●ご挨拶・事業所紹介
みなさま、初めまして。「一般社団法人りらサポ(サポートセンターユリーカ)」と申します。この度は、プロジェクトのページを訪れていただきありがとうございます。
当法人は2016(平成28)年9月に「空き店舗利用促進事業」を利用しオープン。千歳市の中心商店街で「サポートセンターユリーカ(就労継続支援B型事業所)」を運営しております。
事業内容は大きく分けて、
①ハンドメイド雑貨の制作・販売
②農福連携・請負作業
③地域交流(イベント)事業
の3つとなっておりますが、生活のリズムや外出の習慣を身につけることを目的に通所している方々、コミュニケーションスキルを身につけることを目的に通所している方々がおり、幅広い経験とその機会を提供するためにレクリエーション活動にも力を入れております。
●千歳市における就労支援サービスの現状
さて、突然ですが、みなさまは千歳市の中で就労支援事業所がいくつあるか、そして、どれくらいの方が障害者手帳を持っているかご存知でしょうか?
千歳市における障害者手帳の所持者は、2016(平成28)年度末の時点で、4,700人。これを割合にすると千歳市の総人口の4.9%。2010(平成22)年度の時点では、4.5%だった割合がここ数年で1割程増しています。日本の総人口における同割合は7.4%なので、その数字を比較すると千歳市の数値は少し低いのが現状です。
就労支援サービスは、障害者総合支援法の中のサービスの一つですが、利用するためには必ずしも障害者手帳を持っていなくてはいけないというわけではありません。たとえ手帳がない方であっても、サービスの申請を行うことは可能です。4.5%という割合はあくまで手帳の所持者であり、実際にはそれ以上の方が何らかの福祉サービスを必要としているということなのです。
就労支援事業所の数も年々増え、現在では市内に20ヶ所程あり様々な仕事を行っています。
●ストーリー~起業から3年、現在までを振り返って…
ユリーカは今年の9月で開所してから丸3年を迎えます。(HPはこちら)
スタートしてまもない頃は、よく「ここは何をやっている所なの?」と聞かれたり、「入っても良いの?」と言われることも多々ありましたが、時が経ち、地域のイベント等にも参加することで、少しずつではありますが就労支援事業所としての認知度も上がってきました。
その一方で、近年このような事業所が増えてきたにも関わらず、いまだに「就労支援事業所」について聞かれることが多いということも事実です。すでに「知っている人」にとっては「就労支援」と聞いてすぐにピンとくる人もいますが、日頃から「接点がない人」、「なじみのない人」にとっては、どこがそういった場所なのかわからない方がたくさんおり、サービスの認知度や人々の関心が希薄であることを実感させられます。名前を出せば「あ、あそこもそうなのね」と言われる場所もありますが、名前を言っても「聞いたことがない」、「そんな所は知らない」と言われるケースが多く、詳しい事業内容等はほとんど知られていません。
ユリーカでも、ハンドメイド雑貨の制作や販売を行ったり、様々なイベント等に参加していることは、知られるようになりましたが、「農福連携・請負作業」に取り組んでいることを知っている方はまだまだ少ないのではないでしょうか。
商店街の中でも、子ども達が参加する「冒険ツアー」やハロウィンイベント、「まちゼミ」等、多くの催しに参加させていただきましたが、昨年度からは、この仲の橋通り商店街で理事を担いながら一個店としてではなく、より近い立場から商店街に関わることができるようになりました。そうした経緯の中で、商店街を取り巻く近年の状況や人々で賑わっていた昔の話を聞く機会も増えました。
この10年を見ても、社会を取り巻く環境や人々の生活スタイル、そして、障害者福祉の分野でも様々な動きがありました。人々があふれかえっていた頃の商店街のように…と考えるのはおこがましいと思いますが、時代に合った盛り上げ方は必ずあると信じています。仲の橋通り商店街や当事業所からグリーンベルトへと続く通りもここ最近で新しい店舗も次々とオープンし、シャッターが開くことで明るさも増しました。
その中で、「ウチも個店として何かできることはないだろうか」という思いが大きくなっていきました。
●今回の取り組みで目指すこと
今回、このクラウドファンディングを利用して目指すことは、人々が自然と行き交う商店街の中で「就労支援事業所をもっと身近な存在にすること」です。
「バリアフリー」という言葉は、日常的にたくさんの所で聞かれるようになりましたが、その言葉はただ単に「道路の段差をなくす」とか「点字ブロック」等を設置するようなハード面だけではなく、人と人との関わりについても繋がる部分になります。移動の面では、車椅子の人や視覚障害者、高齢者等の身体的な面のみに注目されやすいですが、心の障壁を取り除くことも意味しています。
4年目を迎えるにあたり、就労支援事業所としてだけではなく地域のお店として認知度も上がってきましたが、まだまだ「中に入りづらい」、「入っていいかわからない」という声が聴かれることがあります。その「入りづらい」という声を少しでもなくし、店内に入るきっかけ作りとして、ユリーカの中に地域の作家の方が利用できる展示スペースを作り、合わせて看板や外観をリニューアルすることを考えました。閉じていたシャッターを開け、商品の展示スペースを増やすことによって、通りの雰囲気も明るさを増します。
そして、外観は「入りづらい」とう声をなくすために重要な一つの要素となります。展示スペースができ、人が入りやすくなれば今以上に人が集まります。そして、人が集まれば通りは賑わい、それが商店街全体の盛り上がりに繋がればと思います。
