目標金額40万円達成!次の目標は60万円

 おかげさまで、12月26日のリリースから5日目の12月31日に、当初の目標金額である40万円を達成することができました。ご支援ありがとうございます!

改めて、私たちの取組への期待の高さを感じるとともに、その責任の重さを痛感しています。引き続き、「Yagen Grand Snow2017」実施に向けて、カダル団のみならず、地域の有志の方々、協力団体の方々とともに準備を進めて参ります!

60万円のストレッチゴールを目指します!

 この取組をさらに実のあるものにするため、60万円に到達しましたら「Yagen Grand Snow2017」に、次の新しいプログラムを追加します!

 少しでもこの取組が薬研温泉の未来に灯りをともせるよう、また、薬研ならではの「グランピング体験」となるように、広く協力団体との連携を進めていきます!

 さらに、薬研温泉の今後の未来像をより明確にするため、今後の薬研温泉の方向性を考えるための勉強会「薬研フューチャーセッション」「薬研エクスカーション(体験型見学会)」を「Yagen Grand Snow2017」のプログラムに追加します!現在のところ、青森県木登り協会橙 弘前チームさん、白神案内山の会さんのご厚意により、両団体が実際に白神山地等で使用しているグランピング用テントを会場内に設営していただき、使用事例をお聞きできる予定です。その他、自然体験や観光に関わる方々に今後お声がけしてまいります。

 さらにさらに、これまで4年間続けてきた「雪あかり」をより楽しんでいただけるように、キャンドルの本数を増やし、内容の充実を図ります。

 ぜひとも、皆様の引き続きのご支援、そして友人知人の方々へのお知らせをよろしくお願いします!

▲写真提供:青森県木登り協会 橙daidai・弘前チーム代表 猪股克彦氏

「薬研温泉の冬の宝」×新しい宿泊形態「グランピング」

 「冬の薬研に行っても何もない」

 地元でよく聞かれる言葉です。また、かつて私たちカダル団の多くのメンバーたちも、そう思っていました。

 しかし、「薬研温泉カフェkadar(カダール)」開店をきっかけに薬研温泉に通うようになって、雪景色の素晴らしさ、オフシーズンならではの静けさ、しんしんと降り積もるパウダースノーの美しさに魅了されました。「冬の薬研へ、ぜひ多くの方に足を運んでもらいたい!」。そう考えた私たちは、これまで4年間にわたって「雪あかり」をはじめとするイベントを開催してきました。

 古畑旅館廃業、ホテルニュー薬研閉館といった悲しいニュースを乗り越え、薬研温泉が今後もずっと続く温泉郷であるように、昨今注目されている「グランピング」の要素を掛け合わせた体験プログラム「Yagen Grand Snow2017」を開催し、これまで以上の多くの方々に薬研温泉の冬を御一緒に楽しんでもらいたいと考えています。

▲冬の薬研温泉郷

▲秋の薬研温泉郷

薬研温泉に希望の灯りをともしたい!

 薬研温泉はこれまで、湯治客を対象とした「湯治場」としてスタートし、昭和40年~平成10年代にかけては、「秘境ブーム」「国定公園ブーム」を背景に、団体旅行客を対象とした「旅館・ホテルへの宿泊中心の温泉郷」として発展してきました。

 しかし、東日本大震災後の風評被害や、団体旅行から個人旅行へのトレンドの変化の中で、宿泊客が大幅に減少。古畑旅館の廃業やホテルニュー薬研の閉館の背景となりました。一方で、バイクツーリング客の聖地として長年愛されてきた「国設薬研野営場」が存続しており、良質で豊かな温泉、豊かなヒバの森、四季折々の景観を見せる薬研渓谷、豊富な山と海の幸といった豊かな資源はかわらず残っています。また、これまで私たちは「雪あかり」「森林療法」「ヒバによるアロマテラピー」「ツリーイング」「各種ネイチャーゲーム」などのプログラム企画・試験実施に取り組んできました。これらと「グランピング」(自然に囲まれたロケーションの中に、贅沢で快適な宿泊設備を用意して野営すること)を組み合わせた、薬研ならではの「宿泊体験」を創り出し、先行きが不透明になった薬研温泉郷に一筋の希望の光を灯していきます。

▲夫婦かっぱの湯

グランピングを実体験する「スノービレッジ」を出現させたい!

