東京ー京都間ゴールデンルートに位置する米原駅を拠点に、滋賀県湖北地域の自然、文化、人々の暮らしを外国人観光客に体験していただく、インバウンド向けガイドツアー事業を立ち上げます。

プロジェクト本文

【ご報告】

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東京ー京都間ゴールデンルートに位置する米原駅を拠点に、滋賀・湖北地域の自然、文化、ありのままの人々の暮らしを外国人観光客に体験していただく、インバウンド向けツアー事業の立ち上げに向け、ご支援をお願いいたします!

 

 

この度はページをご覧いただきありがとうございます。

 

 

滋賀・米原駅を拠点に、インバウンドを対象にしたガイドツアー事業「Biwako Backroads(ビワコ・バックローズ)」の立ち上げやディレクションを務めます、松井ライディ貴子です。

私は大学留学からアメリカのミシガン州で過ごし、アメリカ人である夫ともそこで出会いました。 現在は故郷の米原にて夫と共に「ローカルとグローバルを結ぶ」をテーマに多言語ウェブ制作や翻訳を行う3Chroma(スリークローマ)を運営しています。 

 

他県からは「滋賀県=琵琶湖」という位、滋賀県における琵琶湖の存在は大きく、湖北とはその名の通り琵琶湖の北に位置する米原市と長浜市で構成された地域です。

 

私たちが活動するのは、その米原駅を拠点に長浜を含む湖北地域と、そのすぐお隣・彦根市を加えた琵琶湖の北側一帯です。

☝琵琶湖が位置するのは日本列島のど真ん中、「日本のおへそ」とも呼ばれています。私たちはこの琵琶湖の北側に住んでいます。

 

Biwako Backroadsは、新幹線駅でもありアクセスの良い米原駅を玄関口にして、周辺地域をはじめ滋賀のその他地域へと外国人観光客に足を運んでほしい、という思いで始まったプロジェクトです。

 

その立ち上げに向け、この度、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

長文ですが、最後までお読みいただけると幸いです。

 

 ☝湖北から望む琵琶湖は対岸との距離が一番長く、波もあるため「海にしか見えない!」と県外から来た人がびっくりされることも多いです。

 

① コミュニティ参加型のインバウンド

私たちが目指すのは、受入れに際して地域住民の協力や理解を得る事業のかたち。私たちだけではなく地域の人々にも還元できる、また、ここで育つ子供たちが自分の街に誇りを持てるような事業にしたいと思っています。

☝米原市・上丹生の地蔵盆から。

② 既存の枠組みではない草の根的な地域DMO

「どこそこの会員であること」や「○○区域内であること」に縛られるのではなく、地域への思いを共有する自発的な人の集まりを作ること。自由な発想を重視し、観光客目線での取り組みが評価され実践される草の根的DMOを目指します。

メンバーは米原市、長浜市、彦根市を中心に構成されています。みんなで集まってルート構築を重ねています。

③ 活躍できる人に活躍してもらう仕組み

既存のツアー会社といった固定化した形態ではなく、才能ある人材にBiwako Backroadsというブランドを使って最大限に活躍してもらうようなプラットフォームを提供したいと思っています。現在でも、地域おこし協力隊の若者などがチームを構成しており、活躍できる環境さえつくれば輝く人はたくさんいると考えるからです。

 ☝長浜市地域おこし協力隊・福原君を主導に長浜・余呉地域のコース選定を行っているところです。

 

具体的な事業の説明をする前に、そもそもなぜ私がこのプロジェクトを始めたいと思ったか、その経緯をお話ししたいと思います。

「米原は何やってもあかん」「何もないね。新幹線とまるのに」

私が育ったのは滋賀県米原市。Biwako Backroadsの拠点となる、人口約4万人弱の小さな街です。

 ☝米原駅は新幹線から降りた旅行者をとても控えめに迎えます。「何もなくてびっくりした」と県外からの人によく言われます。

 

海外生活期間をのぞくと人生の大半をここ米原で過ごしてきました。しかし、町の風景は私の育った頃と比べ大きな変化はありません。

 

