▼漬物、漬物、漬物。頭の中は漬物のアイデアでいっぱいだ。
ぼくが初めて自分で白菜漬を作ったのは、去年の冬。農家から立派な白菜をいただき、一番美味しい食べ方はなんだろう?と考え、白菜漬けを作ることにしました。
プラスチックの容器でバネ式プレスの製品を買いましたが大きくて冷蔵庫に入れられず、ベランダに置いて二週間。なかなか均等にプレスできず、悪戦苦闘しましたが塩と昆布と唐辛子、柚子で作った、市販のお漬物とはまったく違う、あっさりとした優しい味の白菜漬ができました。
時間をかけて作った白菜漬、白いご飯に、赤だし。日本人だけが共感できる、質素な食事の愉しみを見つけたのと同時に、いままで食べていたお漬物の「不自然な味」にも気づいてしまいました。
それから漬物にどっぷりとハマり、カブ、ごぼう、壬生菜、ミョウガ、千枚漬け、そしてザワークラウトや、インドのアチャールなど世界にフィールドを広げ、「自然なお漬物」を自分の手で漬けてみることで、古来の保存食を学ぶ生活が始まりました。
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▼自分が使いたい漬物専用容器がない!
しかし、プラスチック容器は、使い勝手も悪くいまいち自分の暮らしに馴染みませんでした。もっと手軽に、もっと身近に漬物を愉しむには、いまの生活に合わせた漬物容器が必要で、それには自分でデザインするしかありませんでした。
▼スペースを取らず、自然と暮らしに溶け込むようなプロダクトを。
このプロダクトの最大の発見は、お漬物の新しい居場所をみつけたこと。いまの生活環境では、大きな樽を置く場所も、一日中ひんやりとした日陰もマンションではなかなか探すのが難しい。ならば、形を変えて冷蔵庫のポケットにペットボトルと一緒に並ぶような形に変えてしまうことにしました。野菜を入れて、塩と鷹の爪、昆布を入れる。あとは上から漬物石を乗せるだけ。
■天然ヒノキの香りが野菜に移り、贅沢な味わいに。
石と木は、引っ張るだけで簡単に外せる仕様で衛生的。
使用後は、陰干ししてから保管してください。
■大阪城築城や、東京1964の聖火台、そして道後温泉の天皇陛下専用の温泉にも使われている日本が誇る香川県産最高級の「庵治石」を使用しています。
http://www.ajiproject-store.com/
■麻紐には、オイル処理を行わない「完全無添加素材」を使用しています。もし通常の使い方の中で、切れてしまったり、古くなってしまった場合、有料にはなりますが、できる限り新品と交換できる体制を整えておきます。
■木は天然ヒノキに、天然素材を使ったナチュラルワックスで加工を施しています。永くお使いいただくために、使用後はよく乾かしたあとにナチュラルワックスを塗ってお手入れしてください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昔ながらの石で漬ける方法で、じっくりと水を抜き、発酵し、手をかけて、野菜が漬物に変わっていく時間を楽しんでください。また、このポットが身近にあることで、いつもは捨ててしまうような野菜の切れ端やちょっと古くなった野菜も、傷んだところを取ってしまってポットに入れていけば立派な漬物になります。小さな気づきかもしれませんが、こんなちょっとしたコトが日本のフードロス削減にも、そして保存料や着色料を使わない安全な食について考えるきっかけにも繋がってるんだと実感します。
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▼リターンについて
このプロジェクトのゴールは、みなさまの食卓に漬物をつけたくなる専用ポットをお届けすること。できる限り早く量産を進めます。なお支援者の皆様への「Picklestone」のお届けは2017年7月頃を予定しております。(生産状況の都合により遅延の可能性もございます。何卒ご了承ください。)
またクラウドファンディングでの販売のみにご用意した「樋口農園の京野菜セット」は普通には手に入らない、まさに幻の京野菜。京都の有名な星付きレストランの料理長や、レストラン評価サイト4.55の京料理のオーナーシェフが、毎朝自ら畑に出向いて野菜を選び、樋口氏と相談しながら仕入れていくスタイルで、野菜を見る目のある者にしか野菜を売らないという徹底ぶり。ぼくは料理人ではありませんが、食べることが好きなこと、真剣に料理に向かいあっていることが伝わったのか、いつも特別にお分けいただいております。
【400年続く京野菜農家 樋口昌孝氏】
http://tsunebo.com/higuchi-masataka
http://www.mbs.jp/jounetsu/2003/01_26.shtml
▼最後に
この場をお借りして、このプロダクトの制作に関わってくださった方々にお礼を申し上げます。。デザイン、製造に関わってくれた株式会社HARMONIQUAの松山さん&中田さん!【http://harmoniqua.com/】そしてコンセプトやデザインに関わってくれた小松さん!カメラマンの寺田さん!グラフィックデザインをしてくれた中原さん!庵治石をプロデュースをしてくださった高松市牟礼庵治商工会の平田さん!そして石職人の中山さん!みんなに支えられて、初めて自分のプロダクトを作ることができました!ありがとうございました!
