FAAVO運営事務局からのお知らせ
銀行振込での支援をご希望される方は、下記アドレスまでメールにてご連絡ください。 担当者より、折り返し手順についてご案内させていただきます。 ※ご連絡頂く際は、必ず御支援先の“プロジェクト名”を件名に入れて下さいますようお願い致します。 ★mail【faavogunma@fairmind.jp】このプロジェクトについて
FAAVOをご覧のみなさま、はじめまして。株式会社ブロードヒューマンネットワークの山根洋平と申します。群馬県太田市にて、IT系のシステム会社で執行役員としての職務の傍ら、システムやアプリの開発をしています。(会社URL:http://www.bhnt.co.jp/) ブロードヒューマンネットワークでは、障がい者や高齢者など社会的弱者のためにできることを考え実行することに「Thunderbird(サンダーバード)」という名前を付け、具体的な取り組みを進めています。 私は、このThunderbirdプロジェクトの一環として、バリアフリー情報に特化したWebサイト「UNIQUS(ウニクス)」を制作したいと考えています。今、世の中にある様々な情報サイトは、本当にすべての人にとって便利なものになっているのか?そう考えたとき、私は欠けているあるものに気づきました。それがバリアフリー情報です。 既存の情報サイト内にも、「バリアフリーあり」「バリアフリーなし」などの表示はあります。想像してみてください。「バリアフリーあり」…どんなバリアフリー対策があるのでしょうか?例えば、店内がフルフラット(段差なし)だとしても、駐車場はどうでしょうか?手すりがあると言っても、それは右側でしょうか?左側でしょうか? 本当にバリアフリーを必要としている方は、そうした細かい情報を求めています。それを「UNIQUS(ウニクス)」から情報発信したいと考えており、その制作費の一部を今回FAAVOで募らせて頂きたいと思っています。目線を少し変えれば生まれる「思いやり」
皆さまは「バリアフリー」をどんなふうに考えていますか?私は、現在、高齢者や身体障がい者などの社会的弱者と呼ばれる方々の為のIT支援について研究しています。皆さまも「バリアフリー」という言葉や何となくの意味はご存知だと思いますが、具体的な内容までは知らない方がほとんどだと思います。 最近では、電車などの公共交通機関を利用する際、ベビーカーをたたむべきかどうか、という議論がなされ、話題になりました。2006年には、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)」が施行されていますが、健常者の認知度はかなり低いのではないかと考えています。 ▼この目線、急に扉が開いたら…? (画像提供:<オアシスナビ「 介護の知恵袋 」 車椅子の使い方:目線や揺れを体験してみたら>) 車椅子に座った時の目線の高さは、約110㎝と言われます。子どもで言えば、4~5歳くらいの高さです。普段見ない景色に、この写真を見ただけでも恐怖を感じる人は多いはずです。私たち健常者にとっては何でもない平坦な道も、車椅子に乗った人にとっては障害にもなり得るわけです。そういった障害を見える化することで、気づき、考え、思いやる気持ちが生まれると確信しております。プロジェクトの概要 「UNIQUS(ウニクス)」はどんなサイトなのか?
複数の介護士や介護施設、当事者からヒアリングした過程で生まれた33の視点で、旅館やホテルなどの施設を分析し、写真や動画を使い分かりやすく伝えます。文字よりも写真、動画を活用する理由 ■メリット① 言葉による認識の違い、イメージの違いが少ない ⇒手すりがあると記載があっても、その長さ、右か左か、木なのか鉄の棒なのか分からない。写真や動画であれば、一目見て状況が確認できる。 ■メリット② 自分が行ったときの想像がしやすい ⇒事前にどんなふうに使用できるか想像しやすい。 ■メリット③ 既に多言語に対応しており、外国人観光客にもPRできる ⇒翻訳のコストがいりません。
特長①どういった課題を、どのようにして解決するサービス? バリアフリーに関する施設の情報を発信することで、高齢者や身体障がい者の旅行・外出において、電話による問い合わせの負荷、想定や期待と現実のギャップによるストレスなどを軽減することが狙いです。 特長②サイト利用者(ターゲット層)は? 高齢者や身体障がい者、およびそのご家族と、旅行などのレクリエーションを実施する介護施設や福祉事業所です。 特長③具体的にどういった情報を配信するのか? 従来の施設情報に加え、身障者駐車スペースの有無、手すりの位置、段差の有無、身障者用トイレの有無など、33のバリアフリー項目を配信します。 最大の特長として 「UNIQUS(ウニクス)」では”バリアな情報”も発信していきます。群馬県に限らず、すべてがすべて、バリアフリーになっていないのが現状です。しかし、バリアが事前に分かれば対策を取ることもできるという当事者の声をたくさんいただきました。 「UNIQUS(ウニクス)」を利用していただいた方に、実際に施設等を訪れた感想などを投稿していただきたいと考えております。実体験は、どんな情報よりも確実です。同じ境遇の方の声が、外出を躊躇していた方に勇気を与えるという相乗効果も考えられます。 手すりがないこと、段差があること、知りたい情報はたくさんあると皆さん声を揃えます。デメリットともいえる情報を、施設様にはご提供・掲載の許可を頂かなければなりません。きっとこのWebサイトは、皆さま一人ひとりの勇気で生まれます。だからこそ、綺麗事だけではなく、本当に必要とされるWebサイトを目指します。