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島にただ一つの高校。奈留高校を残したい!

長崎県五島列島のど真ん中、奈留島で唯一の奈留高校。小中高一貫教育や英語を重視したカリキュラムで、小規模校ならではの教育が受けられると全国から離島留学生が集まってきます。今回は、より多くの離島留学生を受け入れるための寮を作るチャレンジです。

現在の支援総額

4,284,000

122%

目標金額は3,500,000円

支援者数

318

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/02/19に募集を開始し、 318人の支援により 4,284,000円の資金を集め、 2020/04/30に募集を終了しました

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島にただ一つの高校。奈留高校を残したい!

現在の支援総額

4,284,000

122%達成

終了

目標金額3,500,000

支援者数318

このプロジェクトは、2020/02/19に募集を開始し、 318人の支援により 4,284,000円の資金を集め、 2020/04/30に募集を終了しました

長崎県五島列島のど真ん中、奈留島で唯一の奈留高校。小中高一貫教育や英語を重視したカリキュラムで、小規模校ならではの教育が受けられると全国から離島留学生が集まってきます。今回は、より多くの離島留学生を受け入れるための寮を作るチャレンジです。

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クラウドファンドの期間が終了しました!!

全国の皆様のおかげで、当初の目標金額を

大きく上回る支援が集まりました。

本当に、本当にありがとうございます。

このプロジェクトは奈留島の有志でつくった

奈留しまなび協議会のプロジェクトですが、

奈留島の多くの皆様にご協力をいただきました。

本当に感謝しております。

「しまなび舎(や)」の改修に向け、

協議会のみんなで力を合わせて頑張ります!

これからもぜひ、応援よろしくお願いします。

 

 

島に唯一の長崎県立奈留高等学校の灯を

ともし続けるために

   古民家を寮にするための支援を募っています!

 

長崎県五島列島、そのちょうど真ん中にある奈留島(なるしま)は人口約2,100人の小さな島です。この島には、全校生徒わずか27人の長崎県立奈留高等学校があります。

 

この学校は、少人数を生かして様々な特色ある学校づくりに励んでいます。隣接した奈留小中学校と小中高一貫教育を行ったり、英語を重視したカリキュラムに取り組んだり、離島留学生を受け入れたり…。

その存在は、今や、海を越えて全国の子どもたちに知られるようになり、県外からの入学希望者も増え、在校生の約半数は島外からの離島留学生です。

 

グラウンドを囲んで奈留高校と奈留小中学校が隣接。

高台にある校舎からは海が見える。

 

そんな奈留高校ですが、長崎県の方針で、1学年の生徒数が10人未満の状態が続くと廃校になる危機に瀕しています。しかし、奈留島在住の子供だけでは、奈留高校を存続させることができない現状にあります。

 

そこで、私たち奈留しまなび協議会は、「奈留高校で学びたい。」「奈留高校が好きだ。」と、この高校を求めてくる生徒たちに、安心して学業に励んでもらえる環境を提供したい、そして、1日でも長く奈留高校が続いてほしいと願って立ち上がりました。

 

 

◆ 奈留高校はこんな学校! みんなもおいでよ。

 

まずは、奈留高校についてご紹介します。奈留高校は、創立54年の県立高校です。島内の人口減少に伴い、3年前から島外より離島留学生を受け入れています。全校生徒合わせても27人ですが、教師の数は20人を超えており、その学校生活はディープな魅力に溢れています。

 

【奈留高校のここがイチオシ!】

①5名~10名程度の少人数授業

生徒の進路に合わせたコース別の授業では、教師と生徒の1対1の授業もあって

こんな熱血授業も独り占めできちゃう!

  

②先生と生徒の対話型授業で、アクティブな学習ができる

大学のゼミのような学習スタイル

理解するまで質問しても大丈夫!!

