皆様のご支援のおかげでネクストゴール150万円を突破いたしました。
心より感謝申し上げます。カシューナッツを楽しみにしてくださる方、農業支援にご理解いただけた方がこんなにもたくさんいらっしゃることに感動しております。
200万円をサードゴールに設定して、より多くの方にカンボジアの現状を知っていただき、おいしいカシューナッツをお届けするために邁進してまいりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします!
みなさんこんにちは!
苫小牧市の株式会社萠運輸の近澤 洋太と申します。
プロジェクトページをご覧いただきありがとうざいます!
私たちの会社をすこし紹介させてください。
北海道苫小牧市にあります株式会社萠運輸は、運送業の他に、北海道で不要品・リユース品を回収し、カンボジアに輸出する事業をしています。リユース品をカンボジアとその周辺地域に輸出することで、環境保全と地域貢献にすこしでも役立てれば…!との想いで5年間展開してきました。
現地店舗。2店舗展開しています。
日本の古い家具や雑貨などは、カンボジアで大人気です。
そんな縁も深いカンボジアでオーガニックのカシューナッツを栽培し、
カンボジアの農業に貢献するプロジェクトを立ち上げる事を決意しました!
皆様には、この活動を知ってもらいたい!応援してもらいたい!という気持ちで
クラウドファンディングに挑戦しますのでぜひプロジェクト内容をご覧ください。
カンボジアでの事業のため現地にいた私に現地のスタッフがある日言いました。
現地スタッフ「カメラ」さん
とはいえ、若干の興味を持った私は持ち前のフットワークの軽さを活かし、
すぐに視察に向かう事にしました。
何もない道を車で揺られる事数十分、
たどり着いた土地はコンポンチュナンというところの
「本当に何も無い」土地でした。
……
……………………
正直、「この土地を買ってもしょうがない」私はその時そう思ました。
帰ろうと思い、ふと隣の土地に目をやるとそこには無数の木が生えていました。
!
!!
!!!
ちょっと衝撃的な実り方。
下についているのがカシューナッツで、
上は花弁です。カシューアップルと言って食べられます。
その場で見せてもらったカシューナッツは非常に大きく
日本ではあまり見ない立派なカシューナッツでした。
もともとカシューナッツは大好きですし、
日本ではなかなか見かける事の無いカシューナッツの大きさに
感動は覚えましたが、
まだこの段階では土地を買う気も
カシューナッツを栽培する気も私にはありませんでした。
物珍しさに私は近隣の農家さんにお話を聞いてみる事にしました。
色々とお話を聞いている中でカンボジアの農業
そしてカシューナッツの現状が見えてきました。
カンボジア農家の現状
作物の加工技術が進んでいないため、原材料として生産している事が多く
安価な収入で生活は非常に苦しく離農される方も多くおり、
荒廃した農地も点在します。
カシューナッツの現状
良質のカシューナッツを生産しているのですが加工技術が無いため近隣諸国に原材料として輸出され、その国の製品として販売されているためカンボジア産のカシューナッツという事が知られていないという状況でした。
この話を聞き私は漠然とこう思いました。
そう考えているうちに月日は流れて行きました。
ある日、カンボジアのレストランで食事を待っていると、持ってきてくれた方が日本人の方でした。
お話ししてみると何と隣町の北海道千歳市の出身。
妙な親近感を覚え話し込んでいるとカンボジアには北海道会なるものが存在し、ちょうど近日中に会が開かれるとの事
「これは参加しなければ!」という事でお願いし参加する事になりました。
当日は北海道出身の方が多数集まり非常に楽しい会でした。
そこで運命の出会いを果たすのです。
『米司綾逸さん』
30年間北海道で農業に従事したのちカンボジアに渡り
農業を発展させようと奮闘してらっしゃる方でした。
出会った瞬間、私の中で点と点が繋がった気がしました。
「この人と一緒にカンボジアの農業を盛り上げれば、
あの農家の人たちを応援する事ができるし、
カンボジアへの貢献にもなるのではないか」と。
そう思った私は米司さんにすぐ自分の気持ちをぶつけ、
米司さんも協力を快諾してくれました。
北海道からカンボジアの農業プロジェクトがスタートした瞬間でした。
道筋が見えた私は農業をやると決めた時、栽培する物も決めていました。
そう、あの時知った「カシューナッツ」です。
このカンボジア産のカシューナッツをもっと多くの人に知ってもらいたいという気持ちと
カシューナッツに可能性を感じたからです。
カンボジアでは、カシューナッツを栽培している農家も多いので、
モデルケースを作り広めていく事によって
