はじめに・ご挨拶

清流の国として知られる岐阜県の東部、中津川市で「恵那山」という酒を造る、はざま酒造の杜氏・岩ケ谷 雅之と申します。

私たちはざま酒造は1892年に創業。前身の志水屋時代を含めると200年以上に渡り中山道・中津川宿の街道沿いにて酒造りを行っております。

といっても私が酒造りをはじめたのは、まだほんの5年前のこと。それまでは業務用酒販店のいち営業マン。さらに全くお酒が飲めませんでした。後継者の居ないはざま酒造を自分の働く会社が引き継いだ事がきっかけでこの世界へ飛び込んだのです。もちろん業務命令で!笑

いろいろな不安を抱えながらも飛び込んだこの世界、今でもなんとかやっていけてるのは、酒造りの師匠である「東洋美人」の蔵元、山口県・澄川酒造場の澄川宣史氏のおかげ。酒造りの初チャレンジとなった2015年のBYでは毎年ロンドンで開催される世界最大のコンペティション・IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)のSAKE部門においてシルバーメダルを獲得することができました。


はざま酒造と恵那山

中山道45番目の宿場町・中津川宿の街道沿いの蔵。

           

はざま酒造が蔵を構える岐阜県中津川の市街地を見守るようにして恵那山(えなさん)が屹立しています。恵那山は、中央アルプスの最南端の標高2,191 mの山で、日本百名山及び新・花の百名山に選定されています。
古くは胞山、胞衣山とも書かれ、これは、日本神話において伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美命(イザナミ)が、最高神とされる天照大御神(アマテラスオオミカミ)を生んだ際の胞衣(えな ※胎盤)が山頂に納められているとの伝承によります。 日本最古の歴史書である古事記や日本書紀でも日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が登拝したことが書かれており、多くの伝承を持つ霊山として知られています。 山頂には恵那神社の奥宮があり、この神社には伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)が主祭神として祀られています。

はざま酒造では、この恵那山の伏流水を仕込み水に使います。そしてその清らかな水のごとく澄んだ酒を目指し、酒の名を「恵那山」と名付けました。恵那神社の宮司に名前の使用を求めたところ、快諾とともに「恵那山の 水にて醸す 此の酒を 酌みて我が世は 楽しかりけり」との歌を拝領しました。

            


お酒へのこだわり


「最高の日本酒を世界中の人々へ」

「お米の旨味と甘みをもちならがらも恵那山の澄んだ水のごとく軽やかな飲み口」

私がこの蔵の造りを任されてから目指したのはこの二つのことです。ですから「はざま酒造」の酒造りでは醸造用アルコールは使用していません。いわゆる「純米蔵」です。さらに私どもが使うお米はすべてが精米歩合60%以下、つまり「純米吟醸蔵」とも言えます。もちろんこれが最高であるとは考えてはいません、むしろまだまだな部分の方が圧倒的に多いですが、自分達の目指す酒を考えた時に行き着いた現状での答えです。

また日本酒の美味しさを世界中の人々に知ってもらいたいとの思いから、ロンドンで開催される世界最大のコンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」のSake部門に毎年出品しており「シルバーメダル」を数多く獲得。その縁もあってか世界最難関のワインの資格である「Master of  Wine(マスター・オブ・ワイン)」の有資格者やワイン業界の著名人がはざま酒造の蔵を訪れてくれます。


世界中にたった400名程度しか存在しないワイン業界では最難関の資格「MW(マスター・オブ・ワイン)
写真(右)はニュージーランドで自らのワインを造りながら、ワインコンサルタントとして世界中を駆け回るSam Harrop MW。インターナショナル・ワイン・チャレンジにSAKE部門を創設するなど、ワインだけでなくSAKEに関しても膨大な知識を持つ

Dr. Jamie Goode(ジェイミー グッド博士)はマスター・オブ・ワインにも一目置かれ、絶大な信頼を集めるワインジャーナリスト

ニューヨークで活躍する女性MW、Christy Canterbury MWとJean Reilly MW。テクニカルな事からマーケティングに関する質問まで幅広い切り口での質問にたどたどしい英語で答えた一日。


プロジェクトで実現したいこと

酒造りをはじめて、少しづつ日本や世界の皆様に楽しんで頂けるようになった「恵那山」ですが、3月からの新型コロナウイルスの影響で国内の販売量が大きく減ってしまいました。同時に当たり前のことですが海外への輸出は全くなくなってしまいました。

私たちのような小さな蔵の酒造りは冬の間に一年分の販売量を予測し仕込みを行っています。そしてそのお酒はフレッシュで軽やかな味わいを目指しているため、いくら冷蔵庫で保管しているとは言え造りから一年以上経過してしまえば、少なからず味わいに影響が出てきます。

