こんにちは、相馬田んぼアートプロジェクトです!
はじめまして。このページをご覧いただきありがとうございます!
相馬田んぼアートプロジェクトです。
わたしたちは田んぼアートで相馬をもっとたのしくしたいとおもって活動しているグループです。東京・千葉・横浜や地元相馬など、たくさんの地域からあつまっていて、農家・漁師・建築家・シェフ・俳優・舞台美術家・映像作家・デザイナー・会社員など職業もバックグラウンドもいろいろです。みんなの力をよせあってがんばってます!
遠藤友幸・丸山欣也・浅沼秀治・横山真由美・袴田長武・浦島啓・樋口陽子・増田貴行・小川将克・高野ゆらこ・斎藤穂高・美濃輪朋史・美濃輪なぎさ・杉木隆幸・宮嶋望美・小林真弓・久我純・小川順子・木村覚などなど。他にもたくさんの仲間で運営しています。
みなさんの協力をお願いしたいです!
相馬市岩子の田んぼも震災の津波被害をうけましたが、2014年に作付けが再開。そこでわたしたちは、たくさんの方に相馬を知ってもらうきっかけになればと活動をはじめました。それから3年間で8回のイベントを開催し、おかげさまで参加してくださった方にはご好評をいただいています。
でも、さらにたくさんの方に来ていただくには、活動基盤に限界を感じることが増えてきました。告知ツール、送迎手段、宿泊場所の確保。どれもやる気だけでは解決できません。4年目、5年目、いずれは10年目を目指すために、ご支援をお願いすることにしました。
すこし長いですがぜひ、活動を紹介させてください!
相馬田んぼアートプロジェクトって?
震災からもう6年目をむかえようとしていますが、福島県はまだたくさんの問題をかかえています。田んぼアートが直接役にたつわけではありませんが、たくさんの方に実際に来てもらって、今を知ってもらえればとおもっています。
たくさんのひとに福島相馬に足をはこんでもらえるように、相馬岩子ならではの田んぼアートを目指しています。
コンセプトは「農業は総合芸術」です。クリエイターを含むメンバーの力を活かし、多面的なイベントにしています。
参加する田んぼアート
春には参加者に田植えを体験してもらい、それが数ヶ月後には鑑賞する作品になり、そして数ヶ月後には、お米として収穫されます。一年を通じて田んぼアートのいろんな側面を体験していただきます。
食べる田んぼアート
田んぼアートのお米(「田んぼアート彩米」と呼んでいます)はふつうのお米と食べ方がちがいます。収穫したお米は実際にみなさんに食べていただけるよう、とくべつなレシピを開発したり、お米を使ったビールをつくったりと、食につなげる活動をしています。
美味しそうでしょ!? レシピはこちらです!
芸術の田んぼアート
芸術ってあの芸術? そちらもやります! 横浜BankARTでの「OPEN STUDIO 2015」に、いっしょに活動している「さんむ田んぼアートPROJECT」や、有形デザイン機構とともに参加しました。
これまでに開催したイベントの田んぼアート
2014年 田植え祭・鑑賞祭・収穫祭
2015年 田植え祭・鑑賞収穫祭(台風の影響で、夏秋同時になりました)
2016年 田植え祭・鑑賞祭・収穫祭
子どもたちにつくってもらったガーランド
これまでの3年間で、すでに8回のイベントを開催していて、おおよそ東京などの遠方から20〜30名弱、相馬周辺から10〜30名程度の方にご参加いただいています。遠い方では関西からも! また、大学のゼミなどグループでの参加もいらっしゃいます。福島民友、読売新聞、nosai 農業共済新聞、福島民報でもご紹介いただいています。すこしずつ、輪がひろがっています。
遠藤さんと田んぼアート
田んぼアート用の田んぼは、地元の海苔漁師の遠藤さんにより提供されています。わたしたちの代表の一人でもある、遠藤さんに田んぼアートへの想いを聞きました。
相馬田んぼアートの見どころ
プロジェクションマッピング!