農業を盛り上げる事にも繋がると思いました。
そう思った私は、紹介された土地の購入を決めました。
購入土地詳細
場所:コンポンチュナン
コンポンチュナン地図
面積:16ヘクタール
カシューナッツ苗木本数:2000本植樹予定
さらに良い物が作れるのではないかと考えた私たちは米司さんと検討し、米司さん指導の下、先進的かつ近代的な日本式農業を取り入れる事によって効率的に生産し生産量を高め安定した栽培を目指す事にしました。
さらに安心・安全なものを届けるために無農薬オーガニックのカシューナッツ栽培も目指します。
無農薬を実現するために、虫除けには虫を寄せ付けない木と言われているニームの木を農園周辺に植樹する事を考えています。
ニームの木は樹皮、種子、実や葉などすべてに薬効があるとされ
「ミラクルニーム」と言われています。
この栽培方法でゆくゆくはオーガニック認証を取得したいと思っております。
米司さんと畑で。カンボジアの農業貢献には、一方的に日本人の手で進めるのではなく、
現地の方々に技術を伝え、それを広げていってもらうことが重要だと語ってくれました。
農場の隣の土地で農業を営んでいるご一家とのご縁で、
20代の2人の兄弟に、農場を切り盛りしてもらうことになりました。
農業では、なかなか食べていくことは難しく、
かといって街に出ても、良い仕事が見つからない…
そんな中での出会いでした。
実家の畑から独立して自分の畑をもてるようになった喜び、
キラキラした彼らの目の輝きは忘れられません。
①カンボジアの農業を発展させたい!
日本式農業を取り入れ、カシューナッツを効率的かつ効果的に栽培するモデルケースを作り上げ、
カンボジアの農業を発展させ、農家の暮らしも豊かにしたいです。
現地でのスタッフ、農家さんとの夜ご飯。肥料を撒く時期や、必要な器具など、
皆で意見を出し合って喧々諤々。畑のことになると話が尽きることなく夜が更けていきます。
②カンボジアカシューナッツをブランド化してカンボジア農家への還元を安定させると共に、地元苫小牧市や北海道を盛り上げたい
本当に安心・安全な良品を育て、その良品をブランド化し販売する事によってカンボジアの農家さんの安定した収入につなげていきたいと思っています。
さらに地元苫小牧で製品化する事により地元も盛り上げたいと思っています。
ブランド展開については下記のように展開したいと考えています。
ブランドロゴ:
ブランド名:MOE
ブランドロゴ意味:
萠運輸のMOEからとった名前。
Mは苫小牧の白鳥、Oはカンボジアの太陽、Eは芽を表しています。
私たちは父の代から運送業で生業を建ててきました。
日本から運んだリユース品でカンボジアの人々を笑顔にしたように、
カンボジアから日本に美味しいカシューナッツを届けたい。
最高に美味しいカシューナッツで、作り手と受け手双方に笑顔を届けたい。
そんな想いを込めています。
パッケージイメージ:
2018年11月にコンポンチュナンに16ヘクタールの土地の購入契約を結びました。
同月、開墾・整地し約2000本のカシューナッツの苗木を植え生産体制に入りました。
2020年春頃に初めての収穫を予定しています。
初回生産量は実のみで3~4トン程の収穫を予定しています。
収穫後は弊社所在地であります北海道苫小牧市を拠点に、
全国に自社生産のカシューナッツを流通させたいと思っております。
北海道はご存知の通り農業王国であり、スイーツ王国です。
カンボジアで生産されたカシューナッツを地元スイーツ店とのタイアップで
日本人の嗜好にあった製品を開発販売する事も視野に入れています。
また、カシューナッツからは良質のオイルが採れることから、化粧品や健康食品の加工も視野に入れています。
現地の発展のために、カシューナッツ栽培が順調にいった暁にはカフェ等を建設して観光地化も考えています。
今回のご支援は農地の購入費・農地整備費・苗木購入費・人件費の一部に使用させて頂きます。
ご支援くださいました皆様にはこのプロジェクトを応援して頂ける仲間として
農園にご記名させて頂きました看板の設置、及び今後の進行状況のご報告もさせて頂きます。
10,000円以上のご支援頂きました皆様には、カシューナッツの木のオーナーとなって頂き、育った木にお名前プレートをかけさせて頂き、2019年からご支援に応じまして数年間カンボジアのカシューナッツをお送りさせて頂きたいと思っております。
起案者メッセージ
農業指導米司さんメッセージ
現地スタッフカメラさんメッセージ
お問い合わせ先
株式会社萠運輸 近澤 洋太
〒059-1302
北海道苫小牧市拓勇西町7丁目6番20号
TEL:0144-51-3200
FAX:0144-51-3205
MAIL: info@moeunyu.co.jp