●車いす料理人の挑戦! 障害者と地域をつなぐバリアフリーのお店を作ります! 

 
はじめまして。金子淳一郎と申します。         
和食料理人をしていた私は、

ある日 突然、交通事故により脊髄損傷になりました。

もう二度と立てないし、歩けない。

車いす無しでは生活できない身体になってしまったのです。

 

これからの人生を、障がい者年金で働かずに暮らしていくこともできるのですが…

私は幼い子供たちに働く父の姿を再び見せたいんです!


キャリアチェンジも考えたのですが、やはり料理の仕事を続けようと決心しました。

車いす料理人が働く飲食店を開業します。

 

私の仕事場ですから、

もちろんバリアフリーで多機能トイレのあるお店です。

そしてハンディのある方や高齢の方も使いやすいお店です。

 

健常者・高齢者・障がい者が交流できる場所。

安心して食事ができる空間を提供します。


そのための資金を

今回クラウドファンディングで募集することにしました。

●私は働くお父さんに戻りたいんです

 

もし、あなたが医師に

「あなたは一生歩けません。車いす生活になります」

と宣告されたら何を考えますか?

 

どうにかして治す方法はないのか?

どうにかして立つ方法かないのか? 

 

 

 

働くパパは、こうではないでしょうか。

 

 

『この先どうやって家族を養っていけばいいんだろう?』


恐怖を感じました。                  
自分が立てるかどうかは二の次でした。


 

しかし、会社は雇用を続けてくれませんでした。

この怪我は、

職業によって仕事を続けられない可能性があるんです。

25年積み重ねてきた経験、実績を失ってしまったのです。 

 

ショックというレベルの話ではありませんでしたが、とにかく動けるようになろう と考え、近所のデイサービスでボランティアを始めました。

私は「元ママ」の皆さんに

お料理を作ってもらうイベントを企画したんです。

 そんな半年ぐらいした ある日、

昔の上司から電話が入ったんです。

アルバイトでしか雇用してもらないけれど、

とにかく仕事のお誘いでした。

メニュー作りや発注などの、

私が出来る範囲の仕事を誘ってくれたんです。

 

上司の声を聞きながら、私は…ホッとしたというか…

涙が止まらなくなりました。

 

それを知らせたときの…妻の、

あの喜んだ顔がいまだに忘れられません。

涙を浮かべ、顔をぐちゃぐちゃにしながら

「がんばっていれば、良いこってあるんだね」と…。

 

しかし人事異動で上司が変わると、

私はあっさりと解雇されてしまったんです。

これが、現実なんですね。。。

 

ハローワークにはたくさん仕事が見つかります。

そのほとんどが 9:00〜18:00です。

 

だけど…

だけど、あの時間の あの混雑した電車の中に、

車いすで入る勇気は私にはありません。

 


 

仮に通えたとしても、

会社の入り口に階段が2段もあれば入れない。

車いすで働ける場所・仕事というのは、

極端に少ないんです。

 

でも実は、入院していた頃から 

妻とこんなことも話してたんです。

「やりたいことをやって生きていこう」 って。


 車いす料理人として、自分の店を持とうって!

 

実はデイサービスにいた頃から良い物件を探していて、

ある日、知り合いから紹介されたのが今の物件の大家さん。

「あなたがやるなら、ここを使ってください。頑張って!」と、商店街の中心の場所を低価格で貸していただける事になったんです‼
 

●バリアフリーって、なんだろう…?

 私が働く場所に最低限必要なものはバリアフリーの床と、

多機能トイレの設備です。

これが私が働く最低限必要な準備です。

 

病院の中は、たくさんの車いす仲間がいました。

ところが退院すると車いすは自分だけになる。

退院すると車いすの自分が珍しい存在なんだと

あらためて気づくんです。

 

外に出ると 自分に視線が集中しているのがわかるんです。

 

 

 

私は「見る」というより「観られる」感じがしました。

家の中に閉じこもってしまう人の気持ちもよくわかります。

 

でも、私は子供たちの運動会を見に行きたかったんです。

だけど私が運動会に行ったらどうなるか

簡単に想像できるでしょ?

