第1目標達成ありがとうございます。
第2目標【150万円】で、空間クオリティをさらにUP!
クラウドファンディング開始から20日目、
【100万円】の目標金額を突破しました!
まずはここまでご支援いただいた120名以上の方々、 ありがとうございました。
あらためて、心よりの感謝を申し上げます!
そして、ここからは、第2目標(ストレッチゴール)を設定したいと思います。
ストレッチゴールは【150万円】とします。
本日を含め残り「4日」。ラストスパートです。
あと一押しのご支援をどうかよろしくお願いいたします。
ストレッチゴールを達成がかなった場合は、
各エリアに設置するテーブルやベンチをあわせて20個追加製作し、
より多様なアクティビティを生み出すための仕掛けを増やします。
具体的には、ベンチ替りのパレットを20個増やし、
また、社会実験のために視認性の高いカラーリングの椅子と机を追加で導入します。
ストレッチゴール達成で、
社会実験の空間クオリティをさらに高めて効果を最大限に引き上げたいと思います!
カミハチキテルの本番もどんどんと近づいてきてりますが、
メディアなどで取り上げが増えてくるにつれて、
楽しみにしているよ!頑張ってね!との声をたくさん聞きます。感謝に堪えません。
実行委員会メンバー全員、
最後まで走り抜きますので、よろしくお願いいたします。
2020年3月、広島のメインストリート・相生通りで、まちなかを変える新たなプロジェクトが始動!
広島の都心である紙屋町・八丁堀地区「カミハチ」を貫くメインストリート・相生通り。
そのど真ん中。立町電停付近のバス停や駐車場、民間敷地内の空地などのパブリックスペースをひとの居場所に作り替え、ストリートの未来のすがたを見える化する実験を始めます!
●まずはじめにご挨拶●
こんにちは、
紙屋町八丁堀公共空間活用社会実験実行委員会の事務局、
「#カミハチキテル事務局」です。
中四国最大の繁華街と言えば、紙屋町・八丁堀。わたしたちは「カミハチ(紙・八)」と呼んでいます。
カミハチはいま、転機を迎えています。
サッカースタジアム建設などの開発プロジェクトが進行する一方、広島駅では新たな駅ビルの建設が始まり、大きく環境が変わろうとしています。
これからカミハチは一体どこへ向かうのか?
未来のすがたを描いて共有し、まちづくりを実践モードへとギアチェンジしたい!
商店主やビジネスパーソン、大学生を中心に昨年3月、勉強会が始まりました。
▲昨年3月に始動した紙屋町・八丁堀エリアマネジメント実践勉強会。 これが社会実験の契機となった。
勉強会では、カミハチを貫く相生通りを、オフィスワーカーや買い物客の居心地の良い、時間を過ごしたくなるようなストリートへと再生することで、都心を人間中心の空間に改造していくことをビジョンとして掲げました。
このビジョンを実現する第一歩として、実際のまちにアクションを起こそう!ということで、プロジェクトが始動しました。
広島の都心・カミハチをもっと居心地の良い場所にしたい!というみなさん、まちづくりをサポートしたいというみなさん、これから一緒にカミハチを盛り上げ、ステキなまちに変えてゆきましょう!
※実行委員会には民間事業者(そごう広島店・パルコ広島店・NTT都市開発株式会社など)や商店街(広島市中央部商店街振興組合連合会)、大学(広島修道大学・山口大学)、行政(広島県や広島市)など総勢30名の方々が関わっています。
●プロジェクトの内容●
3タイプの公共空間をひとの居場所・プレイスに変身させる大実験!