黒壁スクエアや大河ドラマの舞台としても有名な長浜市と、国宝彦根城を有する彦根市に挟まれ、米原の「何もなさ」は際立っていました。

 

そんなこともあり、この地域の大人が「米原は何やってもあかん」と言うのを聞いて育ちました。

 

そんな環境にいた私が「この街を出たい」と思うのは自然なことで、小学生の頃から夢見ていたアメリカの大学へ留学するためアメリカミシガン州へ飛び立ちました。

 

アメリカには12年ほど滞在しました。外に出ることで、日本人というアイデンティティを改めて見直し自国のすばらしさに気づくと同時に、物事を客観的にフラットに見るという機会を得ることができました。

 

☝大学卒業後、ミシガン州にある日米合弁会社に勤務していた頃。大学の限られた人が集まる環境とは違い、普通のアメリカ人の考え方や生活様式に触れたことで「本当のアメリカ」を知れたと思います。

 

「どの国、どの地域にも良いところ、悪いところはある。大事なのは自分がどう行動するかということ。」

 

帰国後、ふたたびこの地域で暮らし、新しい視点で風景、文化、歴史に思いをはせたときに感じたこと…。相変わらずの「田舎」だけれど、私の印象は大きく変わっていました。

「ここってなんかイケてるんちゃう?」

 ↑米原市制作プロモーション動画「びわ湖の素・米原 自然観光編」

 

仕事でインバウンド関連のプロジェクトに携わることが多くなり、こういった日本の「ごく普通の田舎」に実は大変な価値があるのではないかと益々思うことが多くなりました。

 

その思いは、アメリカやその他留学中に旅した国々でも感じたことでした。私の旅のスタイルは、観光客慣れした観光地ではなく、あえて普通の人が暮らす普通の町を好んで訪れることでした。地元の人しか通らない路地、住宅街、レストラン…。言葉が通じにくいこともしばしば。でも、その体験のおかげでその国や文化の本来の姿を垣間見ることができたと思っています。

 

日本を訪れる外国人は年々増え続けています。

 

最近は、観光客であふれる従来の観光都市を避け、本当の日本の姿が見れる地方へと足をのばす外国人も多く見られるようになりました。彼らに「観光地でない普通の町がもつ面白さ」をどう届けることができるか ― その問いにどう答えを見つければよいのかを考えてきました。

 

一見「何もない」ようでも、見かたを変えるとオンリーワンの魅力や優位性があります。そこで気づいたのは、この地域には以下の3つの点でポテンシャルがあることでした。

 

① 究極にアクセスの良い”田舎”

米原駅は県唯一の新幹線がとまる「滋賀県の玄関口」。京都からたったの20分ほど、東京からも2時間と少しです。また、東海道本線と北陸線の拠点でもあります。一駅行った「彦根」には、外国人に人気の観光名所「彦根城」もあります。田舎なのに究極のアクセス性を有しています。


☝のぞみは停まりませんが…立派な新幹線駅です。

② 地味に歴史と自然の宝庫。取り上げるネタが多い。

古都京都の隣。琵琶湖の水運や中山道もあることから、この地域は数多くの歴史の舞台になってきました。東日本と西日本のちょうど継ぎ目の部分にあることから、「東と西」の文化のはざまで独自の風土をはぐくんできました。

この地域のランドマーク、伊吹山。東日本と西日本の分岐点とも言われています。

③ 有名な観光地ではない。むしろ、無名。

この地域は魅力にあふれたところですが、国際的に有名な観光地ではありません。しかし、無名だからこそ静かな環境で人々のありのままの暮らしに触れることができます。先にも述べましたが、「有名観光地ではない」ことが逆に「売り」になると私たちは考えました。

☝米原観光ボランティアガイドの大橋さんと一緒に。有名観光地ではないので、のんびり街歩きができます。

 

欧米文化に親しんだ私から見るとこの地域は魅力にあふれており、しかも新幹線まで停まる…。外国旅行者に十分楽しんでもらえる素材はたくさんあるのではと確信していました。ただ、どうやって実際に彼らに足を運んでもらえるのか…。

 