  

③小中高一貫教育を実践

遠足や運動会なども小学校1年生から高校3年生まで一緒に行います。

島の小学生にとって高校生は身近なお兄ちゃんやお姉ちゃん。

みんな名前で呼び合っています。

 

 【愛唱歌はあの国民的シンガーの名曲】

昭和49年、奈留高校が五島高校の分校時代に在学中だった女子生徒がラジオの深夜番組に「私たちの分校の校歌を作ってください。」と投書したことが発端となり、ユーミンこと荒井(松任谷)由実さんから、奈留島の海や山のイメージを詩に託した「瞳を閉じて」が贈られたのです。


奈留島では、多くの若者が高校を卒業すると同時に、進学や就職で島を離れていきます。「♪遠いところへ行った友達に、潮騒の音がもう一度届くように…」と、島を離れて暮らす友を思って歌われるこの歌は、校歌としては採用されなかったものの、NHKテレビ「新日本紀行」で奈留島の風物・生活とともに紹介され“幻の校歌”として全国的に大反響を呼びました。「瞳を閉じて」は奈留高校の愛唱歌として今も歌い継がれ、奈留高校生だけでなく、島の子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで誰もが歌える奈留島の歌として愛され続けています。

 

奈留高校内にある「瞳を閉じて」の歌碑。

昭和63年(1988年)に同窓生の手により建立されました。

ユーミンさんの自筆がそのまま歌碑になっています。

除幕式の際には、ユーミンさんが奈留島まで来てくれました。

  


 ◆ 奈留高等学校で夢を叶える生徒を応援したい!

 

奈留島の人々は、 奈留高校とそこで学ぶ生徒たちを「島の宝」だと思っています。奈留高校があるから、島が元気でいられる。奈留高校は、島民にとってなくてはならないものなのです。「自慢の高校はなくしたくない。」「この学校で学びたい子どもを応援したい。」と心から願っているのです。

 

 

島内を走るマラソン大会。島のみんなの声援が! 

 

そこで、私たち奈留しまなび協議会は、奈留高校を1日でも長く存続させるために「より多くの離島留学生を地域でも受け入れよう!」と決意しました。

 

離島留学生が島の暮らしを学び楽しむ寮を作ることにしたのです。

 

離島留学生たちは、現在はホームステイ家庭で、島の子どもとして受け入れてもらい、温かく見守ってもらいながら、元気に育っています。

  

しかし、ホームステイだけでは、受け入れる生徒の数に限界があるのです。

これからの奈留島には、寮が必要なのです。

 

親元を離れ、奈留高校で学びたいと思う子どもたちの願いを叶えるために!

そして、島に唯一の高校を守っていくためにも!

 

◆ 古民家を離島留学生の寮に!

 

離島留学生の寮に活用できる築約100年の古民家が見つかりました。なんと奈留島で初めて建てられた2階建てのお家でした。

家主さんも「島のためになるなら」と快く貸してくださり、この古民家がある浦(うら)町内会も会長さんをはじめとする地域のみなさんが離島留学生を「地域の仲間」として受け入れる準備をしてくれています。

 

この古民家をリノベーション

 

現在の内部はこんな感じです。

 

古民家は離島留学生のためだけでなく、地域の子どもたちの学びの場や住民同士のための交流の場としてのコミュニティスペースも設けます。名づけて「しまなび舎(や)」です。

 

また、「しなまび舎」の運営には、「島ナビ隊」として島外の若者にも参加してもらうため、奈留しまなび協議会では、島ナビ隊のためのシェアハウスも運営していきます。

  

シェアハウスの物件は、交渉中につき、決まり次第お知らせします。

 

今回のお寄せいただいた支援金は、「しまなび舎」シェアハウス改修費に充てることとしています。

  

高校生活やホームステイで親友ができました

 

◆ 「しまなび舎」でやりたいこと


 「しまなび舎」では、

 離島留学生が安心して住める“寮

  放課後には島の小中高生のための“学習塾”

   昼間には小さな子どもやお母さんが親子で気軽に集まれる“居場所”

    いろんな世代が1つのテーマを決めて一緒に“学べる場”

     島の外から来た子供たちと島の子供たちの“交流の場”

 

 を提供します。

  

子育て支援センターがない奈留島では未就園児の親子が気軽に遊べる場所がありません。

今はお母さんたちが自主的に集まり、島の育児が楽しくなる活動をしています! 

