周辺の強度を大幅に上げてくれます。

土踏まずのアーチをサポートする編み地変化

長距離ランナーの最も重要な要素、土踏まずの引き上げ。編み地を切り替え、変化させることでしっかりサポートする機能を持たせました。

※アーチサポートは、足本来のクッション機能である土踏まず部分に適度な締め付けを与えることで、土踏まずが落ち込まないように支えて疲労の蓄積を防ぐ機能です。また、着地時の衝撃も吸収してスムーズな蹴りだしをサポートします。

足の裏のクッション効果と滑り防止

足裏の肌に当たる部分、かかとつま先まではクッション性の良いパイル(タオル状)構造としました。母趾球までは滑止め糸、つま先キャップ部分は、ウールをブレンドすることで強度的にも快適性も◎。クッション性を確保しつつ、滑り防止機能も期待できます。

ウールは軽い素材

一般的なアンクル丈のランニングソックスはMサイズ45g〜50gとなる為、軽量な部類に入ります。ウールは綿よりも軽い素材です。長距離ランナーにとって、この数グラムが披露軽減につながります。

安心の日本製

走るためのウール靴下は全て奈良県にある提携工場にて編み立てています。今回使用している『滑止め糸』は編立て機械の中でも滑りにくいので、特に調整が難しい素材になります。また、二重に編み立てていく構造もとても複雑な為、職人の細かくメンテナンスされた機械のみで生産することが可能です。

サイズはS、M 2種類作成いたします

※ 複数購入の場合でも、異なるサイズの購入が可能です。10足まとめ買いの場合は、サイズ内訳を備考欄にご希望をご記入ください。


アンクルソックスより長めの、少しシューズから出る丈に設定しました。口の裏側にはナイロン糸を入れ、ゴロゴロしないすっきりとしたシルエットにしています。

ワタ染めによるリッチなチャコールグレー

深みのあるチャコールグレーは、ワタの状態で染めたメリノウールを混ぜて調色しています。落ち着いた色味の中に存在感があり、着用するだけでコーディネートに奥行きをつけてくれます。足裏の滑止め糸などは、ウールの色に合わせることで主張しすぎないデザインにまとめています。

全体混率 ウール56% ポリエステル30% ナイロン13% ポリウレタン1%
※ウールはメリノウール100%

洗えるウール

ウールと聞くと、洗濯が大変!と思われる方も多いと思いますが、『走るための靴下』はウォッシャブルウールを使用している為、洗うことができます。手洗い推奨ですが、ネットに入れて洗濯することもできます。

中性洗剤をご利用ください。
※タンブラー乾燥(乾燥機)のご使用はお避けください。
※洗濯機をご使用の場合、デリケートコースをご利用ください。
※毛玉ができた場合、引っ張らず、ハサミなどでカットしてください。
※洗濯を繰り返すと多少の縮みが出ることがあります。


原料調達のための準備金

ウールは化学繊維や綿に比べるととても高価なため、資材調達のリスクが大きくなってきます。(多くの企業が安価な化学繊維にながれる理由です!)ある程度の量で仕入れなければならない為、少しでもその経費をカバーし製品化を実現したいと考えています。

クラウドファンディング特別価格

今回のクラウドファンディングはウール、滑止め糸の資材調達が目的です。販売予定価格、税込 2,850円(消費税 送料 込)の価格から特別価格にてオファーいたします。※ 限定数はリターンページをご確認ください。

▼ 単品のご支援 ▼

2足のご支援 ▼

5足以上のご支援 ▼


お届けまでの流れ

【ご注意】設定したスケジュールから遅延の無いよう、そして出来る限り速く皆様に製品をお届け出来るよう、Woollyでは全力を尽くして当プロシェクトを進行させていきます。新商品開発全般に言えることですが、不測の出来事や納品の問題でリスクが生じます。今回の『走るためのウール靴下』プロジェクトに関して、出来るだけ正確に発送スケジュールを概算させていただきましたが、あらゆる可能性により、商品の納品が遅延する場合がございます。

【Woolly/ウーリー】ブランドについて

こんにちは!株式会社Woolly 代表の山本友弘と申します。最後までお読みいただき誠にありがとうございます!

Woollyは家族や仲間と健やかに過ごすことで生まれる、心のつながりを大切にしています!
繊維のテクノロジーは日々進化し、人々にとって様々な “快適” を創り出してきましたが実はウールという天然繊維が最も優れていると私たちは考えています。

ウールは古くから人々の生活と密に接してきましたが、現代では他の繊維と比較すると割高であるが故に、多くの企業にとって “売りづらく儲からないもの” とされ、大量生産に適した化学繊維にその座を奪われてきました。

しかしながら、繊維が持つ高い機能性や独特の風合い、 肌へのやさしさは化学繊維にはない素晴らしい価値があります。

私たちはウールを通して本当に良い商品を作り出し提供することで、人々の生活を豊かに楽しく暮らすことをお手伝いをしたいと考えています。(https://woolly.co.jp/)



※本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

  • 2020/08/05 19:58

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2020/07/30 14:01

    写真は、つま先部分をロッソという手法で合わせる工程です。編み立てが終わり、最終段階に入ってきました。加工後、検品、形を整えて、袋に詰めて出荷準備に入っていきます。袋に貼るステッカーのデザインはこのように進んでいます。このまま進めば、お伝えしている納期よりも早くお届けできると思います!今しばらく...

  • 2020/07/08 10:06

    Woolly 山本です。工場にて少しづつ ”走るためのウール靴下” が編み上がり始めています。と言っても、写真の状態が仕上がりではなく、ここから爪先部分を縫い合わせたり、糸処理をして完成となります。写真は足裏の部分。足が地面につく部分はパイル構造、土踏まずのアーチサポートは全く別の編み組織にな...

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