■はじめに

みなさん、はじめまして。
出島壁画再創造プロジェクト実行委員会です。私達は、徳島県阿南市那賀川町の出島地区にある約2.8㎞の壁画を再創造するための活動に取り組んでいます。昨年は約300人が参加し、約200mの壁画を再創造することが出来ました。今年度も昨年度同様に、このプロジェクトを実施し、2.8kmの完成を目指して取り組んでいきます。皆様の暖かいご支援・ご協力をお待ちしています!

令和元年11月17日開催の「壁画再創造」開会式の様子


■「壁画再創造」に参加する方を募集します!!

実行委員会は、壁画を描く方を募集しています。
参加方法は当サイトのリターン品に設定している「壁画再創造参加券」を購入してください。
ご家族や友人と参加し、これまでに体験したことのないような大きな壁画を思い思いに描いて、一生の思い出を作りましょう!!
「壁画再創造参加券」の詳細については、リターン品の説明書き、または本文記載の「壁画再創造参加券について」をご覧ください。
また、「壁画再創造」に参加はできないけど、当プロジェクトにご賛同いただける方からの暖かなご支援をお待ちしております!!

■今年度の「壁画再創造」の日程について

・開催日:令和2年11月8日(日) 
・開催時間:10時00分~15時00分(予定)
      ※雨天の場合、予備日へ延期
・予備日:令和2年11月15日(日)
     ※開催時間は8日と同様 
     ※予備日も開催出来ない場合は、次年度へ持ち越し
・開催場所:徳島県阿南市那賀川町出島地区防潮堤 
      (〒779-1235 徳島県阿南市那賀川町苅屋510-18 那賀川出島野鳥園周辺)
・テーマ:「夏」  
・実施距離:200mを予定

■壁画の概要とプロジェクト発足の理由

約30年前に町内外から7千人が集まり、1日で2.8kmの壁画を描き上げました。そして那賀川町の観光スポットになり、壁画を見に足を運ぶ人も多くいるぐらい賑わっていました。
また、当実行委員会に所属する那賀川町商工会青年部員の多くも子供の頃に参加し、その体験が今でも自信と誇りになっています。

しかし、壁画が描かれた日をピークに、それ以降は色褪せていき、周辺環境も草木が生い茂り、不法投棄が目立ち、いつしか人通りがほとんどない場所になり、子供達からも壁画の存在が忘れ去られるようになりました。

この現状をどうにかしようと構想を練っていたところ、平成30年に那賀川町にゼミ合宿に来た「徳島文理大学生」が壁画に着目したことで、壁画を舞台とした映画制作につながり、「壁画復活の思い」に火が着きました。

そして、那賀川町商工会青年部が地元関係者に呼びかけ、令和元年度に「出島壁画再創造プロジェクト実行委員会」が設立され、プロジェクトがスタートしました。



■これまでの活動

①「壁画再創造」実施まで(平成31年4月~)

一番悩んだのは資金調達でした。
県や市の補助金の活用はもちろんですが、このプロジェクトを継続し、複数年かけて2.8kmを完走していくには自己資金が必要不可欠だからです。
まずは、寄付を募る方法が浮かびましたが、「壁画再創造」は「単なるイベント」で終わらせるのではなく、約30年前に壁画に関わった方の思いを引継ぎ、地域の人々の誇りとなり、参加者の皆さんの心に残る壁画となるよう世界に発信し、賛同を得たいということで、クラウドファンディングを活用することにしました。

また、「地域の人々」や「地元にゆかりのある人々」の協力を得て壁画を完成させることが何より重要であり、「塗料調達」「草刈り」「壁画の下塗り」などの準備を様々な所に協力要請を行いました。


②壁画再創造の実施(令和元年11月17日(日))

ノウハウがない中での試みでしたので、様々な悩みを抱えることもありましたが、多くの関係者の協力のおかげで、無事に壁画再創造の実施にすることができました。
当日は幼児から高齢者まで約300人の参加者が集まり、ハケや筆を手に取り、防潮堤に壁画を描き始めました。
子供たちがペンキで服を汚しながら楽しそうに壁画を描いたり、友達と走り回ったりする光景、そして友人や家族とお昼ご飯を食べる光景は、普段人通りがほとんどない場所とは思えないほど賑やかでした。



また、テーマは「春」ということで、子供ならではの感性が光る花や動物の他、繊細なタッチの川魚、日本画を思わせる桜、グラフィックアートの様な壁画が次々と完成しました。開始時刻の9時の時点では、下塗りの白色が塗られているだけだったのが、終了時刻の15時には防潮堤はカラフルな壁画で彩られ、今後この場所に訪れた人の目を引くものになりました。