 単なる寮ではなく、地域にとっても子どもたちにとっても

必要な島の「居場所」を目指しています。

 

奈留高校は全校生徒で“ONE TEAM”

  


この笑顔を奈留島から絶やさないために、皆様のご支援をお願いします。

 

◆ 支援金の使いみち

 

今回の支援金と島民・奈留高校同窓生・奈留島にゆかりがある方々からの寄付金をあわせて、以下の用途に使います。

 

・離島留学生の寮とコミュニティスペースの「しまなび舎」の改修費

・島ナビ隊のための「シェアハウス」の改修費

・上記2施設の不用品の撤去・協議会の運営費

・返礼品

・FAAVO手数料

 

◆  実行スケジュール

 

クラウドファンディング実施期間:令和2年2月10日~4月30日

返礼品をお送りする期間:令和2年5月~6月末まで(一部は11月末まで)

「しまなび舎」とシェアハウスの改修のための準備:令和2年6月~9月まで

「しまなび舎」とシェアハウスの改修:令和2年10月から着工

両施設の竣工、お披露目:令和3年3月中旬

シェアハウスへの島ナビ隊の入居開始:令和3年3月下旬

「しまなび舎」への離島留学生の入居開始:令和3年3月下旬

コミュニティスペースの活用開始:令和3年4月~

 

これらの進捗情報は支援していただい方に随時メールにてお伝えします。

 

◆ ご支援者のお名前を「しまなび舎」に掲示します。


「しまなび舎」に通う島の子どもたちも、寮生である留学生も、ご支援していただいた皆様に見守られながら成長していかれるようにと次のようなイメージで壁面に掲示させていただきます。

 

壁面の幾何学模様(イメージ図)

 

◆ 返礼品はすべて奈留島産 

    とことん奈留島にこだわってみました‼


《「三兄弟工房」作製 ストラップとコースター》

 

まさに奈留島の匠といえる大工の三兄弟が島の素材を生かしたお土産や工芸品を作りたいと始めた「三兄弟工房」。若い感性を持つ息子が加わることで、ますますデザインが洗練され、それぞれが自分の特技を生かしたオリジナリティあふれる作品を日々作り出しているのです。

彼らの活躍は島を超え、ローマ教皇フランシスコが来日の際に日本政府から贈られた「長崎五島産椿 日本二十六聖人のロザリオ」の十字架と贈答用のケースを作成したのも三兄弟工房でした。

返礼品は、工房オリジナルのデザインによるストラップとコースター(4枚1組)です。ストラップもコースターも、デザインによるオプションがあり、自分好みのデザインをお選びください。

ストラップには、ご支援者のお名前を刻んでお送りします。

 

 

 

 《奈留町漁業協同組合 五島列島「奈留の恵み」・「奈留島特産品詰合せ」・「粒うにセット」》

 

奈留島の奈留町漁業協同組合が自信をもってお勧めする一夜干しの詰め合わせ五島列島「奈留の恵み」と五島列島「粒うにセット」、また、この返礼品のために用意された五島列島「奈留島特産品詰合せ」になります。
一夜干しは、長崎県五島列島で水揚げされた旬の地魚だけを使い、自然のうまみを持つ県内産天日塩を使用し、一夜干しにしました。無添加製造で、素材本来の味を引き出しています。粒うにも、奈留島沿岸で獲られたムラサキウニのセットです。

 

すべてに長崎県が認定している“俵物”の称号が与えられています。長崎ブランドとして、長崎らしさを生かした製品づくりへのこだわりと厳格な品質管理の下で作られた高い信頼性を有し、他にはまねのできない水産加工食品にだけ贈られる称号なのです。 

 

   

《サコナカ電機 電気屋さんがつくる!?本格芋焼酎「五島七福芋」》

 

奈留島の電気屋さん「サコナカ電機」のご主人が、「島の特産にしたい。」という熱い思いから、奈留島産の七福芋にこだわり、島の皆さんと七福芋づくりそして販売までを手掛けているこだわりの本格芋焼酎です。
今はまだ、年間2000本ほどしか生産できないため、限定品となっています。

種類は、アルコール度数が25度と37度の2種類で、その味わいは、ほんのりと甘く、芋の香りがのど越しに伝わってくる1品です。特に、37度は、焼酎としては稀な蔵出しの原酒で、腰の強い、しっかりとした味わいが特徴となっています。

300ml入りと720ml入りがあり、ご支援のコースによって組み合わせが変わっています。

 

 

《岩田水産 天然海産物のバーベキューセット》


岩田水産が奈留島近海で獲れた天然の伊勢えびとサザエ、アワビを生きたままお届けします。

いつもは顧客への販売のみのところ、このプロジェクトのためにと、初めてネットに登場してくれました。岩田水産が味にも自信をもってお送りするバーベキューセットです。
セット内容は、“4人前”が伊勢エビ1-2尾(700g)とサザエ8-10個(1㎏)。“8人前”が伊勢エビ2-4尾(1.4㎏)とサザエ20-25個(3.5㎏)、アワビ2-3個(600-700g)です。 

