1,無人古書店「ほん、と」を高千穂でオープンします
こんにちは、無人古書店ほん、と高千穂の店長の佐藤翔平と言います。
今回、高千穂の天岩戸神社前の商店街で空き店舗をリノベーションして無人の古書店「ほん、と」をオープンさせます。
「ほん、と」はどんなお店かと言うと、本と、人と、商店街に出会うお店です。
店員はいないんですけどね。
2,「ほん、と」のコンセプト
ほん、とは日南市の油津で生まれました。
「奇跡の商店街」と呼ばれている日南市の油津商店街でほん、とは生まれました。
今も商店街の一角にあり誰かが置いたいった本がハブになり沢山の人がつながっています。本を読んだ感想や気持ちが書かれたカードが沢山掲示されていてとても気持ちのよい空間です。
その「ほん、と」 のコンセプトは
「読んでみてよ。ほんと面白いから」
「ほん、と」は古本を取扱う本屋です。
誰かが読んだ本が、他の人にも読んで欲しいという気持ちと一緒に、並んでいます。
本を通して、人と出会う。読んだ人は、感想を伝えられる。本を並べた人は、誰かから感想をもらえるかも。そんな本屋です。そんな「ほん、と」のことを少し紹介させて下さい。
3,「ほん、と」の特徴
①並んでいる本は誰かが選んだ本
②無人であること
③感想を伝える「ほん、と」カード
④あなたへの本棚
①並ぶ本は誰かが選んだ本
「ほん、と」に並ぶ本のほとんどは、誰かが寄付してくれた本か選んだ本です。大型書店やネットで買う場合、そこで受け取るのは「本」だけ。ですが、ここには本を寄付した方と本を買った人が、繋がる仕組みがあります。自分がオススメした本の感想が返ってきたら、嬉しいですよね。誰もいないお店なのに、人と繋がれるという不思議なお店です。
②無人であること
「ほん、と」は無人の本屋です。会計システムはガチャガチャで、価格は200円、500円、700円、1000円の4種類。小さいお店に店員さんがいると、立ち寄りにくかったり、勇気を出して入っても気まずいな…と感じる方もいらっしゃるかと思います。無人にすることで、そういった人たちが気軽に入りやすく本を手に取りやすい環境をつくることができると思っています。
③感想を伝える「ほん、と カード」
店内に、名刺サイズの「ほん、と カード」を置きます。「ほん、と カード」は、ここで出会った本の感想や「ほん、と」への感想などを自由にご記入いただけるもの。書いていただいた感想は、店内の掲示板に掲示したりSNSで紹介させていただきます。宛名が書いてあるものは、本人に届けます。遠方から来られた方は、送っていただいてももちろん大丈夫です。寄付をする際に、その本にメッセージを添えたい方はぜひ「ほん、とカード」に言葉を添えて置いていってくださいね。
④あなたへの本棚
「あなたへの本棚」にある本は一冊だけ。そして、横にはその本のオススメコメントが書かれたメッセージカードが置かれています。「あなたへの本棚」の本を買うときは、ルールがあります。
・オススメコメントが書いてあるカードも一緒に持って帰ること
・自分が持ってきた本、もしくは店内にある本を選んで、あなたへの本棚に置くこと
・その本を選んだ理由や、本の好きな言葉をカードに書いておくこと
「紹介された本を買っていただけるなら、あなたも何か紹介しませんか?」そんな本棚です。本を紹介することで人と繋がっていきます。立ち寄ったら、「あ、私が紹介した本と違う本になっている」ってこともあるかもしれません。誰かがコメントも一緒に連れて帰ってくれたってことですね。
4,高千穂の観光地の商店街で「ほん、と」を開く理由
今回は高千穂の観光地、天岩戸神社前の商店街でほん、とを開店します。
ほん、と高千穂ができる商店街は年間100万人以上の観光客が訪れる高千穂の中心地にあります。
しかし、新型コロナウイルスの影響で観光客は激減し、町の商店も活気がなくなっていました。私自身も別店舗の契約を切らざるを得ない状況やなど苦しいときがありました。ほん、ともリノベーションする前は空き店舗の状態。
それに年間100万人以上の観光客の方が訪れるとはいえ、来てくれるかたは有名観光地に行ってお宿に泊まり高千穂を離れる人も少くありません。きっと高千穂の人と触れ合う機会がもっとあればもっと楽しい旅になると思います。
地元の人間でも、この商店街で遊んだりすることは少なくなってきました。故に商店も賑わいを失っていりところもあります。
ただ、私は小さいころから、駄菓子を買って食べて遊んだり、お祭りの時は神輿を担いで歩いた商店街を、また人と人とが出会い、地元の人も観光客もお話したり遊んだりする商店街にしたいと思っています。
本を通じて人が出会い、つながり、この商店街の事を、好きになってくれるそんな商店街にしていきたいです。
本と商店街を通じて、誰かと誰かが、人と人がつながる。そう思うとワクワクします。
現在ほん、と高千穂は改装中で、10月17日のオープンに向けて準備中です!