プロジェクションマッピングをご存知ですか? 立体的な空間に映像を投影する手法で、とてもおもしろい映像体験がうまれます。じつは鑑賞する場所にあわせてパースペクティブを活かしてつくる田んぼアートと、プロジェクションマッピングには共通する特徴があります。
相馬田んぼアートでは、田んぼをつかったプロジェクションマッピングをつくっています。昼間は夏色の稲の姿で風にたなびいていた、地元相馬のシンボル「馬」が、夜には光の集合として輝き、そして動きだします。昨年の映像は地元の子どもたちの協力で制作しました。こちらの映像をぜひごらんください。
季節ごとのうつくしさ
田んぼアートらしい「絵柄の見頃」はもちろん夏ですが、参加して実際に体験するイベントとしては季節ごとに姿を変える田んぼのうつくしさやおもしろさも、やはり見どころだとおもっています。ぜひ実際に相馬にきて体験してもらいたいです。
Instagramで遠藤さんが撮影した季節の写真を公開しています!
相馬田んぼアートの一年
イベント以外にもいろんな準備があります。相馬田んぼアートの一年を、ちょっとだけご紹介します。
3月:稲の準備をはじめます
田んぼアートでつかう稲は6+1種類です。べにあそび、あかねあそび、ゆきあそび、黄大黒、緑大黒、紫大黒と、背景につかう普通の稲です。絵柄にあわせて量を調整して育てます。
5月田植え祭前夜:杭打ち
レーザーで田んぼに絵柄を投影して(独自の手法です!)、参加者のみなさんの田植えのガイドになる杭を打っていきます。
5月:田植え祭当日!
たのしいイベント当日。みんなで田植えしてごはんを食べて。
(取材にも来ていただきました:スーツ姿の方)
7月下旬:夏の鑑賞祭!
田んぼアートが完成しました! 夜にはプロジェクションマッピングでお祝いします!
まもなく投影! 映像チーム準備中です!
10月:秋の大収穫祭
稲を刈り取りましょう。いくら作りワークショップも行います。たのしい!
10月下旬:脱穀
みなさんに参加いただく形ではありませんが、有志で集まって脱穀祭です。いよいよお米になります。これで一年の活動は終わり。おつかれさまでした!
レポートではさらにくわしく紹介しています
収穫したお米でおいしいビールを作ってます!
収穫したお米を食べるところまでがわたしたちの田んぼアートです。
ということで2016年から、田んぼアート彩米をつかったビール作りにも挑戦しています。「さなぶり田んぼアートビール」と名付けてみました(さなぶり:田植え後のお祝い)。
ご存知のとおり、ビールは麦芽が主原料です。このうち数割程度を田んぼアート彩米(雑穀)でつくります。彩米を粉砕(案外これがたいへん!)して、おかゆにしておいたものを、原材料に混ぜていきます。
65度くらいで温度管理をしていくと酵素(アミラーゼ)の働きででんぷんが糖になります。温度をあげて酵素の働きを止め、ろ過します。まだこの時点では滋味のあるあまくてやさしい味です。煮沸して、ホップなどを追加したら冷却して、数週間の発酵を経ていよいよビールらしくなっていきます。ああ待ちきれない!
田植えでお披露目するから飲みに来てくださいね!!
ラベルもかんがえないとね。
相馬って?
相馬と「馬」
相馬田んぼアートは、毎年「馬」の絵柄にしています。これは馬が地元相馬のシンボルだからです。毎年7月に行われる、野馬追祭はとっても勇壮でうつくしいお祭りです。もしまだごらんになったことのない方がいらっしゃったらぜひ一度いらっしゃることを強くおすすめします(ほんとですよ!)!
相馬はおいしい
みなさんは相馬ってどんなイメージをお持ちですか? たくさんの魅力のある相馬ですが、わたしたちは「食」を推したいとおもっています(だから食が活動の中心にあります)。海があって山があって、魚介類もお米も(そして空気も!)おいしい、そういうところです。
2017年のイベント開催スケジュール
春の田植え祭「みんなで田植え」
開催日:5月13日(土) 雨天決行
場所:福島県相馬市岩子北稲田150
参加者みんなで田んぼに入って、手で田植えします。たのしい交流イベントもあります。
※東京からの送迎も予定しています。
夏の鑑賞祭「光のおまつり」
開催日:7月29日(土) 雨天決行
場所:福島県相馬市岩子北稲田150
うつくしく(?)仕上がった田んぼアートを鑑賞しましょう。夜は田んぼをつかったプロジェクションマッピングで完成を祝います。
※東京からの送迎も予定しています。
秋の大収穫祭「食べる田んぼアート」
開催日:10月28日(土) 雨天決行
場所:福島県相馬市岩子北稲田150
みんなで鎌を手に、収穫作業をします。
いくら作りワークショップも予定しています。
※東京からの送迎も予定しています。
料金や申し込み手順などの詳細は、イベント時期が近づいた頃にWebサイトやチラシなどでおしらせします。
ぜひこの機会にブックマーク・いいね!・フォローしてみてください!
