はじめに・ご挨拶

はじめまして。

昨年の9月に飯田橋で間借りカレーを開店。

その後、見た目の華やかさに加え米の炊き方、素材から作り方まで全てにこだわり作り上げたカレーがカレー通の中で大人気となり飲食店未経験者が4ヶ月で4店舗展開という快挙を成し遂げた、間借りカレー界では知らない人はいないとまで言われた

「土鍋飯で食べる極上カレー極哩〜GOKURI〜」と申します。

新型コロナウイルス感染拡大により存続の危機を迎えております。

一時は5店舗まで増えたお店も1店舗への縮小を余儀なくされており、このままではたくさんの方に愛されたお店を失ってしまいそうな窮地に立たされております。

間借りという新しい飲食の形、スパイスカレーという素晴らしい文化の発信を引き続き行なっていくために、どうぞご協力のほどよろしくお願いいたします。


極哩が歩んできた経歴と現在

最初は趣味でカレー作りに没頭し周りの友人に食べてもらって感想などを聞いているうちに

「美味しい」と言われることがどんどんと嬉しくなり約3年の歳月をかけて今の看板メニューとなる極ビーフカレーを作ることに成功しました。

普通のビーフ カレーとは違い甘さと辛さがぶつかり合いながらもスパイスの香りが鼻を抜けていきはじめての感覚になれるような僕にしか作れないカレーです。

「ん?甘い、、いや辛い?あれ、、?なんだこれ?美味しい!食べたことない!」

と新しい感覚の波が押し寄せ気がつけば食べ終わってしまっている。

まさに僕の目指していたカレーです。

お店をやってもっと多くの人に食べてもらいたい。

しかしお店をやるには資金がいる。

少ない資金で開業できる方法を探していた私は「間借り」というビジネスモデルを知り、昨年の9月に1号店となる飯田橋店を間借りカレー店としてスタートしました。

飲食店未経験の私は味にも他のカレー屋さんには真似できないという自信と多店舗経営というものに興味があったことから、オペレーションは1人で安い家賃のところを探して始めるという間借りの常識なども知らず、全く真逆の家賃は高くても、たくさんの人に認知されそうな場所でありながら心地よく食事のできる空間という条件でお店を探し、スタッフの数も3人から始め多い時は5人というスタイルでやっておりました。

あとから聞いた話では「絶対にすぐ潰れる」とカレー業界の方々は口を揃えて言っていたようです。

人を育てないとお店も増やせない。

最初は投資の時期だと考えていたことがこのやり方を選んだ理由です。

開業して今でも覚えているのが1日目は8人のお客様が来てくれて、来た全員が

「とても美味しかった」と笑顔で言ってくれたことです。

間借りカレーでは一日に20人くればいいほう。多いところで1日30人程度と聞いていましたが食べに来てくれた方が会社で美味しかったと言ってくれたようで、3日目には40人近くの方が来店してくれました。

開店から1ヶ月が経つ頃に

食べログマガジンの

「行列ができる前に食べておきたい! 注目の間借りカレー新店がオープン」という記事に掲載していただき、

続いて

じゃらんニュースの

「“年間1000食”のカレーおじさん\(^o^)/が選ぶ!今年オープンのおすすめ8店【東京】」

に選ばれたことで来てくれる方もたくさん増えて一日の最高人数は80人を超えるようになりました。

オープンから2ヶ月後には同じ飯田橋に2店舗目を開店させることができ、4ヶ月後には新橋と日本橋にお店をオープンさせることができました。

少しでも多くの人に食べてもらいたい。

美味しいと笑顔で言ってくれる人がたくさん増えたらいいなぁ

こんな想いから気がつけば4店舗を運営していくようになり、飲食の素人が4ヶ月で4店舗を運営しているという話が注目を浴び、

⚫︎BS東京[田村淳のBUSINESS BASIC]