5,ほん、とは小さなマルシェにもなります。
基本、無人の古書店ですが、ほん、と高千穂は小さなマルシェにもなるお店です。
ほん、と◯◯
ほん、と コーヒー
ほん、と 雑貨
ほん、と 高千穂のお米やお野菜
ほん、と高千穂はシェアスペースがおり、そこで様々なほん、と〇〇に出来ます。
例えば、、コーヒースタンドで出店したり、雑貨を販売したり、採れたての野菜を販売したり、日頃は他の場所でお店をしてるけど今日はほん、とでイベント出店していたりなど、日替りや週替りでほん、と誰かがお店で出迎えてくれます。
一期一会な出会いかもしれませんが、ほん、とに人が集まり、この商店街が人が行き交う商店街になると嬉しいです。
そして、ほん、とのシェアスペースを使ってみたい方がいらっしゃったらぜひ教えてくださいね。
リターンにシェアスペース利用券も設定してますので、ぜひご覧ください。
6,メッセージ
ほん、と高千穂開店にあたり、ほん、と油津の店長杉本さんよりメッセージを頂きました。
「本って誰かと繋がれたり、お話できたり、紙に印刷された物語の外にひろがる物語が面白いなぁって思います。ほん、と 何ができるかなって、去年油津商店街でひらいたお店の二号店が大好きな高千穂にできることが嬉しいです。いい空間になるんだろうなぁ。ほん、とに。」
ほん、とに油津と高千穂でいろんなコラボイベントも行って行きたいです!
7,資金の使い道及びリターンについて
今回のクラウドファンディングの支援金は開業資金の一部に充てさせていただきます。
例:
・お金の管理をしてくれるガチャガチャ筐体
・本をおいていきたくなるような棚
・誰かにおすすめしたくなるお店にするための内装費
・念のための防犯カメラ
・お店に入りたくなるような看板作成費
・ちゃんとお店にするための申請費用
・支援していただいた方へのお返し
リターンについては下記の通り2パターンでご用意しております。
ほん、とに遊びに行ってみたい方向けと、ほん、とを使ってみたいかた用で2パターンです。
詳しくはリターン詳細をご覧ください。
8,スケジュール
10月13日 クラウドファンディング開始
10月17日 ほん、と高千穂 本オープン
10月31日 クラウドファンディング終了
9,問い合わせさき
ほん、と高千穂
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸796-3
店主:佐藤 翔平
メール:info@takachiho.in
誰かに読んで欲しい本を寄付してくださる方おりましたら、お手数ですがご連絡頂けますと幸いです。県内の近い地域の場合、直接受け取りに伺わせていただきます。
10,最後に
地方創生だ!って言われて5年ほど経ちますし、日本全国で空き家をリノベしてなにかやるぞ!ってプロジェクトがあって月並みの今回のチャレンジですが、チャレンジャーがどうとか、仕掛け人がどうとかじゃなくて、自分が暮らしてて楽しい、やってて楽しいがベースにあって、それになるためにどうしたらよいかを考えて行動したらいいだけだし、そうじゃないのであればそれも正解だと思います。自分を信じて楽しい未来をデザインしていきます。
それでは本件についてもご声援のほどよろしくお願い致します!
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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