かつて車の入れない長崎市の斜面地で資材を運んだりして人の暮らしを支えた対州馬が、絶滅に瀕しているのを救いたいと思い、同馬を2016年3月より、長崎市の放牧地で飼い始めた。しかし、事情により移転しなくてはならないので、移転先の柵の費用が必要。

プロジェクト本文

『坂の町・長崎に再び荷運び馬を!トレーニング中の対州馬の移転先に牧柵が必要です。』

現在、長崎市にただ一頭の対州馬ひん太を愛情を持って育てています。

 

お陰様で、本プロジェクトは予想よりも早く、開始29日目にて目標額に到達することができました。

これも、ひとえに、皆さまからのご支援、ご声援のおかげと深く感謝しております。


 

北は北海道、南は鹿児島、そして遠くはアメリカ合衆国から等、各地からのご支援、本当にありがとうございました!

チャレンジ中は、一日一日が長く感じられましたが、ご支援とともにお寄せくださった、「ひん太、がんばれ!」のメッセージが本当に心に染み、力を頂きました。この気持ちを忘れずに、毎日のたゆまぬ歩みを、ひん太と続けてゆきたいと思います。今後とも、変わらぬご支援をどうぞ、よろしくお願い致します。

◇ プロジェクトの今後について ◇

今後は、第二目標などは立てず、目標額を超える支援金については、「新放牧地の環境を更に改善・改良させる為の費用」として充てさせて頂きます。それが、ひいては絶滅の危機にある対州馬の存続に多少なりともプラスになることだと考えております。

具体的には、

①放牧地の土壌改良・・・・・元、畑地であった為、雨後はぬかるむ場所があります。これに砂を入れたり、槌で打って地固めをする等の費用にします。

②放牧地へつながる通路の整備・・・・・放牧地につながる通路には斜面を登る為の鉄製階段が設置してありますが、これが経年劣化の為に強度が無くなってきている状態にあります。これを補強する資材等を購入する費用にします。

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はじめまして。長崎市の江島と申します。

2016年3月より、長崎に縁が深く、かつて坂の町で荷運びを行っていた対州馬の牡馬「ひん太」1頭を飼育しています。

2009年に長崎市最後の荷運び馬が引退してしまってから、やがて10年になろうとしています。

日本8在来馬の中の1種である対州馬は、対馬で現在40頭前後飼われているだけで、全ての馬を加えても(注1)もう50頭前後しか、この地上に残されておらず、まさに「絶滅進行中」の馬なのです。

 

(注1)ひん太を含め数頭は、「ほぼ間違いなく対州馬」という鑑定を頂いていますが、認定等については、また別の問題が存在します。しかし、もうそんな形式上の人間の事情を待っていられるほどの余裕は対州馬たちにありません)

 対州馬(たいしゅうば)って?

 かつて車の入れない長崎市の斜面地で建築資材を運んだり、長崎、福岡などに多かった炭鉱の坑道内で炭車を曳いて、ヒトの暮らしを支えたのが対州馬でした。

小柄でも力が強く、長崎市では200~250kgもの資材などを背負って坂道を上り下りしました。

性格は温順で、犬に吠えられても動じないような性格が市街地での荷運びを可能にしていました。

以前、馬を使った荷運びをされていた方々も口をそろえて「対州馬が(馬搬に)よか!」と言われます。

原産地である対馬では、主に女性や子どもが対州馬を使う担当となっていた為、ことさら扱いやすい馬として育てられてきたことが、そういった性格・能力を培うこととなったようです。

かつての対馬では4,000頭もの対州馬が飼われていたと言います。

戦後、原爆により壊滅的な打撃を受けた長崎市でしたが、貧しいながらも支え合って生きていこうという風潮が街にはありました。

小柄な対州馬が思い荷物を背負って坂を登る姿が、きっと多くの市民を励ましたのだろうと思います。

 

しかし、荷運びをされている方の高齢化と、車の入れない斜面地に家が建たなくなったなどの事情により、馬の仕事は減り、同時に需要がなくなったことも影響して対州馬の頭数も激減しました。

ある場所で取材中に偶然出会った対州馬にすっかり魅了されてしまった私は、この馬が絶滅状態にあるのを何とかしたいと思いました。

そして、その飼い主や馬好きな仲間たちとともにささやかながら保存活動に取り組み始めました。

東日本大震災からほぼ一年後の2012年3月10日、長崎市伊良林地区において対州馬の荷運び再現イベントを実施しました。

その際には長崎のほぼ全てのメディアと大勢の見物の方々が訪れられたことで、荷運び馬に対する市民の思いの深さを実感しました。

 

 

その後、多くのメディア等の取材を受けたり、在来馬を研究する大学等とも交流してきました。

個人では、ほぼ入手することのできない対州馬ですが、つてを頼って同馬の血筋を持つ馬を2016年3月より、長崎市田中町の放牧地で飼い始めました。当時は全く人が関わっていない、ほぼ野生馬でしたが、毎日少しずつ調教にも取り組んできました。