私の隣にいる家族まで、

あの嬉しくない視線で観られてしまうかもしれない。

 

そこで思いついたのが、朝の見守り隊に参加する事でした。

〝珍しい車いすのおじさん〟ではなく

〝いつもの車いすおじさん〟になるために。

 

これを実行したことにより

大勢の子供たちから普通に声がかかってくるようになり、

今では毎朝、ちちゃな手とジャンケンしたりハイタッチ。

なぞなぞで頭をひねっています♪

 

いつのまにか、自然と先生方とも顔見知りになっていました。

 

するとある日、先生から予想していなかった声があったんです。「金子さん、今度の授業参観日はぜひ参加してくださいね。2Fまで我々が車いすごと運びますよ」と!

 

うちの子供の教室は2Fだったので、

参観をあきらめてたんです。

でもまさか先生からこんな言葉をかけていただけるなんて‼

 

 

このように、たとえバリアフリーじゃない小学校でも

コミュニケーションさえ取れれば

車いすでも階段を上ることができるんです!

 

● 障がい者と健常者が交流できる場所

 

〝バリアフリーで多機能トイレ〟というハードへの投資はそこそこお金がかかります。
しかし心にあるバリアなら、授業参観のようにチョットしたきっかけで取り除くことができると思うのです。
いえ、取り除けなくても低くすることはできるでしょう。

 

コミュニティが取れればそれができる‼

ちょっとした手助けが、自然に生まれる…。

 

私は車いすですが

そんな雰囲気のあるお店を作ります。 

 

『健常者と障がい者の間にある距離を縮めて、心のバリアフリーを実現しよう』と考えています。

 

 

 


 

店を作る活動によって、

こんなにたくさんの方々が私を応援してくださいました☆

そして小学生や有機野菜農園の方々。

ハンディのある子どもたちも♪

 

● 支援金の使いみち

 

今回の支援金はFAAVOの手数料を除いた全額を店舗改装費に充てます。

返礼品はすべて開店後の自店サービスです。
 

 

 

「応援してくださった方とずっとつながっていたい」という思いから、私のお店でできるものにしました。

 

 多機能トイレ

 

 

● 実行スケジュール

 

 2018年秋ごろのオープンを目指しています!

 

 

 

 

あなたの企画はビジネスですか?

それとも福祉ですか?

「どっちですか?」と質問されることがよくあります。

 

どっちでもないんです。

今まであった型、健常者が考えてきた型には あてはまらないんです。

だから融資や補助金を受けずらく、厳しい状況です。

 

障害者雇用制度はあるのに、障害者が起業しようとすると補助がない。でも、ここであきらめたら何も変わらない!

 

私は〝障がい者でも高齢者でも、誰でも利用しやすい飲食店〟を作るんです。

それを車いすの私が作ることに意味があるんです!

 

どうぞ、皆さんのご協力をよろしくお願いします!

 

● お問い合わせ先

 

金子淳一郎


携帯:090-7179-6492

メール:buhyama@yahoo.co.jp

Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100010122393793

ameblo:https://ameblo.jp/jjjjjunchan/entry-12317879226.html

 

 

最後に…

 

「自分は大丈夫」

 

そんな根拠のない自信は持たないでください。

 

ある日突然…。

あなたも私のようになるかもしれない。

 

もしかしたら、次に自転車に乗ったっとき?

もしかすると、あなたのお子さんが?

 

誰もがそんな可能性を持っているんです。

 

ご自分がそうなった時のことを

想像してみてください。


 

日本は残念ながら

まだまだ住みやすいとは言えないんです。

 

 

私はそんな社会に新たな風を吹き込ませようと

これからも頑張って進もうと考えています。

 

 

  • 2018/09/22 11:25

    ご無沙汰をしております。状況か進みましたので、その連絡をさせて頂きます。九月初めに新たな物件との契約ができ、そして本日カギを受け取ることができました。皆さまには大変ご心配もおかけしましたが、この木曜日から店舗の工事が始まり、10月中に終わらせてもらうようお願いしました。現在準備を進めて、11月...

  • 2018/07/04 12:16

    ご無沙汰しております。 新たなチラシ、どうでしょう?   突然に物件が借りられなくなり 話が頓挫していましたが いくつかの物件を見てきて 「ここなら…」って場所が固まりつつあります。   自分がやってる事に間違いはないって自信があります!   あともうすこし! 頑張ります  

  • 2018/06/21 08:55

    残念なお知らせがあります。予定していた物件を借りることができなくなってしまいました。6月14日の契約前日に、相手がドタキャンしてきたのです。悔しいけれど、仕方ありません。「ご縁がなかったと考えた方がいいよ」と言われてますが 、最近ようやく現実を飲み込めるようになってきました。   大家さん...