海からの贈り物が届いたような至福の時を家族やお友だちとお過ごしください。


 

 《城山水産 「まんまるあじ」》

 

奈留島で鯵の養殖を手がける城山水産の「まんまるあじ」は、ネットでは購入不可。
しかし、味が評判を呼び、口コミで島内外から注文が殺到。常に品薄状態で、奈留島に住んでいても簡単に購入できなくなっているのです。
肉厚で、脂ののりが抜群の2年ものの鯵を一匹一匹手作業で加工したマアジの一夜干し。
その味は、噛んだ瞬間に甘みと脂が口の中に広がり、鯵とは思えない。食べたものを魅了し、また、食べたくさせる“あじ”(鰺・味)なのです。

それもそのはず城山水産が養殖する鯵は、国内だけでなく、海外でも「花美鯵(はなみあじ)」というブランドで、鮮魚として空輸され、ロサンゼルスやハワイで高い評価を受けているのです。

手作業のため量産が難しい中、このプロジェクトのためにネットに登場してくれました。この貴重な機会にぜひ、お召し上がりください。

 

 

《Herbal Forest 「奈留の月(ルナ)茶(チャ)」》

 

2年前の春、奈留島にオープンした“Herbal Forest”(ハーバル・フォレスト)。

島に初めての本格的な「ハーブティー」が楽しめる癒しの空間ができた。

「ハーブで五感を癒す」をコンセプトに、海外から取り寄せた有機・無農薬栽培のハーブは30種類以上。「ハーバリウム」や「ボタニカルキャンドル」作りなどの体験も提供している。また、奈留島でハーブの栽培もしており、そのハーブを使ったお茶やお菓子などの商品化も計画している。

そんな“Herbal Forest”がおくる返礼品は、日本ハーブ振興協会のインストラクター資格を持つ、オーナーの北川さんが調合した「奈留の月(ルナ)茶(チャ)」。

“New Moon Herb Tea”(新月)と“Full Moon Herb Tea”(満月)の2種類がセットとなったこのプロジェクトのための限定品。

「古来より月の満ち欠けは、私たちの体に影響を及ぼすとされ、新月から満月には、栄養素の吸収力が高まり、満月から新月には体内の浄化作用が高まる。」と言われていると北川さん。実際に新月と満月に合わせてハーブの調合が行われている。

“New Moon Herb Tea”(新月)は、マルベリー、ネトル、ローズヒップ、グリーンマテ、レモングラス、スペアミントが配合。“Full Moon Herb Tea”(満月)は、ハイビスカス、ネトル、ローズヒップ、カモミール、ワイルドストロベリー、レモングラスが配合。

大変飲みやすく、ほっとするひと時を自宅で楽しんでみてはいかが。

 

 

◆ 会長のご挨拶

 

奈留しまなび協議会長、山口幹生です。

この度は当ページをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

当協議会は、奈留島をこよなく愛す奈留島の“ばん”(島言葉で兄貴たちへの敬称)たちが集まって、島の行く末を案じ、立ち上がりました。奈留島の行く末は「奈留高校」と共にあると思っています。「今、ぎばらんば(頑張らなきゃ)」「俺たちがぎばらんば」の熱い思いを胸に、奈留島にやってくる留学生と島の子供たちやそれを見守る島民、そして島外の若者らの力も借りて、全員で協力し合い、成長できる島を目指して活動したいと思っています。ぜひ、皆さまのお力をお借りして、「しまなび舎」とシェアハウスの改修をし、事業運営をしたいと思っていますので、ご賛同いただき、ご支援いただけたらと思います。何卒よろしくお願い致します。

 

 

島をこよなく愛す“ばん”たちからも、ご挨拶。

 



◆ ご支援を検討してくださる皆さまへ

  

まずはFAAVOに登録を!