 

 

しかし、放牧地を移転しなければなりません

しかし、諸事情により同放牧地を移動しなくてはならなくなりました。

幸いにも次の移転先が見つかったものの、馬の移転となるともう一組の牧柵が絶対に必要です。

この他、仮柵の設置費用や手伝ってくれる人への謝礼など、やはりまとまったお金が必要です。

この地に唯一の対州馬ひん太が生きて「種」をつなぐとともに、荷運び馬として、今後もトレーニングを続けられるよう、

皆さまの当プロジェクトへのご賛同をどうぞ宜しくお願いいたします。

 放牧地を移転させるために・・・

当たり前のことですが、今現在馬がいる場所の柵を外すことはできません。

かと言って、もう一組移転先に同じような柵を作るのは、かなりの額のお金が必要となります。

一時、施設に馬を置いてもらうという手もありますが、今回の場合、近隣に適当な場所が見つかりませんでした。

また、預けるとなると、委託料がかかる上に2度の移動が必要になります。半野生馬であった、ひん太にとってそれはたやすいことではありません。

従って今回は、移転先に足場屋さんに頼んで仮柵を組んでもらい、シェルター(雨よけ)2カ所を新しく購入した単管パイプとトラック用シートで組む。その次に仮柵内に馬を移した後、元いた場所の柵を仮柵に沿って組むという手順で計画しています。

(画像は、冬休みも返上して作業を手伝ってくれた高校生の息子です)

 支援金の使い道

皆さまからご支援頂いた資金は、前述の通り、放牧地の移動・移設に伴う費用として使います。

 

仮柵設置費用(足場)                   \240,000

防獣ネット                         \20,000

シェルター用単管パイプ                \50,000

及びトラックシート、ロープ

馬運車への踏み板(含む、溶接費)           \25,000

お手伝いへの謝礼                   \20,000

ガソリン代                       \5,000

その他の予備費として(クラウドファンディング分)   \90,000

 

合計                        \450,000

 現在の状況

30年1月18日に無事、ひん太の引っ越しが完了しました。1年10ヶ月前には、ほぼ野生馬で、移動には獣医が鎮静剤を吹き矢で打ち、大人4~5人で追い回して追い回して、やっと綱をかけて・・・という大移動でしたが、今回の移動は私(江島)一人で馬運車に乗せ、スムーズに移動することができました。即ち、ひん太の学習も進んできていることを意味します。

現在は、仮柵の中で過ごしていますので、本当の柵に立て替える作業に入っています。

「ピンチはチャンス」とも言いますが、結果的に移転先は自宅から4~5分とかなり近くなり、標高も下がり、土の質も馬に向いた場所でした。

おかげでひん太に向き合う時間的な余裕が大幅に増えました。

アクセスもよくなったこともあり、既に「馬友」の方やいろんな方々が会いに来てくれています。

 

 

 

返礼品について

ひん太から(代筆)の暑中見舞いと年賀

夏とお正月に、ひん太から葉書をお送りします。その時の様子などを添えて、ひん太の近況をお知らせします

 

対州馬ひん太ポストカード

リンゴに集中?する、ひん太のポストカードです。

 

長崎の荷運び馬ポストカード及びアート・カード(A4)

オリジナル・デザインのポストカード及びA4サイズのアートカードです。表面は抑えめの光沢があります。

ご希望があれば、ラミネート加工もできます。

昭和30年頃の長崎市での馬の荷運びの様子をイラストにしています。

 

 長崎の荷運び馬アートカード(A4)簡易額装

A4サイズのアートカードを紙製の簡易額に入れています、表面は硬質PPシートで保護されています。

 

 「僕の子ども絵日記~ながさきの四季」

 江島 達也著 2011年3月 長崎新聞社刊 ISBN 978-4-904561-22-5 69ページ 21×21cm 

長崎県内すべての郡市を舞台に、親子はもとより、先生と子ども、祖父母と子どもなど、ちょっとクスッと微笑ましい情景を文章と絵でつづったイラスト&エッセイ集です。 2007年10月から2010年2月に長崎新聞・生活文化欄に掲載された25編に、描き下ろし「軍艦島タイムスリップ編4編」を追加しています。 「小学生でも読めるものを!」というコンセプトでかかれたエッセイですので、現在「子どもである」方も、「昔、子どもであった」方でも気軽に読める、ながめられる本であると思います。 また長崎各地のどこにでもあるような風景と長崎弁のやりとりを楽しんでいただければ幸いです。 

平成23年10月 「第4回ふるさと自費出版大賞 作品集部門」に於いて最優秀賞を頂くことができました。

 

 僕の子ども絵日記ポストカード

 「僕の子ども絵日記~ながさきの四季」より、「軍艦島タイムスリップ編4編+1編」を描いた5枚になります。

春~「偵察部隊」 夏~「とうぶん、逃げられん」 秋~「不夜城」 

冬~「ボクが 持ちたか」 初春~「先生、さようなら」

 