インバウンドの仕事に関わるなか、一つ感じてきたことがあります。それは、

行政や観光協会などの既存の枠組みには限界があることでした。

 行政区域内での「平等性」が問われることや、受入れ側の事情や希望が優先される傾向にあり、顧客目線にたったプラン作りが難しいこと。また、地域や業態、組織を飛び越えた広域的なつながりが生まれにくいことを痛感してきました。

 

「ここが観光地ですよ。ほら見てください」ではなく、「なんか行ってみたいな~」と思わせる… そんな空気をつくり、自らが原動力となる「プレイヤー」の存在が必要不可欠であること…

 

わかりやすい観光地ではない田舎だからこそ「楽しんでもらう顧客目線」が必要だと日に日に強く感じていました。

  

翻訳という、いわば「インバウンドのインフラ整備」をサポートする立場にいた私たちが、なぜプレイヤーになることを決めたのか? 

 

すごく簡単に言うと、

 誰も手を挙げる人がいなかったから。

 こうして、Biwako Backroadsは生まれました。

 

☝徐々にメンバーが集まり始めたころ。プロジェクトの構想ミーティングを重ねました。

 

☝Biwako Backroadsの事業ストーリーです。

 

この「わき道」というコンセプトには、2つの意味を込めています。 

 

一つは、「東京ー京都間ゴールデンルートからのわき道」。有名な観光都市だけではなく、ちょっと寄り道して、スローな日本人のありのままの暮らしに触れてほしいという思い。

 

そして、もう一つは、「ビワイチ*」からのわき道という意味です。琵琶湖の風を感じて走るだけでなく、ちょっとルートから外れてローカルの魅力や、この土地の歴史風土が作る空気感に触れてほしいという思いを込めています。(*ビワイチとは琵琶湖一周を自転車で巡る自転車ルートのこと)

 

現在、私たちは以下の3つのコース作りに取り組んでいます。

① ありのままの暮らしをめぐる「日本のわき道」サイクリングコース

米原駅を拠点とする道程12キロのサイクリングコース。古くは中山道や琵琶湖の湖上交通が築いた歴史から、現代の「普通の日本人の暮らし」まで、文化、歴史、時代が交差する「道」の街にて手軽にサイクリングを楽しめるコースです。

② 清水の街並みと職人の里ウォーキングコース

古い宿場町の街並みが続く醒井宿。宿場町としての歴史をはじめ、ここに住まう人々が水を利用して築いてきたエコロジカルな暮らしを紹介。また、上丹生地域では、高度な木彫の技、仏壇の歴史、日本独特の祈りの文化を巡る旅です。

③ 聖なる山・精霊の森トレッキングコース

長浜市余呉。道真公にゆかりのある大箕山菅山寺。ブナの原生林などの自然を進む約2キロのトレッキングコースです。人里はなれ、山全体に精霊が宿っているようなスピリチュアルな空気を感じることができます。

 

東京や京都などの観光都市では多言語の情報に溢れ、インバウンド受入れ体制が整っています。観光客は自分の行きたいところへ、好きな時に、好きな様に訪れることができます。

 

では、そうでない地方において楽しんでもらうには何が大切か?

 

「有名観光地ではないことが利点」と先に述べました。しかし、その代わり必要になるのが、

その土地の魅力を言葉で伝える「語り部」— ガイドの存在です。

ガイドの役目は二つあります。

 

□ 一目では「わかりにくい」その土地の文化や人の暮らしをストーリーで伝える。

□ 地域に住まう人々と旅行者をつなぐ。

 

 

その思いは、あるイギリス人旅行者を案内した時に言われたことから、確信につながりました。

 

「いつもは自分たちでどこでも行くんだけど、ここは英語話せる人もいないし自分たちだけでは絶対来れなかった。でもあなたにガイドしてもらったお陰で、本当の日本に触れることができたと思う。」

 

彼らが求めているのは、訪れた先に住まう人々との何気ないコミュニケーションであるということ。

 

自分自身もガイドとしてその役目を果たしたいという思いから、全国通訳案内士の試験に挑戦。無事合格を果たしました。また、同時期に旅行業登録に必要な国内旅行業務取扱管理者の資格も取得しました。

 