 

クレジットカードを使いたくない方、あるいはFAAVOに登録したくない方、その他、支援のことでわからないことがあれば奈留しまなび協議会事務局まで直接お問合せください。 

 

◆ お問い合わせ先

 

奈留しまなび協議会事務局 (五島市奈留支所内)

住 所:〒853-2292 長崎県五島市奈留町浦1818番地1

電 話:0959-64-3203

担 当:鎌田(かまだ) 上條(かみじょう)

メールアドレス:narushimanabikyogikai76@gmail.com

Instagram:narushimanagikyogikai76、#narushimanabi 

 

最新の活動報告

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  •   こんなにもたくさんの皆さまからご支援をいただけるとは始める前には、夢にも思ってもいませんでした。奈留高校の存続、愛唱歌の「瞳を閉じて」奈留島の未来に多くの皆様の思いを寄せていただき、お一人お一人から心のこもったメッセージをいただき、協議会の山口会長は「感謝の言葉しか浮かばないよ。」と言っております。奈留高校の卒業生を始め、関係者の皆さま本当にありがとうございました。ユーミンファンの皆さま本当にありがとうございました。このプロジェクトを通じて、初めて奈留島を、奈留高校を知ってくださった皆様本当にありがとうございました。ずーっと奈留島を応援してくださっている皆様本当にありがとうございました。皆様のご支援と思いを力にして、「しまなび舎」のオープンに向け、協議会一同で頑張っていきます。 最後に、今年の奈留高校の入学式の写真です。今年は8名の入学生で、全校生徒30名での出発となりました。予測できない状況の中、誰もが経験したことのない入学式となりました。現在、休校中の生徒たちのために、先生方は家庭訪問をして生徒たちを励ましています。山田校長先生が「離島の小さな学校だから、他ではできないことがある。」 とおっしゃっていました。この先のことは、誰も分からないけれど、今できることを一生懸命やってくださっているのだと思いました。「しまなび舎」の進捗や奈留高校の様子をこれからも発信していきますので、ぜひ、応援をよろしくお願いします。皆さまが健康であられることを切に願っております。(記 協議会スタッフ 上條)       もっと見る

  •   皆さんのご支援のおかげで、あともう少しでNexto ゴールも到達しそうです。本当にありがとうございます!!全国的にコロナウィルスの影響で、自粛や縮小が続く中おこなわれた奈留高校の入学式。そんな中でも、学校に続く坂道から正門まで続く桜並木は見事に花を咲かせ、新入生を温かく迎えてくれたのでした。校舎の3階の窓に届くほどに育った桜の木。その中には、島内の地区名が書かれた木札がつけられている木々があります。その由来を子どもたちに島の伝統食を教えている藤原さんから聞くことができました。さかのぼること昭和50年代。奈留高校は校舎の増築や運動場、武道場が造られ、昭和56年(1981年)には、通学路も完成。ところが、通学路には何もなく、殺風景で…。毎朝、何もない坂道を一生懸命上っていく生徒たちが寂しいだろうと、当時のPTAが地区ごとに桜の木を植えようと提案したのだそうです。しかも、自分の地区にある桜の木を持ち寄って。当時、PTAの役員をしていた藤原さんも他の保護者と一緒に何日も桜を探して山に入り、山から掘り出し、高校に移植するまで、すべて人の手で行ったのだそうです。今でも高校に行くたびに自分たちで植えた桜の木を「大きくなれ、おおきくなれ!」と撫でているのだそうで、「島に高校ができたことは本当にうれしかった。だから、絶対に無くなってほしくない。」と藤原さん。全国の皆さんのおかげで、島の人々の思いがいっぱい詰まった高校が一日でも長く続いていかれるのだと思っています。本当にありがとうございます。(記 協議会スタッフ 上條)   もっと見る

  •   奈留高校を卒業した生徒たちは、自分の夢を追うために島を離れ、全員が進学や就職、それぞれの進路へと旅立っていくのです。今年もその季節がやってきました。波止場から見送る同級生たちが「フレーフレー ・・・」船のデッキに立って見送られる生徒がそれに答えて、「フレーフレー 奈留高校!」お互いにエールをかけあいます。それを温かく見守る家族と先生たち。そして、船が動き始めた瞬間、奈留高校の愛唱歌「瞳を閉じて」が港中に響き渡りました。「お母さん、ありがとう!・・・」船が見えなくなるまで、手を振り続ける家族、同級生、先生方の姿がありました。今年は、コロナウィルスの影響で、紙テープもなく、在校生の吹奏楽部による生演奏の「瞳を閉じて」もなかったけれどみんなの温かい思いに包まれた旅立ちの日でした。奈留島では、いくどとなく別れと旅立ちがあるのに、この3月の別れは、なぜこんなにも胸をしめつけるのだろうと思うのでした。 (記 協議会スタッフ 上條) もっと見る

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