さらにもう一つ。外観は訪れる人にも大きな影響をもたらしますが、そこで働く人達にもきっとより良い影響を与えてくれると信じています。人が働く上で環境は重要な要素です。より良い環境で働くことで仕事の効率も上がり、生産性も向上します。その中で、今以上に地域に貢献することができればと思います。
●支援金の使いみち
概要
大工工事~128,000円
塗装工事~153,000円
看板設置工事~111,000円
クラウドファンディング手数料~108,000円
計 500,000円
●今後のスケジュール
9月上旬…クラウドファンディング開始
9月末日…クラウドファンディング終了
10月中旬~下旬…改修工事開始
11月中旬~下旬…工事終了
12月上旬…アンテナショップとしてリニューアルオープン
●応援メッセージ
≪丸山 達也さん アドヴェルト行政書士事務所 代表行政書士≫
私はユリーカ設立からご支援させていただいております。どんな人でも社会で活躍できるようにする活動を行っている事業者として活動するユリーカを応援します。当事者の能力と自主性を活かした商品の販売や様々な社会事業への協力を行っているユリーカの活動を知っていただきたいと存じます。商店街活動にも積極的なため、今回の取り組みは商店街の活性化にもつながっていくと存じます。
ぜひ応援よろしくお願いいたします。
≪海野 善幸さん ファームTORAO株式会社 代表取締役社長≫
代表の芦田さんとはユリーカを立ち上げる前からお付き合いがあり、今回の話を聞いて、情熱的な姿勢に深く共感し、ぜひ応援したいと思いました。当農園では、乾燥椎茸の袋詰めをお願いしたり、農場見学に来て頂いたりと農福連携の取り組みを共に進めていましたが、今回の取り組みで店街の活性化、地域とのつながりがますます加速していくことを期待しています。
どうぞ皆様の応援をよろしくお願いします。
≪根本 幸枝さん はぴねすの会 代表≫
代表の芦田さんとはイベント出店や地域の活動等でご一緒することがあって、サポートセンターへもよく伺うのですが、通所されてる方々が作るハンドメイド雑貨をみていつも癒されています。商店街の中で活動しながら地域に根差した事業所を目指している聞き、私たちの活動と一緒に今後も街の活性化につなげていけたらと思います。
応援よろしくお願いします。
●最後に…
今回、このようなプロジェクトを立ち上げさせていただきましたが、人々の意識を変えていくことは、とても時間がかかる取り組みだと思います。
しかしながら、僕自身が子どもの頃と今を比べても、社会を取り巻く環境や“福祉”に対する概念は大きく変わってきました。
自分達だけで物事を完結してしまうことは簡単ですが、このクラウドファンディングを活用することによって、多くの方にこの事業所作りに携わって欲しいという思いがあります。今回、このプロジェクトを立ち上げるきっかけとなったのも、同じ商店街の中のつながりからでした。その他にも多くの方々のご協力・ご支援の元、このプロジェクトは進行しています。
3年という節目を迎えましたが、今後も初心を忘れずに様々なことにチャレンジしながら、地域に必要とされる事業所を目指していきたいと思います。
「障がいの有無にかかわらず国民が相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる地域社会の実現に寄与することを目的とする」(障害者総合支援法 第一条より抜粋)
「障がいのある人もない人も支えあう共生社会づくりを推進します」
これは、千歳市障がい者計画における基本的な方針の1つとしてあげられている文言です。
このような方針がなくとも、一人ひとりがあたりまえに暮らしていける…そんな社会の実現を願っています。どうぞみなさま、応援の程よろしくお願いいたします。
●支援を考えてくださるみなさまへ
おそらくみなさま方の中には「クラウドファンディングって何?」、「どういう方法で支援するの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、実際に支援(お申し込み)するための方法をご説明します。
1)まずは支援するためにこちらからFAAVOの会員としてエントリー(会員登録)します。
クリックすると、下記の画面になります。
FacebookやTwitterのアカウントをお持ちの場合は、そのアカウントで登録できますが「持っているけど何か嫌だなー」「別に管理したいな」という場合は、画面をスクロールするとメールアドレスで登録できますので、必要事項を入力してください。
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2)会員登録はすぐに終わります。登録が終わればメールが届きますが、特に認証等は必要なく、自動的にログインしています。
3)いよいよ支援コースの選択です。もしこのページを閉じてしまっていたら「さがす」からFAAVO道央・道南のエリアを探してください。
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この時点で初めて「支払い方法」を選びます。方法は選べますので、ご自身の都合の良い方法をお選びください。
※クレジットカードを使いたくない方、あるいはFAAVOに登録したくない方、その他、支援のことでわからないことがあれば下記連絡先(芦田)まで直接お問合せください。
●お問い合わせ先
名称:一般社団法人りらサポ(サポートセンターユリーカ)
住所:〒066-0063
北海道千歳市幸町4丁目15番1号
電話/FAX:0123-25-8403/0123-25-8407
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