☝通訳案内士としてデビュー。お客様第一号はイギリス出身の素敵なカップル。 

 

私の妄想から始まった企画でしたが、現在では10名以上のメンバーが関わるプロジェクトとなりました。

 

ガイドだけに限らず、ウェブマーケティングやクリエイター、多角的な分野でインプットをくれる専門家など、様々なスキルやバックグラウンド、国籍を持つメンバーで構成された最強チームです。

 

また、地域の先輩ツアー会社、自転車NPO団体とも提携・協力関係を結んでいます。

立場やバックグラウンドは違えど、これからのインバウンド観光や地方のあり方を、真剣に考えている仲間たちです。 

ガイド

松井ライディ 貴子   プロジェクトディレクター・ローカルカルチャー担当

小野 千穂                    ローカルカルチャー担当

福原 雄太                    ネイチャー・アウトドア担当

レン・ネルソン         ネイチャー・アウトドア担当

 

バックエンド

新村 佳嗣                    コミュニケーションコーディネーター

渡邊 克己      マーケティングストラテジスト

ピーター ・ライディ WEBデベロッパー

立澤 竜也                    ビジュアルメディアプロデューサー

伊藤 真紀                    自転車コーディネーター

對馬 佳菜子               観音コーディネーター・歴史文化キュレーター

ベリンダ ・カイル      アート・文化キュレーター

 

提携・協力

悠ツアー 森聖太氏

びわこ一周レンタサイクル

 

今年の3月にはメンバーと一緒に高山市の飛騨古川のSatoyama Experienceへの視察、また4月には提携している滋賀県大津市の「悠ツアー」の森さんにお願いしてガイドの一日見習いをしてきました。

 

 ☝インバウンド向けガイドツアーの先駆者であり、現在も外国人観光客から高い支持を受け続けているSatoyama Experienceへの視察風景。

 

☝欧米からの個人旅行客を対象に、里山の人々の丁寧な暮らしや風景をプライベートツアーで提供する悠ツアーさんにアシスタントとして参加。

ツアーで使用する自転車やヘルメット、その他の備品や、プロモーションのための資金にさせていただきたいと思います。

 

自転車・その他備品の購入: 300,000円

販促物制作やプロモーション費用: 150,000円

諸経費: 150,000円 

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合計: 600,000円

2018年・9月から  モニター開始

2019年・初頭    地域限定旅行業資格取得

    3月上旬    キックオフパーティー

    3月末     グランドオープン


 

 

最後までご覧頂き、ありがとうございます!

 

私たちがやろうとしていること自体に革新的要素は全くありません。

 

現在、日本各地でこうした取り組みは盛んに行われているからです。

ただ、世界的には無名の「とある地方の町」でやることに、大きな挑戦があると思っています。

—観光地でない普通の地方の価値や良さを、外国人観光客に提供できるか? 

—持続可能な取り組みにしていくことができるか?

—地域の埋もれた人材が輝ける場を提供できるか?

 

これらの問いを実証するための実験でもあります。もし成功すれば、同じような課題を抱えた地域へのモデルケースになると確信しています。

 

そこへたどり着くためには、私たち自身の取り組みもさることながら、皆様のご理解・ご協力が必要不可欠です。

 

プロジェクトへのご支援をチーム一同深くお願い申し上げます。

 

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Biwako Backroads 

ディレクター

松井ライディ貴子

 

biwakobackroads.com

Facebook Page

tm@biwakobackroads.com

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  • 2019/03/12 10:06

      ご無沙汰しております。Biwako Backroadsの松井ライディです。 ご報告が滞っておりまして申しございません! そうなんです…クラウドファンディング終了から早4か月近く。月日が流れるのが早くてビックリです。 あれから、具体的なコースの設定、オプションの開発、料金設定、旅行業...

  • 2018/11/19 12:12

    昨日、クラウドファンディング最終日でした。   なんと…最終達成率、123%!!! 目標額の60万円を大幅に超え、74万円あまりものご支援をいただきました。ご支援いただいた皆様、シェアや応援のお言葉いただいた皆様、本当にありがとうございました<(_ _)>   今回いただい...

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