ドローンで上山千枚田の魅力を多くの人に届けたい!
移住者と地元住民が一緒になり、棚田をいかした未来の田舎を目指す岡山県美作市の「上山集楽」。今回は上山の魅力をドローンで伝える「空のツーリズム」を実現したいと思い、クラウドファンディング企画を立ち上げました。
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はじめにご挨拶
みなさん、初めまして。岡山県美作市上山に住んでいる、とみやすと申します。“棚田再生ドローンパイロット”として活動しています。
(北海道から子犬のロッキーと移住)
大卒後から北海道の平取町、夕張市と地方の町で暮らし、2017年4月に岡山県美作市上山に移住しました。上山では移住者を中心にした上山集楽メンバーと一緒に農業や里山管理、民泊など幅広い活動をしています。
2016年からドローンに夢中になり、ドローン体験会や講習会を自身で企画をするなどドローンでの活動もしています。詳しいプロフィールは下記をご覧下さい。
とみやすについて→【冨安寛樹 プロフィール】
上山集楽について→【上山集楽HP】
上山は岡山県の東よりに位置し、かつて8300枚と日本有数の棚田があった地域。
減反政策や高齢化による担い手不足により耕作放棄地が増加しますが、2007年大阪メンバーを中心にしたNPO法人英田上山棚田団による棚田再生活動がスタート。
荒れ果てた土地が、見事に再生され美しい棚田が広がるようになりました。
(今年6月、とみやすがドローンにて撮影)
ドローンをもっと観光に活用できないか?
ドローンを飛ばし始めてからずっと考えており、そのアイデアを実現するためクラウドファンディングで企画を立ち上げるにいたりました。
このプロジェクトで実現したいこと
これまでドローン体験会や講習会を行い、
①自由にフライトを楽しむまでのハードルの高さ
②子どもやお年寄りに操作を覚えてもらうハードルの高さ
ドローンを観光で活用するため、2つの課題を感じていました。
(ドローン講習会の様子)
今回この2つの課題を解決し、もっと気軽にドローンからの景色を楽しむため「DJIGoggles」というドローンに付随するアイテムを導入したいと考えています。
(DJIGogglesプロモーションムービー)
このゴーグルはドローンのカメラが映す映像と連動します。ドローンの映像がリアルタイムで目の前に広がり、まるで自分がドローンに乗り空を飛んでいるような体験をすることが可能になるのです!
(DJIGogglesを体験している様子)
「DJIGoggles」の魅力はドローンの世界観にどっぷり入り込める没入感。これまでにない新しい視点や感覚を体験として提供できます。
またドローンの操作を覚えることなく、ドローンの景色を楽しめるのが「DJIGoggles」の魅力の1つ。操作はドローンに慣れた人間が行うことで、お客様にはゴーグルの景色を集中して楽しんでいただけます。
ドローン操作にはリスクが付きものですが、「DJIGoggles」を通してより安全なドローンの観光利用を提案したいと思います。
また「空のツーリズム」は新しい観光コンテンツを必要としている多くの地域にも応用可能なプロジェクト。
本プロジェクトを通じて
①上山の棚田を伝える新しい観光コンテンツを生むこと
②ドローンが持つ観光利用における可能性を広げていくこと
上記2つのことを実現していきます。
プロジェクトの経緯
上山では日本の原風景ともいえる8300枚の棚田再生を目指して日々活動をしています。春先の野焼きから始まり、水路掃除、草刈り、水管理など多くの仕事を経て、棚田は維持管理がされます。
(春先の野焼きの様子)
(水路掃除の様子)
(村の大仕事、水路掃除後の集合写真)
平地とは全く環境が異なる棚田を維持するには、お米を売るだけではない棚田の価値を発信することが重要です。そこで上山は棚田をいかした観光の充実化を目指しています。
2016年からトヨタモビリティー基金と連携した「みんなのモビリティープロジェクト」がスタートし、小型EVコムスの観光利用も進んでいます。
(小型EVコムスが並ぶ)
上山で僕が現在取り組んでいることが
①古民家での民泊
②ドローンをいかした企画
この2つです。上山で住んでいる古民家は簡易宿所の許可を取り終え、これから本格稼働させていくところです。
(古民家の玄関)
そして民泊に加え、ドローンの活用を進めていきたいと考えています。
2016年からドローンを飛ばし始め、その楽しさや可能性に惹かれドローンに夢中に。
もっとドローンでできることはないか?