食卓に「漬物」のある暮らしを!新しいスタイルの漬物瓶【Picklestone】
Tanaka Tomonori です
漬物男子/デザイナー
デザイナーのかたわら、独学で料理家としてのキャリアを積み、食に関するクリエーティブ制作、キッチンプロダクトのデザイン、料理イベントやテレビコンテンツの演出などを手がける。専門はシンガポール料理。
料理男子である僕が使いたい、まったく新しい漬物容器を作りました。
埋め込みコード
下記のコードをコピーして、あなたのWebサイトやブログで表示したい箇所のHTMLにペーストしてください。左のようなボックスタイプのプロジェクト概要が表示可能です。
▼漬物、漬物、漬物。頭の中は漬物のアイデアでいっぱいだ。
ぼくが初めて自分で白菜漬を作ったのは、去年の冬。農家から立派な白菜をいただき、一番美味しい食べ方はなんだろう?と考え、白菜漬けを作ることにしました。
プラスチックの容器でバネ式プレスの製品を買いましたが大きくて冷蔵庫に入れられず、ベランダに置いて二週間。なかなか均等にプレスできず、悪戦苦闘しましたが塩と昆布と唐辛子、柚子で作った、市販のお漬物とはまったく違う、あっさりとした優しい味の白菜漬ができました。
時間をかけて作った白菜漬、白いご飯に、赤だし。日本人だけが共感できる、質素な食事の愉しみを見つけたのと同時に、いままで食べていたお漬物の「不自然な味」にも気づいてしまいました。
それから漬物にどっぷりとハマり、カブ、ごぼう、壬生菜、ミョウガ、千枚漬け、そしてザワークラウトや、インドのアチャールなど世界にフィールドを広げ、「自然なお漬物」を自分の手で漬けてみることで、古来の保存食を学ぶ生活が始まりました。
▼自分が使いたい漬物専用容器がない!