もっとたくさんの方に来てもらうために
地元からの参加者をふやすために
今年は、地元からのご参加をふやすべく、広報により力をいれたいとおもっています。チラシ配布や、ポスターの掲示などを充実させます。
東京方面からの参加者をふやすために
これまでの参加者からグッとふやしたいとおもっています。宿泊場所の確保、交通手段の確立について、50人を目標にしています。
交通手段について
2017年初頭現在、東京近郊の方にイベントにきてもらうには相馬はまだまだ遠いなあと感じています。もっと気軽にきていただけるように、2016年からバスでの送迎にも挑戦していますが、今年は定着を目指します。
宿泊について
震災後民宿もすくなくなってしまいました。昨年・一昨年と地元の方々にはたくさんのご厚意をいただきましたが、数十人となると大変な部分がありました。
今年は主催者の遠藤さんの使っていない納屋を活用できるようにしたり、地元の方々のさらなる協力をいただきながら、宿泊場所を充実させたいと思います。
みなさんに協力をおねがいしたい理由
イベントの参加者拡大を目指すための、基盤作りをしたいです! 参加人数が増やすためには、あるいは参加人数が増えたら、やらなくてはならないことがたくさんあるとおもっています。いただいた支援は以下のような用途にあてさせていただきます!
・地元でのPRのためのポスター、チラシの制作印刷費
・田んぼアート米の種籾の購入・管理費
・宿泊できる場所の整備
・東京からの送迎バスのチャーター費
・田んぼアート彩米をつかった地ビールの製造費
・イベント機材のレンタル費用(テント・トイレ・調理器具などなどたくさん必要です)
一緒に相馬の大地に馬を描こう!
一年をとおした農作業によって、福島県相馬を直接体験できるイベントです。見て、触って、味わう。参加後にはニュースレターやFacebookで田んぼの今をおしらせし、「田植えした田んぼがこんな風に!」と感じてもらえるようにしています。
他地域から参加される方には、この地域について知っていただいて、できることならファンになってもらえる機会になれればとおもいます。そして地元の方にも、楽しみと誇りを感じていただければ本当にうれしいことです。
ぜひ肩の力をぬいてあそびに来てください。おいしいものや美しい自然、楽しいことがいっぱいあります。 みんなで一緒に楽しんで相馬の大地に馬を描こう!
いまやわれらは新たに正しき道を行き
われらの美をば創らねばならぬ
芸術をもてあの灰色の労働を燃せ
ここにはわれら不断の潔く楽しい創造がある 都人よ
来ってわれらに交れ 世界よ 他意なきわれらを容れよ~
「農民芸術概論綱要」 宮沢賢治
【追記】ご支援いただく際の手順
【追記】銀行振込をご希望の場合
銀行振込でのご支援をご希望される方は、担当者より個別にご対応させていただきますので、下記メールアドレスにご連絡ください。折り返し
お手続きをご案内させていただきます。
相馬田んぼアート info@somatamboart.org
※1 メールのフォーマットは以下でお願い致します。
件名
“【FAAVO相馬田んぼアート】銀行振込について”
と入れて下さい。
本文
本文には必ず下記のすべての情報を明記下さい。
【必須記載事項】
・お名前:
・ご住所(リターン品送り先):
・お電話番号:
・メールアドレス:
・ご支援金額:
・ご希望支援プラン(例:【ビールもごはんも欲しい派セット】)
※2 振込み手数料は支援者さまのご負担になります。ご了承ください。
※3 期間内に目標金額に達しなかった場合、いただいた支援金は責任を持ってお返しいたします。
※4 お振込が確認出来ましたら「代理決済」という形で、お振込金額分のリターン品を起案者本人のクレジットカードにてFAAVOサイト上で決済させていただきます。