 ホテルニュー薬研は約300名の収容人数を誇っており、宿泊客に対して、地元の味覚を味わっていただいてきました。そのため、ホテルの閉館は、食材を生産し、収穫してきた生産者の皆さんにとっても大きな打撃でした。また、多くの宿泊客にチェックイン、アウト後に薬研の森を歩いてもらうプログラムが提供されてもいました。「グランピング」という、大自然のロケーションを活かした、また、そのロケーションに溶け込む施設(大型テント、ログハウス、キャビン等)を地域の総力をあげて設置することができれば、宿泊客に対して、これまで多くの方々の協力で培ってきたプログラムを提供し、また、地元の味覚を食事の材料として提供し、なおかつ、豊富に産出される木材をキャンプ資材として提供できれば、再び地域の中にお金が落ち、事業者や食材・資材提供者の間でお金がまわる仕組みが作れると考えています。

 今回は、あくまで「グランピング」の一部の体験であり、かつ、宿泊できる設備を提供できませんが、なるべく長く冬の薬研温泉郷に滞在していただき、多くの方に「グランピング」の魅力を実感してもらいたいと考えています。

 そのため、各々薬研温泉の資源である雪と森を組み合わせたグランピング用テントを中心とした「スノービレッジ」を出現させ、飲食提供、たき火体験等を展開します。

▲以前の「雪あかり」の写真

灯りをともすまでのスケジュール

2016年12月 ファンディング開始

2017年1月 協力団体との調整、広報開始

2017年2月上旬~中旬 設営開始

2017年2月18日・19日 「Yagen Grand Snow2017」開催

▲以前の「雪あかり」の写真

集まった支援の用途とその内訳

Faavo手数料 60,000円

ポスター・チラシ制作&印刷費 30,000円

備品購入費 130,000円(テント資材等)

消耗品購入費 50,000円

協力団体謝礼 40,000円

運営費 20,000円

リターン品購入・送付費 70,000円

▲以前の「雪あかり」作業中の写真

薬研温泉に想いを寄せる人々の力を結集したい!

 薬研温泉郷の持続のためには、先人たちの努力以上のエネルギーや年月がかかるかもしれません。

 しかし、今行動を起こさなくては、次の世代に薬研温泉郷を引き継いでいけないのではという危機感を持っています。私たちカダル団が起こした小さな風は、多くの方々の想いがあいまって5年を経て大きなうねりとなり、薬研温泉開湯400年祭の成功へつながりました。古畑旅館廃業、ホテルニュー薬研閉館といった出来事を乗り越え、心折れることなく、志を同じくする方々と手をとりあって、薬研温泉郷の新しい歴史を作っていきたいと思います。

 皆さんのご協力、当日のご来場のほか、思いのこもったメッセージなどなど、カダル団のHP・Facebook・Twitterへを是非お寄せください!

 何より、冬の薬研温泉郷で「薬研らしい魅力に満ちた(グラマラスな)」冬の体験をご一緒に楽しみましょう!

▲イカす大畑カダル団のメンバー

起案者情報

【団体名】イカす大畑カダル団

【代表者】長岡俊成

【HP】http://www.kadarudan.com/

【facebook】https://www.facebook.com/ohatakadarudan/

【Twitter】https://twitter.com/kadarudan

  • 2017/02/27 14:37

    ご無沙汰しております!   さて、去る2月18日(土)・19日(日)の2日間、薬研野営場にて、グランピング体験「Yagen Grand Snow 2017」を無事開催することができました。Faavoしもきたにてご支援くださった皆さま、運営にご協力くださった沢山のボランティアの皆さま、協力団...

  • 2017/02/09 17:57

    いよいよあと9日と迫った「Yagen Grand Snow 2017」! 今回はドローンを使って、会場の「Yagen Snow Village(薬研野営場)」を撮影してみました! 現在の状況がだいたいわかると思いますので、ぜひご覧ください! 2月18日・19日は、薬研の未来にみんなで灯り...

  • 2017/02/06 09:06

      お待たせいたしました!   2月18日(土)・19日(日)に開催を予定しております「グランピン体験 Yagen Grand Snow 2017」のプログラムが決定いたしました!また、その内容がまとめられたフライヤーのデータが完成しましたので皆さんに晴れて公開いたします。 ※印刷した...