フリーペーパーでPR!須原スキー場を応援したい!

 FAAVO新潟の皆様、はじめまして!  2010年より新潟県魚沼市に位置する「須原スキー場」をPRするフリーペーパー、SUマガジンの編集・発行を行っております酒井大と申します。  私たちは、冬の魚沼市のコミュニティ中心地である「須原スキー場」を長くこの地域に根付かせてゆくため、このSUマガジンの発行を続けています。  今回、2名のスタッフがボランティアで取材・編集を行っている無料雑誌、SUマガジンの発行を皆様へ応援して頂きたいと思い、FAAVOへ応募させて頂きました。

新・SU magazineを発行し、さらに須原スキー場を盛り上げたい!

▲原稿を精査している様子  これまで、SUmagazineは、地元のボランティアの方々や、設置して頂ける店舗の皆様のお陰で、4シーズン(1シーズンに3〜4冊制作)継続する事ができました。新潟県内のスポーツショップ様、飲食店様を中心に、徐々にSUmagazineを設置して頂ける店舗様が増えて来ています。  今回は、発刊してから節目の5年目。これから更に『魚沼市』『須原スキー場』を盛り上げて行くために、コンテンツの充実を考えています! ▲冊子の表紙イメージ 【今シーズン発行予定の冊子内容(仮案)】 ・13-14シーズンに向けての須原スキー場情報 ・夏に新設されたスケートランプの詳細 ・お客様スナップ ・イベント告知 ・イベントレポート ・インタビュー ・須原スキー場×アーティスト作品 ・コラム ・他 ▲冊子を作成している様子 また、過去のSUマガジンはこちらでご高覧いただけます ◆須原スキー場HPで紹介 http://www.suhara-ski.com/su/sumagazine.html ◆ミックスペーパー http://mixpaper.jp/su-magazine/

発刊の理由は、町村合併により危機に陥った魚沼市のスキー場経営

▲早朝のスキー場風景  魚沼市には5つのスキー場があり、その全てが魚沼市の管理により運用されています。もともとは別の地域にあったこのスキー場ですが、2004年に6町村が魚沼市と合併したことで、遠方に点在しあっていたスキー場が全て1つの市にて管理運営されることとなりました。それにより、魚沼市の負担が増え、予算的にも人員的にも管理運営が大変困難な状況となってしまいました。 ▲地元の子ども達がスキー場で大はしゃぎしています  そしてついに、その負担に耐えられなくなった魚沼市より2009年、市営スキー場再編計画が発表されました。その内容とは、5つのスキー場を順次民間へ運営権利を譲渡。そして、もし民間の運営先が見つからなかった場合、行政の運営は撤退。そのスキー場を閉鎖するというものでした。  現在、須原スキー場は民間企業が指定管理制度の下で運営しています。今年の冬の運営も決定はされていますが、来年はどうなるのか、誰もわからない状態です。この不安定な状態のまま、須原スキー場への来客が減ってしまったら…?  ですが、須原スキー場がまだまだ皆様から愛されるスキー場であると、来客数などを通じ行政や民間企業へアピールすることができれば、来年の運営も安心して行うことが出来るようになります!

雪深い魚沼市ならではの美しい自然が魅力

 魚沼市は、新潟県の中でも「豪雪地帯」と言われており、冬はとても厳しく多くの積雪があります。除雪作業には大変な労力を要しますが、厳しくも美しい光景をみせてくれます。真っ白な山に木々が落とす青い陰影。時々顔を出す太陽に煌めく雪の結晶。冷たく冴えた空気を胸一杯に吸い込む。晴れた冬の朝は最高です。 大量に降る雪は、素晴らしい遊び場を提供してくれます。それが須原スキー場です。  今回の活動を始めてから、様々な方から「存続して欲しい!」という要望を頂けたのは、他ならぬ、「魚沼」という土地が持つ美しい自然のお陰だと考えています。

『須原スキー場』ってどんなところ?

