【2015年6月2日追記】 起案者はこの度、 本事業の進捗を加速させるべく、サンダーバード株式会社を設立いたしました。 本事業を最優先で進めることで、サイトを1日でも早くオープンさせたいと考えております。 改めてスケジュールした後、進捗はレポートにてご報告する形は変わりません。 また、いただいた支援金もすべて移しますのでご安心ください。 サンダーバード株式会社 代表取締役 山根洋平 ★サンダーバード株式会社

FAAVO運営事務局からのお知らせ

銀行振込での支援をご希望される方は、下記アドレスまでメールにてご連絡ください。 担当者より、折り返し手順についてご案内させていただきます。 ※ご連絡頂く際は、必ず御支援先の“プロジェクト名”を件名に入れて下さいますようお願い致します。 ★mail【faavogunma@fairmind.jp】

このプロジェクトについて

FAAVOをご覧のみなさま、はじめまして。株式会社ブロードヒューマンネットワークの山根洋平と申します。群馬県太田市にて、IT系のシステム会社で執行役員としての職務の傍ら、システムやアプリの開発をしています。(会社URL:http://www.bhnt.co.jp/ ブロードヒューマンネットワークでは、障がい者や高齢者など社会的弱者のためにできることを考え実行することに「Thunderbird(サンダーバード)」という名前を付け、具体的な取り組みを進めています。 私は、このThunderbirdプロジェクトの一環として、バリアフリー情報に特化したWebサイト「UNIQUS(ウニクス)」を制作したいと考えています。今、世の中にある様々な情報サイトは、本当にすべての人にとって便利なものになっているのか?そう考えたとき、私は欠けているあるものに気づきました。それがバリアフリー情報です。 既存の情報サイト内にも、「バリアフリーあり」「バリアフリーなし」などの表示はあります。想像してみてください。「バリアフリーあり」…どんなバリアフリー対策があるのでしょうか?例えば、店内がフルフラット(段差なし)だとしても、駐車場はどうでしょうか?手すりがあると言っても、それは右側でしょうか?左側でしょうか? 本当にバリアフリーを必要としている方は、そうした細かい情報を求めています。それを「UNIQUS(ウニクス)」から情報発信したいと考えており、その制作費の一部を今回FAAVOで募らせて頂きたいと思っています。

目線を少し変えれば生まれる「思いやり」

皆さまは「バリアフリー」をどんなふうに考えていますか?私は、現在、高齢者や身体障がい者などの社会的弱者と呼ばれる方々の為のIT支援について研究しています。皆さまも「バリアフリー」という言葉や何となくの意味はご存知だと思いますが、具体的な内容までは知らない方がほとんどだと思います。 最近では、電車などの公共交通機関を利用する際、ベビーカーをたたむべきかどうか、という議論がなされ、話題になりました。2006年には、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)」が施行されていますが、健常者の認知度はかなり低いのではないかと考えています。 ▼この目線、急に扉が開いたら…? (画像提供:<オアシスナビ「 介護の知恵袋 」 車椅子の使い方:目線や揺れを体験してみたら>) 車椅子に座った時の目線の高さは、約110㎝と言われます。子どもで言えば、4~5歳くらいの高さです。普段見ない景色に、この写真を見ただけでも恐怖を感じる人は多いはずです。私たち健常者にとっては何でもない平坦な道も、車椅子に乗った人にとっては障害にもなり得るわけです。そういった障害を見える化することで、気づき、考え、思いやる気持ちが生まれると確信しております。

プロジェクトの概要 「UNIQUS(ウニクス)」はどんなサイトなのか?