水彩紙に手描きのイラスト(長崎の荷運び馬)

B5くらいの水彩紙にドローイング鉛筆で下画像の構図で手描きをし、簡易な額に入れてお送りします。描いた日の日付とサインを書きます。

「オリジナル編集可コース」では、サンプルにある構図に加え、オリジナルの人物を描き足すことができます。背景も簡単ですが、オリジナルの場所を設定できます。簡易な額にしてお送りします。描いた日の日付とサインを加えます。

 

 「ひん太クラブ」へのご登録

・期間は一年間です。(2年目以降、ご継続の場合は年会費は3,000円/年となります)

・記念の会員証をお送りします。

・年4回(季刊)写真・トピックス・イラスト・情報を載せた会報誌「ひんくら」を送付致します。

・お近くに来られた際、スケジュールが合えば、優先的にご案内いたします。記念写真などもお撮りします。但し、スケジュールの関係で対応できないこともありますので、ご了承ください。

 

オリジナルデザインTシャツ

ヘビーウェイトのTシャツです。S・M・L・XLからサイズを選べます。

白地の前胸にサンプルのロゴ(デザイン)が入ります。以下の6種の中から選んでいただきます。

①↓


③↓

 ④↓

 

⑤↓

⑥↓ 

現までのスケジュール

2018年1月移動・2月移設完了(1月18日、移動完了)

その後、調教の状態を見ながら、荷鞍付けや放牧地外での引き馬など徐々にステップアップしていきます。

 今後は何をしたいのか?

もちろん、私と「ひん太」のがんばり次第なんですが、以下のようなようなことを思い描いています。

 『長崎市の誰もが知っていて愛される、対州馬の「ひん太」になるように』

~囲いの中の遠い存在ではなく、市民がいつも目にすることのできる世界でもめずらしい都市役馬として

◎実際の坂道での荷運び

・従来の荷運びの仕事

・ゲスト相手のツアー

・移動図書館

・PR活動、宣伝事業

 ◎訪問・出張

・幼稚園、保育所、学校、老人ホーム、地域の行事など

◎体験(不登校の生徒や引きこもりがちな若者などを特に対象として行いたい)

・引き馬体験

・馬耕体験

・ホースセラピー

・乗馬体験

・馬の世話体験

・馬搬体験

・馬と坂道を歩く体験

◎学習

・馬とのコミュニケーション(馬語を学ぶ)

・馬具の役割と付け方

・馬の飼養について

 問合わせ先

「対州馬ひん太の会」(飼育者)

江島 達也 長崎市横尾町

個人ブログ「アトリエはやぶさ 仕事日記」

http://hayabusa-3.dreamlog.jp/ (ブログ内の問い合わせフォームからどうぞ)

個人FaceBook

荷運び馬復活を目指す長崎市唯一の対州馬、ひん太 FBページ

https://www.facebook.com/nagasaki.taisyuba/

 ejima@hayabusa-studio.com

 竹村 聡  長崎市西坂町

個人FaceBook

  ご支援を検討してくださる方へ

「支援したいけど、どうすればいいの?」「どういう手順で支援すればいいの?」

プロジェクトへのご支援のステップをご紹介いたします。

(↓下記、リンク先をご参照ください)

◆まずはFAAVOで会員登録を!

◆支援の手順をご案内いたします!

 本プロジェクトは、クレジットカードのほかに、「コンビニ払い」や「銀行振込(easy-pay)」を選択することもできます。

(↓描き、リンク先をご参照ください)

コンビニ払い、銀行振込の手続きのやり方

その他、何かご不明の点などありましたら、起案者の私、江島までお尋ねください。

 ejima@hayabusa-studio.com

 http://hayabusa-3.dreamlog.jp/ (ブログ内の問い合わせフォームからどうぞ)

 

プロジェクト終了後、対州馬ひん太へご支援下さる方へ

 ありがとうございます。

プロジェクト終了後は、以下のリンクよりご支援のご案内をいたしております。

どうぞ宜しくお願い致します。

 http://hayabusa-3.dreamlog.jp/preview/edit/4982ebdd84960b76e5e2101a4e99fba2

 

最後に一言

「小柄だけど、足が強く、その上性格が穏やかで、物事に動じない対州馬」

それは、坂の町長崎と不思議な縁で結ばれた「貴重な遺産」です。

 

日本が世界に誇れるもののひとつは、おそらくテクノロジーでしょう。

しかし、「斜面となっている都市密集地で荷運びできる、おそらく世界唯一の馬」、

対州馬も、間違いなく世界に誇っていいものだと、私は本気で考えています。

 私の人柄なども、上記リンクから吟味して頂いて、もし共感を持っていただけましたら、

ぜひ、私たちに投資(ファンディング)を宜しくお願いいたします。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 


対州馬が実際に荷運びをしていた姿を見たいと思われる方は、こちらを

 

 

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