今回の社会実験では、紙屋町と八丁堀のちょうど中間地点にあたる立町電停付近の3タイプの公共空間にウッドデッキやコンテナ店舗、キッチンカー、アクティビティスペースなどを1か月間設置。
オフィスワーカーや買い物客が集まり、憩うことができる滞留空間を設けることで、来街者の行動特性にどのような変化が生じるかを検証します。
大学生チームが中心となって調査を行い、結果はこれからのビジョンのブラッシュアップや行政施策に反映されることを期待しています。
▲八丁堀バス停(東急ハンズ前)のバスベイを転用したパークレット(※)の完成イメージ。
社会実験の実施エリアは以下の3エリア。タイプの異なる公共空間でそれぞれの使いこなし方を提案します。
【Aエリア】八丁堀バス停(東急ハンズ前)バスベイ+トラックベイ+タクシーベイ
【Bエリア】スタートラム広島敷地内の一部スペース
【Cエリア】リパーク広島基町駐車場の一部スペース
3エリアの中でも八丁堀バス停(東急ハンズ前)のバスベイを転用したパークレットは国内最大クラスの全長53メートル。大きなスケールのパブリックプレイスが都心に出現します。
※パークレット(Parklet)とは…サンフランシスコが発祥で、歩道に隣接する車道をパブリックな場所としてベンチや植栽、駐輪場、アートなどに活用するもので、地域の企業や団体、住民がスポンサーとなって設置して維持管理されます。
▲リパーク広島基町駐車場の一部に展開するパレットを使った立体的なデッキ空間の完成イメージ。
▲立町電停周辺の複数エリアで同時展開される社会実験の全体図。
その名も「#カミハチキテル -URBAN TRANSIT BAY-」
社会実験名称は「#カミハチキテル -URBAN TRANSIT BAY-」。
紙屋町・八丁堀地区を一体的に表現したカミハチ。そして、そのカミハチに「来てる(もうそこに居る)」し、カミハチって「キテルよね(いい感じだよね)」という意味を込めてネーミングしました。
また、空間としての意図を補足するため、URBAN (都市で)TRANSIT(ひとびとが気持ちやアクティビティを切り替える) BAY(バスベイ・トラックベイ・タクシーベイ)を添えています。
▲「#カミハチキテル」のロゴ。#(ハッシュタグ)はストリートの象徴である交差点をイメージ。
コンセプトはWORKER RETREAT。働くひとが栄養補給できる都心に。
今回の社会実験で生み出す空間のメインターゲットはオフィスワーカー。
ストリートの使いこなしによってオフィス街としての性能を高め、新たなイノベーションを生むエコシステム(生態系)のきっかけ作りができればと考えています。
コンテンツのコンセプトはワーカーリトリート。「食」や「音」、「アート」など様々なアクティビティによって、働くひとが気持ちを切り替えて次の仕事に向かえるような、そんな空間を提案します。
▲食は大きなテーマ。
音楽ライブも週末を中心に展開予定。その他、ストリートでのヨガも企画中。ランチヨガが「カミハチ」でキテルアクティビティになるかも。
▲飲食店舗はコンテナ(Aエリア)とキッチンカー(Cエリア)の2箇所で展開予定。
●なぜクラウドファンディングなのか●
今回のような社会実験は、多くの都市では行政(国や地方自治体)が予算を充てて実施しています。広島で過去に行われた社会実験もほとんどはそのような形で行われてきました。
しかしながら、今回は実施費用の大半、80%以上を民間の資金で賄う予定です。
なぜなら、今回の社会実験を私たちは「エリアマネジメント」の取り組みの一環として行おうとしているからです。
地域のひとが自ら、様々な形で資金を確保し、まちを変えるための投資する、地域が主導するまちづくり・エリアマネジメントを広島で根付かせたいと思っています。
そのため、クラウドファンディング以外にも社会実験で生まれる空間をエリアマネジメント広告や飲食・物販・スペースとして貸し出し、事業収益を得ることで、社会実験実施の費用に充てることとしています。
また、民間の資金をベースとすることで、行政のお堅いフレームにとらわれず、柔軟な発想で取り組みを展開できることも大きなメリットです。
▲一昨年のエリアマネジメントシンポジウムin広島には600名が参加。関心が高まっている。
●プロジェクトに取り組む背景●
クルマ社会・広島。都心のストリートも自動車が中心。
他の地方都市と同様、広島もクルマ社会。多くの幹線道路が都心を貫きます。しかし、狭い歩道に多くのひとが行き交い、ひとにとってあまり快適な場所とは言えません。
また相生通りは、他都市の主要街路と比べて街路樹などの緑も少なく(「紙屋町・八丁堀エリアマネジメント実践勉強会」調べ)、都市の潤いも不足しています。
▲路面電車を挟んで上下3車線。一日数万台のクルマが通過する相生通り。ひとの空間はほとんどない。
広島の都心のひとの動きは紙屋町と八丁堀を結んでいるアーケード街・本通りに集中しています。
一見にぎわっているように見えますが、ほとんどのひとが通過するだけで、都心でゆったりと時間を過ごし、楽しめるような空間になっていないのが現状です。
そこで、もうひとつの東西を貫く幹線道路である、相生通りをひとびとの空間として取り戻すことで、紙屋町・八丁堀エリアのもうひとつの回遊軸とし、都心全体の魅力を高めたいと考えています。
▲多くのひとでにぎわう本通り。しかし半分以上の方が本通りを「通行」しているだけとの調査結果も。
世界の都市はWALKABLEな(歩いて楽しい)都心づくりがトレンド!