⚫︎[東洋経済]さんから取材をしていただきました。

順風満帆に思えた極哩でしたが、

2月に入り飲食店などの客商売は厳しいと言われる月になりました。

2月を乗り越えれば、、、

恥ずかしながら忙しさのあまりその頃は全くコロナウイルスのことなんて違う国の出来事くらいにしか思っておりませんでした。

3月に入り本格的に日本にまで感染拡大をしていくなかで

「東京カレンダー」

「東京ウォーカー」さんから取材依頼がきて喜んだのもつかの間、4月には緊急事態宣言。

4月末発売予定の「東京ウォーカー」さんは発行を中止となりました。

なんとか4月を乗り越えればという状況から

現在も緊急事態宣言は続いており期間延長となりそうです。

皆様ご存知の通り飲食業界は未だかつてない厳しい状況に置かれております。

一時は4店舗まで増えたお店もビジネス街にあったことによりテレワークがはじまり客足は一気に十分の一にまで落ち込み次々と閉店を余儀なくされました。

1番辛い決断だったことは、お店を続けていくために開店当初からずっと手伝ってくれた友人達に縮小のため辞めてもらうことを告げなければいけない時でした。

現在は飯田橋の1店舗で土曜日のみの営業でテイクアウト、他に冷凍カレーの通信販売でなんとかお店を続けている状況です。

そうしてでもここまで極哩を美味しい、頑張ってと応援してくれた皆様、なによりも自分自身がお店を心の底から大切に思っており、

はじめてのことばかりで大変でしたが、こんなにも素晴らしい体験をさせていただきこれからもたくさんやりたいことがあった中でコロナウイルスというものの存在に負けたくない。

夢を諦めたくない。

という気持ちから今回クラウドファウンディングという形をとらせていただきました。


リターンのご紹介


極哩冷凍カレー販売サイトでは定番の

極ビーフカレー、極死海カレーチキンの他に不定期ですがお店のメニューにはないサイト限定メニューや他店とのコラボカレーなどの販売をしております。

こちらを金額によって送らせていただき、またクラウドファウンディング限定カレーなどを含む極哩冷凍カレー全種類の定期配送(1ヶ月に1度)。

また実店舗を持つという夢が実現できた時には、

回転率が命のランチのみで営業していたため実現できなかったスパイスを使ったアルコールやドリンクを使ったクラウドファウンディング特別コースなどのご提供を考えております。

プロジェクトで実現したいこと

・営業自粛期間の家賃・人件費・諸経費・光熱費・また今回のコロナウイルス騒動により落ちついた時期になった時にたくさんの良い立地の不動産が多数空いている状況になっているのではないかと考えております。

これから続けてまた多店舗経営をしていく中で間借りだけではお店を使える時間が限られており仕込みの限界などの壁を越えるには実店舗の存在が不可欠であると実感したために、コロナウイルス収束後の実店舗を持ち、間借りと実店舗両方での多店舗経営をしていくための費用にしたいと考えております。