味わいに影響が出始めたお酒を飲んでいただきたくはないので、そうなってしまった場合は何らかの対処をしなければなりません。


まだまだ酒造り関しては若輩者ではありますが、想いを込めて造ったお酒です。そこで、このページをご覧いただいて少しでも「恵那山」に興味を持っていただいた方がいらっしゃったらぜひ一度、「恵那山」を飲んでいただきたいと思い参加させていただきました。



リターンのご紹介

昔ながらの「通い徳利」を現代に合わせてステンレスで復活させました。すべてのリターンにはこの「カヨイ・ステンレスボトル」が付きます。

左:カヨイ・ステンレスボトル
右:はざま酒造で昔貸し出していた通い徳利

昔の消費者は酒屋(酒蔵)から通い徳利を借り受け、それを持って酒屋に行き、好きな量を徳利に詰めてもらって家に持ち帰っていました。今回、その「通い徳利」を ステンレスボトルで復活させました。


すべてのリターンには、この「カヨイ・ステンレスボトル(500ml) 」に令和2年BYのしぼりたて新酒 純米吟醸を詰めてお届けいたします。

このカヨイ・ステンレスボトルを持って蔵に来ていただくと、特典としてその時期のオススメのお酒を無料でボトルに詰めさせていただきます。(発送から1年有効・月一回まで)


A. カヨイ・ステンボトル&純米吟醸セット/7,000円

・純米吟醸しぼりたて(令和2 By)入りカヨイ・ステンボトル(500ml)*非売品
・恵那山 純米吟醸 山田錦 720ml×1本

カヨイボトルを持って蔵に来ていただいた方に、その時期におすすめのお酒を無料で詰めさせていただきます。(お届けより1年間有効・月1回まで)

<インターナショナル・ワイン・チャレンジ SAKE>
2016 シルバーメダル
2018 シルバーメダル
2019 ブロンズメダル

<岐阜県新酒鑑評会>
平成30年 岐阜県知事賞(首位)
平成31年 連合会長賞
令和2年  連合会長賞


今年仕込んだしぼりたての新酒とはざま酒造のフラグシップ・純米吟醸 山田錦のセットです。山田錦を50%精米しフレッシュさとお米の甘みやうま味のバランスの良さを信条としています。


(ステンレスボトルのロゴは若干変更になる可能性があります)


B. カヨイ・ステンボトル& 純米大吟醸セット / 10,000円

・純米吟醸しぼりたて(令和2 By)入りカヨイ・ステンボトル(500ml)*非売品
・純米大吟醸 ”澄川” 720ml × 1本
・恵那山 純米大吟醸 720ml ×1本

カヨイボトルを持って蔵に来ていただいた方に、その時期におすすめのお酒を無料で詰めさせていただきます。(お届けより1年間有効・月1回まで)


はざま酒造の醸造コンサルタントである「東洋美人」蔵元・澄川酒造場の澄川宜史氏の名を冠した『恵那山 純米大吟醸 澄川』。 恵那山で唯一、澄川の文字の入った恵那山の最高峰のお酒と純米大吟醸をセットにしたとても贅沢なリターンです。
澄川は純米大吟醸の香味のバランスに優れた中取り部分を汲んで瓶詰め。上品で華やかな吟醸香、透明感のある米の甘旨味とすっと消えていく飲み口のお酒です。

(ステンレスボトルのロゴは若干変更になる可能性があります)




C. カヨイ・ステンボトル & スタンダード・フルラインナップ 4本セット / 10,000円

カヨイボトルを持って蔵に来ていただいた方に、その時期におすすめのお酒を無料で詰めさせていただきます。(お届けより1年間有効・月1回まで) 


恵那山の定番酒すべてのラインナップを楽しんで下さい!

・純米吟醸しぼりたて(令和2 By)入りカヨイ・ステンボトル(500ml)*非売品
・純米大吟醸 720ml × 1本
・純米吟醸 山田錦 720ml × 1本
・純米吟醸 ひだほまれ 720ml × 1本
・純米 × 1本

(ステンレスボトルのロゴは若干変更になる可能性があります)


最後に

現在、我々はざま酒造は私と二人の蔵人で酒造りを行い、生産量は300石(一升瓶30000本)とかなり小さな蔵です。お取引させていただいている酒屋さんも数十軒しかないため、まだまだ全国的な知名度は高くはありません。

しかし、一度飲んでいただいた方には「とても美味しい」とのお声をいただき、少しづつですが「恵那山」の名が広がっているとの実感はあります。

冒頭では、「せっかくのお酒を無駄にしたくない」といいましたが、何より「たくさんの方に恵那山を知っていただきたい」というのが本音です。

この冬、皆さんのご家庭のテーブルに並ぶたくさんの美味しいお料理の隣に恵那山があることを期待しています。


ご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。



■はざま酒造株式会社
岐阜県中津川市本町4丁目1番51号
TEL:0573-65-4106
FAX:0573-65-6233

公式Web 
http://enasan.jp/

オンラインSHOP
https://enasan.shop-pro.jp/

 


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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