ヨーロッパでは30年ほど前から、道路空間をクルマからヒトに取り戻し、歩いて楽しい「ウォーカブル」な都市づくりが進んでいます。
歩きやすいが過ごしやすいにつながり、都心の活力を取り戻す都市が増えています。近年ではニューヨークやメルボルンなど海外の多くの都市がこれに追随し、世界トレンドになりつつあります。
▲欧米の都市はすでに人間中心のまちなか(都心)が標準装備となってきた。(フランス・ボルドー市)
大きなうねりは日本にも。姫路が、大阪が、松山が…さて広島は?
日本でもそのトレンドは広がりつつあります。
姫路や京都、松山ではストリートの歩行空間を広げる取り組みが進んでいるほか、大阪、神戸では道路の完全な歩行者空間化を目指した社会実験も始まっています。
▲松山市の花園町通りでは歩道空間が2倍以上に広がり、土日はマーケットも開催されている。
●これまでの活動●
ビジネスパーソンや商店街のおじさん、大学生が立ち上がりストリートの再生を仕掛ける!
世界を取り巻くトレンドが押し寄せる一方で、広島でも相生通りなど都心の建物の老朽化が進行し、至るところで建て替えのプロジェクトが動き始めたり、サッカースタジアムの都心への建設が決まったりと、都心再生に向けた動きがここ5年間で一気に加速してきました。
こうした動きがばらばらに動いてしまうと、ちぐはぐなまちづくりが行われることになりかねません。
危機でもありチャンスでもあるこのタイミングで、多くのプロジェクトを上手く連携させ、未来の都心づくりにつなげようと昨年3月、地元の有志による勉強会「紙屋町・八丁堀エリアマネジメント実践勉強会」が立ち上がりました。
▲まちのビジョンを議論し、その場で地図に描きこんでいく。わくわくする瞬間。
勉強会のスタートから、会合は2週間に1度というハイペース開催。まちの将来の在り方を真剣に議論しました。
8月に開かれた中間報告の場では、自動車中心の相生通りを人間中心のストリートへと再生することで、世界からひとを惹きつける広島の都心へと進化することを共有するべきまちのビジョンとしました。
具体的には15年後までに路面電車・バス・タクシーなど公共交通を優先したトランジットモールを実現することを将来ビジョンとして描いています。
このだビジョンをより多くのひとと共有するため、その将来ビジョンを現実の都市空間でシミュレーションすることを目指したのが今回の社会実験です。
▲昨年8月には「広島都心パブリックミーティング」を開催し、検討中のビジョンを中間報告。
●プロジェクト後の展開●
このプロジェクトは、広島都心を再生するきっかけのひとつにすぎません。今回のような社会実験によって、都心の未来についてのひとびとの関心を高めること、社会実験で検証した結果を反映し、実際のまちづくりのビジョンをよりブラッシュアップしていくこと、さらに、社会実験を通して生まれた事業の種をエリアマネジメントを支える事業の柱として育てていくことが必要です。
また、相生通りだけでなく、広島にはポテンシャルの高い、多くのストリートが存在します。相生通りでの取り組みを多くのエリアでも広げることが広島の都心の魅力を高めることにつながります。
▲平和大通りでも数年前から道路空間を活用した社会実験が行われ、ストリート再生に動いている。
●支援金の使いみち●
みなさまからいただいた支援金は社会実験の実施費用として大事に使わせていただきます。また、具体的には以下のようなことに使用する予定です。
【Aエリア(八丁堀バス停)】
・バスベイ部分にウッドデッキを製作し設置するための費用
・貨物用コンテナを飲食店舗に改修するための費用
【Bエリア(スタートラム広島敷地内)】
・椅子やテーブルを設置し、滞留空間を作り出すための費用
【Cエリア(リパーク広島基町駐車場)】
・平面駐車場にパレットを使ったデッキ空間を設置するための費用
【その他】
・FAAVO手数料
●実行スケジュール●
2/1(土)プレスリリース
2/3(月)〜2/29(土)クラウドファンディング
2/15(土)広島市広報紙「市民と市政」掲載(予定)
2/26(水)~2/29(土)設置工事(駐車場エリアのぞく)
3/1(日)プレオープン(駐車場エリアのぞく)
3/3(火)~3/5(木)設置工事(駐車場エリア)
3/6(金)グランドオープン(全エリア)
3/29(日)社会実験終了
3/30(月)~31(火)撤去工事
●お問い合わせ先●
#カミハチキテル事務局(紙屋町・八丁堀公共空間活用社会実験実行委員会事務局)
メール:info@kiteru.site