ドローンで空撮をして情報発信をするなど、できることから取り組みをスタート。
(2017年ダンロップ田植えイベントにて。ドローン撮影)
ドローンの面白さや可能性を伝えるためにもっと出来ることはないか?
そう考えてドローンの体験会や講習会を企画し始めました。まだ企画数は少ないですが、これから色んな企画をしていく予定です。参考までにこれまでの取り組みを紹介します。
参照:6/18 ドローンパイロット1日養成講座in上山 レポート
(6月開催のドローンパイロット1日養成講座の様子)
今回のクラウドファンディング企画を通じて、さらにドローンだからできる体験を増やし上山の魅力を伝えていきたいです。
支援金の使い道
「空のツーリズム」に必要になるドローン1台、DJIGoggles2台、リターン経費、クラウドファンディングサイト手数料に充てさせていただきます。
・DJIGoggles2台 115,600円
・ドローン1台(DJI社 Mavicpro) 169,800円
・リターン経費 50,000円
・ファーボ手数料 80,000円
リターンについて
今回スタートする「空のツーリズム体験」や「上山の古民家滞在チケット」「オンラインドローン導入相談」など上山と繋がり、ドローンを楽しめるリターンを用意しました。遠方からご支援いただける方向けのリターンも用意しております。
リターン項目より選択してご支援していただけると嬉しいです。上山と繋がり、ドローン体験や空旅体験もできる【民泊チケット】は特にオススメでございます!
実行スケジュール
9月 クラウドファンディングスタート
10月 空のツーリズム スタート
リターン随時受け入れ
11月 上山特産品セットのリターンスタート
12月 東京の報告会ミートアップ開催
最後に。
僕は上山に今年来たばかりですが、感じてることや思いを。
上山が目指している8300枚の棚田再生。僕たちがやっていることは、ものすごい価値を未来に残せると思っています。棚田を維持するには田んぼを再生させるだけではなく、田んぼに水を引くための用水路を維持管理する必要があります。
(水路掃除にて)
上山に張り巡らされた用水路から水が引かれ1枚1枚の棚田が姿をみせます。
(上山で生きてきた先人の歴史の積み重ねで、棚田の景観は生まれる。)
日本の原風景ともいえる棚田ですが、維持管理は重労働の連続です。この棚田を築いてきた先輩方の高齢化も進み、これからさらに維持管理は困難になってくると思います。
だからこそ新しい技術の導入も積極的に行っていく必要がある。上山で既に導入している小型EVコムスも1つだし、ドローンも1つです。
これらの最先端の技術導入と古くから伝わる知恵を語り継ぎ、8300枚の棚田再生を目指します。きっとその先には日本の原風景と感じる感動的な景色が広がり、次世代の子どもたちにも誇れるものだと思っています。
これらの棚田再生の活動は、一人でも現地メンバーだけでもできるものではありません。多くの方に共感、応援してもらうことで初めて成り立つ活動です。
今回のクラウドファンディングでは資金調達はもちろん、多くの方に上山を知ってもらい、足を運んでもらうきっかけを作ることができればと考えました。
上山では8300枚の棚田再生に向け、上山現地で頑張るメンバー。
英田上山棚田団メンバーや企業、大学、応援してくれる多くの方のサポートがあり活動が成り立っています。
僕たちが目指す8300枚の棚田再生の先にある世界は、きっと未来に誇れる価値あるもの。
僕自身も上山が掲げる未来に向け一歩を踏み出してチャレンジしてみたいと思い、今回のクラウドファンディングを立ち上げました。
ドローンを活用して、上山の可能性にチャレンジしていきます。共感頂けた方はご支援頂ければと思います。よろしくお願いいたします。
● お問い合わせ先
冨安寛樹
メール:aolarena16@gmail.com
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