・作品紹介【一部抜粋】


壁画を描き終わり、帰宅する参加者からアンケートをとったところ、数多くの好評をいただくことができました。

「大人も子供も関係なく、夢中に絵を描くことができた。」
「自分が子供のころに体験したことを息子にも体験してもらうことができた。」
「この取組みが続いていけば、きっと那賀川町の観光スポットになり、人で賑わうようになる。」
「次回も参加したい。もっとこの取組みが広がるように周囲の人に声を掛けていこうと思う。」

「 この素晴らしいプロジェクトを全国に知ってもらうためにもっとクラウドファンディングを活用すべき。」

このように、参加者全員から満足の結果を得ることができ、私達もこのプロジェクトを始めて良かったと心から思う事ができました。
そして、次回も引き続き参加したいと言ってくれる方が非常に多かったのもあり、これからどんどんプロジェクトの輪を広げていかなければならないと実感しました。


③「令和2年度 出島壁画再創造プロジェクト」第1回実行委員会の実施

新型コロナウイルス感染症の影響により、今年度の方針についての協議が進まず、令和2年6月10日(水)にWEB会議にて令和2年度第1回実行委員会を実施することができました。


【開催内容】
1.令和元年度の活動報告について
2.令和2年度の活動計画(案)について
3.その他(新型コロナ感染症対策と対応)

あなんスマート・ワークオフィスで実行委員会を開催(WEB会議)

■今年度の活動計画

・9月:防潮堤の草刈り、防潮堤の下塗り
・11月:壁画再創造実施


■支援金の用途について

・リターン品履行に係る経費
・塗料・用具代
壁画再創造当日の早朝に塗料を小分けしている様子


■壁画再創造参加券について

①開催日時:令和2年11月8日(日) 10時00分~15時00分
 ※雨天延期、予備日に持ち越し。
②予備日:令和2年11月15日(日) 10時00分~15時00分
 ※予備日も開催できない場合は、来年度に持ち越しになります。
③開催場所:徳島県阿南市那賀川町出島地区防潮堤 
      (〒779-1235 徳島県阿南市那賀川町苅屋510-18 那賀川出島野鳥園周辺) 
④参加券1枚で1区画分の壁画を描くことができます。(1区画:横3.3m✕縦1.25m)
⑤1区画に対する人数制限はありません。(家族や友人とともに楽しく描いてください!)
⑥今年のテーマ:「夏」
 ※企業団体の広告宣伝になる内容、著作権を侵害する絵を描くことは原則禁止とします。
  ただし、参加者が著作権のある絵を描く許可を取った場合は、認めます。
 ※参加者個人の名前を書くことは禁止とします。(イニシャルは認めます。)
⑦塗料・用具は実行委員会が用意しますが、各自で塗料・用具の持ち込みをしていただいて構いません

イメージ図


■各種リターン品の発送スケジュールについて

プロジェクトの募集終了後、各リターン品に設定した月に発送を予定しています。
ただし、リターン品によっては発送が遅れる場合もありますので、ご理解ください。
また、発送先の住所・氏名、電話番号を正しく記載してください。

■新型コロナ感染症への対応について

・新型コロナ感染症の動向により、開催が中止になる場合があります。
・徳島県が発表している「とくしまアラート」に基づいて判断をする予定です。


■開催中止の場合


・来年度の「壁画再創造」の参加券として利用できます。
 ※予備日での雨天中止の場合も同様です。
 ※原則、返金の対応不可。
 ※上記の対応をご理解のうえ、ご購入ください。
・当HPへの掲載や、支援者への電話・メールでのご連絡にて対応させていただきます。

※とくしまアラートの発動基準


■最後に

この構想は何年も前から考えていたものの、様々な問題でスタートすることができずにいました。
そして、ようやく昨年度からプロジェクトが始動し、200mの壁画再創造を実施することができました。2.8kmの壁画を複数年かけて再創造することで、このプロジェクトが地元住民をはじめ、多くの心に残り、次世代につないでいきたいと考えています。
そのためには、皆様の暖かいご支援・ご協力が必要不可欠です。何卒、よろしくお願いします!!



<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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    10月9日(金)に令和2年度「出島壁画再創造プロジェクト」第2回実行委員会を実施し、これまでの進捗状況やこれからの準備、当日の役割などについて話し合いました。当日は天候に恵まれ、和気あいあいとした雰囲気のもと壁画再創造が行われるのを願うばかりです。

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