 須原スキー場は、一般的なスキー場と比較すると規模は大きくありませんが、変化に富んだ斜面を有し、ビギナーから上級者まで楽しむことができるスキー場です。  山頂から麓までの約2キロをを8分で結ぶ、フード付き4人乗り高速リフトに乗れば、降雪時でも快適に遊べます。山の北側に位置するアルパインコースは良質のパウダースノー。コンパクトに遊び所が詰まったスキー場なのです。山頂から望む、魚沼冬景色の大パノラマも大きな魅力の1つです。レストランのメニューも安くて美味しいと評判です。(ラーメン\500・鶏のから揚げ定食\600) リゾートスキー場にはない、地元の運営ならではのアットホームな雰囲気があります。 ▲いつも優しいリフトの係員のおじちゃん リフトの乗降の際にはスタッフが声をかけてくれたり、キッズエリア(レストハウス内の子供を遊ばせておく場所)には、地元の人達から提供されたおもちゃや本が沢山あります。中には近所の大工さんが手作りした木製のおもちゃなんていうのも。 利用者のマナーがとても良く、毎年春に行われているスキー場清掃活動は 年々参加者が増える一方、年々落ちているゴミの数は減っていて、半分ピクニックのようになっています。  また、雪という自然資源と住民の生活が長年にわたって密接に関わってきました。この豪雪地帯である魚沼市にスキー場がなくなってしまうということは、地域の子どもたちが安全に雪と遊ぶ場がなくなってしまうということ。ひいては、観光客や気軽にこの雪豊かな環境を楽しんで頂ける機会が激減してし、魚沼市へ訪れる人々も減少する懸念があります。これらを払拭したい!強くそう思っています。

須原スキー場の閉鎖を食い止めたい!

▲SUマガジンを制作・配布している仲間たち  私たちは、SUマガジンの発行を通じて、魚沼市の須原スキー場の魅力をより多くの人々へ発信したいと考えています。編集、配布などの全メンバーは、魚沼市の象徴でもある須原スキー場の活性化につながればと全員ボランティアで協力しています。  これまでのSUマガジンの発行部数は2500冊(毎号)、設置店舗は約100店  また、SUマガジンは魚沼市や須原スキー場の皆様からもたくさんの応援を受けて行っています。魚沼市の人々にとってもSUマガジンを発行するという共同作業はある種の絆、老若男女が繋がる新たな場としても機能し始めています。 ▲長年、須原スキー場を愛用しているおじいちゃん ▲地元の中学生たち

支援金用途

○印刷製本費 13万円  ○送料等にかかる経費 2万円  合計 15万円  これまで、SUマガジンの発行費は営業を通じ募ってきましたが、より須原スキー場、そして魚沼市の魅力を発信できる紙面を追求する時間を確保し、魚沼市のスキー場の現状をより多くの方へ知って頂くため、今回FAAVO新潟を通じ資金を募らせて頂くことになりました。

発行までのスケジュール

現在までに13号発行、14号編集中 2013年12月下旬 14号発行 2014年2月上旬 15号発行 2014年3月下旬 16号発行

最後に

 現代、観光においても地場産業においても、様々な事由により各地方の個性が少しずつ失われ画一化が進んでしまっているような印象があります。魚沼市が最も誇りに思い、畏怖する雪景色。これの魅力を全年齢の方へふんだんに、抵抗なくお楽しみいただけるのはやはりスキー場では無いでしょうか。  SUマガジン発行を通じ、地域の自然の特色を生かした、子どもも大人も楽しめる遊び場の存在意義や楽しみ方をより多くの方へお伝えしたいと考えています。  ぜひ、魚沼市須原スキー場の活性化を願う若者たちの挑戦を応援して下さい!  最後までお読み下さりありがとうございました!

起案者情報

*須原スキー場 HP:http://www.suhara-ski.com/ FB:https://www.facebook.com/suhara.sumagazine Twitter:https://twitter.com/suhara_ski *SUmagazine blog:http://sumagazine.exblog.jp/
  • 2014/02/11 13:21

    この度は、SUマガジンに応援いただきありがとうございました! 残念ながら今回は成立なりませんでしたが、自分たちの活動を知っていただき、須原スキー場への関心が少しでも広がってくれたのであれば幸いです 須原スキー場は只今シーズンど真ん中で、元気に営業しております!引き続き須原スキー...

  • 2014/01/31 17:20

    スキー場現場スタッフの写真です。 長年勤務されている人。 今年働き始めた人。 ひょうきんな人。 寡黙な人。 須原スキー場を生活の一部として、 須原スキー場を支える人達。 ユーザーだけじゃない、たくさんの人達がスキー場を通して...

  • 2014/01/28 12:27

    須原スキー場には、51年前の開場以来連綿と続くお祭りがあります。「須原スノーカーニバル」です。 このお祭りはスキー場と須原地域を挙げてのお祭り。例年大変な賑わいとなっております。 SUマガジンは、地元の若手スキーヤー・スノーボーダーと連携して、伝統の祭りの中に新しいイベントを取り入れる手伝...