複数の介護士や介護施設、当事者からヒアリングした過程で生まれた33の視点で、旅館やホテルなどの施設を分析し、写真や動画を使い分かりやすく伝えます。
文字よりも写真、動画を活用する理由 ■メリット① 言葉による認識の違い、イメージの違いが少ない ⇒手すりがあると記載があっても、その長さ、右か左か、木なのか鉄の棒なのか分からない。写真や動画であれば、一目見て状況が確認できる。 ■メリット② 自分が行ったときの想像がしやすい ⇒事前にどんなふうに使用できるか想像しやすい。 ■メリット③ 既に多言語に対応しており、外国人観光客にもPRできる ⇒翻訳のコストがいりません。
特長①どういった課題を、どのようにして解決するサービス? バリアフリーに関する施設の情報を発信することで、高齢者や身体障がい者の旅行・外出において、電話による問い合わせの負荷、想定や期待と現実のギャップによるストレスなどを軽減することが狙いです。 特長②サイト利用者(ターゲット層)は? 高齢者や身体障がい者、およびそのご家族と、旅行などのレクリエーションを実施する介護施設や福祉事業所です。 特長③具体的にどういった情報を配信するのか? 従来の施設情報に加え、身障者駐車スペースの有無、手すりの位置、段差の有無、身障者用トイレの有無など、33のバリアフリー項目を配信します。 最大の特長として 「UNIQUS(ウニクス)」では”バリアな情報”も発信していきます。群馬県に限らず、すべてがすべて、バリアフリーになっていないのが現状です。しかし、バリアが事前に分かれば対策を取ることもできるという当事者の声をたくさんいただきました。 「UNIQUS(ウニクス)」を利用していただいた方に、実際に施設等を訪れた感想などを投稿していただきたいと考えております。実体験は、どんな情報よりも確実です。同じ境遇の方の声が、外出を躊躇していた方に勇気を与えるという相乗効果も考えられます。 手すりがないこと、段差があること、知りたい情報はたくさんあると皆さん声を揃えます。デメリットともいえる情報を、施設様にはご提供・掲載の許可を頂かなければなりません。きっとこのWebサイトは、皆さま一人ひとりの勇気で生まれます。だからこそ、綺麗事だけではなく、本当に必要とされるWebサイトを目指します。

どんな人にもやさしい群馬県へ

群馬の温泉地は、観光客数が年々減少傾向にあるといいます。超少子高齢化、不景気…理由は種々様々ございますが、私はもっと根本に原因があるのではないかと考えています。例えば草津温泉は、元来、湯治場(とうじば)としての位置付けにあります。 湯治とは、温泉地に長期間(少なくとも一週間以上)滞留して特定の疾病の温泉療養を行なうことです。しかし、どんなに美味しい料理があっても、どんなに素晴らしい効能があっても、そこへ行けなければ意味がないのです。高齢者や身体障がい者など、湯治を必要としている人が行けないような観光地であってはならない。私はそう考えております。

制作、取材、その他スケジュール

2015/1 「UNIQUS(ウニクス)」制作開始、取材用の機材準備 2015/2 取材開始 2015/3~4 取材情報を編集、Webサイトへ反映 2015/5 完成、公開

集まった支援とその内訳

目標金額:1,030,000円 【資金用途】 ・サイト制作費・サイト運用資金 400,000円 ・撮影機材購入費 100,000円 ・撮影費 200,000円 ・車椅子レンタル代(車椅子の目線で撮影の為) 30,000円 ※出資者より、車いすを一台寄付して頂きました! ・リターン品・発送費・その他手数料 300,000円 仕事で発注すると500万円規模のプロジェクトです。ITやWebの世界で働いてきた人間が集まったからこそ、できるプロジェクトだと自負しています。撮影ボランティア、情報提供、協賛企業および取材協力いただける方も募集しています! ▼連絡先▼ 撮影のお手伝いを頂ける方(※1) ご友人、お知り合いをご紹介頂ける方(※1) 取材協力頂ける介護施設、旅館、ホテルご担当者様 こちらまでご連絡ください。(★を半角の@に変えてください) uniqus-manager★bhnt.co.jp ※1…活動状況ややむを得ない事情によりお申し出をお断りさせて頂く場合がございます。ご了承ください。