資金の使い道・スケジュール

・営業自粛期間の家賃・人件費・諸経費・光熱費・リターン制作費・実店舗取得費用。

・極哩が間借りを活用した新しいビジネスモデルへのチャレンジに必要な費用。


最後に

昨年9月にオープンしてから今日までを思い起こしながら書いています。

文章というものを書くという事があまり得意ではなく僕の気持ちをここにちゃんと書ける自信はありません。

正直、目を閉じ思い起こすと楽しかったということよりも次から次へと出てくる問題を解決していくことに追われていたことばかり思い出します。

わからない問題にぶつかり悩んだ時に原動力となったのは、

笑顔で美味しかったと言ってくれるお客様をはじめ、支えてくれた周りの人達のおかげです。

今のお店は決して僕1人で作り上げたものではなく、そういった方々のおかげで今があると常に感謝しております。

僕は昔からずっと建設業をして働いてきました。

同じ職種の人達としか関わることもなく、

「ありがとうございました」と仕事中に感謝することもほとんどなく、正直、生活は出来るのだがなんだか面白くない。という日々をずっと送っていました。

来てくれた人が美味しかったと喜んで笑顔になってくれること、自分以外の人間を少しでも幸せな気持ちにできることの喜びを本当にこの歳になるまで知りませんでした。

決められた時間に行って決められた人としか顔を合わせず仕事をして帰る。

そういった生活をしてきたのでお店を始めてから今まで味わったことのない充実感ともう少しで夢を掴むことができる。という手応えを感じておりました。

お店をやりながら8ヶ月間、夜は夜間の現場作業を続け朝は家にも帰らずにそのままお店に行って準備をするという生活を現在も続けております。

現在も夜勤の分の給料を全部注ぎ込み、アルバイトへの人件費や足りない赤字分の補填に使っており、1日3時間程度の睡眠の中で多い時は1ヶ月に2000食を超えるカレーを1人で作っておりました。

別に頑張っていると皆様に思ってもらいたいわけではないんです。

頑張ったってうまくいかないことの方が人生は多いと思っていますし、夢を追いかけるって自転車に乗れるようになるのと一緒で痛い思いを繰り返して悪いところを修正して挑戦を続ければ必ずいつかはうまくいくと信じています。

学歴もなく普通の人がするべき苦労をしないで生きてきたので、

8ヶ月程度寝ないで働き時間とお金の全てをお店に注ぎ込んだくらいで今までの生き方を変えて全てがうまくいくとは思ってはいないです。

新型コロナウイルスじゃ仕方がない。という人もいると思います。

ただ僕は新型コロナウイルスなんて今まで聞いたことのないもののためにここまで死ぬ気で頑張り友人などを巻き込んでまで追いかけた夢を諦めたくはない。

応援してくれた人達のためにも負けたくない。という気持ちでいます。

飲食業というものはとても大変だし、

みんなが思うほど華やかなものでもない。

ただ、少なくとも僕が経験してきた中では

飲食店を自分でやるということは

とてつもなくやりがいがあって

とてつもなく充実してて

とてつもなく人生を生きてるって実感できる。

とてつもなく大変なはずなのに

なんだか、、、、

とてつもなく楽しい!!

そう思ってます。

いつも応援してくれる方をはじめ、

クラウドファウンディングで協力を考えてくれている方、この稚拙な文章を最後まで読んでくれた皆様。

僕は絶対に諦めませんし、

応援して良かった。そう思ってもらえるように自分にできる限りの最大限の努力をしていく事をお約束します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

隔週営業になってからはじめて作ったパワーアップした極哩カレーです。

これからも東京で一番美味しいカレーを目指して頑張ります。

店舗情報

土鍋飯で食べる極上カレー極哩〜GOKURI〜

〒162-0822

東京都新宿区下宮比町1-1相澤ビルB1

AM11:00〜14:00

アクセス

JR 飯田橋駅 東口 徒歩1分
地下鉄 飯田橋駅 B1出口 徒歩1分




  • 2020/06/25 16:07

    今週末27日の土曜営業日にいまだかつてどこにもない極哩にしか作れないシーフードカレーを出します。(写真は前回の営業日に作ったメニューとなります)キャンプファイヤーでご覧の方々にも是非食べにきて欲しいと思っております。極哩店主

  • 2020/06/14 19:07

    6月13日に隔週営業となってから2度目の営業がありました。たくさんの方々が来てくれて「こんなに美味しいカレーは初めてだ」「シーフードのカレーをここまで美味しいと思ったことはない」などたくさんの嬉しい声をいただきました。当日は極哩のサイトでもBASEを使ってやらせていただいている冷凍カレーの販売...

  • 2020/06/02 20:20

    5/30日コロナの自粛が明けてはじめての極哩を営業しました。今は東京で一番美味しいカレーを作るための修行期間にしております。生まれ変わった記念すべき1回目の極哩。たくさんの人が来てくれて、そして昔から来てる方々にも全然前より美味しくなった!!と言ってもらえました。変更点は、まずカレーの元となる...

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