しかし、プラスチック容器は、使い勝手も悪くいまいち自分の暮らしに馴染みませんでした。もっと手軽に、もっと身近に漬物を愉しむには、いまの生活に合わせた漬物容器が必要で、それには自分でデザインするしかありませんでした。
▼スペースを取らず、自然と暮らしに溶け込むようなプロダクトを。
このプロダクトの最大の発見は、お漬物の新しい居場所をみつけたこと。いまの生活環境では、大きな樽を置く場所も、一日中ひんやりとした日陰もマンションではなかなか探すのが難しい。ならば、形を変えて冷蔵庫のポケットにペットボトルと一緒に並ぶような形に変えてしまうことにしました。野菜を入れて、塩と鷹の爪、昆布を入れる。あとは上から漬物石を乗せるだけ。
■天然ヒノキの香りが野菜に移り、贅沢な味わいに。
石と木は、引っ張るだけで簡単に外せる仕様で衛生的。
使用後は、陰干ししてから保管してください。
■大阪城築城や、東京1964の聖火台、そして道後温泉の天皇陛下専用の温泉にも使われている日本が誇る香川県産最高級の「庵治石」を使用しています。
http://www.ajiproject-store.com/
■麻紐には、オイル処理を行わない「完全無添加素材」を使用しています。もし通常の使い方の中で、切れてしまったり、古くなってしまった場合、有料にはなりますが、できる限り新品と交換できる体制を整えておきます。
■木は天然ヒノキに、天然素材を使ったナチュラルワックスで加工を施しています。永くお使いいただくために、使用後はよく乾かしたあとにナチュラルワックスを塗ってお手入れしてください。
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昔ながらの石で漬ける方法で、じっくりと水を抜き、発酵し、手をかけて、野菜が漬物に変わっていく時間を楽しんでください。また、このポットが身近にあることで、いつもは捨ててしまうような野菜の切れ端やちょっと古くなった野菜も、傷んだところを取ってしまってポットに入れていけば立派な漬物になります。小さな気づきかもしれませんが、こんなちょっとしたコトが日本のフードロス削減にも、そして保存料や着色料を使わない安全な食について考えるきっかけにも繋がってるんだと実感します。
▼リターンについて
このプロジェクトのゴールは、みなさまの食卓に漬物をつけたくなる専用ポットをお届けすること。できる限り早く量産を進めます。なお支援者の皆様への「Picklestone」のお届けは2017年7月頃を予定しております。(生産状況の都合により遅延の可能性もございます。何卒ご了承ください。)
またクラウドファンディングでの販売のみにご用意した「樋口農園の京野菜セット」は普通には手に入らない、まさに幻の京野菜。京都の有名な星付きレストランの料理長や、レストラン評価サイト4.55の京料理のオーナーシェフが、毎朝自ら畑に出向いて野菜を選び、樋口氏と相談しながら仕入れていくスタイルで、野菜を見る目のある者にしか野菜を売らないという徹底ぶり。ぼくは料理人ではありませんが、食べることが好きなこと、真剣に料理に向かいあっていることが伝わったのか、いつも特別にお分けいただいております。
【400年続く京野菜農家 樋口昌孝氏】
http://tsunebo.com/higuchi-masataka
http://www.mbs.jp/jounetsu/2003/01_26.shtml
▼最後に
この場をお借りして、このプロダクトの制作に関わってくださった方々にお礼を申し上げます。。デザイン、製造に関わってくれた株式会社HARMONIQUAの松山さん&中田さん!【http://harmoniqua.com/】そしてコンセプトやデザインに関わってくれた小松さん!カメラマンの寺田さん!グラフィックデザインをしてくれた中原さん!庵治石をプロデュースをしてくださった高松市牟礼庵治商工会の平田さん!そして石職人の中山さん!みんなに支えられて、初めて自分のプロダクトを作ることができました!ありがとうございました!
最新の活動報告
もっと見るコールドブリュー”出汁”ポット【Picklestone T-Unit】クラウドファンディング開始しました!
こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
11月12月のお野菜セットについて
■樋口農園にいってきました 11月末に出荷予定でした樋口農園の秋野菜セット、残念ながら納期に間に合いませんでした。ご支援いただいた方には個別に送らせていただきましたが本当に申し訳ありません。 今年は長雨と台風被害で、秋野菜の収穫に影響がでている、と事前に樋口さんから連絡を受けて、嫌な予感が...
【一部仕様変更のお知らせ】
【みなさまのおかげで1300%超えました!】 自分が一番使いたかったプロダクトを世に出して、こんなにたくさんの共感を得られた奇跡に感謝しかありません。支援してくださったみなさま、ありがとう!CAMPFIRE、ありがとう! さきほど2018年2月分の予約も完売となりました。私たちとしてももっ...
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