そして、、、本当の「バリア」とは

「UNIQUS(ウニクス)」とは、ラテン語で”オンリーワン”という意味です。さらに”常に高い品質(Quality)を提供できるサービスにしたい”、”個性とは何か?(Question)を常に考えていきたい”そんな思いを込めています。「UNIQUS(ウニクス)」で情報のバリアフリー化を図り、高齢者や身体障がい者の方々に喜ばれるサービスにし、温泉などの観光地に観光客を呼び戻すほど”使われる”サイトにしたいと考えています。 「バリアフリー」とは、「バリア(障壁)」を「フリー(取り除く)」ということを意味します。ですが、私はそのバリアが、段差や手すりのないことだけを指すとは考えていません。このプロジェクトを実現し、当事者でなければ解らない色々なバリアを見える化することで、健常者のもつ【心のバリア】も取り除くことができると信じています。それこそが思いやりであり、ともに生きることだと考えているからです。 美しい風景、煌びやかな建物だけが日本らしさではありません。人と人とが助け合えること、先の東日本大震災で誰もが経験した支え合いをいつまでも継続すること。その時に初めて、本当の意味での「バリアフリー」と言えるような気がします。 皆さまのあたたかいご支援と、いつか来るご自身の未来の為に何卒よろしくお願い致します。 *「UNIQUS」ロゴデザイン* デザイナーコメント: 「UNIQUSにより、いろいろな場所に出向き花などを手にとって肌で感じてもらえるように」 今以上に彩りある毎日を過ごしてほしいなと、元気や活発をイメージするブライトトーンのカラーを使ってカラフルな花で表してみました。

※Thunderbird(サンダーバード)とは?※

(株)ブロードヒューマンネットワークが進める社会的弱者のためのプロジェクトの総称です。この「UNIQUS(ウニクス)」がその第一弾となります。 サンダーバードとは、”アメリカインディアンの伝説や神話に登場する想像上の鳥の名前”です。 高齢者、身体障がい者、妊婦、持病を抱えている方、こども…社会全体が守らなければならない人々をITで支えたい。そんな想像をカタチする、その強い決意と思いで、この名を名付けました。

レポート随時更新中!

プロジェクトに関する記事、進捗状況などを掲載中です。 ・UNIQUSのロゴができました!リターン品の追加!②リターン品の追加!取材の下見に伊香保へ!車いすを体験、新たな気づきをサイト制作に生かす!車いすだって、歴史ある街を散策できる【リターン品】Thunderbirdのロゴ、ステッカーデザイン完成!第15回ぐんま福祉車輌展 【応援コメントリレー】 応援のコメント、続々と届いています! ★【UNIQUS応援コメントリレーVol.4】佐藤健さん/特定非営利活動法人 絆プロジェクト三陸【UNIQUS応援コメントリレーVol.3】龍野正孝さん/特定非営利活動法人ブレインファーム【UNIQUS応援コメントリレーVol.2】五十嵐秀子さん、髙見澤陽子さん、西田瑞枝さん/ワークプラザ虹【UNIQUS応援コメントリレーVol.1】森 俊祐さん/NPOぐんまを元気にする会【UNIQUS応援コメントリレーVol.0】岩崎浩之さん/(株)ブロードヒューマンネットワーク この他、「レポート」のページより過去の記事もご覧いただけます! <Special Thanks/撮影協力 bunnyandcoco>
  • 2016/05/01 22:02

    【お知らせ】 昨夜より当人が体調を崩し、急性胃腸炎と診断されました。 取材済み施設の掲載が間に合わず、件数が非常に少ない状態ですが、 公約を守るべく、本日をオープン日とし、公開することといたしました。 快復次第、情報の反映を順次行ってまいります。 記念すべき日にこのような形となり、 ...

  • 2016/04/30 19:43

    皆さま、こんばんは! 予告通り、明日には「UNIQUS(ウニクス)群馬版」がオープンいたします。大変長らくお待たせしてしまったことを申し訳なく思います。   また、本レポートも、明日のオープンをもって終了いたします。今後は以下のFacebookページか、リターンについてはFAAVOの機能...

  • 2016/04/05 15:40

    皆さま、こんにちは!     本オープンを約1ヶ月後に控えた今、   SNSでの活動も本格化していきます!   その1つとして、Twitterアカウントを新設しました。       https://twitter.com/uniqus_gunma     こちらでは...